国内最大級(※1)の家計診断・相談サービス「オカネコ」を運営する株式会社400F(フォーハンドレッド・エフ、本社:東京都中央区、代表取締役社長CEO:中村 仁、以下「当社」)は、マイカー(※2) 購入・維持に関する実態を探るべく、全国の『オカネコ』ユーザー477名を対象に「オカネコ マイカーに関する調査」を実施しました。
※1:現時点での当社データベース及び他社公開情報の比較調査による
※2:自身や家族が所有している車のこと
アンケートの調査概要 | ||
調査名 | オカネコ マイカーに関する調査 | |
調査方法 | WEBアンケート | |
調査期間 | 2025年5月16 日(金)~2025年5月18日(日) | |
回答者 | 全国の『オカネコ』ユーザー477人 | |
回答者の年齢 | 30代以下:23.5% 40代:24.7% 50代:31.0% 60代以上:20.8% | |
回答者の世帯年収 | 400万円未満:25.4% 400万円以上600万円未満:19.3% 600万円以上800万円未満:16.4% 800万円以上1,000万円未満:13.8% 1,000万円以上1,200万円未満:8.6% 1,200万円以上:10.1% わからない:6.4% | |
調査元 | 株式会社400F |
「オカネコ マイカーに関する調査」結果サマリー
- マイカーあり7割。人気タイプは?「軽自動車」36.1%、「ガソリン車」74.0%、「新車」70.4%
- マイカー平均購入金額は「268万円」
- 約4割がマイカー購入前の家計状況に「不安あり」
- 購入時「予算オーバー」5割以上。車両価格・維持費の見積りの難しさが原因か
- 維持費は平均2万円/月、最も負担に感じるのは「ガソリン代」、約6割が1年前と比べ「維持費の高騰」を実感
- トランプ関税のマイカー購入への影響「あり」3割
「オカネコ マイカーに関する調査」の結果
マイカーあり7割。人気タイプは?「軽自動車」36.1%、「ガソリン車」74.0%、「新車」70.4%
調査対象者のうち、マイカーがあると回答した方は70.9%でした。年代別の所有率は、30代以下67.0%、40代61.9%、50代78.4%、60代以上74.8%と、全年代で所有率が半分を超える結果となりました。

調査対象者の中から「マイカーがある」と回答した方へ「持っている車のボディタイプを教えてください」と質問したところ「軽自動車」36.1%、「コンパクト/ハッチバック」24.3%、「SUV」16.0%の順に多い結果となりました。

「持っている車のエンジンタイプを教えてください」と質問したところ「ガソリン」74.0%、「ハイブリッド」31.4%の順に多い結果となりました。

「持っている車の購入時の状態として当てはまるものを教えてください」と質問したところ「新車」70.4%、「中古車」36.1%となりました。

マイカーの平均購入金額は「268万」
「マイカーがある」と回答した方へ「マイカーの購入にかかった費用を教えてください。(車両代のみ。複数、車を所有している方は、1番価格の高いものを教えてください)」と質問したところ、「200万円以上300万円未満」28.4%、「100万円以上200万円未満」22.5%の順に多い結果となり、平均購入金額は約268万円ということがわかりました。

約4割がマイカー購入前の家計状況に「不安あり」
調査対象者の中から「マイカーがある」と回答した方へ「マイカーを購入するにあたり、家計の状況に対して不安はありましたか」と質問したところ「不安があった」と回答した方は40.0%(「すごく不安があった」11.6%、「どちらかというと不安があった」28.4%)となりました。

「不安があった」と回答した方へ「不安があった上で、購入に至ったきっかけを教えてください」と質問したところ、「移動手段として、車が必ず必要だから」52.6%、「予算を捻出したから」34.1%、「中古車等で希望価格に合う車を見つけたから」「ライフスタイルの変化(就職・転職・結婚・出産等)で、車が必ず必要だから」20.0%といった回答から順に多くあがり、必要に迫られマイカーを検討する中で、家計状況を鑑みながら工夫を凝らし購入へと繋げていることが伺えます。

購入時「予算オーバー」5割以上。車両価格・維持費の見積りの難しさが原因か
「マイカーがある」と回答した方へ「マイカーの想定予算と実際の購入費に違いはありましたか。(複数、車を所有している方は、1番高い価格のものについて教えてください)」と質問したところ「高くなった」と回答した方が51.5%(1万円以上10万円未満8.9%、10万円以上50万円未満21.0%、50万円以上100万円未満10.4%、100万円以上200万円未満3.6%、200万円以上300万円未満4.4%、300万円以上3.2%)と、予算オーバーでマイカーを購入した方が半数以上であることがわかりました。

さらにその理由に関して質問したところ「車両価格の予算設定が甘かったから」「こだわり(カスタマイズ等)を増やした/減らしたから」30.6%、「維持費(税金・保険料・車検代・ガソリン代・駐車場代・メンテナンス費用等)の予算設定が甘かったから」19.0%といった回答が順に多く上がりました。
正確に見積もりをたてることの難しさ、そしてマイカーを購入する中で妥協したくない点が出てきたことで予算オーバーをしてしまう方が多いことが伺えました。

維持費は平均2万円/月、最も負担に感じるのは「ガソリン代」、約6割が1年前と比べ「維持費の高騰」を実感
「マイカーがある」と回答した方へ「毎月、車の維持費(税金、ローン返済、保険料、ガソリン代・燃料代、駐車場代、修理代等のこと。)にかかっている費用を教えてください。(複数、車を所有している方は、1番高い価格のものについて教えてください)」と質問したところ、「5,000円以上10,000円未満」「20,000円以上30,000円未満」20.1%、「10,000円以上15,000円未満18.3%の順に多い結果となり、毎月のマイカー維持費は平均2万円ということがわかりました。

次いで「車の維持費で特に負担に感じるものは何ですか」と質問したところ、「ガソリン代」55.9%、「車検代」54.4%、「税金(自動車税・自動車重量税)」53.5%の順に多く、上位3項目は半数以上が負担に感じていることがわかりました。

さらに「毎月の車の維持費にかかる費用は、1年前と比べて変動はありましたか。(複数、車を所有している方は、1番高い価格のものについて教えてください)」と質問したところ、「1年前と比べて維持費が高くなった」と回答した方は全体の64.8%にのぼり、特に「5,000円以上1万円未満」増加と答えた方が29.3%と最多でした。
「1万円以上3万円未満」も17.7%と高く、維持費の上昇傾向が明らかになっています。ガソリン代の高騰が続く(※3)中、マイカー維持費の家計への影響が一段と強まっていることがうかがえます。
※3:経済産業省・資源エネルギー庁:石油製品価格調査より

トランプ関税のマイカー購入への影響「あり」3割
本調査では、今後のマイカー購入計画に影響する外的要因として、トランプ関税(アメリカのトランプ政権は輸入される自動車に25%の追加関税を課す措置を日本時間の2025年4月3日に発動)に関しても調査しました。
「トランプ関税によって、仮に自動車価格や部品価格が今後上昇する可能性があるとすれば、それはあなたのマイカー購入及び買い替え計画に影響を与えますか。」と質問したところ、「購入を早める可能性がある」6.1%、「購入を控える可能性がある」25.6%と、約3割はマイカー購入への影響があると回答しました。

今回の調査では、物価やガソリン代の高騰に直面する現代において、マイカー購入や維持が家計に影響を与えていることが明らかになりました。
実際にマイカーの購入にあたって「想定より高くなった」と回答した方は5割を超え、「1年前と比べて、維持費が高くなった」と回答した方は6割を超える結果となり、マイカーを取り巻く家計管理(購入時・維持費の見積り)の難しさが浮き彫りになりました。
当社は今後も「お金の問題を出会いで解決する」をミッションに、どんな立場の人にも有効な「お金の問題解決」の機会を提供してまいります。マイカー購入を含めたライフプランニングに悩む家庭が少しでも安心できるよう、引き続き努めてまいります。
アンケート結果の利用について
調査結果データの引用、転載に際しては必ず『オカネコ マイカーに関する調査』または『家計診断・相談サービス「オカネコ」調べ』と記載してください。
また、Web媒体の場合はプレスリリース、もしくはオカネコマガジン、オカネコいずれかへのリンクをお願いいたします。
出典の記載例
- 出典 : 「オカネコ マイカーに関する調査」| 家計診断・相談サービス「オカネコ」調べ
調査結果は、そのままの形で正確に引用してください。結果の改変や歪曲はおやめください。
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