住宅ローンおすすめ13選【2024年12月最新】金利や手数料を比較|銀行の選び方や負担軽減方法も解説– category –

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※本記事は広告・プロモーションを含みます。

監修者
株式会社400F 金融オンライン・アドバイザー 平野 亜耶株式会社400F オンラインアドバイザー
平野 亜耶
2級FP技能士 / 証券外務員二種
この専門家にチャットでお金の相談をする(チャット相談は無料診断後に可能です)

基本的に、金利をなるべく抑えたい方は「変動金利タイプ」、金利変動リスクに備えたい方は「固定金利タイプ」がおすすめですが、金利のほか各種手数料によってもトータルコストに大きな差が生まれるため、複数社を比較したうえで選ぶことが大切です。

本記事では、おすすめの住宅ローン13選ランキング住宅ローンの選び方特徴別のおすすめの住宅ローン返済負担を軽減するためのポイント契約までの流れなどを解説します。住宅ローン選びに失敗したくない方、金利の低い住宅ローンを知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

\ 2024年12月最新! /
変動金利が低い住宅ローンランキング

🥇1位 : 横浜銀行
変動金利年0.330%(融資手数料型金利プラン)

🥈2位 : auじぶん銀行
変動金利年0.344%(変動金利(全期間引下げプラン)新規借入れ)
※「物件価格の80%以下の借入れ」「借入時の年齢が50歳以下」「特約なしの一般団信を選択」の場合の適用金利
※審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。

🥉3位 : 三菱UFJ銀行
変動金利年0.345%(変動金利タイプ)

2024年12月2日時点の金利です。適用金利は申込内容や審査結果等によって変わる場合があります。

諸費用が抑えられるおすすめの住宅ローン
SBI新生銀行・保証料、印紙代(電子契約の場合)、ATM出金手数料、一部繰り上げ返済手数料、団信保険料(一般団信・安心保障付団信)が無料
ソニー銀行・保証料、印紙代電子契約の場合)、団信保険料(一般団信・がん団信50)が無料
・繰り上げ返済は一部返済も全額返済も無料
楽天銀行・保証料、繰り上げ返済手数料、団信保険料(一般団信・がん保障特約・全疾病特約)が無料
・事務手数料が一律330,000円
ARUHI(フラット35)・ARUHIフラット35ならWEB申込で事務手数料が借入金額×1.1%(最低事務手数料220,000円)に下がる(フラット35以外のプランの事務手数料は借入金額×2.2%)
手数料はすべて税込価格です。

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※2024年6月24日当社データベースより概算(オカネコサービスすべての実績総数)

目次

【最新金利比較表】おすすめの住宅ローン13選

住宅ローン選びで迷っている方は、まずは金融機関ごとの金利からチェックしましょう。以下の表は、おすすめの住宅ローンの金利や、銀行に支払う事務手数料を比較したものです。

スクロールできます
auじぶん銀行住信SBIネット銀行SBI新生銀行イオン銀行ソニー銀行りそな銀行PayPay銀行楽天銀行三井住友銀行みずほ銀行三菱UFJ銀行横浜銀行ARUHI
変動金利年0.344%※8 ※9 変動金利(全期間引下げプラン)新規借入れ年0.448% WEB申込コース/通期引下げプラン年0.430% 半年型/手数料定率型年0.580%※8 手数料定率型/新規お借入れ限定年0.647% 変動セレクト住宅ローン年0.490% ずーっとお得!全期間型/融資手数料型年0.420% 全期間引下型/自己資金10%未満※10年0.874% 変動金利/固定特約付き年0.625% WEB申込専用住宅ローン/最後までずーっと引き下げプラン年0.375% ローン取扱手数料型年0.345% 変動金利タイプ年0.330% 融資手数料型金利プラン年0.800% ARUHIスーパー40 変動金利/半年型
10年固定金利年1.260% ※9 固定金利(当初期間引下げプラン年1.413% WEB申込コース/当初引下げプラン年1.000% 当初固定金利型/手数料定率型年1.300%※8 手数料定率型/当初固定金利プラン年1.498% 固定セレクト住宅ローン年1.805% はじめがお得!当初型/融資手数料型年1.270% 当初引下型/自己資金10%未満年1.832% 金利選択型/固定金利10年年1.950% WEB申込専用住宅ローン・最初にぐぐっと引き下げプラン年1.500% 固定金利選択/ローン取扱手数料型年1.220% 固定金利タイプ・最初に大きな優遇コース年1.555% 融資手数料型金利プラン年1.494% ARUHI 住宅ローン(MG保証)ユアセレクト
フラット35金利取扱なし年1.860% 機構買取型取扱なし年1.860% Aタイプ取扱なし年1.860% 機構買取型取扱なし年1.860% ハッピープログラム適用なし年3.570% 機構買取型取扱なし取扱なし年1.860% 金利引き下げタイプ年1.860% ARUHIフラット35
返済方法※7元利均等/元金均等元利均等/元金均等元利均等元利均等元利均等/元金均等元利均等元利均等元利均等/元金均等元利均等/元金均等元利均等/元金均等元利均等/元金均等元利均等元利均等/元金均等
事務手数料借入金額×2.2%借入金額×2.2%借入金額×2.2%定額型:110,000円
定率型:借入金額×2.2%(最低取扱手数料220,000円)※2
住宅ローン:一律44,000円
変動セレクト・固定セレクト住宅ローン:借入金額×2.2%
借入金額×2.2%※2借入金額×2.2%一律330,000円※3借入金額×2.2%(WEB申込専用住宅ローンの場合)※4ローン取扱手数料型:借入金額×2.2%
保証料を一部前払いする方式・金利上乗せ型:不要※2
借入金額×2.2%標準型金利プラン:22,000円
融資手数料型金利プラン:借入金額×2.2%※5
借入金額×2.2%(WEB申込で借入金額×1.1%)
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2024年12月2日時点。手数料はすべて税込価格です。適用金利・融資手数料は申込内容や審査結果等によって変わる場合があります。
※1:借入期間21年以上35年以内、融資率9割以内の場合
※2:フラット35の融資手数料は借入金額×1.87%
※3:フラット35の融資手数料は借入金額×1.1%(返済口座が楽天銀行の場合)
※4:フラット35の融資手数料は33,000円
※5:フラット35の融資手数料は借入金額×1.56%
※7:フラット35の返済方法は異なる場合があります。
※8:「物件価格の80%以下の借入れ」「借入時の年齢が50歳以下」「特約なしの一般団信を選択」の場合の適用金利
※9:審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます。
※10:キャンペーン金利(事前審査申込期間:2024年12月2日~2025年2月28日/お借入れ~2025年3月31日まで)

金利のほかに各種手数料や団信の保障内容も、住宅ローン選びにおいては重要なポイントとなります。ここからは、各住宅ローンの詳細やおすすめポイントを詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてください。

auじぶん銀行

おすすめポイント
  • 変動金利・固定金利ともにネット銀行ならではの低金利が魅力
  • 携帯電話、電気、インターネット、TVのプラン組み合わせで最大年0.15%の金利優遇あり

auじぶん銀行の住宅ローンは、一定の要件(80%以下の借入れ/年齢が50歳以下/特約なしの一般団信を選択)を満たす場合、新規借入の変動金利が年0.344%変動金利(全期間引下げプラン)新規借入れ)(2024年12月時点)になります。

さらに、KDDIグループの携帯電話・電気・インターネット・TVを一緒に利用すると最大年0.15%の金利優遇※1を受けられ、金利が年0.194%(2024年12月時点)まで引き下げられます。

年齢が50歳超の方やワイド団信・がん団信等への加入を希望する場合は、通常の変動金利プラン(年0.434%(全期間引下げプラン 新規借入れ 物件価格の80%以下でお借入れの場合)(2024年12月時点)※2)を選択しましょう。

※1:J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3か月後から適用開始。
※2:団体信用生命保険/同時加入できる保険一般団信(上乗せ金利なし)・ワイド団信(健康上の理由で通用の団信に加入できなかった方が対象。+年0.3%)・がん50%保障団信(上乗せ金利なし)・がん100%保障団信(+年0.05%)・がん100%保障団信プレミアム(+年0.15%)(がん50%保障団信、がん100%保障団信、がん100%保障団信プレミアムは、加入時満50歳までの方が利用可能)

auじぶん銀行
変動金利年0.344%(変動金利(全期間引下げプラン)新規借入れ)
審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。
固定金利固定10年:年1.260%
固定20年:年1.840%
固定35年:年2.395%

(固定金利(当初期間引下げプラン)新規借入れ)
審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます
フラット35取扱いなし
事務手数料借入金額×2.20%
繰り上げ返済手数料一部繰り上げ返済:無料
全額繰り上げ返済:変動金利適用中は無料/固定金利適用中は33,000円
団体信用生命保険/同時加入できる保険一般団信(上乗せ金利なし)
2024年12月2日時点。手数料はすべて税込価格です。適用金利は申込内容や審査結果等によって変わる場合があります。
※「物件価格の80%以下の借入れ」「借入時の年齢が50歳以下」「特約なしの一般団信を選択」の場合の適用金利

住信SBIネット銀行

おすすめポイント
  • 変動金利、固定金利ともに低金利
  • 50歳以下なら上乗せ金利なしで3大疾病50%保障&全疾病保障ありの「スゴ団信」に加入できる

住信SBIネット銀行の住宅ローンは、借入当初の金利を重点的に引き下げる「当初引下げプラン」と、全期間を通して金利を一律で引き下げる「通期引下げプラン」があります。WEB申込コースを選べば、対面相談コースよりも低金利での借入が可能です。

また、上乗せ金利なしで加入できる手厚い保障の「スゴ団信」には全疾病保障が基本付帯されているため、すべてのケガや病気に対する備えを持てます。さらに50歳以下なら、3大疾病(がん・脳卒中・心筋梗塞)で所定の状態になった場合に住宅ローン残債の50%を保障する、3大疾病50%保障も基本付帯となります。

金利上乗せなしで手厚い保障が欲しい方におすすめです。

住信SBIネット銀行
変動金利年0.448%(WEB申込コース・通期引下げプラン・物件価格の80%以下借入の場合)
固定金利固定10年:年1.413%
固定20年:年1.823%
固定35年:年1.883%

(WEB申込コース・当初引下げプラン)
フラット35年1.860%(機構買取型)
融資手数料:借入金額×2.20%
事務手数料借入金額×2.2%
繰り上げ返済手数料一部繰り上げ返済 :無料
全額繰り上げ返済: 変動金利期間中は無料/固定金利特約期間中は33,000円
団体信用生命保険/同時に付与できる特約▼実行時に50歳以下の方
3大疾病50%保障・全疾病保障(金利上乗せなし)・3大疾病100%保障(40歳未満+0.2%/40歳以上+0.4%)
▼実行時に50歳超の方
全疾病保障(金利上乗せなし)・3大疾病50%保障(+0.25%)・3大疾病100%保障(+0.4%)
2024年12月2日時点。手数料はすべて税込価格です。適用金利は申込内容や審査結果等によって変わる場合があります。

SBI新生銀行

おすすめポイント
  • 当初固定金利が低金利
  • 保証料、印紙代(電子契約の場合)、ATM出金手数料、一部繰り上げ返済手数料、団信保険料(一般団信・安心保障付団信)が無料
  • 金利上乗せ0.1%でガン団信に加入できる

SBI新生銀行の住宅ローンは、保証料や一部繰り上げ手数料、団信保険料などの諸費用が無料です。電子契約の場合は印紙代も無料となるため、住宅ローン契約にかかる費用を最小限に抑えられます。

特に、保証料が無料なのはメリットが大きいです。住宅ローンによっては2%程度の保証料がかかる場合もあるので、大きなコストダウンとなるでしょう。

SBI新生銀行
変動金利年0.430%(半年型・手数料定率型)
固定金利固定10年:年1.000%(当初固定金利 手数料定率型)
固定20年:年1.500%(当初固定金利 手数料定率型)
固定35年:年1.700%(長期固定金利(全期間固定)手数料定率型)
フラット35取扱なし
事務手数料借入金額×2.2%
繰り上げ返済手数料一部繰り上げ返済 :無料
全額繰り上げ返済: 原則無料
団体信用生命保険/同時加入できる保険安心保障付団信(金利上乗せなし)・ガン団信(+0.1%)
2024年12月2日時点。手数料はすべて税込価格です。適用金利は申込内容や審査結果等によって変わる場合があります。

イオン銀行

おすすめポイント
  • 物件価格の8割超の借入でも変動金利が低金利
  • 金利上乗せなしで全疾病団信に加入できる
  • イオングループでの買い物が毎日5%OFFになる特典あり(セレクトクラブカードのクレジット払いの場合)

イオン銀行の住宅ローンは、物件価格の8割超の借入でも年0.580%(2024年12月時点)の変動金利が適用されます。自己資金2割以下で住宅購入を考えている方にとっては、魅力的な金利といえるでしょう。

また、イオン銀行の住宅ローンの団信には、金利上乗せなしで全疾病保障が付帯されています。死亡・高度障害状態になったときのローン完済はもちろん、ケガや病気で15日超の就業不能状態となった場合にも、回復まで毎月のローン返済額を保障してもらえるので安心です。

さらにイオングループでの買い物が毎日5%OFFになる特典もあるので、よくイオングループ店舗で買い物する方は、イオン銀行の住宅ローンを検討してみてはいかがでしょうか。

イオン銀行
変動金利年0.580%(手数料定率型・新規お借入れ限定・物件価格の80%超お借入れの場合)
固定金利固定3年:年0.930%
固定5年:年1.010%
固定10年:年1.300%

(手数料定率型・当初固定金利プラン)
フラット35年1.860%(Aタイプ)
融資手数料:借入金額×1.87%
事務手数料定額型:110,000円
定率型:借入金額×2.2%
(最低取扱手数料220,000円)
繰り上げ返済手数料一部繰り上げ返済 :無料
全額繰り上げ返済: 55,000円
団体信用生命保険/同時加入できる保険全疾病団信(金利上乗せなし)・がん保障付団信(+0.1%)・8大疾病保障団信(+0.3%)・ワイド団信(+0.3%)
2024年12月2日時点。手数料はすべて税込価格です。適用金利は申込内容や審査結果等によって変わる場合があります。

ソニー銀行

おすすめポイント
  • 保証料、団信保険料、印紙代(電子契約の場合)が無料
  • 繰り上げ返済は一部返済も全額返済も無料
  • 上乗せ金利なしでがん保障付きの団信に加入できる

ソニー銀行の住宅ローンは、ニーズに応じて3つのプランを選択できます。変動金利の引下幅が大きい「変動セレクト住宅ローン」、固定金利の当初引下幅が大きい「固定セレクト住宅ローン」、引下幅が一定の「住宅ローン」から、メリットが大きいプランを選びましょう。

金利を安くしたい方には、新規・借り換えともに年0.647%(2024年12月時点)という魅力的な金利で利用できる、変動セレクト住宅ローンの変動金利がおすすめです。

また、保証料・団信保険料・電子契約の印紙代が無料で契約にかかるコストを抑えられるほか、繰り上げ返済は一部返済も全額返済も無料でできます。

さらに、ソニー銀行の住宅ローンは、がん診断時に住宅ローンの残債50%を保障するがん団信50に上乗せ金利なしで加入できます。金利を安く抑えながら団体信用生命保険の保障を手厚くしたい方も、ぜひ検討してみてください。

ソニー銀行
変動金利年0.647%(変動セレクト住宅ローン)
固定金利固定10年:年1.498%(固定セレクト住宅ローン)
固定20年:年2.070%(固定セレクト住宅ローン)
固定35年:年2.689%(住宅ローン)
フラット35取扱なし
事務手数料住宅ローン:一律44,000円
変動セレクト住宅ローン・固定セレクト住宅ローン:借入金額×2.2%
繰り上げ返済手数料一部繰り上げ返済 :無料
全額繰り上げ返済: 無料
団体信用生命保険/同時加入できる保険がん団信50(上乗せ金利なし)・がん団信100(+0.1%)
2024年12月2日時点。手数料はすべて税込価格です。適用金利は申込内容や審査結果等によって変わる場合があります。

りそな銀行

おすすめポイント
  • 土日祝日含め17時まで窓口相談できる
  • 女性向けプランなど住宅ローンの種類が豊富
  • 専用火災保険に保険料10%OFFで加入できる

りそな銀行の住宅ローンは、借入当初の金利を重点的に引き下げる「はじめがお得!当初型」と、全期間を通して金利を一律で引き下げる「ずーっとお得!全期間型」があります。また、保証料の支払い方式も、借入時に所定の金額を一括払いする「一括前払い型」と、借入金利に含める「融資手数料型」から選択可能です。

ほかにも女性向けや金利ミックスタイプなど幅広いプランがあるので、人生設計にマッチする住宅ローンが見つかるでしょう。

相談窓口は土日祝日も17時まで開いているため、対面で相談しながらプランを選びたい方や、より安い金利で借入したい方は一度相談してみるとよいでしょう。

りそな銀行
変動金利年0.490%(ずーっとお得!全期間型・融資手数料型)
固定金利固定10年:年1.805%(はじめがお得!当初型・融資手数料型)
固定20年:年3.285%(はじめがお得!当初型・融資手数料型)
固定35年:年3.060%(超長期(全期間)固定金利型)
フラット35年1.860%(機構買取型)
融資手数料:借入金額×1.87%
事務手数料借入金額×2.2%
繰り上げ返済手数料一部繰り上げ返済 :無料(インターネットの場合)
全額繰り上げ返済: 変動金利型は11,000円/固定金利選択型特約期間中は33,000円
団体信用生命保険/同時に付与できる特約がん保障特約(+0.1%~)・3大疾病保障特約(+0.2%~)・団信革命(+0.25%~)
2024年12月2日時点。手数料はすべて税込価格です。適用金利は申込内容や審査結果等によって変わる場合があります。

PayPay銀行

おすすめポイント
  • 変動金利タイプが低金利
  • 保証料・印紙税がかからない
  • 団信が手厚く、満51歳未満の方なら金利上乗せなしで全疾病・自然災害・失業に備えられる

PayPay銀行の住宅ローンは、変動金利タイプの金利が他行と比べても低いのが魅力です。通常時、自己資金1割未満でも年0.530%、自己資金1割以上なら年0.465%の金利が適用されます。(2024年12月時点)保証料や印紙税もかからないため、住宅ローンのトータルコストを低く抑えることが可能です。

また、PayPay銀行の住宅ローンの団信は、保障が手厚いのも特徴。満51歳未満の方なら金利上乗せなしで、「死亡保障」「がん保障(がん保障特約は50%保障)」「入院時の全疾病保障」「非自発的失業保障」「自然災害保障」に備えられます。

さらに、夫婦のどちらかが死亡やがんなどの保険金支払い事由が発生すると、その人だけでなく夫婦両方の住宅ローン残高が団信で保障される、ペアローン契約者向けの団信もあります。(ペア連生団信)

※精神疾患など、一部保障の対象外となるものがあります。

PayPay銀行
変動金利年0.420%(全期間引下型・自己資金10%未満)※自己資金優遇10%以上の場合は年0.465%(新規借入時)※キャンペーン金利(事前審査申込期間:2024年12月2日~2025年2月28日/お借入れ~2025年3月31日まで)
固定金利10年:年1.270%
20年:年2.080%
35年:年2.270%

(当初期間引下型・自己資金10%未満)
フラット35取扱なし
事務手数料借入金額×2.2%
繰り上げ返済手数料一部繰り上げ返済 :無料(インターネットの場合)
全額繰り上げ返済: 33,000円
団体信用生命保険/同時加入できる保険がん50%保障団信(金利上乗せなし/満51歳未満)・がん100%保障団信(+0.1%/満51歳未満)・一般団信がん(金利上乗せなし/満65歳未満)
2024年12月2日時点。手数料はすべて税込価格です。適用金利は申込内容や審査結果等によって変わる場合があります。

楽天銀行

おすすめポイント
  • 事務手数料が一律330,000円
  • 保証料・繰り上げ返済手数料が無料
  • 上乗せ金利なしで団信にがん保障・全疾病保障特約が付いている

楽天銀行の住宅ローンの変動金利は年0.874%(2024年12月時点)と他行に比べてやや高い印象です。しかし、その代わりに融資事務手数料は定額型で一律33万円という低水準に設定されており、借入額が多い場合も安心です。

定額型は定率型よりも金利が高くなるデメリットがありますが、楽天銀行は変動金利は低水準なので、住宅ローンのトータルコストを抑えられるでしょう。

ほかにも、楽天銀行の住宅ローンには、保証料・繰り上げ返済手数料無料、金利上乗せなしの団信の保障が手厚いというメリットがあります。金利の安さ以外の部分も重視したい方は、ぜひ検討してみてください。

楽天銀行
変動金利年0.874%(変動金利・固定特約付き)
固定金利固定3年:年1.463%
固定5年:年1.548%
固定10年:年1.832%

(金利選択型・固定金利10年)
フラット35年1.860%(ハッピープログラム適用なし)
融資手数料:借入金額×1.1%(返済口座が楽天銀行の場合)
事務手数料一律330,000円
繰り上げ返済手数料一部繰り上げ返済:無料
全額繰り上げ返済:無料
団体信用生命保険/同時に付保できる特約がん保障特約・全疾病特約付(金利上乗せなし)・がん診断時100%保障(+0.2%)
2024年12月2日時点。手数料はすべて税込価格です。適用金利は申込内容や審査結果等によって変わる場合があります。

三井住友銀行

おすすめポイント
  • 変動金利型・固定金利特約型・超長期固定金利型から金利タイプを選べる
  • Oliveアカウント契約でVポイントの還元を受けられる

三井住友銀行の住宅ローンは、「変動金利型」「固定金利特約型」「超長期固定金利型」の3タイプから選べます。また、Oliveアカウントを契約すれば、Vポイントアッププログラムの住宅ローン特典として+1%の還元が適用されるのがメリットです。

さらに、一定期間の金利を固定する固定金利特約型は、借入当初の金利を重点的に引き下げる「最初にぐぐっと引き下げプラン」と、全期間を通して金利を一律で引き下げる「最後までずーっと引き下げプラン」から選択可能です。

借入当初の金利を安くしたい方は、変動金利型か固定金利特約型の最初にぐぐっと引き下げプランを選ぶとよいでしょう。安定した返済計画を立てたい方には、超長期固定金利型か固定金利特約型の最後までずーっと引き下げプランがおすすめです。

三井住友銀行
変動金利年0.625%(WEB申込専用住宅ローン・最後までずーっと引き下げプラン)
固定金利固定10年:年1.950%(WEB申込専用住宅ローン・最初にぐぐっと引き下げプラン)
固定20年:年2.400%(WEB申込専用住宅ローン・最初にぐぐっと引き下げプラン)
固定35年:年2.790%~年3.290%(WEB申込専用住宅ローン・超長期固定金利型プラン)
フラット35年3.570%(機構買取型)
融資手数料:33,000円
事務手数料借入金額×2.2%(WEB申込専用住宅ローンの場合)
繰り上げ返済手数料一部繰り上げ返済 :無料(SMBCダイレクトの場合)
全額繰り上げ返済: 5,500円(SMBCダイレクトの場合)
団体信用生命保険/同時に付保できる特約一般団信金利上乗せなし)・連生団信(クロスサポート)(+0.18%)・8大疾病保障付(+0.3%)・8大疾病保障付ライト(+0.1%)・日常のケガ・病気保障特約(+0.1%)
2024年12月2日時点。手数料はすべて税込価格です。適用金利は申込内容や審査結果等によって変わる場合があります。

みずほ銀行

おすすめポイント
  • 一部繰り上げ手数料・金利変更手数料が無料
  • 金利上乗せ型のプランは保証料・ローン取扱手数料が不要で初期費用を抑えられる
  • 土日祝日含め都合の良い時間帯に窓口相談できる

みずほ銀行の住宅ローンは、あらゆる住宅購入パターンに最適なプランが豊富です。

一般的な分割回数は土地・建物の2回程度ですが、みずほ銀行なら手付金や着工金など先行する支払いに回数制限なく利用できます。つなぎ融資とは違って分割による手数料は一切ありません。

また、お子さまの成長や退職金が入るタイミングで住み替えを検討している場合、短期の借入なら保証料が戻ってくるため、トータルコストが安くなるケースもあります。

そのほか、現居の売却が済んでいなくても、住宅ローンの契約が可能なのでお気に入りの物件を逃す心配も仮住まいをする必要もありません。

中古物件購入時に、リフォーム資金も含めて一本で借入が可能なプランもあるので、リフォームローンで高い金利を支払わなくて済みます。

ぜひ、あなたに合うプランがあるかチェックしてみてください。

みずほ銀行
変動金利年0.375%(ローン取扱手数料型)
固定金利固定10年:年1.500%(固定金利選択・ローン取扱手数料型)
固定20年:年2.200%(固定金利選択・ローン取扱手数料型)
固定35年:年1.980%(全期間固定金利・ローン取扱手数料型)
フラット35取扱なし
事務手数料ローン取扱手数料型:借入金額×2.2%
保証料を一部前払いする方式・金利上乗せ型:不要
繰り上げ返済手数料一部繰り上げ返済 :無料(みずほダイレクトの場合)
全額繰り上げ返済: 33,000円
団体信用生命保険/同時に付保できる特約8大疾病補償(保険料は毎月変動)・がん団信(+0.1%)・8大疾病補償プラスがんサポートプラン(保険料は毎月変動)
2024年12月2日時点。手数料はすべて税込価格です。適用金利は申込内容や審査結果等によって変わる場合があります。

三菱UFJ銀行

おすすめポイント
  • インターネット手続きで一部繰り上げ手数料・金利変更手数料が無料になる
  • 電子契約を利用すれば印紙代が無料になる
  • pontaポイントが毎月貯まる

三菱UFJ銀行の住宅ローンは、固定金利が他行と比べて低いため、固定金利タイプでの住宅ローン契約を考えている方におすすめです。

インターネットから手続きすれば一部繰り上げ返済手数料や金利変更手数料も無料になるので、借入後の費用も抑えられます。

また、住宅ローン借入中はpontaポイントが毎月50ポイント貯まるのも嬉しいポイントです。

三菱UFJ銀行
変動金利年0.345%(変動金利タイプ)
固定金利固定10年:年1.220%(固定金利タイプ・最初に大きな優遇コース)
固定20年:年2.140%(固定金利タイプ・最初に大きな優遇コース)
固定35年:年2.060%(全期間固定金利タイプ)
フラット35取扱いなし
事務手数料借入金額×2.2%
繰り上げ返済手数料一部繰り上げ返済 :無料(インターネットの場合)
全額繰り上げ返済: 16,500円(インターネットの場合)
団体信用生命保険/同時に付保できる特約ワイド団信(+0.3%)・7大疾病保障付(+0.3%)
2024年12月2日時点。手数料はすべて税込価格です。適用金利は申込内容や審査結果等によって変わる場合があります。

横浜銀行

おすすめポイント
  • 変動金利タイプが低金利
  • インターネットバンキングなら繰り上げ返済手数料・金利種類変更手数料が無料
  • ライフコンサルティングサービスを無料で利用できる特典がある

変動金利タイプでの住宅ローン契約を考えている方は、横浜銀行の住宅ローンがおすすめです。

事務手数料が定率の融資手数料型金利プランなら、変動金利タイプが年0.330%(2024年12月時点)と低金利。さらに横浜銀行口座に給与振込があり、一定の条件を満たす場合は年0.03%の金利引き下げが適用されます。

また、横浜銀行の住宅ローンの特典として、無料で相談できるライフコンサルティングサービスが付いてきます。住宅ローン契約後、定期的に家計の見直しをしたい方には嬉しい特典といえるでしょう。

横浜銀行
変動金利年0.330%(融資手数料型金利プラン)
固定金利固定10年:年1.555%(融資手数料型金利プラン)
固定20年:年2.070%(固定金利型20年)
固定35年:年2.120%(超長期固定金利型35年)
フラット35年1.860%(金利引き下げタイプ)
融資手数料:借入金額×1.56%
事務手数料標準型金利プラン:22,000円
融資手数料型金利プラン:借入金額×2.2%
繰り上げ返済手数料一部繰り上げ返済 :無料(インターネットバンキングの場合)
全額繰り上げ返済: 無料(インターネットバンキングの場合)
団体信用生命保険/同時加入できる保険ガン保障特約(+0.2%)・3⼤疾病保障特約(+0.25%)・8⼤疾病保障特約(+0.3%)・全傷病保障特約(+0.35%)・ワイド団信(+0.3%)・自然災害時支援特約(+0.15%)
2024年12月2日時点。手数料はすべて税込価格です。適用金利は申込内容や審査結果等によって変わる場合があります。

ARUHI

おすすめポイント
  • ARUHIフラット35はWEB申込で事務手数料が借入金額×1.1%(最低事務手数料220,000円)に引き下がる
    (※ARUHI スーパーフラットをお申し込みの場合は「ご融資額×2.2%(消費税込)」)
  • フルローンで借入できるプランがある

ARUHIは国内最大級の住宅ローン専門金融機関で、フラット35での住宅ローン契約を考えている方、フルローンでの借入を希望する方はARUHIがおすすめです。

ARUHIフラット35は、WEB申込で事務手数料が借入金額×1.1%(最低事務手数料220,000円)に引き下がるので、トータルコストを抑えられます。
(※ARUHI スーパーフラットをお申し込みの場合は「ご融資額×2.2%(消費税込)」)

また、ARUHI フラットαなら物件価格の10割融資が可能なので、頭金なしで住宅ローンを組むことも可能です。

ARUHI
変動金利年0.800%(ARUHIスーパー40 変動金利・半年型)
※変動金利商品は、店舗のみでのお取り扱い(webからのお申込み不可)
固定金利当初10年固定:年1.494%
当初20年固定:年1.994%
全期間35年固定:年2.494%

(ARUHI 住宅ローン(MG保証)ユアセレクト)
フラット35年1.860%(ARUHIフラット35)
融資手数料:借入金額×2.20%
事務手数料借入金額×2.2%
繰り上げ返済手数料一部繰り上げ返済 :無料(インターネットの場合)
全額繰り上げ返済:55,000円
団体信用生命保/同時に付保できる特約がん50%保障(+0.05%)・がん100%保障(+0.15%)・生活習慣病団信(+0.25%)・ワイド団信(+0.3%)
2024年12月2日時点。手数料はすべて税込価格です。適用金利は申込内容や審査結果等によって変わる場合があります。

オカネコ」ではチャットで簡単な質問に答えると家計診断ができ、同年代や同じような環境の人と「年収」「貯金額」「家賃」「投資額」などが比較できます。

家計診断をすると複数のお金のプロからコメントが届き、そのままチャットで相談も可能です。「いくらくらいの住宅ローンを組むべきか」「マンションと一軒家どっちがいいの?」など、ライフプランニングの相談もできるので、ぜひ気軽にお試しください。

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※2024年6月24日当社データベースより概算(オカネコサービスすべての実績総数)

住宅ローンの選び方・ポイント

住宅ローンは単純に金利の低いものを選べばよいわけではありません。住宅ローンの選び方のポイントを解説するので、しっかり確認しましょう。

1. 金利を抑えたい方は「変動金利タイプ」がおすすめ

変動金利タイプの特徴
メリット・固定金利よりも金利が低い傾向にある
・変動とはいえ急激に金利が変動することはない
デメリット・将来的に金利が上がる可能性があり、返済計画を立てにくい
金利の目安年0.3~0.8%程(2024年12月時点)
適用金利は申込内容や審査結果等に応じて変動します。

変動金利とは、市場金利に応じて定期的に変動する金利のことです。変動金利の金利は半年に1度返済額は5年に一度見直しが行われますが、金利上昇幅は25%までに抑えられています。

変動金利タイプの大きなメリットは、固定金利タイプに比べて金利が低い傾向にあることです。現在は年0.5%以下の金利が適用されるケースも珍しくないため、金利を抑えたい方は変動金利タイプを選ぶと良いでしょう。

ただし、金利の上昇によって返済総額が増えるリスクがあります。

繰り上げ返済をすることで金利上昇リスクを抑えることができるため、繰り上げ返済のための資金の確保が可能かどこまでの金利上昇(返済額)に耐えられるかなど、あらかじめシミュレーションしておきましょう。

\ 2024年12月最新! /
変動金利が低い住宅ローンランキング

🥇1位 : 横浜銀行
変動金利年0.330%(融資手数料型金利プラン)

🥈2位 : auじぶん銀行
変動金利年0.344%(変動金利(全期間引下げプラン)新規借入れ)
※「物件価格の80%以下の借入れ」「借入時の年齢が50歳以下」「特約なしの一般団信を選択」の場合の適用金利
※審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。

🥉3位 : 三菱UFJ銀行
変動金利年0.345%(変動金利タイプ)

2024年12月2日時点の金利です。適用金利は申込内容や審査結果等によって変わる場合があります。

監修者

将来、金利上昇によって返済総額が増えた場合に備えて、変動金利で金利を抑えられた分の余剰金で「資産運用」をしておくことをおすすめします。
ローン返済は長期間に渡りますので、その期間コツコツと長期積立投資を継続することで、運用の複利効果が大きく見込めるでしょう。
おすすめは運用益が非課税のNISAの活用です。変動金利を選択する場合は、ぜひ運用計画もあわせて検討しましょう。

2. 計画的に返済したい方は「固定金利タイプ」がおすすめ

固定金利タイプの特徴
メリット・固定期間中は金利が変わらないので返済計画が立てやすい
デメリット・変動金利よりも金利が高い傾向にある
・金利が下降傾向でも借入時の金利が適用され、返済額が減ることはない
金利の目安(10年固定金利の場合)年1.0%程~(2024年12月時点)
適用金利は申込内容や審査結果等に応じて変動します。

3年間、10年間など、一定期間金利が変動しないものを固定金利と呼びます。35年の長期間固定金利が適用されるものもあり、固定金利期間が長いほど金利は高くなる傾向です。

固定金利タイプの住宅ローンなら、固定金利期間中は金利が上昇しても返済額が増える心配はありません。ただし、逆に金利が下落した場合も当初の金利が継続し、返済額が減ることはない点に注意が必要です。

固定金利は「新発10年国債の利回り」に連動しており、変動幅の拡大により、直近の住宅ローンの固定金利は少しずつ上昇傾向にあります。

\ 2024年12月最新! /
10年固定金利が低い住宅ローンランキング

🥇1位 : SBI新生銀行
固定金利年1.000%(当初固定金利 手数料定率型)

🥈2位 : 三菱UFJ銀行
固定金利年1.220%(固定金利タイプ・最初に大きな優遇コース)

🥉3位auじぶん銀行
固定金利年1.260%(固定金利(当初期間引下げプラン))
※「物件価格の80%以下の借入れ」「借入時の年齢が50歳以下」「特約なしの一般団信を選択」の場合の適用金利
※審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。

2024年12月2日時点の金利です。適用金利は申込内容や審査結果等によって変わる場合があります。

3. 住宅ローンの審査が不安な方は「フラット35」がおすすめ

フラット35の特徴
メリット・全期間固定金利なので返済計画が立てやすい
・保証人や保証料が不要
・年収や勤続年数による借入制限がない
・団体信用生命保険の加入が任意
デメリット・変動金利よりも金利が高い傾向にある
・金利が下降傾向でも借入時の金利が適用され、返済額が減ることはない
・住宅に審査基準が設けられている
金利の目安年1.8%程~(2024年12月時点)
適用金利は申込内容や審査結果等に応じて変動します。

フラット35は、独立行政法人住宅金融支援機構が民間の金融機関と提携して提供している、全期間固定金利型の住宅ローンです。返済期間は15年から35年まで1年単位で選べます。

フラット35は、利用条件に最低年収などの制限がないため、総返済負担率の基準を満たせば、年収に関係なく借入できます。

フラット35の総返済負担率の基準

  • 年収400万円未満:30%以下
  • 年収400万円以上:35%以下

また、審査には勤続年数の条件も設けられていないため、現在勤務している会社に入社間もない方や個人事業主の方でも申込が可能です。

団体信用生命保険の加入も任意なため、健康に不安があったり、他の住宅ローンの審査に不安がある方はフラット35を検討しましょう。

ただし、フラット35は購入する住宅に借入要件があり、住宅が住宅金融支援機構が定める技術基準に適合したうえで、床面積が一定以上でなければ、フラット35の借り入れはできない点に注意が必要です。

金利は高い傾向にありますが、家族構成や建て方に合わせた組合せで、金利を引下げることができるプランもあります。詳しくは以下の記事をご参考ください。

おすすめ住宅ローンのフラット35(9割以下)金利一覧表
金融機関金利融資手数料
三井住友銀行3.570%(機構買取型)33,000円
楽天銀行年1.860%(ハッピープログラム適用なし)1.43%
横浜銀行年1.860%(金利引き下げタイプ)1.56%
イオン銀行年1.860%(Aタイプ)1.87%
りそな銀行年1.860%(機構買取型)1.87%
住信SBIネット銀行年1.860%(機構買取型)2.20%
ARUHI年1.860%(ARUHIフラット35)2.20%
2024年12月2日時点。適用金利・融資手数料は申込内容や審査結果等によって変わる場合があります。
※出典:フラット35 金利情報検索

4. トータルコストを抑えるために各種手数料も確認する

住宅ローンにかかる主な手数料

  • 事務手数料:定額型(数万円~30万円程)・定率型(借入金額の2.2%)の2種類がある
  • 繰り上げ返済手数料:金融機関によって0~数万円程かかる

住宅ローンのトータルコストを抑えるには、金利だけでなく事務手数料や繰り上げ返済手数料といった各種手数料も必ず確認しましょう。

住宅ローンの借入時にかかる事務手数料は、定額型と定率型の2種類があります。相場は定額型が数万円から30万円程度、定率型は借入金額の2.2%です。定額型のほうが事務手数料は安くなりやすいですが、別途保証料がかかったり、金利が高い場合があるためトータルコストで比較しましょう。

住宅ローンの繰り上げ返済手数料は数千円から数万円が相場ですが、なかには繰り上げ返済手数料無料の金融機関もたくさんあります。将来的に繰り上げ返済をする予定の方は、繰り上げ返済手数料無料の住宅ローンを選ぶのがおすすめです。

5. 団信の保障内容を確認する

ほとんどの住宅ローンでは、団体信用生命保険(団信)への加入が契約の必須条件です。団信に加入すると、契約者が死亡・高度障害状態になった場合に保険金で住宅ローンが完済されるため、万一の際に返済が滞り家を失う事態を避けられます。

団信とは

民間の銀行の住宅ローンの場合、死亡・高度障害を保障する一般的な団信の保険料は金利に含まれており、基本的に無料です。なかには金利上乗せなしでプラスアルファの保障が付帯している住宅ローンもあります。

団信にはガン保障介護保障3大疾病保障などのオプションを付けられますが、保障の付加に金利が上乗せされる場合は、本当に必要な保障なのか慎重に考えましょう。一般的な生命保険と違い、団信は中途解約もできないので、自分にとって必要な最低限の保障にとどめることが大切です。

団体信用生命保険の保障内容の一例
事由詳細保障内容一般的な上乗せ金利
死亡・高度障害死亡または高度障害に該当したとき住宅ローン残高が0円なし
がん所定の悪性新生物と診断確定されたとき+0.1%
3大疾病・所定の悪性新生物と診断確定されたとき
・脳卒中、急性心筋梗塞で所定の手術を受けた時または所定の状態が60日以上継続したとき
+0.2%
全ての病気・ケガ所定の就業不能状態が3ヵ月を超えて継続したとき毎月の住宅ローン返済額を保障+0.3%
所定の就業不能状態が12ヵ月を超えて継続したとき住宅ローン残高が0円
※融資実行の時期やお借入れ金融機関によって、上記の上乗せ金利とは異なる場合があります。
監修者

団体信用生命保険(団信)は、保険金で住宅ローンが完済される仕組みです。
住宅ローンの債務者に万が一のことがあった場合にその後の返済がなくなるのは安心ですが、保険金が直接受け取れるわけではありません。そのため、残されたご家族の生活を維持するためには団信の加入だけでは、不十分な場合がほとんどです。
ライフステージや家族構成に応じて必要な保障は様々なので、中途解約できない団信は最低限必要な保障として考え、生命保険もあわせて必要な保障額を必要な期間で備えておくことをおすすめします。

6. 返済方法は「元利均等返済」がおすすめ

住宅ローンの返済方法は、元金と利息を均等に返済する「元利均等返済」と、均等化した元金に利息を乗せて返済する「元金均等返済」があります。それぞれの違いやメリット・デメリットは以下のとおりです。

元利均等返済と元金均等返済とは

どちらを選ぶか迷う場合は、毎月の返済額が一定の「元利均等返済」のほうが、無理なく計画的に返済しやすいのでおすすめです。

元利均等返済は総支払額が多くなるデメリットがありますが、金利が年1%を切っている場合は総返済額に大きな差はなく、繰り上げ返済で元金を減らせば利息を浮かせることもできます。

総支払額を減らしたい方は、そのときの家計状況と相談しながら、積極的に繰り上げ返済を行うとよいでしょう。

7. ネット銀行はサービスや特典の充実度が高い

メガバンクや地方銀行に比べ、ネット銀行の住宅ローンのほうがサービスや特典が充実している傾向です。

例えば、グループ会社のサービスとセットにすることで金利が優遇されたり、ポイント還元や割引を受けられたりします。また、各種手数料が無料になるネット銀行も多いです。

メガバンクは窓口で相談できるところがメリットですが、トータルコストを抑えたいならネット銀行も比較対象に入れると良いでしょう。

サービスや特典のあるネット銀行
金融機関サービスや特典
auじぶん銀行KDDIグループの携帯電話・電気・インターネット・TVを一緒に利用すると、最大年0.15%の金利優遇あり
住信SBIネット銀行40歳未満なら、一般団信に加えて3大疾病50%保障&全疾病保障が基本付帯
SBI新生銀行保証料・団信保険料・印紙代(電子契約の場合)・一部繰り上げ返済手数料が無料
イオン銀行イオングループでの買い物が毎日5%OFF(セレクトクラブカードのクレジット払いの場合)
ソニー銀行保証料・団信保険料・印紙代(電子契約の場合)・繰り上げ返済手数料が無料
PayPay銀行保証料・団信保険料・印紙代(電子契約の場合)・一部繰り上げ返済手数料(web手続きの場合)が無料
楽天銀行保証料・団信保険料・繰り上げ返済手数料が無料で事務手数料は一律330,000円
2024年5月時点

住宅ローンの比較・申し込みができる「モゲチェック」がおすすめ!

住宅ローンを選ぶ際は、無料の住宅ローン比較サービス「モゲチェック」を活用するのがおすすめです。

モゲチェックとは

モゲチェックでできること

  • ランキング形式で住宅ローンを比較できる
  • AIからおすすめの住宅ローンを個別に提案してもらえる
  • AIから住宅ローンを借入できる確率を教えてもらえる
  • 金融機関出身のアドバイザーにチャットで相談できる
  • 住宅ローンの毎月の返済額や借り換えメリット額をシミュレーションできる
  • 気になる住宅ローンがあれば事前審査を申し込める

モゲチェックでは、上記のサービスをすべて無料で利用できます。また、メガバンクや地方銀行からネット銀行まで提携金融機関が幅広く、最安では年0.3%台(2024年10月時点)の金利の住宅ローンも紹介可能です。

なお、モゲチェックは実店舗がないため、個別相談はチャットのみとなります。対面相談はできないものの、住宅ローンの選び方がわからない方、自分で住宅ローンの比較検討をしたい方が情報収集するサービスとしてメリットが多いです。

モゲチェックを利用するには、まずは「住宅ローン診断」に登録しましょう。メールでの会員登録と約5分の情報入力が終われば、すぐにサービスを利用できます。新規の借入か借り換えかにかかわらず、ぜひモゲチェックを利用して効率よく住宅ローンの比較検討を行ってください。

【特徴別】おすすめの住宅ローン

ご紹介した13選の住宅ローンの中から、金利が低い・審査に通りやすいなど、特徴別におすすめの住宅ローンをご紹介します。

金利が低い住宅ローン

金利が低い住宅ローン
金融機関詳細
auじぶん銀行変動金利年0.344%(変動金利(全期間引下げプラン)新規借入れ)12月適用金利※
住信SBIネット銀行変動金利年0.448%(WEB申込コース/通期引下げプラン)
横浜銀行変動金利年0.330%(融資手数料型金利プラン)
2024年12月2日時点。適用金利は申込内容や審査結果等によって変わる場合があります。
「物件価格の80%以下の借入れ」「借入時の年齢が50歳以下」「特約なしの一般団信を選択」の場合の適用金利
※審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。

金利を抑えたい場合は、変動金利を選択しましょう。特に変動金利が低い住宅ローンは、上記の4つです。

諸費用が抑えられる住宅ローン

諸費用が抑えられる住宅ローン
金融機関詳細
SBI新生銀行・保証料、印紙代(電子契約の場合)、ATM出金手数料、一部繰り上げ返済手数料、団信保険料(一般団信・安心保障付団信)が無料
ソニー銀行・保証料、印紙代電子契約の場合)、団信保険料(一般団信・がん団信50)が無料
・繰り上げ返済は一部返済も全額返済も無料
楽天銀行・保証料、繰り上げ返済手数料、団信保険料(一般団信・がん保障特約・全疾病特約)が無料
・事務手数料が一律330,000円
ARUHI(フラット35)・ARUHIフラット35ならWEB申込で事務手数料が借入金額×1.1%(最低事務手数料220,000円)に下がる(フラット35以外のプランの事務手数料は借入金額×2.2%)
手数料はすべて税込価格です。

先ほどご紹介したように、住宅ローンの借入時には事務手数料などが発生します。これらの費用は金融機関によって異なるため、トータルコストを抑えたい場合は、なるべく手数料が安い金融機関を選びましょう。

審査に通りやすい住宅ローン

審査に通りやすい住宅ローン
金融機関審査要件:年収審査要件:勤続年数
住信SBIネット銀行安定かつ継続した収入があること指定なし
PayPay銀行前年度年収が200万円以上指定なし
auじぶん銀行前年度年収(自営業の場合は申告所得)が200万円以上指定なし
フラット35やペアローンの場合は審査基準が異なります。

金融機関は、申し込み者のローンの返済能力をしっかり審査します。そのため住宅ローンの融資条件として、「年収400万円以上」「勤続年数1年以上」などの項目が設けられている場合が多いです。

上記の金融機関は、年収や勤続年数の要件が比較的ゆるく、幅広い方が申し込みできる金融機関です。

ただし、審査では返済能力を総合的に見て判断します。また、一般団信に加入できることや、保証会社の保証を受けられる方などの要件が設けられている場合もあります。

融資条件を満たしているからといって、すべての方が融資を受けられるとは限らない点に注意しましょう。

団信の種類・特約が充実している住宅ローン

団信の種類・特約が充実している住宅ローン
金融機関団信特約一覧
auじぶん銀行※1・一般団信(上乗せ金利なし)
・ワイド団信(健康上の理由で通用の団信に加入できなかった方が対象。+年0.3%)
・がん50%保障(上乗せ金利なし)
・がん100%保障(+年0.05%)
・がん100%保障団信プレミアム(+年0.15%)
住信SBIネット銀行・全疾病保障(上乗せ金利なし)
・3大疾病50%保障(金利上乗せなし/50歳以下)
PayPay銀行・がん50%保障団信(金利上乗せなし/満51歳未満)
・がん100%保障団信(+0.1%/満51歳未満)
・一般団信がん(金利上乗せなし/満65歳未満)
楽天銀行・がん保障特約、全疾病特約(金利上乗せなし)
・がん診断時100%保障(+0.2%)
三井住友銀行・一般団信(金利上乗せなし)
連生団信(クロスサポート)(+0.18%)
・8大疾病保障付(+0.3%)
・8大疾病保障付ライト(+0.1%)
・日常のケガ・病気保障特約(+0.1%)
※1:通常金利を選んだ方が対象。「一般団信限定金利」を選んだ方は一般団信のみの加入。がん50%保障団信、がん100%保障団信、がん100%保障団信プレミアムは、加入時満50歳までの方が利用可能

団体信用生命保険(団信)に加入すると、万一の際に返済が滞り家を失う事態を避けられます。

一般団信のほか、金利に上乗せすることでオプションで付けられる特約が豊富な住宅ローンは、上記の通りです。保障を充実させたい方や、多くの種類の中から選びたい方は、以下の金融機関を検討しましょう。

窓口で相談ができる住宅ローン

窓口で相談ができる住宅ローン
金融機関問い合わせ方法
みずほ銀行・店舗(店舗によっては土日祝日も可)
・電話
・チャット
三菱UFJ銀行・ローン窓口設置店舗
・ローン問合せ専用電話
りそな銀行・店舗(店舗によっては土日祝日も可)
イオン銀行・店舗
・電話
・チャット
横浜銀行・店舗
・電話

店舗を持たない金融機関の場合、基本的に問い合わせはwebや電話のみの対応ですが、以下の金融機関は直接店舗に行って窓口で相談することもできます。

もし契約時や契約内容の変更などで問い合わせが発生したときに、窓口で相談したい方は上記の金融機関を選びましょう。

住宅ローンの負担を軽減するための4つのポイント

住宅ローンは借入額が大きいため、ちょっとした工夫で家計にかかる負担に大きな差が生まれます。住宅ローンを利用する際は以下のポイントを押さえ、負担を軽減しましょう。

住宅ローン控除を利用する

住宅ローンで住宅を購入した場合、ローンの返済期間が10年以上あるなど、一定の要件を満たせば住宅ローン控除を利用することにより税金の控除を受けられます。

住宅ローン控除額(2024年12月現在)

  • ローン残高×0.7%×13年間(中古住宅は10年間)

控除額の上限は住宅の条件により異なり、例えば新築の一般住宅の場合は最大で21万円/年の控除を受けられます。

住宅ローン控除を受けるには、控除を受ける最初の年のみ確定申告が必要となるので、忘れずに申告を行いましょう。なお、2年目以降は年末調整により控除を受けることが可能です。

自治体独自の制度の有無を確認する

自治体によっては、住宅購入費用に充てられる補助金・助成金制度を設けているところがあります。住宅ローンを利用する前に、住宅リフォーム推進協議会の検索サイトで自治体独自の制度がないかを確認しましょう。

また住宅ローンに関しても、自治体と住宅金融支援機構の連携により、フラット35の借入金利を一定期間引き下げる制度が利用できる場合があります。該当する自治体は住宅金融支援機構のサイトで検索できるので、制度の詳細とあわせて調べてみるのがおすすめです。

頭金を用意する

頭金を用意すると住宅ローンの借入額が減るため、支払う利息が最小限で済みます。また頭金を用意しない場合に比べて、毎月の返済の減額や借入期間の短縮も可能です。金融機関によっては、頭金の有無によって金利が変わることもあります。

ただし、住宅ローンの残高が多いほど住宅ローン控除額は増えるため、頭金を用意するよりもフルローンで借入した方が控除額は大きいです。フルローンで借入し、手元に残ったお金は繰り上げ返済に利用する方が、お得になる場合もあります。

オカネコが2024年4月に行ったアンケート調査によると、「自己資金はない」と回答した方が16.8%が最も多く、次いで自己資金1割未満と回答した方が16.6%という結果となり、3人に1人は「マイホーム購入時の自己資金1割未満」で購入していることがわかりました。

住宅購入時の頭金の割合

頭金を用意した場合とフルローン、どちらがお得になるかは借入額などによって異なるため、シミュレーションをしてお得になる方を選択しましょう。

借り換えや繰り上げ返済を利用する

住宅ローンの利息負担を軽減するには、「借り換え」や「繰り上げ返済」が有効です。

住宅ローンの「借り換え」

住宅ローンの返済期間は長いため、返済中に金利が変動する可能性があります。状況に応じて、より金利の低い住宅ローンへの借り換えや、金利タイプの切り替えを検討するのがおすすめです。

※金利は一例です。借り換えには手数料等がかかります。

また、変動金利から固定金利に借り換えることで、将来の金利上昇リスクを回避する・抑えることもできるでしょう。

ただし、住宅ローンの「借り換え」には以下のような手数料がかかるため、金利の低い銀行や手数料(融資手数料+保証料)の安い銀行で借り換えるのがおすすめです。

借り換えに必要な諸費用
内容例:残高2,000万円を25年で乗り換えた場合
印紙代1,000万円以上の借入:2万円
5,000万円以上の借入:6万円
約2万円
保証料借りている額、返済期間により異なる約34万円
融資事務手数料3~10万円を払う定額型と、借入額の2.2%程を払う定率型がある(費用は金融機関により異なる)3万円+消費税
繰り上げ返済手数料0~10万円(金融機関により異なる)
登記費用条件により、借入額の0.1%~0.4%が必要約15万円
計約54万円

また、住宅ローン控除額が減ってしまうケースもあるので、総合的に見てメリットがあるか判断しましょう。

住宅ローンの「繰り上げ返済」

「繰り上げ返済」は、返済期間を短縮する「返済期間短縮型」と毎月の返済額を減らす「返済額軽減型」があります。毎月の返済が負担でなければ、より利息軽減効果の高い期間短縮型の繰り上げ返済を行うとよいでしょう。

返済期間短縮型のイメージ図
返済額軽減型のイメージ図
返済期間短縮型・返済額軽減型の比較表
返済期間短縮型返済額軽減型
返済期間短縮される変わらない
月々の返済額変わらない軽減される
利息の軽減効果

早いタイミングで繰り上げ返済をした方が利息軽減効果は大きいですが、返済期間が10年未満になると、住宅ローン控除が適用外になる点に注意が必要です。

基本的に借り入れ時の金利が1%より低い場合は、住宅ローン控除を優先したほうがお得で、借入金額が多く控除しきれない場合は、繰り上げ返済を優先した方がお得になります。

ただし、どちらがお得になるかは購入した物件の価格や住宅ローン金利により異なるため、事前にシミュレーションを行い判断しましょう。

住宅ローンの契約までの流れ

「住宅ローン契約」と「物件購入手続き」の流れは以下の通りです。

住宅ローン手続きの流れ

注文住宅を検討している等で「土地の購入」が必要な方は、物件購入の前に土地の選定や契約等の手続きが必要です。場合によっては住宅ローンの申し込み・契約が土地と物件購入の2回にわかれることもあります。

以下では「住宅ローンの手続き」について、ステップで詳しくご紹介します。

STEP
住宅ローン情報収集・相談

まずは情報収集を行い、希望の条件の住宅ローンを探しましょう。モゲチェックを使えば、ランキング形式で住宅ローンを比較でき、必要に応じて専門家への相談も無料でできるので効率的です。

STEP
事前審査(仮審査)の申し込み

気になる住宅ローンが見つかったら、事前審査の申込を行います。

事前審査では申込者の本人確認書類などの準備が必要ですが、これもモゲチェックを使えば追加情報を入力するだけで事前審査を代行してもらえるので手間を最小限にできます。

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本審査(正式審査)の申し込み

事前審査の通過後は本審査に申し込みます。本審査では事前審査よりも必要書類が増え、さらに細かい審査が行われます。

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住宅ローン契約の手続き

本審査の承認が無事おりれば、購入した物件に対する住宅ローンの契約手続きを行います。

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融資実行

物件の引き渡しと同時に、住宅ローンの融資が実行され、毎月の返済が始まります。事前審査の申し込みから融資実行までは、1ヶ月程度時間がかかることが想定されます。

住宅ローンの審査で金融機関が確認する項目

令和5年に国土交通省が実施した民間住宅ローンの実態に関する調査によると、金融機関が住宅ローンの融資を行う際に考慮する審査項目は、以下の通りでした。

金融機関が住宅ローン融資時に確認する審査項目

具体的な審査の条件としては、「完済時年齢」は80歳未満、「健康状態」は団信に加入ができるか、「勤続年数」は1年以上を条件としている金融機関が多い結果となっています。

「借入時年齢」「年収」「返済負担率」などは、金融機関によって条件がさまざまですが、「返済負担率」は30~40%以内に設定している金融機関が大半でした。(※)返済負担率は、「年間返済額÷年収×100」で計算できます。

(※)令和5年 民間住宅ローンの実態に関する調査_国土交通省_2.長期・固定金利の住宅ローン等に関する融資審査等

監修者

返済負担率は金融機関での借入れ可能額の目安であり、実際に返済できるかは各家庭の状況によって大きく異なります。
例えば、同じ収入の方であっても、必要な生活費は当然家族構成等によっても変わります。つまり、収入額だけではローン負担がそのご家庭にどう影響するかは計れないということです。
ローンを組む前にライフプランシミュレーションを実施し、将来に渡ってローン負担が家計にどう影響するか確認することをおすすめします。

住宅ローンに関するよくある質問<Q&A>

最後に、住宅ローンに関するよくある質問に回答します。

1. 住宅ローンの審査に通りやすい人の特徴は?

住宅ローンの審査に通りやすい人の特徴は、以下のとおりです。

住宅ローンの審査に通りやすい人の特徴

  • 公務員や上場企業の会社員
  • 年収が高い
  • 勤続年数が長い
  • 信用情報に問題がない
  • 持病がない

上記に該当しなくても、定年前に完済する計画にしたり、返済負担率が25%以下になるよう借入額を調整したりすることで審査に通りやすくなります。また、書類や申告内容に間違いがないようにすることも、審査を通過するためには大切なポイントです。

2. 連帯保証人は必要?

購入した住宅が担保となるため、基本的には連帯保証人がいなくても住宅ローンを組むことは可能です。また現在は、保証会社に保証料を支払い、連帯保証人の代わりとするケースが多くなっています。

3. リフォームでも住宅ローンは利用できる?

金融機関によってはリフォームでも住宅ローンを利用できます。リフォームに住宅ローンを利用する際は、条件を満たせば住宅ローン控除の適用も可能です。

ただし、ローンを借入する場合は借入額のほかに利息や手数料などの費用がかかり、自己資金よりもリフォーム総額が高くなってしまいます。リフォーム費用を抑えるには、できるだけ低金利な借入先を探さなければなりません。

低金利ローンの比較サービス「クラウドローン」なら、希望の借入額や金利などの質問に回答するだけで、複数の銀行から最適なリフォームローンの提案を受けられます。

自分でいくつかのリフォームローンを選んで比較するよりも、短時間かつ簡単に低金利なローンを探すことが可能です。借入可能なリフォームローンの診断は無料で受けられるので、リフォームローンを検討している方は、ぜひ試してみてください。

4. 返済できなくなったらどうなるの?

住宅ローンの返済ができず滞納した場合、金融機関から督促状が届きます。督促状を無視し続けると、最終的には催告書が届き、住宅ローンを分割返済する権利が失われます。

その後は残債を一括返済できなければ、住宅は差し押さえられ競売にかけられるため、強制退去させられます。競売を経てローンを完済できなかった場合は、残債の返済も行わなくてはなりません。

こうした最悪の事態を避けるには、住宅ローンの返済が難しくなったら早めに金融機関に相談し、返済条件の見直しをお願いしましょう。返済条件の見直しが却下された場合は、住宅ローンの借り換えや、自宅を売却しローン返済に充てることも検討する必要があります。

5. 自営業者でも住宅ローンの審査に通過するポイントは?

住宅ローンの審査では所得額だけでなく、その安定性もチェックされます。自営業の方は会社員の方と比べるとどうしても収入が不安定になりやすいですが、所得額が毎年安定している、もしくは年々増加していれば審査に通過しやすいと言えます。

そのほかにも、「税金や保険料の未納はないか」「クレカやローンの支払いに滞納がないか」なども審査のポイントです。また、借入額をなるべく少なくできるよう、頭金を多く用意することもポイントになるでしょう。

6. 産休・育休中でも住宅ローンの借入はできるの?

基本的に審査の申し込みは可能ですが、審査基準は厳しくなる傾向です。

金融機関によっては審査時に、「休暇に入った年の前年の源泉徴収票」「産休または育休の期間を証明する勤務先発行資料」などの提出が求められる場合があります。

7. ネット銀行を選ぶメリット・デメリットは?
ネット銀行のメリット・デメリット
メリット・金利優遇サービスや手数料がお得になるサービスが充実している
デメリット・問い合わせはwebや電話のみで窓口で相談ができない
・メガバンクや地方銀行に比べて審査基準が厳しい傾向にある

メガバンクや地方銀行に比べ、ネット銀行の住宅ローンのほうがサービスや特典が充実している傾向です。

メガバンクは窓口で相談できるところがメリットですが、トータルコストを抑えたいならネット銀行を比較対象に入れると良いでしょう。

8. 団信はどのように選んだらいいの?

どのような病気やリスクに備えるかと、上乗せ金利のコストのバランスで考えましょう。

がん保障や3大疾病保障をつける場合、一般的に0.1~0.3%の金利が上乗せされます。現状健康状態は良好で、完済までの期間にこれらの病気にかかるリスクが低いと判断すれば、一般団信で十分かもしれません。

現在加入しているがん保険や医療保険があれば、一般団信で十分なケースもあるため、一度FPや担当者に相談すると安心です。

まとめ

住宅ローンを選ぶ際は金利の低さだけでなく、各種手数料や団信の保障内容も確認しましょう。家計や資産の状況を考慮しつつ、自分に合う金利タイプや返済方法を選ぶことも大切です。

住宅ローンを検討する際は、無料の住宅ローン比較サービス「モゲチェック」を利用すると、各社の住宅ローンを簡単に比較できます。プロのアドバイザーへのチャット相談や事前審査の代行も無料で行えるため、納得して住宅ローンを選びたい方におすすめです。

また、「オカネコ」は無料でお金のプロにライフプランの相談ができます。ローンを組む前に資金計画や毎月のローン返済額など、マイホーム計画に問題がないか、ぜひお気軽にチャットで相談してみてください。

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株式会社400F 金融オンライン・アドバイザー 平野 亜耶

平野 亜耶

株式会社400F オンラインアドバイザー
2級FP技能士 / 証券外務員二種

詳細プロフィール

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