定期預金の金利が高い銀行ランキング【2025年3月最新】ネット銀行9選の定期預金比較

定期預金は、お金の預入期間が決まっている代わりに、普通預金よりも良い金利が付きやすいのがメリットです。

一般的には、メガバンクよりもネット銀行のほうが定期預金の金利が高い傾向にあり、各種手数料がお得になる特典が多くあります。そのため、定期預金を利用するならネット銀行も視野に入れ、条件を比較したうえで自分に合う銀行を活用するのがおすすめです。

メガバンクとネット銀行の金利比較（年）
		メガバンク	ネット銀行※1
普通預金金利		0.2%	0.1～0.6%
定期預金金利	6か月もの	0.225～0.250%	0.125～1.0%
	1年もの	0.275～0.325%	0.125～1.1%
	5年もの	0.3～0.4%	0.205～1.3%

本記事では、定期預金の金利が高い銀行ランキングとしておすすめの銀行を9つ紹介します。また、定期預金の上手な活用方法・選び方や、定期預金のよくある質問にも回答しますので、できるだけ良い金利でお金を貯めたい方、定期預金を使った貯蓄を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

定期預金の金利が高いネット銀行ランキング

定期預金の金利が高い、貯金におすすめのネット銀行を9つ紹介します。

その中から、3か月・6か月・1年もの・3年もの・5年ものの定期預金金利が高い順にランキングにしました。普通預金金利のランキングも記載していますので参考にしてください。

以下は預入期間別の金利比較表です。条件を比較しながら自分に合う銀行を選びましょう。

定期預金の金利が高いおすすめの銀行9選詳細

	SBI新生銀行	あおぞら銀行	オリックス銀行	東京スター銀行	SBJ銀行	auじぶん銀行	ソニー銀行	PayPay銀行	UI銀行
商品名	スタートアップ円定期預金	BANK The 定期	スーパー定期/大口定期	スターワン円定期預金プラス(ネット限定）	ミリオくん	デビュー応援定期預金/円定期預金	円定期預金	定期預金（ネット定期）	スーパー定期預金/大口定期預金
3か月もの	1.50%	–	–	0.205%※4	0.13%※3	1.2%※8	0.25%	0.125%	0.30%
6か月もの	0.55%※1	0.55%	1.0%※10	0.80%	0.13%※3	0.3%	0.45%	0.125%	0.70%
1年もの	0.80%	0.65%	1.0%※10	0.80%	0.60%	1.0%※8	0.80%	0.125%	1.1%※6
3年もの	0.35%※1	0.85%	0.65%	0.85%	0.65%	0.45%	0.30%	0.15%	0.35%
5年もの	1.20%※1	0.95%	1.30%※10	0.205%※4	0.75%	0.50%	0.30%	0.20%	0.40%
預入金額	30万円～	50万円～	100万円～	50万円～	1円～100万円	1万円～	1万円～	1万円～	1円～
普通預金金利	0.21～0.40%※2	0.35%※7	0.21%	0.6％※5	0.18%※9	0.21～0.51%※11	0.20%	0.2%	0.2%
公式サイト	URL	URL	URL	URL	URL	URL	URL	URL	URL
詳細ページ	詳細ページ	詳細ページ	詳細ページ	詳細ページ	詳細ページ	詳細ページ	詳細ページ	詳細ページ	詳細ページ

2025年3月11日時点の金利です。金利は税引き前の年利です。適用金利は条件によって変わる場合があります。
※1：パワーダイレクト円定期預金の金利
※2：パワーフレックス円普通預金の金利
※3：ミリオくんではなく通常の定期預金の金利
※4：スターワン円定期預金の金利。預入金額は、店頭・テレホンバンクでは1円以上1円単位、インターネットでは1万円以上1円単位
※5：スターワン円普通預金。給与振込設定or年金受取設定をした場合の金利
※6：～2025年03月31日までの新規口座開設者が対象。本キャンペーン金利は、店頭金利（1月24日時点）に上乗せ金利を加えたもの適用しており、金融情勢の変化等により適用金利が変更になる場合がある。スーパー定期（1,000万円未満） 1.00%（新規口座開設者は1.10% ）大口定期（1,000万円以上）1.05%（新規口座開設者は1.10% ）
※7：BANK口座の場合の金利
※8：新規口座開設者限定
※9：通常の利息（年0.1%）に加え、月内の最低残高（毎日の最終残高のうち最も低い最終残高、上限1,000万円）に対し、1ヶ月分の追加利息を翌月付与
※10：新規口座開設者限定金利/上限1,000万円
※11：auの各種サービスに連携した場合、普通預金金利0.21%（税引前）に上乗せ金利を加算

先ほどランキングでご紹介した各銀行の詳細情報を紹介します。金利だけでなく、ATM手数料や振込手数料なども比較しながら、自分にあった銀行を見つけましょう。

※各ページに記載の金利は、すべて2025年3月3日時点の税引き前の金利です。適用金利は条件によって変わる場合があります。

SBI新生銀行

あおぞら銀行

オリックス銀行

東京スター銀行

SBJ銀行

auじぶん銀行

ソニー銀行

PayPay銀行

UI銀行

定期預金の上手な活用方法・選び方

定期預金でお金を貯めたいと考えている方のために、定期預金の上手な活用方法を紹介します。以下のポイントを押さえて銀行を選べば、定期預金のメリットを最大限に活かすことができるでしょう。

1～5年程度使う予定のないお金を定期預金に預ける

多くの銀行では、普通預金の金利は年0.1～0.2％程ですが、定期預金なら年1.0％程の金利がつくことも珍しくありません。（2025年3月時点）

また、定期預金は普通預金と同じく預金保険制度の対象のため、万一金融機関が破綻しても、金融機関ごとに元本1,000万円までと破綻日までの利息が保護されます。

1～5年程度使う予定がないお金は定期預金に預けると、元本を守りながら普通預金よりも高い金利で運用できるのでおすすめです。

キャンペーンをうまく活用する

銀行によっては、定期預金の金利を優遇するキャンペーンを実施している場合があります。

こうしたキャンペーンを活用すれば、通常の定期預金よりも好条件でお金を預けられるので、銀行選びの際は最新のキャンペーン情報も忘れずにチェックしましょう。

2025年3月現在は、SBI新生銀行の「スタートアップ円定期預金」を要チェックです。

預入期間や途中解約の条件をあらかじめ確認する

定期預金の預入期間は、途中解約をしなくていいように慎重に決めましょう。

なぜなら定期預金は、満期までお金を預け入れることを条件に好金利を適用する商品だからです。途中解約をする場合は定期預金金利が適用されないので、定期預金に預けた意味がなくなってしまいます。

途中解約時に適用される金利は商品によって異なるので、あらかじめ預入期間や途中解約の条件をよく確認しておきましょう。

金利の高い定期預金を選ぶ際によくある質問

金利の高い定期預金を選ぶ際によくある質問に回答します。

Q1. 銀行が倒産したらお金はどうなる？

銀行が倒産しても、定期預金や普通預金は預金保険制度により守られます。

ただし、保護される金額には上限があり、各金融機関で預金者1人につき元本1,000万円までと破綻日までの利息のみが保護の対象となるため注意が必要です。

それを超える部分は、破綻した金融機関の残余財産の状況によっては一部支払われない可能性があります。銀行の倒産リスクが気になる方は、1つの金融機関に預け入れる預金を1,000万円以下に調整しましょう。

Q2. 定期預金は長く預けたほうが得なの？

定期預金は長く預けたほうが得とは限りません。銀行によっては、3年ものや5年ものよりも、1年ものの定期預金金利のほうが高い場合もあります。

そのため定期預金を活用する際は、希望の預入期間を明確にしたうえで、より高い金利のつく銀行を選ぶのがおすすめです。

Q3. 定期預金にはどんな種類がある？

定期預金には、一般的に以下の種類があります。

また、預入期間や金利タイプ、満期後の取扱い、預入方法にも種類があります。

定期預金を利用する際は、契約前に商品詳細説明書をよく確認しましょう。

Q4. 金利は今後上がる可能性がある？

定期預金や普通預金の金利は、今後上がる可能性があります。

日本では長らく超低金利時代が続いてきましたが、このところは長期金利の上昇が見られ、それに伴い定期預金や普通預金の金利を引き上げる銀行も出てきています。

このまま長期金利の上昇基調が続けば、さらに定期預金や普通預金の金利が上がっていくこともあり得るでしょう。

Q5. 定期預金を利用するメリットは？

定期預金のメリットは、元本割れの心配がなく普通預金よりも高金利でお金を預けられる点です。

もし銀行が破綻しても、破綻日までの元本1,000万円までと利息は保証されるため、リスクを最小限に抑えられます。

預入期間も銀行ごとに複数用意されており、お金の使用目的に応じて定期預金を使い分けることも可能です。計画的な資産管理の方法として活用できるでしょう。

Q6. 定期預金を利用するデメリットは？

定期預金は普通預金よりも金利が高い傾向にあるものの、2025年3月現在は高くても金利は1.0%程度です。目的が「資産を増やす」であれば、投資信託や株式投資などの資産運用にお金を回しましょう。

また、急遽お金が必要になるなどで定期預金を途中解約をしてしまうと、基本的に預入当初の金利よりも低い金利が適用され、受け取れる利息が減ります。定期預金に預けるお金は、満期まで引き出す予定のないお金であることが前提です。

定期預金は基本的に預入時の金利が満期まで適用されるため、もし金利の相場が上がってもそれにより受け取れる利息は増えない点も、デメリットの一つと言えるでしょう。

まとめ

定期預金をするなら、金利が高い傾向にあるネット銀行を選ぶのがおすすめです。

	SBI新生銀行	あおぞら銀行	オリックス銀行	東京スター銀行	SBJ銀行	auじぶん銀行	ソニー銀行	PayPay銀行	UI銀行
商品名	スタートアップ円定期預金	BANK The 定期	スーパー定期/大口定期	スターワン円定期預金プラス(ネット限定）	ミリオくん	デビュー応援定期預金/円定期預金	円定期預金	定期預金（ネット定期）	スーパー定期預金/大口定期預金
3か月もの	1.50%	–	–	0.205%※4	0.13%※3	1.2%※8	0.25%	0.125%	0.30%
6か月もの	0.55%※1	0.55%	1.0%※10	0.80%	0.13%※3	0.3%	0.45%	0.125%	0.70%
1年もの	0.80%	0.65%	1.0%※10	0.80%	0.60%	1.0%※8	0.80%	0.125%	1.1%※6
3年もの	0.35%※1	0.85%	0.65%	0.85%	0.65%	0.45%	0.30%	0.15%	0.35%
5年もの	1.20%※1	0.95%	1.30%※10	0.205%※4	0.75%	0.50%	0.30%	0.20%	0.40%
預入金額	30万円～	50万円～	100万円～	50万円～	1円～100万円	1万円～	1万円～	1万円～	1円～
普通預金金利	0.21～0.40%※2	0.35%※7	0.21%	0.6％※5	0.18%※9	0.21～0.51%※11	0.20%	0.2%	0.2%
公式サイト	URL	URL	URL	URL	URL	URL	URL	URL	URL
詳細ページ	詳細ページ	詳細ページ	詳細ページ	詳細ページ	詳細ページ	詳細ページ	詳細ページ	詳細ページ	詳細ページ

2025年3月3日時点の金利です。金利は税引き前の年利です。適用金利は条件によって変わる場合があります。
※1：パワーダイレクト円定期預金の金利
※2：パワーフレックス円普通預金の金利
※3：ミリオくんではなく通常の定期預金の金利
※4：スターワン円定期預金の金利。預入金額は、店頭・テレホンバンクでは1円以上1円単位、インターネットでは1万円以上1円単位
※5：スターワン円普通預金。給与振込設定or年金受取設定をした場合の金利
※6：～2025年03月31日までの新規口座開設者が対象。本キャンペーン金利は、店頭金利（1月24日時点）に上乗せ金利を加えたもの適用しており、金融情勢の変化等により適用金利が変更になる場合がある。スーパー定期（1,000万円未満） 1.00%（新規口座開設者は1.10% ）大口定期（1,000万円以上）1.05%（新規口座開設者は1.10% ）
※7：BANK口座の場合の金利
※8：新規口座開設者限定
※9：通常の利息（年0.1%）に加え、月内の最低残高（毎日の最終残高のうち最も低い最終残高、上限1,000万円）に対し、1ヶ月分の追加利息を翌月付与
※10：新規口座開設者限定金利/上限1,000万円
※11：auの各種サービスに連携した場合、普通預金金利0.21%（税引前）に上乗せ金利を加算

預入金額が100万円までならSBJ銀行のミリオくん、1年ものの定期預金を探しているならSBI新生銀行のパワーダイレクト円定期預金を検討してみてください。積立での定期預金を希望する場合は、ソニー銀行や楽天銀行の定期預金を候補に入れましょう。

通常の定期預金よりも好金利を狙いたい方は、キャンペーンを実施している銀行を選ぶとお得です。2025年3月現在は、SBI新生銀行の「スタートアップ円定期預金」キャンペーンが実施されています。

定期預金の金利は今後も変わる可能性があるので、そのときの金利や条件を比較したうえで、自分に合う銀行を選びましょう。