
※「お金の健康診断」は2023年3月「オカネコ」に名称を変更しました。
全国のお金のプロに無料でチャット相談ができる「オカネコ」。資産運用や住宅ローン、保険などあらゆるお金のプロに出会うことができます。
この記事ではオカネコに登録する多数のお金のプロの中から1名をピックアップして、アドバイザーの経歴や考え方などをご紹介。
今回は、がんの知見やネットワークの広さからがん対策の提案を得意とし、万一に備えた保障を提案するファイナンシャルプランナー 川原 拓人さんの『マイストーリー』をご紹介します。
川原さんのストーリー
- 山口県の宇部工業高等専門学校で物質工学を学ぶ。卒業後は化学バイオの工場に就職
- 会社を辞めて上京し、IT企業に転職。プログラマーの仕事をこなしつつ、副業で不動産売買事業を始める
- ヘッドハンティングを受け、2019年に不動産会社の取締役に就任。1年間任期を務める
- 2020年にFP事務所・株式会社Central Dogmaを設立
- 保険代理店の株式会社ファーストプレイスの執行役員に就任。がんに関する知見やネットワークの広さを強みに、情報提供や保険商品のご提案を行う
「お金の学びを提供することで、大切な家族と豊かに過ごせる方を増やしたい」とFP事務所を設立
ーはじめに、金融業界に入られてからのキャリアについて教えてください。
副業で不動産売買の事業を始めたとき、ヘッドハンティングの声がかかり、小さな不動産会社の取締役を1年間務めることになったんです。
それから、不動産以外にも幅広い事業をやってみようと考え、2020年にFP事務所の株式会社Central Dogma(セントラルドグマ)を設立。その翌年には保険代理店の株式会社ファーストプレイスの執行役員に就任し、生命保険・損害保険の取り扱いも始めました。
現在は、FP事務所や保険代理店としての事業を行いながら、M&Aの仲介や補助金申請サポート、Web制作などいろいろな事業をやっています。個人的に副業はどんどんしたほうがいいと思っているので、副業FPの募集も行っていますね。
ーいろいろな事業を手がけられていて、すごいバイタリティですね!金融に興味を持ち始めたのは、いつ頃ですか?
今から4年ほど前、不動産会社で取締役をやっていた頃から、金融に興味を持つようになりました。経済的な余裕がなく不動産を買えない人々を目にしたのがきっかけで、FPという仕事に意義を感じるようになったんです。
FP事業を通じて、お客様の経済状況を引き上げられれば、不動産を買える人がもっと増えるのではないか。そうすれば、日本全体がもっと豊かになると思いました。貧困は時間や心のゆとりを奪いますから。
たくさんの方々にお金の学びを提供することで、大切な家族と豊かに生きていける人を増やしたい、そんな願いを込めてFP事務所を立ち上げました。
がん対策は検診に行くこと、健康なうちに知識を入れておくことが何より重要です

ー川原さんのFPとしての強みを教えてください。
がんに関する知見やネットワークの広さが私の強みです。がんは早期発見ができれば、治る可能性が非常に高い病気。ただ、がん診断が下りたあとでは治すのが難しくなってしまう場合もあるので、がん検診に行くこと、健康なうちに知識を入れておくことが何より重要です。
私のFP事務所・セントラルドグマは、厚生労働省のがん対策推進企業アクションのパートナー企業として登録しており、日頃からがん検診の大切さを発信しています。
また私自身も、さまざまながん治療研究会の講演に参加したり、論文要約を読んだりして、最新のがん治療にはどういうものがあるのか常々チェックしています。お医者さんや看護師さんなど医療に携わる職業のお客様から、知識量の多さに驚かれることも少なくありません。
もし、がんと診断されたらどう対応すればいいのか。どうやって専門的な治療を受けられる病院に行くのか。経済面はどう備えればいいのか。そのようながん対策に関するお話は、ほかのプランナーには真似できないレベルの情報提供ができると思っています。
ーがん保険を選ぶ際にも、ポイントはあるのでしょうか?
はい。がん保険加入者の多くは、がんの診断が下りたときに50万円や100万円など一時金が出るタイプの商品を選ぶ傾向にありますが、これではあまり意味がないと考えています。
なぜならこういった商品は、平均的ながん治療費をもとに設計されているからです。自由診療を含め、バリエーションを持たせた治療を行うことを想定していないんですね。
もし自由診療のがん治療を受けるとなると、3,000~5,000万円の費用がかかるケースもあります。なので個人的には、自由診療についても保険金がもらえるがん保険に入っておくのがおすすめです。
そうすれば、万一がんになったときに治療の選択肢を増やすことができますから。もちろん私自身も、自由診療のがん治療に対して保険金が出るタイプのがん保険に加入しています。
人生の変化に耐えるための知見やマインドをご提供「お客様の人生、ご家族の人生を守れるようサポートします!」
ーお客様にご提案する際のこだわりを教えてください。
いちアドバイザーとして、お客様の人生に何か変化があったときに、それに耐えられるような知見やマインドをお伝えしたいと考えています。計画どおりにいかない人生、流動的なタイミングに流動的な方法で合わせていくことが何より重要だと思うので、ライフプラン表の作成は重視していません。
その代わり、半年に1回はこちらからお客様にご連絡を入れたり、お問い合わせにはいつでもすぐにお応えしたり、アフターフォローに力を入れていますね。
保険については、未来を見据えたご提案を心がけています。例えば今20代の方なら、40~60代で保険を使う可能性が高いですよね。そのときにどういった治療法や薬が出てくるかを予測しつつ、それを踏まえた商品提案を行っています。
ー最後に読者の方へ一言メッセージをお願いします。
人生において、がんと介護以外で大金がかかることは、例外を除いて基本的にないと思っています。特にお子さまのいる方には、子どもの選択肢を消すことがないように経済的・精神的な余裕を持ち、知識をつけてもらい、家族を何よりも大事にしていただきたいです。
家族というユニットを重視しながら、お客様の人生、ご家族の人生を守れるようにしっかりサポートいたします。餅は餅屋で、専門的なことは私にお任せください。ご相談お待ちしています!
どんなことでもOK!スマホで無料チャット相談できます
川原さんへの相談は「オカネコ」から直接チャット相談ができます。
どう相談したらいいかわからないという人は「自己紹介記事読みました」とチャットしてみてください。FPからメッセージが届きます。チャット相談は匿名かつずっと無料で利用できるので気軽に利用してみてくださいね。
株式会社ファーストプレイス 川原 拓人さん
情報収集の方法
周りに経営者、士業、FP会社の社長がたくさんいるので、自然と情報が入ってきます。不動産会社のお客様には内科医や外科医、放射線の病理診断の先生もいらっしゃるので、そこから医療知識を得ることも多いですね。
自身のマネースタイル
保険に関しては、がん保険・死亡保険が2大巨頭と考えて、しっかり備えています。資産形成については、運用よりも仕事を頑張る派です。FPですが貯金が苦手なので(笑)資金ロックする方法で積立もしています。
特技は?
レシピを見ずに料理を作ること。韓国料理、中華、フレンチ、イタリアン、和食などなんでも作れます。基本的なレシピは頭に入っているので、それをもとに自分なりに工夫しながら考えて作るのが楽しいです。