監修者 | |
株式会社400F オンラインアドバイザー 安部 泰之 公的保険アドバイザー / 証券外務員二種 この専門家にチャットでお金の相談をする(チャット相談は無料診断後に可能です) |
マイホームの購入費用を抑える秘訣は、できるだけ金利の低い住宅ローンを選ぶことです。
住宅ローン比較サービス「モゲチェック」の調査によれば、金利の低い住宅ローンへの借り換えにより100万円以上のメリットが生じるユーザーは44%にのぼるといいます。住宅ローン返済中の方は借りっぱなしにせず、金利動向や他社の住宅ローン金利を定期的にチェックしながら、必要に応じて借り換えを検討しましょう。
本記事では、金利動向の最新情報や金利の安い住宅ローンランキングを紹介します。銀行別の住宅ローン詳細もお伝えするので、今後の住宅ローン金利が気になる方、金利の安い住宅ローンを探している方は、ぜひ参考にしてください。
- 住宅ローンには主に「変動金利」「全期間固定金利」「固定金利期間選択」の3つの金利タイプがあり、変動金利タイプがもっとも金利が安い傾向にある
- 2024年3月に日銀がマイナス金利解除を発表。すぐに住宅ローン金利が大幅に引き上がる心配はないが、新規借入の金利を年0.1%程度上げる銀行は出てくる可能性がある
- 「金利の安い住宅ローンランキング」では、金利タイプ別にそれぞれ10の住宅ローンランキングを紹介
注記:当サイトを経由したお申し込みがあった場合、当社は提携する各企業から報酬の支払いを受けることがあります。提携や報酬の支払いの有無が、当サイト内での評価に影響を与えることのないようにしています。
今後どうなる?変動金利・固定金利の推移
住宅ローン金利のタイプは、大きく分けて「変動金利型」「固定金利型」の2種類があります。
簡単にいうと、変動金利型は市場金利に応じて定期的に金利が変動するタイプ、固定金利型は決められた期間の金利が変動しないタイプです。例えば、金利の固定期間が完済時までの場合は「全期間固定金利」、10年間の場合は「10年固定金利」と呼ばれます。
以下は、「全期間固定金利」「変動金利」「固定金利期間選択」の金利推移のイメージです。
変動金利型は金利変動リスクがあり、固定金利型よりも金利が安い傾向にあります。逆に、固定金利型は金利変動リスクがなく、変動金利型よりも金利が高い傾向です。
2024年3月に日銀がマイナス金利解除を決めたため、「住宅ローン金利も上がるのでは?固定金利型を選ぶべき?」と疑問を感じた方がいるかもしれません。
結論から言うと、今回のマイナス金利解除の影響で住宅ローン金利が大幅に引き上がる心配はないでしょう。ただ、新規借入の金利を年0.1%程度上げる銀行は出てくる可能性があります。
もし追加利上げが繰り返し行われれば、それに伴い住宅ローン金利が上昇する可能性はあるため、引き続き金利動向に注目しましょう。しかし、現時点では急激に利上げが進むとは考えにくいので、住宅ローンの金利を安くしたいなら変動金利型を選ぶのがおすすめです。
現在のところ、8割近くの人が変動金利型を選択しています。
「変動金利型」とは
変動金利型は、市場金利に応じて定期的に金利が変動するタイプです。
変動金利型の住宅ローンは固定金利型より金利が安い傾向で、現在は年0.5%以下の金利が適用されるケースも珍しくありません。そのため、変動金利型は金利を抑えたい方におすすめです。
変動金利型を選ぶなら、金利の上昇によって返済総額が増えた場合に対応できるかのシミュレーションを行いましょう。
「固定金利期間選択型」とは
固定金利期間選択型は、一定期間だけ固定金利が適用され、固定期間が終了するタイミングで以降の金利タイプを選び直せるのが特徴です。ただし、銀行によっては自動的に変動金利型へ移行される場合があります。
固定金利期間選択型の住宅ローンは全期間固定金利型より金利が安い傾向なので、金利をある程度安くしつつ、一定期間の金利変動リスクを抑えたい方におすすめです。
例えば、子どもの自立までは返済額を一定にしたい方、住宅ローン控除期間の終了後に一括返済を予定している方は、固定金利期間選択型を検討してみてください。金利の固定期間は10年・20年・30年などさまざまあるので、ライフプランに合わせて選びましょう。
「全期間固定金利型」とは
全期間固定金利型は、借入から完済までの全期間にわたり金利が変動しないタイプです。
全期間固定金利型の住宅ローンは、変動金利型や固定金利期間選択型よりも金利が高い傾向にあります。しかし、当初の金利がずっと適用されるため金利変動リスクがなく、返済額が一定で返済計画を立てやすい点がメリットです。
そのため全期間固定金利型は、完済まで返済額を一定にしたい方や将来の金利上昇に備えたい方におすすめです。変動金利型や固定金利期間選択型の金利と比較したうえで、全期間固定金利のメリットを感じられるか考えてみましょう。
ローンの返済期間は30年以上の長期に渡ることがほとんどのため、ローンの返済額が生活にどの程度の影響を与えるのか、事前にシミュレーションをしておくと良いでしょう。
シミュレーションでは、今後見込まれる収入やライフイベントでかかる支出の見通しを立てます。
また、変動金利に比べて当初金利が高い「固定金利」でシミュレーションするなど、少し金利が高くても返済計画が無理なく進むか確認しておくことをおすすめします。
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※2024年6月24日当社データベースより概算(オカネコサービスすべての実績総数)
金利の安い住宅ローンランキング(金利タイプ別)
金利の安い住宅ローンランキングを金利タイプ別に紹介します。
\ 2024年10月最新! /
変動金利が低い住宅ローンランキング(新規借入)
🥇1位 : 三菱UFJ銀行
変動金利年0.345%(ずーっと一律優遇コース)
🥈2位 : みずほ銀行
変動金利年0.375%(変動金利 ローン取扱手数料型)
🥉3位 : 住信SBIネット銀行
変動金利年0.448%(通期引下げプラン(新規))
2024年10月1日時点。適用金利・融資手数料は申込内容や審査結果等によって変わる場合があります。
住宅ローン詳細一覧
先述のランキングで紹介した銀行の住宅ローンについて、個別に詳細を解説します。
- auじぶん銀行:KDDIグループサービスの利用で最大年0.15%の金利優遇あり
- 住信SBIネット銀行:変動金利・固定金利が低金利で団信に3大疾病保障付き
- イオン銀行:物件価格の8割超の借入でも低金利の変動金利が適用
- ソニー銀行:3つの金利プランから選択でき上乗せ金利なしで団信加入可能
- りそな銀行:プランが豊富で土日祝日も相談できる
- PayPay銀行:固定金利・変動金利ともに低金利でがん保障が厚い
- 楽天銀行:事務手数料が一律でトータルコストを抑えたい方におすすめ
- 三井住友銀行:フラット35やOliveアカウントを検討している方におすすめ
- みずほ銀行:初期費用が抑えられ土日祝日でも相談可能
- 三菱UFJ銀行:インターネットからの手続きで手数料がお得になる
auじぶん銀行
- ネット銀行ならではの低金利が魅力
- 携帯電話、電気、インターネット、TVのプラン組み合わせで最大年0.15%の金利優遇あり
- 団信の保障内容が充実
auじぶん銀行の住宅ローンは、借入当初の金利を重点的に引き下げる「当初期間引下げプラン」と、全期間を通して金利を引き下げる「全期間引下げプラン」があります。特約期間中・特約期間終了後の金利引下幅を確認のうえ、返済計画に合うプランを選びましょう。
auじぶん銀行の住宅ローンは変動金利が低水準で、KDDIグループのモバイル・電気・インターネット・TVサービスを利用すると、最大年0.15%の金利優遇(※1)があります。該当サービスを利用中の方は、金利優遇を考慮して検討してみてください。
(※1)J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3か月後から適用開始。
auじぶん銀行 | |||
変動金利 | 年0.479%(全期間引下げプラン 新規借入れ) 審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます。 | ||
固定金利 | 固定10年:年1.195% 固定20年:年1.775% 固定35年:年2.300% (当初期間引下げプラン) 審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます。 | ||
フラット35 | 取扱いなし | ||
事務手数料 | 借入金額×2.20% | ||
繰り上げ返済手数料 | 一部繰り上げ返済:無料 全額繰り上げ返済:変動金利適用中は無料/固定金利適用中は33,000円 | ||
団体信用生命保険/同時加入できる保険(※2) | 一般団信(上乗せ金利なし)・ワイド団信(健康上の理由で通用の団信に加入できなかった方が対象。+年0.3%)・がん50%保障団信(上乗せ金利なし)・がん100%保障団信(+年0.05%)・がん100%保障団信プレミアム(+年0.15%) |
2024年10月1日時点。手数料はすべて税込価格です。適用金利は申込内容や審査結果等によって変わる場合があります。
(※2)がん50%保障団信、がん100%保障団信、がん100%保障団信プレミアムは、加入時満50歳までの方が利用可能
住信SBIネット銀行
- 変動金利、固定金利ともに低金利
- 50歳以下なら上乗せ金利なしで3大疾病50%保障&全疾病保障ありの「スゴ団信」に加入できる
住信SBIネット銀行の住宅ローンは、借入当初の金利を重点的に引き下げる「当初引下げプラン」と、全期間を通して金利を一律で引き下げる「通期引下げプラン」があります。WEB申込コースを選べば、対面相談コースよりも低金利での借入が可能です。
基本の団体信用生命保険に3大疾病保障が付いているので、金利上乗せなしで手厚い保障が欲しい方におすすめです。
住信SBIネット銀行 | |||
変動金利 | 年0.448%(WEB申込コース・通期引下げプラン・物件価格の80%超借入の場合) | ||
固定金利 | 固定10年:年1.203% 固定20年:年1.603% 固定35年:年1.663% (WEB申込コース・当初引下げプラン) | ||
フラット35 | 年1.820%(機構買取型) 融資手数料:借入金額×2.20% | ||
事務手数料 | 借入金額×2.2% | ||
繰り上げ返済手数料 | 一部繰り上げ返済 :無料 全額繰り上げ返済: 変動金利期間中は無料/固定金利特約期間中は33,000円 | ||
団体信用生命保険/同時に付与できる特約 | ▼実行時に50歳以下の方 3大疾病50%保障・全疾病保障(金利上乗せなし)・3大疾病100%保障(40歳未満+0.2%/40歳以上+0.4%) ▼実行時に50歳超の方 全疾病保障(金利上乗せなし)・3大疾病50%保障(+0.25%)・3大疾病100%保障(+0.4%) |
イオン銀行
- 物件価格の8割超の借入でも変動金利が低金利
- 金利上乗せなしで全疾病団信に加入できる
- イオングループでの買い物が毎日5%OFFになる特典あり(セレクトクラブカードのクレジット払いの場合)
イオン銀行の住宅ローンは、物件価格の8割超の借入でも低金利の変動金利が適用されます。自己資金2割以下で住宅購入を考えている方にとっては、魅力的な金利といえるでしょう。
また、イオン銀行の住宅ローンの団信には、金利上乗せなしで全疾病保障が付帯されています。死亡・高度障害状態になったときのローン完済はもちろん、ケガや病気で15日超の就業不能状態となった場合にも、回復まで毎月のローン返済額を保障してもらえるので安心です。
イオン銀行 | |||
変動金利 | 年0.580%(手数料定率型・新規お借入れ限定・物件価格の80%超お借入れの場合) | ||
固定金利 | 固定3年:年0.860% 固定5年:年0.940% 固定10年:年1.230% (手数料定率型・当初固定金利プラン) | ||
フラット35 | 年1.820%(Aタイプ) 融資手数料:借入金額×1.87% | ||
事務手数料 | 定額型:110,000円 定率型:借入金額×2.2%(最低取扱手数料220,000円) | ||
繰り上げ返済手数料 | 一部繰り上げ返済 :無料 全額繰り上げ返済: 55,000円 | ||
団体信用生命保険/同時加入できる保険 | 全疾病団信(金利上乗せなし)・がん保障付団信(+0.1%)・8大疾病保障団信(+0.3%)・ワイド団信(+0.3%) |
ソニー銀行
- 保証料、団信保険料、印紙代(電子契約の場合)が無料
- 繰り上げ返済は一部返済も全額返済も無料
- 上乗せ金利なしでがん保障付きの団信に加入できる
ソニー銀行の住宅ローンは、ニーズに応じて3つのプランを選択できます。変動金利の引下幅が大きい「変動セレクト住宅ローン」、固定金利の当初引下幅が大きい「固定セレクト住宅ローン」、引下幅が一定の「住宅ローン」から、メリットが大きいプランを選びましょう。
金利を安くしたい方には、新規・借り換えともに年0.597%(2024年10月時点)という魅力的な金利で利用できる、変動セレクト住宅ローンの変動金利がおすすめです。
また、ソニー銀行の住宅ローンは、がん診断時に住宅ローンの残債50%を保障するがん団信50に上乗せ金利なしで加入できます。金利を安く抑えながら団体信用生命保険の保障を手厚くしたい方も、ぜひ検討してみてください。
ソニー銀行 | |||
変動金利 | 年0.597%(変動セレクト住宅ローン) | ||
固定金利 | 固定10年:年1.344%(固定セレクト住宅ローン) 固定20年:年1.886%(固定セレクト住宅ローン) 固定35年:年2.479%(住宅ローン) | ||
フラット35 | 取扱なし | ||
事務手数料 | 住宅ローン:一律44,000円 変動セレクト住宅ローン・固定セレクト住宅ローン:借入金額×2.2% | ||
繰り上げ返済手数料 | 一部繰り上げ返済 :無料 全額繰り上げ返済: 無料 | ||
団体信用生命保険/同時加入できる保険 | がん団信50(上乗せ金利なし)・がん団信100(+0.1%) |
りそな銀行
- 土日祝日含め17時まで窓口相談できる
- 女性向けプランなど住宅ローンの種類が豊富
- 専用火災保険に保険料10%OFFで加入できる
りそな銀行の住宅ローンは、借入当初の金利を重点的に引き下げる「はじめがお得!当初型」と、全期間を通して金利を一律で引き下げる「ずーっとお得!全期間型」があります。また、保証料の支払い方式も、借入時に所定の金額を一括払いする「一括前払い型」と、借入金利に含める「融資手数料型」から選択可能です。
りそな銀行の住宅ローンは、ほかにも女性向けや金利ミックスタイプなどプランがあります。相談窓口は土日祝日も17時まで開いているので、より安い金利で借入したい方は一度相談してみるとよいでしょう。
りそな銀行 | |||
変動金利 | 年0.490%(ずーっとお得!全期間型・融資手数料型) | ||
固定金利 | 固定10年:年1.585%(はじめがお得!当初型・融資手数料型) 固定20年:年3.055%(はじめがお得!当初型・融資手数料型) 固定35年:年2.770%(超長期(全期間)固定金利型) | ||
フラット35 | 年1.820%(機構買取型) 融資手数料:借入金額×1.87% | ||
事務手数料 | 借入金額×2.2% | ||
繰り上げ返済手数料 | 一部繰り上げ返済 :無料(インターネットの場合) 全額繰り上げ返済: 変動金利型は11,000円/固定金利選択型特約期間中は33,000円 | ||
団体信用生命保険/同時に付与できる特約 | がん保障特約(+0.1%~)・3大疾病保障特約(+0.2%)・団信革命(+0.25%) |
PayPay銀行
- 変動金利タイプが低金利
- 保証料・印紙税がかからない
- 団信の種類が豊富で、金利上乗せなしでがんにも備えられる
PayPay銀行の住宅ローンは、変動金利タイプの金利が他行より低水準なのが魅力です。保証料や印紙税もかからないため、住宅ローンのトータルコストを低く抑えることが可能です。
また、PayPay銀行の住宅ローンの団信は、がんに対する保障が手厚いのも特徴です。がん診断時給付金やがん先進医療の治療費保障がある「一般団信プラス」と、がん診断時の住宅ローン残債を50%保障する「がん50%保障団信」は、金利上乗せなしで加入できます。
PayPay銀行 | |||
変動金利 | 年0.530%(全期間引下型・自己資金10%未満)※自己資金優遇10%以上の場合は年0.465%(新規借入時) | ||
固定金利 | 10年:年1.180% 20年:年1.970% 35年:年2.150% (当初期間引下型・自己資金10%未満) | ||
フラット35 | 取扱なし | ||
事務手数料 | 借入金額×2.2% | ||
繰り上げ返済手数料 | 一部繰り上げ返済 :無料(インターネットの場合) 全額繰り上げ返済: 33,000円 | ||
団体信用生命保険/同時加入できる保険 | がん50%保障団信(金利上乗せなし/満51歳未満)・がん100%保障団信(+0.1%/満51歳未満)・一般団信がん(金利上乗せなし/満65歳未満) |
楽天銀行
- 事務手数料が一律330,000円
- 保証料・繰り上げ返済手数料が無料
- 上乗せ金利なしで団信にがん保障・全疾病保障特約が付いている
楽天銀行の住宅ローンの変動金利は年0.834%(2024年10月時点)と他行に比べてやや高い印象です。しかし、その代わりに融資事務手数料は一律33万円という低水準に設定されています。
住宅ローンの融資事務手数料は定率型の場合が多く、借入額が大きい分かさみやすいため、トータルコストを抑えたい方には楽天銀行がおすすめです。
ほかにも、楽天銀行の住宅ローンには、保証料・繰り上げ返済手数料無料、金利上乗せなしの団信の保障が手厚いというメリットがあります。金利の安さ以外の部分も重視したい方は、ぜひ検討してみてください。
楽天銀行 | |||
変動金利 | 年0.834%(変動金利・固定特約付き) | ||
固定金利 | 固定3年:年1.303% 固定5年:年1.400% 固定10年:年1.710% (金利選択型・固定金利10年) | ||
フラット35 | 年1.820%(ハッピープログラム適用なし) 融資手数料:借入金額×1.1%(返済口座が楽天銀行の場合) | ||
事務手数料 | 一律330,000円 | ||
繰り上げ返済手数料 | 一部繰り上げ返済:無料 全額繰り上げ返済:無料 | ||
団体信用生命保険/同時に付保できる特約 | がん保障特約・全疾病特約付(金利上乗せなし)・がん診断時100%保障(+0.2%) |
三井住友銀行
- 変動金利型・固定金利特約型・全期間固定型から金利タイプを選べる
- フラット35の融資手数料が安い
- Oliveアカウント契約でVポイントの還元を受けられる
三井住友銀行の住宅ローンは、「変動金利型」「固定金利特約型」「超長期固定金利型」の3タイプから選べます。
さらに、一定期間の金利を固定する固定金利特約型は、借入当初の金利を重点的に引き下げる「最初にぐぐっと引き下げプラン」と、全期間を通して金利を一律で引き下げる「最後までずーっと引き下げプラン」から選択可能です。
借入当初の金利を安くしたい方は、変動金利型か固定金利特約型の最初にぐぐっと引き下げプランを選ぶとよいでしょう。安定した返済計画を立てたい方には、超長期固定金利型か固定金利特約型の最後までずーっと引き下げプランがおすすめです。
三井住友銀行 | |||
変動金利 | 年0.625%(WEB申込専用住宅ローン・最後までずーっと引き下げプラン) | ||
固定金利 | 固定10年:年1.700%(WEB申込専用住宅ローン・最初にぐぐっと引き下げプラン) 固定20年:年2.200%(WEB申込専用住宅ローン・最初にぐぐっと引き下げプラン) 固定35年:年2.570%(WEB申込専用住宅ローン・超長期固定金利型プラン) | ||
フラット35 | 年3.350%(機構買取型) 融資手数料:33,000円 | ||
事務手数料 | 借入金額×2.2%(WEB申込専用住宅ローンの場合) | ||
繰り上げ返済手数料 | 一部繰り上げ返済 :無料(SMBCダイレクトの場合) 全額繰り上げ返済: 5,500円(SMBCダイレクトの場合) | ||
団体信用生命保険/同時に付保できる特約 | 一般団信(金利上乗せなし)・連生団信(クロスサポート)(+0.18%)・8大疾病保障付(+0.3%)・8大疾病保障付ライト(+0.1%)・日常のケガ・病気保障特約(+0.1%) |
みずほ銀行
- 一部繰り上げ手数料・金利変更手数料が無料
- 初期費用を抑えられるプランがある
- 土日祝日含め都合の良い時間帯に窓口相談できる
みずほ銀行の住宅ローンは、「変動金利」「固定金利選択」「全期間固定金利」の3タイプから選べます。特に、全期間固定金利(ローン取扱手数料型・固定31~35年)は1.790%(2024年10月時点)と他行に比べて低水準なので、全期間固定金利の住宅ローンを探している方におすすめです。
また、みずほ銀行は土日祝日含め都合の良い時間帯での窓口相談に対応しています。対面相談で自分に合うプランを見つけたい方は、積極的に窓口を利用しましょう。
みずほ銀行 | |||
変動金利 | 年0.375%(ローン取扱手数料型) | ||
固定金利 | 固定10年:年1.350%(固定金利選択・ローン取扱手数料型) 固定20年:年2.000%(固定金利選択・ローン取扱手数料型) 固定35年:年1.790%(全期間固定金利・ローン取扱手数料型) | ||
フラット35 | 取扱なし | ||
事務手数料 | ローン取扱手数料型:借入金額×2.2% 保証料を一部前払いする方式・金利上乗せ型:不要 | ||
繰り上げ返済手数料 | 一部繰り上げ返済 :無料(みずほダイレクトの場合) 全額繰り上げ返済: 33,000円 | ||
団体信用生命保険/同時に付保できる特約 | 8大疾病補償(保険料は毎月変動)・がん団信(+0.1%)・8大疾病補償プラスがんサポートプラン(保険料は毎月変動) |
三菱UFJ銀行
- インターネット手続きで一部繰り上げ手数料・金利変更手数料が無料になる
- 電子契約を利用すれば印紙代が無料になる
- pontaポイントが毎月貯まる
三菱UFJ銀行の住宅ローンは、固定金利が他行と比べて安いため、固定金利タイプの住宅ローンを考えている方におすすめです。
インターネットから手続きすれば一部繰り上げ返済手数料や金利変更手数料も無料になるので、借入後の費用も抑えられます。
また、住宅ローン借入中はpontaポイントが毎月50ポイント貯まるのも嬉しいポイントです。
三菱UFJ銀行 | |||
変動金利 | 年0.345%(変動金利タイプ) | ||
固定金利 | 固定10年:年1.110%(固定金利タイプ・最初に大きな優遇コース) 固定20年:年1.870%(固定金利タイプ・最初に大きな優遇コース) 固定35年:年1.770%(全期間固定金利タイプ) | ||
フラット35 | 取扱いなし | ||
事務手数料 | 借入金額×2.2% | ||
繰り上げ返済手数料 | 一部繰り上げ返済 :無料(インターネットの場合) 全額繰り上げ返済: 16,500円(インターネットの場合) | ||
団体信用生命保険/同時に付保できる特約 | ワイド団信(+0.3%)・7大疾病保障付(+0.3%) |
多様な働き方が認められている近年においては、個人事業主として生計を立てている方や今後独立を検討している方も多いでしょう。
自営業・個人事業主の住宅ローン審査基準は、条件付きの金融機関が多いのが現状です。事業年数や年収について一定の基準以上でないと借り入れを申し込めない金融機関もありますので、事前に希望の金融機関に相談すると良いでしょう。
「モゲチェック」は住宅ローンの比較・申し込みができる!
金利が安くて家計にあわせた住宅ローンを探す際は、無料で使える住宅ローンの比較検討サービス「モゲチェック」を活用すると便利です。
モゲチェックは、プロのアドバイザーとのチャット相談を無料で提供しています。ほかにも、モゲチェックでは住宅ローン選びに役立つ以下のサービスを、すべて無料で利用可能です。
モゲチェックでできること
- ランキング形式で住宅ローンを比較できる
- 借入できる確率を踏まえ、最適な住宅ローンを提案してもらえる
- 住宅ローンの毎月の返済額や借り換えメリット額をシミュレーションできる
- 気になる住宅ローンがあれば事前審査を申し込める
モゲチェックの提携金融機関はメガバンクや地方銀行からネット銀行まで幅広く、最安では年0.2%台の金利(2024年10月時点)の住宅ローンもあります。
モゲチェックを利用するには、まずは「住宅ローン診断」に登録しましょう。メールでの会員登録と約5分の情報入力が終われば、すぐにサービスを利用できます。新規の借入か借り換えかにかかわらず、ぜひモゲチェックを利用して効率よく住宅ローンの比較検討を行ってください。
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【Q&A】住宅ローン金利に関するよくある質問
最後に、住宅ローン金利に関するよくある質問に回答します。
Q1. 金利の安い住宅ローンに借り換えるタイミングはいつ?
住宅ローン借り換えのタイミングの目安は、金利の引き下げや金融機関の競争により、契約中の住宅ローンよりも負担金利を1%以上浮かせられる商品が見つかったときです。
ただし、住宅ローンの残高が少ない場合や残りの返済期間が短い場合は、金利差が1%以上あっても大きなメリットを得られないかもしれません。借り換えメリットの目安が知りたい方は、モゲチェック 借り換えメリット額シミュレーションで試算してみましょう。
Q2. 住宅ローンを選ぶポイントは?
住宅ローンを選ぶポイントは以下のとおりです。
住宅ローンを選ぶポイント
- 金利の安さ
- 事務手数料や繰り上げ返済手数料などの各種手数料
- 団体信用生命保険の保障の手厚さ
- 付帯サービスの充実度
住宅ローンのトータルコストを抑えるには、金利だけでなく各種手数料のコストも考慮して総合的に判断することが大切です。
ローン契約者の方の死亡・高度障害・疾病リスクに備えるため、団体信用生命保険の保障内容もしっかり確認しましょう。また、住宅ローンのなかには、ポイント付与や優待などの付帯サービスが充実しているものもあります。
住宅ローンの選び方や返済負担を軽減するためのポイントを詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
まとめ
住宅ローンの金利を安くしたいなら、現時点では変動金利型がおすすめです。ぜひ以下のランキングを参考にしながら、住宅ローン選びをしてみてください。
\ 2024年10月最新! /
変動金利が低い住宅ローンランキング(新規借入)
🥇1位 : 三菱UFJ銀行
変動金利年0.345%(ずーっと一律優遇コース)
🥈2位 : みずほ銀行
変動金利年0.375%(変動金利 ローン取扱手数料型)
🥉3位 : 住信SBIネット銀行
変動金利年0.448%(通期引下げプラン(新規))
2024年10月1日時点。適用金利・融資手数料は申込内容や審査結果等によって変わる場合があります。
以下のサイト(モゲチェック)では、各金融機関のさまざまな住宅ローンが一覧で表示され、簡単に比較検討ができます。金利だけでなく諸費用はいくらかかるのか、どのような団体信用生命保険が付いているのかなどの確認も可能。
ほかにもAIが審査に通りやすく自分に合う住宅ローンを提案してくれたり、銀行に行かなくても自宅で事前審査までスムーズに行うことができるので、住宅購入を検討している方はぜひ試してみてください。
住宅購入時は、家計の収支バランスが大きく変化するタイミングです。ローン返済開始後、どのように貯蓄して老後に備えるかについてもご検討ください。
また、住宅ローン申し込みと同時に基本的に団体信用生命保険にも加入されると思いますが、ご自身やご家族の生命保険の見直しを行うタイミングとして最適です。
新生活が始まる前に、①今後の資産形成のために行うべきこと、②資産や生活を守るために必要な保障、この2つをトータルで考えるために、お金の専門家であるFPへ相談されることをおすすめします。
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