【2025年版】住宅ローンにおすすめの地方銀行 | ネット銀行との金利比較、地銀のメリットを解説

監修者
オカネコマガジン監修者 松井大輔株式会社400F オンラインアドバイザー
松井 大輔
1級ファイナンシャル・プランニング技能士 / CFP® / 証券外務員一種
この専門家にチャットでお金の相談をする(チャット相談は無料診断後に可能です)

地方銀行」は地方に本店を置き、地域密着型のサービスを提供しています。都市銀行やネット銀行とは異なるサービスを展開している地方銀行が多く、他の金融機関と比較しながら自分にあった住宅ローンを見つけることが大切です。

本記事では、地方銀行の住宅ローンを選ぶメリット・デメリットのほか、関東、北海道、東北、北関東、北陸、東海、近畿、中国、四国、九州・沖縄の10エリアに分けて、おすすめの地方銀行の住宅ローンを紹介します。

地方銀行での住宅ローン契約を検討中の方、地方銀行の住宅ローンのメリット・デメリットを踏まえて自分にあう住宅ローンを選びたい方は、ぜひ参考にしてください。

このコンテンツの3行まとめ
  • 地方銀行の住宅ローンは、地域密着型の細やかな対応独自サービスを期待できるのが魅力だが、地方銀行によっては対応エリアが限定されている金利が割高などのデメリットがある
  • 地方銀行の住宅ローンの金利は金融機関によって大きな差があり、なかには金利が高めの地方銀行もあるため、サービス内容をしっかり確認することが大切
  • まずは希望する金利タイプ(変動金利型・全期間固定金利型・固定金利期間選択型)を選び、金利や手数料など必要なコストをトータルで考え住宅ローンを選ぶ

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目次

地方銀行の住宅ローンを選ぶメリット・デメリット

地方銀行」は地方に本店を置き、地域密着型のサービスを提供している銀行です。これに対し、東京や大阪などの大都市に本店を構え、全国展開する銀行を「都市銀行」、実店舗を持たずWeb取引に特化した銀行を「ネット銀行」といいます。

地方銀行・都市銀行・ネット銀行の住宅ローンのメリット・デメリットは以下のとおりです。

銀行の種類別 住宅ローンのメリット・デメリット
 メリットデメリット
地方銀行・細やかな対応が期待できる
・独自サービスがある場合が多い
・金利が高めの場合がある
・対応エリアが限定されている場合がある
都市銀行・全国に店舗がある
・審査が早い傾向
・金利が高めの場合がある
・審査が厳しい傾向
ネット銀行・Web上で申込できる
・金利が低い傾向
・融資条件が厳しい傾向
・対面相談はできない場合が多い

地方銀行は地域に根差したサービスが強みのため、住宅ローンの対応エリアが限定されている場合が多いものの、都市銀行やネット銀行に比べてより細やかな対応が期待できます。また、地域の特色にあわせた独自のサービスを展開している場合も多いです。

地方銀行の住宅ローンの金利は金融機関によって大きな差があります。なかには金利が高めの地方銀行もあるため、都市銀行やネット銀行の住宅ローンと比較しながら検討するのがおすすめです。

「モゲチェック」なら簡単に住宅ローンの比較検討ができる

住宅ローンを選ぶ際は、無料の住宅ローン比較サービス「モゲチェック」を活用するのがおすすめです。

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モゲチェックでできること(すべて無料)

  • ランキング形式で住宅ローンを比較できる
  • AIからおすすめの住宅ローンを個別に提案してもらえる
  • AIから住宅ローンを借入できる(審査に通る)確率を教えてもらえる
  • 金融機関出身のアドバイザーにチャットで相談できる
  • 住宅ローンの毎月の返済額や借り換えメリット額をシミュレーションできる
  • 気になる住宅ローンがあれば事前審査を申し込める

提携金融機関は、メガバンクや地方銀行からネット銀行まで幅広く、最安では年0.5%台(2025年7月時点)の金利の住宅ローンも紹介可能です。

なお、モゲチェックは実店舗がないため、個別相談はチャットのみとなります。対面相談はできないものの、プロの力を借りて効率的に探すことができ、情報収集するサービスとしてメリットが多いです。

モゲチェックを利用するには、まずは「住宅ローン診断」に登録しましょう。メールでの会員登録と約5分の情報入力が終われば、すぐにサービスを利用できます。

監修者

一部の銀行では、指定された条件を満たすと優遇金利を受けられる場合があります。主な指定条件として下記が挙げられます。
・指定するクレジットカードの発行
・銀行口座を給与受取口座に設定
・申込~契約締結までオンラインで完結させる など

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※2025年6月1日当社データベースより概算(オカネコサービスすべての実績総数)

地方別おすすめの地方銀行住宅ローン

地方別に、地方銀行の住宅ローン金利や特徴を紹介します。

▼2025年7月1日時点の情報。金利はすべて新規借入時の金利です。金利は最低金利を表記しており、適用には金融機関設ける条件を満たす必要がある場合がございます。

関東地方でおすすめの地方銀行住宅ローン4選

変動金利10年固定金利35年固定金利対応エリア/店舗所在地
横浜銀行年0.650%~年2.025%~年2.590%~対応エリア:神奈川県全域および東京都の一部
埼玉りそな銀行年0.640%~年2.135%~年3.950%~対応エリア:離島を除く全国(Web申込の場合)
きらぼし銀行年1.025%~年2.050%~対応エリア:東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県内
千葉銀行年0.975%~年2.010%~年3.540%~対応エリア:千葉県・東京都・茨城県・埼玉県・神奈川県全域
2025年7月1日現在
横浜銀行
対応エリア神奈川県全域および東京都の一部
おすすめポイント・専門スタッフに直接相談ができる
・変動金利が低い
・「変動」「固定」金利プランのほか、「変動+固定」のミックスローンや住宅性能によるプランなど、さまざまなプランがある

横浜銀行は、神奈川県全域および東京都の一部に17か所のローンセンターを持っています。そのため、専門のスタッフに直接住宅ローンの相談をすることが可能です。

また、プランの種類が豊富なので、自分の希望にあう住宅ローンが見つかるでしょう。

埼玉りそな銀行
対応エリア離島を除く全国(Web申込の場合)
おすすめポイント・住居の地域問わず申し込み可能
・女性向け住宅ローンなど、住宅ローンの種類が豊富
・団信の保障内容が充実している

埼玉りそな銀行は「埼玉県の皆さまに信頼され、地元埼玉とともに発展する銀行」を目指し、地域密着型の金融サービスを提供している銀行です。

埼玉りそな銀行の住宅ローンでは、一般的な団体信用生命保険よりも保障範囲の広い「団信革命」に加入できます。団信革命なら死亡・3大疾病に加え、病気やケガによる所定の状態までカバーが可能です。

きらぼし銀行
対応エリア東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県内
おすすめポイント・保証料の支払いプランが選べる
・団信のプランが豊富
・専門スタッフに直接相談ができる

きらぼし銀行の住宅ローンは、変動金利・固定金利ともに保証料一括型・保証料分割型・融資手数料型からプランを選択できます。

団体信用生命保険の保障も幅広く、3大疾病やガン保障特約付きのものを取り扱っています。都内に4か所あるローンプラザでは、対面で住宅ローンの相談が可能です。

千葉銀行
対応エリア千葉県・東京都・茨城県・埼玉県・神奈川県全域
おすすめポイント・県内のシェアNo.1(※)
・団信のプランが豊富
・土日も窓口で相談が可能

千葉銀行の住宅ローンは千葉県内でシェア第1位(※)を誇り、全傷病団信α、11疾病団信、3大疾病団信、がん団信、ワイド団信と団体信用生命保険の保障が充実しています。

土日も相談できる店舗が千葉県内に5か所あるため、平日が仕事の方も気軽に住宅ローンの相談が可能です。

千葉県内に本店を置く金融機関における住宅ローン残高シェア(2023年3月期)。各金融機関ディスクロージャー資料より千葉銀行にて集計

住宅ローンの適正な借入額の目安を知る近道

家の購入を検討中なら、FP相談を利用することで家計に合わせた無理のない借入額のアドバイスがもらえます。

住宅ローンの相談はFPにするのがおすすめなワケ
  • ライフプランニング表を作成し、自分にとって適正な借入額を提案してくれる
  • 住宅や住宅ローンの販売とは直接的な関係がなく、中立な立場で提案してくれる
  • 住宅ローン減税や自治体の補助金など、利用できる公的制度を教えてくれる

おすすめの相談先は「オカネコ」

「オカネコ」は多くのFPが在籍する、国内最大級※1の家計診断・相談サービスです。

オカネコを利用すれば、住宅ローンに関することはもちろん、お金に関する不安や悩み全般を完全無料でFPに相談できます。

オカネコのメリットは、事前に入力した収入・年齡・家族構成、悩みなどの情報をもとに、その分野が得意なFPなどの専門家からコメントを受け取れることです。受け取ったコメントや口コミを参考に相談したいFPを選べます。

最初に「家を買いたいのでライフプランニングをしたい」とコメントするとスムーズに相談できるでしょう。

FPから無理に商品を勧められることはありません。マイホームは高い買い物なので、信頼できるFPを見つけて納得のいく選択をしましょう。

※1:現時点での当社データベース及び他社公表情報の比較調査による

【Q&A】地方銀行の住宅ローンに関するよくある質問

最後に、地方銀行の住宅ローンに関するよくある質問に回答します。

Q1. 地方銀行の住宅ローン審査に落ちた場合はどうすればいいの?

年収に対する借入額が多かったり、支払いの延滞があったりすると住宅ローン審査に落ちやすいです。また、住宅ローン審査の履歴は半年程度残るといわれています。

地方銀行の住宅ローン審査に落ちてしまったら、借入中のローンを繰り上げ返済するクレジットカードやローンの延滞を解消するなどの対策をしましょう。そのうえで半年程度の時間を置き、別の金融機関の住宅ローンに申込むのがおすすめです。

フラット35の住宅ローン審査は比較的ゆるいといわれているため、地方銀行の住宅ローン審査に落ちた場合は申込を検討するとよいでしょう。

監修者

一般的に、住宅ローンとして借り入れできる目安額は「世帯年収の7倍まで」と言われています。一方で、「家計に負担なく返済できる金額」と「借り入れできる金額」はイコールではありません
そのため、事前にライフプランシミュレーションなどを活用し、家計に無理のない借入金額/返済額の目安を把握しておくようにしましょう。

Q2. どの金利タイプを選べばいいの?

住宅ローンの金利タイプは、大きく分けて「全期間固定金利型「変動金利」「固定金利期間選択型」の3種類があります。各特徴を踏まえたうえで、自分に合う金利タイプを選びましょう。

金利推移のイメージ

オカネコが2025年5月に実施したお金のプロ10名に対する調査によると、7割の方が「住宅は今が買い時」と回答しており、住宅ローンの金利タイプは圧倒的に「変動金利」が支持されていました。

監修者

すでに一部の銀行で住宅ローン金利が引き上げられており、金利上昇リスクを回避するために「固定金利期間選択型」を選ばれる方が増えています。
「固定金利期間選択型」は中学生前後のお子様がいらっしゃるご家庭など、直近で支出増加が見込まれ返済額の上昇を抑えたい方に多く利用される金利タイプですが、最近は支出額は一定にして資産運用に注力したいと考える方も多いようです。
住宅は人生最大のお買い物となるので、変動・固定どちらの金利にすべきかしっかり検討し、ベストな選択をしていただければと思います。

Q3. 自分にあった住宅ローンの選び方は?

上記でお伝えしたように、まずは自分に合う金利タイプから考えてみましょう。どの金利タイプにするか決まったら、金利や手数料などから、トータルコストが抑えられる住宅ローンを探すのがおすすめです。

自分にあった住宅ローンのおすすめの選び方

  1. 金利タイプを選ぶ
  2. 低金利な住宅ローンを探す
  3. 各種手数料を調べ、トータルコストを比較する

低金利な住宅ローンを探す際は、住宅ローンの比較サイト「モゲチェック」を活用しましょう。モゲチェックを使えば、住宅ローンの比較にかける手間と時間を削減できるだけでなく、事前審査の申込も可能です。

また、一から自分で住宅ローンを選ぶのが難しい場合でも、無料で住宅ローンのプロにチャット相談ができるため、自分にあう住宅ローンが見つかります。

まとめ

地方銀行の住宅ローンを利用したいときは、まずは対応エリアに制限がないかを確認しましょう。その後、各銀行の最新の金利や各種手数料を確認し、よりトータルコストが低くなる地方銀行を探してみてください。ローンセンターなど住宅ローンの相談窓口がある場合は、店舗まで足を運び、直接相談するのもよいでしょう。

住宅ローンを選ぶ際は、地方銀行だけでなく都市銀行やネット銀行も視野に入れると、より低金利な住宅ローンが見つかるかもしれません。住宅ローンのコストを最低限に抑えたい方は、住宅ローンの比較サイト「モゲチェック」を活用して、できるだけ低金利な住宅ローンを効率よく探しましょう。

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※2025年6月1日当社データベースより概算(オカネコサービスすべての実績総数)

株式会社400F オンラインアドバイザー 松井 大輔

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