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この記事ではオカネコに登録する多数のお金のプロの中から1名をピックアップして、アドバイザーの経歴や考え方などをご紹介。
今回は、関澤 佳恵 さんの『マイストーリー』をご紹介します。
関澤さんのストーリー
- 新入社員で某ゼネコンのIT部門に配属。社内ネットワーク構築等の業務に携わった後、結婚を機に退職
- さまざまな仕事を経験した後、2018年に保険会社のライフプラン作成に感動して保険業界に転身
- 出産時、医療トラブルにより子どもが重い障害をもって産まれ、「ドナルド・マクドナルド・ハウス」など各施設を利用したことにより、MDRTのQOLG活動を目的にMDRT入賞
- 現在は、お客様の人生の目標を叶えるライフプラン作成をメインに、ファイナンシャル・プランナーとして活動中
良いイメージがなかった保険業界。ライフプランに感動し転職を決意
ーさまざまな業界を経て保険業界に転職されたとか。何かきっかけがあったのでしょうか?
二つきっかけがあり、一つ目は保険会社に勤めていた友人からのお誘いです。
正直に言うと、保険業界って良いイメージがなくて(笑)。最初はずっとお断りしていたんですよ。でも、あるときライフプラン表の作成だけならと思い作っていただいたんです。
そしたら、その内容にすごく感動して。「こんな良いものなら、逆に私がお客さんに作ってみたい」と思い、入社を決めました。
もう一つ入社を決めた理由は、私の経験を活かせるかもしれないと思ったからです。
ー関澤さんの経験とは?
私は介護の末に長男を亡くしたのですが、葬儀には思いのほかお金がかかりました。
亡くなった人に最後にできることって、葬儀と、そこに来てくれた方へのお礼ですよね。だから長男のときは、来てくださった方にできる限りのお礼をしようと思っていました。
子どもの葬儀なので5、60人くらいが来るかなと思っていたら、実際に来てくださった関係者は250人。事前に何人来てくださるかわからないのが葬儀です。
私は子どもに死亡保障が必要と言いたいわけではありません。ただ、葬儀には想像以上のお金がかかるということ、残されたご家族が大切な人を送るために最後にできることを想像してみてください。
ひとそれぞれだとは思いますが、できる限りのことはすると思うんですよね。残されたご家族が困らないように保障を用意していると安心ですよね。
こういう経験もお客様に伝えていけるのではないかと思い、転職を決めました。
ーいろんな苦労をされてきたのですね。今は保険会社で、どのようなご相談を受けることが多いのでしょうか?
住宅購入を機に相談に来られる方が多いですね。「頭金はいくら入れたらいいだろう」とか「本当に買って大丈夫だろうか」とか。
住宅は高い買い物ですし、選ぶ住宅メーカーさんによっては住宅のメンテナンス費用も変わってきます。だから、必ずライフプラン表とセットで考える必要があるんですよ。
ー住宅購入後のメンテナンス費用もふまえて、アドバイスしていただけるんですか?
もちろんです。将来いつ頃にメンテナンスが必要で、メンテナンス費用はいくらになるのか、そういった予測も盛り込んだうえでライフプランを作成します。
最近は、若いご夫婦が住宅購入後、メンテナンス費用が大きくかかる頃に子どもの教育費もピークになってしまう、なんてことがあるので、住宅購入後のメンテナンス費用は侮れません。
そういう意味でも、ライフプランは非常に重要だと思います。
ライフプラン作成は最低でも3回。継続してこそ目標達成が現実に近づきます
ー関澤さんは、ライフプラン作成後も毎年お会いしメンテナンスをされていると聞きました。
はい。ライフプランを1回作っただけでは、本当に絵に描いた餅なんですよ。
継続的にライフプランのメンテナンスをしていくことでその通りの人生に近づくことができます。ほとんどのお客様と毎年お会いさせていただきます。
住宅購入のお客様であれば、住宅購入前が1回目。そしてメーカーさんが決まった後に2回目。その後、新居完成後が3回目、最低3回はお会いしています。
新居完成後にお伺いする理由は、素敵な新居に合わせた家具や家電の買い替えに思いのほかお金を使ってしまうケースが多いので、そういう支出も盛り込んでライフプランを微修正しています。
ーそこまで徹底してくださるんですね。それはすべて無料でやっているんですか?
はい。ライフプラン作成でお金はいただいていません。
ちなみに、ライフプラン作成でヒアリングした内容は後日、50ページほどの冊子でまとめてお渡ししています。
ー50ページもの冊子が無料なのはすごいですね。
これは結構作るのが大変ですね(笑)
でも、お客様が仰った言葉とかメッセージとかも入れて作っているので、後で見返してもわかる内容にはなっていると思いますよ。
ーライフプラン作成において、大切にしていることはありますか?
ヒアリングする際に「やりたいことは、全て出してくださいね」とお伝えしています。多くの方が「これやりたいけど、できないだろうな」と思って諦めがちなんです。
でも、作成する前に諦めてしまうとライフプランの意味がありません。
やりたいことをどうやって叶えていくのか考え、それを実現するために作成するのがライフマネジメントです。厳しい状況だったとしても優先順位をつけ調整することによって実現できるかもしれません。
人生一度きりです。諦めずにやりたいことを出していただくようにお願いしています。
ー最後に、この記事を読んでいる方に一言メッセージをお願いします。
人生の目標を叶えるためにライフプランは重要ですが、ライフプランはまだまだ「一度やって終わり」という人が非常に多いのが現状です。
でも、ライフプランを一度作成しただけでは絵に描いた餅。目標を達成するためには、毎年メンテナンスをしていく必要があります。
実際の人生にそった現実味のあるライフプランを作るためには、継続してライフプランを更新できるプロのファイナンシャル・プランナーが必要です。
会社に専属の税理士さんがいるように、個人にも専属のファイナンシャル・プランナーは必要な時代ですから、ぜひお気軽にご相談ください。
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どう相談したらいいかわからないという人は「自己紹介記事読みました」とチャットしてみてください。FPからメッセージが届きます。チャット相談は匿名かつずっと無料で利用できるので気軽に利用してみてくださいね。
関澤 佳恵さん
この業界に入って良かったと思う瞬間は?
あってはならないことですが、やっぱり保険金や給付金がしっかりおりたときですね。この仕事は提案して終わりではなく、保障をお届けした時にようやくお客様のお役に立てるので。
趣味やマイブームは?
最近は筋トレとゴルフをよくしています。あとはトレッキング(登山)も。低い山ばかりですが、登った後に料理して食べることが好きです。
自身の保険や資産形成はどうしている?
今は健康ですが、年を重ねたら必ず医療保障が必要になると思っているので、医療・ガンの保険は手厚く加入していますね。資産形成は投資信託や変額保険、銀行の積立預金などがあります。