投資初心者がいきなり個別株投資を始めるのはハードルが高いかもしれません。
なぜなら、各銘柄の業績を把握するために決算書の読み方を理解しておく必要があるうえ、成長性の高い株を見つけるには日々情報収集に励む必要があるからです。
そこで、投資初心者におすすめしたいのが、投資の専門的知識が少なくて済むインデックス投資。
この記事では、インデックス投資の基礎知識やメリット・デメリットを解説します。
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初心者にもおすすめの「インデックス投資」とは?
投資は種類によってさまざまな分類ができますが、株式指数に連動する「インデックス投資」と、市場平均以上の成果を目指す「アクティブ投資」に分けることができます。
それぞれの意味や特徴について確認しましょう。
インデックス投資とは?
株式には、さまざまな指数(インデックス)があります。
株式指数は市場全体もしくは有名株の値動きから算出されるもので、日本の場合は日経平均株価、アメリカであればNYダウなどが有名です。
インデックス投資とは、こうした株式指数の値動きに連動する投資信託商品を購入する投資方針のことです。
各銘柄の専門的な知見がなくても、指数を確認するだけで投資可能なため、初心者でも簡単に始めることができます。
アクティブ投資とは?
アクティブ投資とは、指数連動型のインデックス投資信託と違い、将来性の高いと思われる銘柄で運用される投資信託商品を使って投資をすることです。
アクティブ型の投資信託を運用するファンドは、現在利益が出ていなくても将来性のある銘柄に投資をするため、インデックス投資よりもハイリスク・ハイリターンなのが特徴。
運用が上手くいけば、インデックス投資よりも利益を得られる可能性がありますが、その分、大きな損失がでることもあります。
▼初心者向けの投資のやり方を他にも知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
インデックス投資を行う3つのメリット
アクティブ投資するかインデックス投資にするか、迷っている人もいるでしょう。
インデックス投資には、投資初心者に嬉しい3つのメリットがあります。
- 値動きを読みやすい
- 低コストで始められる
- 低コストで始められる
それでは、インデックス投資のメリットを詳しく解説していきます。
合わせて、コスト面からリスク面まで、インデックス投資の特徴も紹介するので、投資初心者は続きを読んでみてください。
値動きを読みやすい
インデックス投資のメリット1つ目は、値動きが読みやすいこと。
インデックス投資の基準価格は株式指数に連動するため、景気全体の流れを読むだけで運用ができます。
国・世界全体の景気を判断しながら景気が悪い時には買うのを控えれば良いため、難しい知識は要りません。
今後どのサービスが普及しそうか判断しなければならないアクティブ投資に比べ、最低限の情報収集のみで済むので、インデックス投資は初心者向けの投資手法といえます。
低コストで始められる
インデックス投資のメリット2つ目は、低コストで始められること。
投資信託には信託報酬が発生します。
これは投資信託を購入する投資家が投資信託を運用するファンドへの報酬として支払う手数料ですが、直接支払うのではなく基準価額の設定時に差し引かれる仕組みです。
インデックス投資の信託報酬は年率1%未満のものが多いですが、アクティブ投資の場合はファンドに負担がかかるため1.5%以上のものも。
そのため、投資家にとってはインデックス投資の方が低コストになります。
分散投資できる
インデックス投資のメリット3つ目は、分散投資できること。
日経平均株価に連動する投資信託を例に挙げてみましょう。
日経平均株価は、上場企業のうち代表的な225の銘柄の株価から算出される指数です。
このため日経平均株価に連動するインデックス投資型の投資信託を購入した場合、投資家は間接的に225銘柄の株に投資したことになります。
投資で大損しないためにはリスク分散が欠かせませんが、個別株で225銘柄も購入しようとした場合、莫大な資金が必要です。
一方で、インデックス型の投資信託なら少額から購入可能なため、個人投資家でも分散投資ができるメリットがあります。
インデックス投資の注意点とは?
インデックス投資は、初心者にとってメリットの多い運用方法ですが、注意点もあります。
インデックス投資を検討している方は、注意点も把握したうえで始めるようしましょう。
ローリスク・ローリターン
インデックス投資は、ローリスク・ローリターンな運用方法です。
過去のチャートを確認すると分かりますが、株式指数はショック時でない限り大きく変動することはありません。
そのため、株式指数に連動しているインデックス型の投資信託では、短期間に利益を得ることは難しいと理解しておきましょう。
その反面、インデックス投資は長期運用すれば少しずつ資産が増える可能性が高いため、長期間の積立投資には適した方法と言えます。
投資の勉強にはなりにくい
インデックス投資は、基本的に長期保有で資産を増やす運用方法のため、値動きを読んで売買を繰り返すことは行いません。
投資家が運用中にすべきことは特にないため、投資の勉強にはなりにくいです。
これに対し、アクティブ投資では自分で将来性を判断しながら、投資信託商品を選ぶことになります。
企業の将来性を把握するには少なからずテクノロジーや財務関係の知識欠かせないため、投資をしながら知識を得ることができます。
インデックス投資しながら情報を集め、慣れてきたらアクティブ投資も検討してみると良いでしょう。
インデックス投資を始めるための3ステップ
ここまで記事を読んだ方は、インデックス投資の特徴を把握できたと思います。
実際にインデックス投資を始めたくなった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
インデックス投資を始めるのに難しい手続きはなく、以下の3ステップで始められますよ。
- 口座を開設する
- 投資先を選ぶ
- 積立設定をする
それでは、インデックス投資を始めるための3つのステップを詳しくみていきましょう。
1.口座を開設する
銀行にお金を預けるとき同様に、投資を始めるには証券会社の口座を開設する必要があります。
まずネットで証券会社のHPにアクセスし、投資信託購入用の口座を開設します。
口座には一般口座のほか特定口座やNISA口座などがあるため、自分にあったものを選びましょう。
必要事項を入力し、マイナンバーカードなどの本人確認書類を画像としてアップロードすることで、取引が可能になります。
口座を開設したら銀行ATMを通じて、購入用の資金を入金しておきましょう。
2.投資先を選ぶ
口座を開設したら、入金額の範囲内で投資信託商品が購入可能になります。
インデックス投資を始める場合、日経平均やNYダウなどの指数に連動する商品を選びましょう。
インデックス型の投資信託の中でも、「資産均等」や「バランス」といった言葉を含むものは、複数の資産クラスに分散投資ができる商品。
1本で国内外の株式・債券・REITなどに投資ができます。
3.積立設定をする
インデックス投資は長期での積立投資に適しています。
もちろんスポット購入もできますが、積立設定をしておけば、毎月一定額ずつ購入ができるため買い忘れを防げます。
ただし、余剰資金のすべてを積立ててしまうと、急な出費が発生したときに困ってしまうことも。
積立設定額は、現状の収支を把握したうえで無理のない金額を設定しましょう。
インデックス投資の成功率を上げる商品の選び方
インデックス投資の成功率を上げる商品の選び方のポイントは3つあります。
- 手数料が安い商品を選ぶ
- 投資方針で選ぶ
- 純資産残高が高いものを選ぶ
インデックス投資の商品を選ぶうえで、手数料は重要なポイントです。
手数料は商品によって異なりますが、投資の結果に大きく影響するため、なるべく安い商品を選ぶようにしましょう。
次に、商品の投資方針を確認する必要があります。
同じインデックス投資の商品でも、連動する指数や投資先の地域、資産クラスがそれぞれ異なるためです。
最後に純資産残高も選ぶ際のポイントです。
投資信託の純資産残高は運用されている額の総額を意味しており、金額が大きいほどその投資信託に資金が集まっているという意味になります。
純資産残高の多い方が安定した運用ができるため、純資産残高が極端に少ない商品は避けるのが望ましいです。
おすすめのインデックス型投資信託3選
インデックス投資を始めようと思っても、最初はどの商品を選べば良いか分からないかもしれません。
インデックス投資ができる商品は、どの指数と連動しているかで分類できます。
ここからは、おすすめのインデックス型投資信託3選をお伝えします。
日経平均株価連動型
日経平均株価は、国内の代表的な225銘柄の平均株価。
日経平均株価連動のインデックス型投資信託なら、間接的に日本株への分散投資が可能です。
国内株のニュースは得やすいですし、日本にいれば景気感をつかみやすいので初心者におすすめです。
世界景気が停滞している局面では円が買われ、円高になる傾向にあります。
近年では日本の経済成長が鈍化しているとのニュースも聞かれますが、日本の資産はそれだけ安全性が高いと世界中から認識されているのです。
そのため、日経平均連動型の商品はローリスクな商品と言えます。
S&P 500連動型
S&P 500はニューヨーク証券取引所などアメリカに上場している主要銘柄500社の株価から算出される指数で、米国市場全体の動きをほぼ反映しています。
アメリカの指数は一時的なショックを除いて長期的には上昇し続けており、アメリカ経済の繁栄を象徴しています。
S&P 500連動のインデックス型投資信託は人気のため手数料が比較的低く抑えられているのが特徴です。
全世界バランス型
全世界バランス型のインデックス投資信託は、日本やアメリカなど、主要先進国の銘柄の値動きに連動するように運用される商品です。
世界各国への分散投資ができるため、他のインデックス投資商品よりも、さらにリスクが分散されています。
ローリスクな分、ローリターンとなってしまいますが、コロナショックやリーマンショックなどのショック時を除けば安定した利益を見込めるため、長期投資にはおすすめです。
▼投資信託について詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
インデックス投資で資産運用を始めよう
専門的な知識がなくても始められ、少額から分散投資できるため、インデックス投資は初心者におすすめです。
インデックス投資では、短期的に大きな利益は見込めませんが、長期積立で運用するには良いでしょう。
インデックス投資は、投資先が分散されるためローリスクではありますが、あくまでも投資商品のため元本割れする可能性があります。
運用額は資産状況や収支を把握しながら無理のない範囲にしておかなくてはなりません。
これから投資を始める方は、投資家への第一歩としてインデックス投資を考えてみてはいかがでしょうか。
また、自分に適した投資方法が分からない方は、プロに相談してみましょう。
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