金融営業へ転職するには?元トップセールスマンが教える年収アップを実現する秘訣とは

監修者
株式会社400F キャリアアドバイザー
戸泉 邦康
元外資系生命保険会社勤務/COT 5回/MDRT 連続11回/MDRT終身会員 年間成績で上位0.28%に入り、支社・営業所チャンピオンを経験
このキャリアアドバイザーに相談する
  • 営業職でノルマを達成しても収入が上がらない
  • 営業職なのに出社が多く、働き方が合っていない気がする
  • 営業として本当に実力がついているかがわからない

このように悩まれていて、営業職として今のままでいいのか、転職も考えるけど営業の経験を活かせる仕事はあるのかわからないという方も多いのではないでしょうか?

本記事では、元外資生保のトップセールスで現役キャリアアドバイザーの戸泉が、営業職としてのキャリアと年収を上げる方法についてお伝えします。

結論からお伝えすると、営業職の中でも金融営業をおすすめします!

金融営業として成功し、収入を劇的にアップさせ自由な生活を実現したい方は、ぜひ最後までお読みください。

目次

金融営業の仕事とは?金融系企業5つを紹介

営業と一言で言っても、実際には様々な業界や商材が存在します。
有形商材か無形商材かでも、営業の仕事内容は大きく変わります。

たとえば、車や家を販売する営業職の場合、試乗やモデルルームの内覧を通じてお客様の購買意欲を高めることが可能です。

一方で、金融商品などは実際の商品を見せるのは難しく、Webや紙の資料と営業マンのプレゼンだけで契約に繋げる必要があります。
商品の購入によって、いかにお客様のライフスタイルが良くなるのかを想像してもらえるよう伝えるのが重要です。

ここでは、金融商品を扱う企業の代表的な5つの企業について説明します。

1.保険会社

保険会社の営業職は、個人や法人に対して生命保険、医療保険、損害保険などの商品を提案・販売する役割を担っています。

単なる保険商品販売にとどまらず、顧客のライフプランや将来のリスクに寄り添うアドバイザーとしての側面も持つため、金融や経済・社会保障制度など幅広い知識が求められるでしょう。

また、保険業界は常に変化しており、新商品の登場や税制・社会保障制度の変更などにも柔軟に対応する必要があります。
継続的な学習と自己研鑽が、長期的な成功の鍵となるでしょう。

なお、ノルマ達成のためのプレッシャーなどはあるものの、成果報酬型の企業も多く、結果を出すほど高収入を得られる可能性はあります。

2.メガバンク

メガバンクの営業職は、個人向けと法人向けとで扱う商品が大きく異なります。
個人向けでは、預金、ローン、資産運用商品などを提案するのが仕事です。

一方、法人向けでは融資や決済サービス、M&Aなどの提案を行います。

メガバンクならではの安定性や、明確なキャリアパス、幅広い金融商品が扱える点が魅力と言えるでしょう。

3.証券会社

証券会社では、主に株式や債券、投資信託などの金融商品を個人投資家や法人に提案します。
その仕事内容は多岐にわたり、高度な専門知識と高いコミュニケーション能力が求められます。

特に個人投資家向けの営業の場合、お客さまと二人三脚で寄り添っていく必要があるため、営業力がより問われるでしょう。

求められる知識やスキルが高い分、成果に対する報酬も高くなる傾向にあります。

4.カード会社

カード会社の営業職は、クレジットカードの新規獲得や利用促進、加盟店開拓などを行います。
個人向けと法人向けの両方があり、顧客のライフスタイルや事業ニーズに合わせた提案が求められます。

キャッシュレス化が大きく進展して需要が高まっていることもあり、比較的入りやすい業界です。

テクノロジーの進化と顧客ニーズの変化に敏感であることが、この職種で成功する鍵となるでしょう。

5.Fintech企業

Fintech企業は、金融(Finance)と技術(Technology)を組み合わせた新しい金融サービスを提供する企業です。

AI活用やブロックチェーン技術を活用した金融サービス、顧客のデジタルトランスフォーメーション(DX)支援など、最新テクノロジーを駆使した金融商品の提案を行います。

Fintech企業の営業職は、従来の金融業界の枠を超えた新しい価値を提供することが求められます。

急成長している業界でもあるため、最新技術に触れたり、ベンチャー企業特有の柔軟な働き方を求める人にもおすすめの業界と言えます。

自分に合った営業スタイルとは?代表的な3タイプを紹介

営業スタイルは大きく分けて、以下の3つのタイプがあります。

  • 新規開拓営業
  • ルート営業
  • 反響営業

業界や企業によって、どの営業スタイルがメインとなるかは異なります。

それぞれの特徴を理解し、自分に合ったスタイルを見つけることが重要です。

1.新規開拓営業

新規開拓営業は、これまで取引のない顧客に対してアプローチし、新たな商談を生み出す営業スタイルです。

保険・証券会社の営業職などは、店舗型のビジネスではなく、集客のための広告やマーケティングを行わないケースが多いため、営業マンはマーケティング活動(集客)とその見込顧客へのアポイントの獲得から提案・商談をしていくなど、営業活動の全てを担います。

このタイプの営業は自分で見込顧客を探す必要があり、見込顧客の発見が仕事の9割とも言われます。

待っていてもお客さまは来てくださらないため、自主性と積極性が求められる仕事です。

2.ルート営業

ルート営業は、既存の顧客を定期的に訪問し、継続的な取引を維持・拡大する営業スタイルです。

金融営業の場合、メガバンクの法人営業担当が、担当企業を定期的に訪問し、新しい金融商品やサービスを提案するケースが考えられます。
安定した顧客基盤があり、長期的な信頼関係の構築の上で、契約数や金額の向上を目指すことが求められます。

既存顧客が相手のため、飛び込み営業などが求められることは基本的になく、計画的な業務遂行が可能なのも特徴です。

3. 反響営業

反響営業は、顧客からの問い合わせや来店に対応する営業スタイルで、車のディーラーや不動産会社などがイメージしやすいでしょう。

金融営業の場合は、銀行の口座開設やクレジットカードの新規発行などの店舗来店型や、オンライン証券会社・ネット銀行などの資料請求や問い合わせを入り口にした営業活動が考えられます。

購入意欲が比較的高いお客さまが相手となるため、高い成約率が期待できるのが特徴です。

顧客ニーズが明確な分顧客の期待値が高いので、高度なコミュニケーションスキルや専門知識が求められます。
金融営業への転職を目指す場合、自分の性格やスキルを活かせる営業ができる企業を探す必要があります。

すでに営業経験がある方は、まずは自分の営業職がどのタイプなのかを把握することが重要で、どんな営業スタイルに興味や適性があるかもイメージすると良いでしょう。

もし今の営業スタイルが合っていないと感じており、自分がどのタイプに適性があるのかを知りたい場合は、金融営業への転職に強い「オカネコ転職」のキャリアアドバイザーに相談してみてはいかがでしょうか。

面談を通じてあなたの営業としての適性を見極めた上で、存分に力を発揮できる企業の求人をご紹介いたします。

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収入にも直結!金融営業の3つの顧客タイプとは

金融営業における顧客タイプは、主に以下の3つに分類されます。

それぞれのタイプによって、必要なスキルや収入のポテンシャルが異なります。

個人

個人顧客向けの金融営業は、一般的な消費者を対象としています。

比較的小口の取引が多く、成果を出すにはとにかく数をこなすことが重要です。
また、対個人での営業は特に長期的な関係性を築くために、高いコミュニケーション能力が求められます。

収入面に関しては、安定した基本給と成果に応じた歩合給の組み合わせが多く、契約を多く獲得することで収入を伸ばすことが可能です。

法人

法人顧客向けの金融営業は、企業や団体を対象としており、個人と比べてかなり大口の取引が期待できます。

比較的大型の案件が多く即時成約させることは難しいため、専門的な知識を身につけながら長期的な関係構築をしていくのが重要です。

収入面では基本給に加えて、大型案件を成約できれば高額なボーナスが期待できるでしょう。

富裕層

富裕層向けの金融営業は、高額な資産を持つ個人投資家などが対象で、個人に比べて非常に大口の取引が可能です。
資産運用や不動産投資のアドバイス、税務対策や相続に関する相談など、高度な金融知識と提案力が求められます。

顧客の多額の資産や人生に大きく影響する仕事のため、高いプレッシャーはありますが、成果に大きく連動した高額な報酬が得られる可能性があるのが特徴です。

個人から法人になるにつれ、数よりも質を求められるようになり、また提案金額も大きくなる傾向にあります。

低単価の商品をたくさん売りたいのか、高単価な商材を提案したいのか、どちらに適性があるのかは人によって異なります。

これらの顧客タイプの中で、自分の強みを活かせるターゲットを選ぶことで、より高い成果と収入を得られる可能性が高まるでしょう。

金融営業の転職で見るべきポイントは?

金融営業への転職を考える際、以下の3つのポイントを重視することをおすすめします。

  • 働き方
  • 収入面
  • 成長できる環境か

自分のライフワークバランスを考え、理想とする職場を見つけましょう。

働き方

金融営業の働き方は、企業や職種によって大きく異なります。

勤務時間が固定制なのか、成果さえ出せば柔軟に働ける裁量労働制なのかでも生活スタイルは大きく変わります。
また、店舗型で毎日出社が必要なのか、リモートワークが可能なのかも働き方の幅が増えた現在は非常に重要な項目でしょう。

さらに、企業規模にもよりますが全国転勤があるのか、地域限定なのかも特に家族を持つ方をはじめ長期的に働くことを考えた場合、しっかり検討したいポイントです。

自分のライフスタイルに合った働き方を選ぶことが、長期的なキャリア成功につながります。

収入面

金融営業の収入構造は多岐に渡ります。

メーカーの営業のように固定給が中心の場合は安定性が高い一方で、成果による大幅な収入増加は期待しづらいです。

一方で金融営業などはフルコミッションの歩合給を採用しているケースが多く、成果次第で数千万円〜数億円と高収入を実現可能ですが、逆に成果が出なければ最低賃金になる場合もあり、安定性には欠けてしまいます。

自分のリスクの許容度や、収入目標に合わせて選ぶのが大切です。

応募先の企業がどちらの給与形態なのかは、転職エージェントに相談すれば実態に即した詳細を知ることができます。

成長できる環境か

営業経験者の方の中には、外の世界で自分の実力を知りたいと考える求職者さまもいるでしょう。

教育プログラムが充実しているか、明確なキャリアパスが描かれているか、資格取得のサポートはあるかなど、比較検討したいポイントはいくつもあります。
また、周りの人たちと切磋琢磨できる、自然と頑張れる環境こそが自己成長につながるでしょう。

自己成長の機会が豊富な環境を選ぶことで、結果的に収入が上がる可能性もあり、かつ長期的なキャリア展望が開けます。

これらのポイントを総合的に評価し、自分に最適な転職先を見つけることが成功への近道です。

入社してから「聞いてた話と違う」などとミスマッチが発生しないよう、求人票の情報だけを鵜呑みにせず、気になる点があればプロのキャリアアドバイザーに遠慮なく相談してください。

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元外資生保トップセールスがおすすめする金融営業の環境とは

金融営業の中でも、私自身が経験をしてきた生命保険のフルコミッション営業はおすすめです。

生命保険業界では、業界全体の上位約3%の営業成績優秀者にのみ与えられるMDRTという称号があります。
MDRT基準は世界中に存在するため、認定されると日本国内にとどまらず、世界大会にも参加でき、グローバルなネットワークを構築し、さらなる成長の機会を得ることが可能です。

また、フルコミッション制は、成果が直接収入に反映されます。

つまり、努力次第で非常に高い収入を得ることが可能で、トップセールスともなれば、一営業マンにも関わらずスポーツ選手や芸能人、経営者、ドクターレベルでの年収を実現することも珍しくありません。

営業として自己成長をしながら、あなたの夢や、希望のライフスタイルを手に入れられる可能性は十分にあります。
とても厳しい環境ではありますが、そういう環境に身を置いてこそ営業として成長でき、その分の見返りも得られるものです。

営業の世界で、スポーツ選手や芸能人のようなビジネスアスリートを目指したいという方は、保険営業にチャレンジされてみてはいかがでしょうか。

「オカネコ転職」では、そんな営業マンの方のチャレンジを応援しております。

まとめ

金融営業への転職は、キャリアアップと収入アップの大きなチャンスです。

ただし、転職を成功させるためには、自分自身の適性や希望をしっかりと見極め、慎重に選択することが重要です。
そのためには、業界や企業についての深い理解と、自己分析が欠かせません。

転職を考えている方は、ぜひプロのアドバイスを受けることをおすすめします。

「オカネコ転職」では、金融業界に精通したキャリアアドバイザーが、あなたの理想のキャリアプランの実現をサポートいたします。

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