住宅ローン借り換えおすすめ7選|変動・固定金利ランキングと借り換えのメリット・デメリット

借入当初のまま返済を続けている方は、より金利の低い住宅ローンに借り換えれば、総支払額を抑えられるかもしれません。ほかにも住宅ローンの借り換えには、金利タイプを変更できる団体信用生命保険の保障内容を見直せるなどのメリットがあります。

ただし、住宅ローンの借り換えには諸費用や手間がかかるため、得られるメリットをシミュレーションしたうえで、適切なタイミングや借り換え先を選ぶことが重要です。

本記事では、借り換えにおすすめの住宅ローンのほか、住宅ローン借り換えのメリット・デメリット、借り換えのタイミングの目安、成功例や失敗例のシミュレーション、確認すべきポイントもご紹介します。

月々の住宅ローン返済が苦しいと感じている方、住宅ローンの借り換えを検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

このコンテンツの3行まとめ
  • 住宅ローンを借り換えることで、返済額が軽減できる可能性がある。ただし、今後住宅ローン金利が上昇する可能性があり、必ずしも総支払額が減らせるとは限らない。
  • 借り換え時には各種手数料が発生し手間もかかる。手数料を踏まえても総支払額が減額できそうか、また煩雑な手続きの手間に見合うだけのメリットが借り換えによってあるか、トータルで考えることが大切。
  • 目安として、借り換え前後の金利差が1%以上あるときは、住宅ローン借り換えによりメリットを得られる可能性が高いため、一度借り換えのシミュレーションをしてみるのがおすすめ。

\ 2024年5月最新! /
住宅ローン借り換えの変動金利が低いランキング

BEST 7

🥇1位 : auじぶん銀行
変動金利0.298%全期間引下げプラン
KDDIグループのネット、でんき等の契約で最大年0.15%引下げ※1

🥈2位 : 住信SBIネット銀行
変動金利0.320%(WEB申込コース・通期引下げプラン)
web申し込みなら低金利で団信も充実

🥉3位 : りそな銀行
変動金利0.340%(ずーっとお得!全期間型・融資手数料型)
ローンの種類が豊富で、土日も対面で相談できる

2024年5月1日時点の金利です。適用金利は申込内容や審査結果等によって変わる場合があります。
※1 :J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3か月後から適用開始。

\ 2024年5月最新! /
住宅ローン借り換えの10年固定金利が低いランキング

BEST 7

🥇1位 : 三菱UFJ銀行
10年固定金利1.060%~1.140%※1(固定金利タイプ10年 最初に大きな優遇コース
固定金利が低く電子手続きで手数料などがお得に

🥈2位 : PayPay銀行
10年固定金利1.220%当初期間引下型
無料付帯の団信のがん保障が手厚い

🥉3位 : auじぶん銀行
10年固定金利1.255%(当初期間引下げプラン)
対象サービス利用で金利優遇あり

2024年5月1日時点の金利です。適用金利は申込内容や審査結果等によって変わる場合があります。
※1 :適用金利や引下幅は、申込内容や審査結果等により決定。

注記:当サイトを経由したお申し込みがあった場合、当社は提携する各企業から報酬の支払いを受けることがあります。提携や報酬の支払いの有無が、当サイト内での評価に影響を与えることのないようにしています。

目次

住宅ローン借り換えにおすすめの銀行7選詳細

借り換えの場合は金利のほかに、各種手数料や団信の保障内容も重要なポイントです。ここからは、各住宅ローンの詳細やおすすめポイントを詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてください。

  • auじぶん銀行:最大年0.15%の金利優遇で変動金利は年0.148%に!
  • PayPay銀行:変動金利タイプが低金利でがん保障が厚い
  • ソニー銀行:各種手数料が無料で団信の保障も充実
  • 住信SBIネット銀行:変動金利、固定金利ともに低金利で団信も充実
  • りそな銀行:ローンの種類が豊富で、土日も対面で相談できる
  • イオン銀行:イオングループでの買い物が毎日5%OFFになる特典あり
  • 三菱UFJ銀行:固定金利が低く電子手続きで手数料などがお得に

※手数料はすべて税込価格です。

auじぶん銀行:最大年0.15%の金利優遇で変動金利は年0.148%に!

auじぶん銀行
変動金利(借り換え)年0.298%(全期間引下げプラン 変動金利)(2024年5月適用金利)
固定金利(借り換え)固定10年:年1.255%
固定20年:年1.815%
固定35年:年2.330%
(当初期間引下げプラン)
フラット35(借り換え)取扱いなし
事務手数料借入金額×2.20%
繰り上げ返済手数料一部繰り上げ返済:無料
全額繰り上げ返済:変動金利適用中は無料/固定金利適用中は33,000円
団体信用生命保険/同時加入できる保険(※)一般団信(上乗せ金利なし)・ワイド団信(健康上の理由で通用の団信に加入できなかった方が対象。+年0.3%)・がん50%保障団信(上乗せ金利なし)・がん100%保障団信(+年0.05%)・がん100%保障団信プレミアム(+年0.15%)
2024年5月適用金利
2024年5月1日時点。手数料はすべて税込価格です。適用金利は申込内容や審査結果等によって変わる場合があります。
(※)がん50%保障団信、がん100%保障団信、がん100%保障団信プレミアムは、加入時満50歳までの方が利用可能

auじぶん銀行の住宅ローンは、年0.298%(変動金利の場合)という低金利が魅力です。さらに、KDDIグループの携帯電話・電気・インターネット・TVを一緒に利用すると最大年0.15%の金利優遇を受けられます。

また、団信の保障内容が充実しているのもauじぶん銀行の特徴です。複数の団信から選べ、一般団信とがん50%保障団信については上乗せ金利なしで加入できるため、万一にしっかり備えたい方におすすめです。

※J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3か月後から適用開始。

PayPay銀行:変動金利タイプが低金利でがん保障が厚い

PayPay銀行
変動金利(借り換え)年0.349%(全期間引下型)
固定金利(借り換え)10年:年1.220%
20年:年2.010%
(当初期間引下型)
フラット35(借り換え)取扱なし
事務手数料借入金額×2.2%
繰り上げ返済手数料一部繰り上げ返済 :無料(インターネットの場合)
全額繰り上げ返済: 33,000円
団体信用生命保険/同時加入できる保険がん先進付一般団信(金利上乗せなし)・がん50%保障団信(金利上乗せなし)・がん100%保障団信(+0.1%)・がん100%団信+10疾病保障団信(+0.3%)・ワイド団信(+0.3%)
おすすめポイント・変動金利タイプが低金利
・保証料・印紙税がかからない
・団信の種類が豊富で、金利上乗せなしでがんにも備えられる
2024年5月1日時点。手数料はすべて税込価格です。適用金利は申込内容や審査結果等によって変わる場合があります。

PayPay銀行の住宅ローンは、変動金利タイプの金利が他行と比べても低いのが魅力です。

保証料や印紙税もかからないため、トータルコストを低く抑えた借り換えが可能です。

また、PayPay銀行の住宅ローンの団信は、がんに対する保障が手厚いのも特徴。がん診断時給付金やがん先進医療の治療費保障がある「一般団信プラス」と、がん診断時の住宅ローン残債を50%保障する「がん50%保障団信」は、金利上乗せなしで加入できます。

ソニー銀行:各種手数料が無料で団信の保障も充実

ソニー銀行
変動金利(借り換え)年0.397%(変動セレクト住宅ローン)
固定金利(借り換え)10年:1.340%
20年:2.044%
(固定セレクト住宅ローン)
フラット35(借り換え)取扱なし
事務手数料住宅ローン:一律44,000円
変動セレクト住宅ローン・固定セレクト住宅ローン:借入金額×2.2%
繰り上げ返済手数料一部繰り上げ返済 :無料
全額繰り上げ返済: 無料
団体信用生命保険/同時加入できる保険がん団信50(上乗せ金利なし)・がん団信100(+0.1%)
おすすめポイント・保証料、団信保険料、印紙代(電子契約の場合)が無料
・繰り上げ返済は一部返済も全額返済も無料
・上乗せ金利なしでがん保障付きの団信に加入できる
2024年5月1日時点。手数料はすべて税込価格です。適用金利は申込内容や審査結果等によって変わる場合があります。

ソニー銀行の住宅ローンは、住宅ローン契約にかかる諸費用を抑えたい方におすすめです。

保証料・団信保険料・電子契約の印紙代が無料で契約にかかるコストを抑えられるほか、繰り上げ返済は一部返済も全額返済も無料でできます。

さらに、がん診断時に住宅ローンの残債50%を保障するがん団信50に上乗せ金利なしで加入できる点も、ソニー銀行の住宅ローンの嬉しいポイントです。

住信SBIネット銀行:変動金利、固定金利ともに低金利で団信も充実

住信SBIネット銀行
変動金利(借り換え)年0.320%(WEB申込コース・通期引下げプラン)
固定金利(借り換え)固定10年:年1.355%
固定20年:年1.745%
(WEB申込コース・当初引下げプラン)
フラット35(借り換え)年1.440%(機構買取型・借入期間20年以下)
融資手数料:借入金額×2.20%
事務手数料借入金額×2.20%
繰り上げ返済手数料一部繰り上げ返済 :無料
全額繰り上げ返済: 変動金利期間中は無料/固定金利特約期間中は33,000円
団体信用生命保険/同時加入できる保険3大疾病50%保障・全疾病保障(40歳未満は金利上乗せなし)
おすすめポイント・変動金利、固定金利ともに低金利
・40歳未満なら上乗せ金利なしで3大疾病50%保障&全疾病保障ありの「スゴ団信」に加入できる
2024年5月1日時点。手数料はすべて税込価格です。適用金利は申込内容や審査結果等によって変わる場合があります。

住信SBIネット銀行の住宅ローンは、上乗せ金利なしで加入できる手厚い保障の「スゴ団信」がメリットです。

スゴ団信には全疾病保障が基本付帯されているため、すべてのケガや病気に対する備えを持てます。さらに40歳未満なら、3大疾病(がん・脳卒中・心筋梗塞)で所定の状態になった場合に住宅ローン残債の50%を保障する、3大疾病50%保障も基本付帯となります。

住信SBIネット銀行の住宅ローンは、WEB申込コースを選べば変動金利・固定金利ともに低金利で融資を受けられるので、金利を抑えたい方も検討してみるとよいでしょう。

りそな銀行:ローンの種類が豊富で、土日も対面で相談できる

りそな銀行
変動金利(借り換え)年0.340%(ずーっとお得!全期間型・融資手数料型)
固定金利(借り換え)固定10年:年1.725%
固定20年:年3.155%
(はじめがお得!当初型・融資手数料型)
フラット35(借り換え)年1.440%(機構買取型・借入期間20年以下)
融資手数料:借入金額×1.87%
事務手数料借入金額×2.2%
繰り上げ返済手数料一部繰り上げ返済 :無料(インターネットの場合)
全額繰り上げ返済: 変動金利型は11,000円/固定金利選択型特約期間中は33,000円
団体信用生命保険/同時加入できる保険がん保障特約(+0.1%)・3大疾病保障特約(+0.2%)・団信革命(+0.25%)
おすすめポイント・土日祝日含め17時まで窓口相談できる
・女性向けプランなど住宅ローンの種類が豊富
・専用火災保険に保険料10%OFFで加入できる
2024年5月1日時点。手数料はすべて税込価格です。適用金利は申込内容や審査結果等によって変わる場合があります。

りそな銀行の住宅ローンは、窓口でプロに相談しながらプランを決めたい方におすすめです。土日祝日も17時まで窓口が開いているので、対面で相談しながら自分にぴったりのプランを選ぶことができます。

また、りそな銀行の住宅ローンはプランの種類が豊富なのも魅力です。女性向けや金利ミックスタイプなど幅広いプランがあるので、人生設計にマッチする住宅ローンが見つかるでしょう。

さらに、りそな銀行の住宅ローンを契約すると、専用火災保険に10%OFFで加入できます。住宅ローンとあわせて火災保険を検討したい方は、一度相談してみてはいかがでしょうか。

イオン銀行:イオングループでの買い物が毎日5%OFFになる特典あり

イオン銀行
変動金利(借り換え)年0.380%(全期間優遇金利プラン)
固定金利(借り換え)固定3年:年0.900%
固定5年:年1.050%
固定10年:年1.410%
(手数料定率型・当初固定金利プラン)
フラット35(借り換え)年1.440%(融資率90%以下・Aタイプ・返済期間20年以下)
融資手数料:借入金額×1.87%
事務手数料定額型:110,000円
定率型:借入金額×2.2%(最低取扱手数料220,000円)
繰り上げ返済手数料一部繰り上げ返済 :無料
全額繰り上げ返済: 55,000円
団体信用生命保険/同時加入できる保険全疾病団信(金利上乗せなし)・がん保障付団信(+0.1%)・8大疾病保障団信(+0.3%)・ワイド団信(+0.3%)
おすすめポイント・金利上乗せなしで全疾病団信に加入できる
・イオングループでの買い物が毎日5%OFFになる特典あり(セレクトクラブカードのクレジット払いの場合)
2024年5月1日時点。手数料はすべて税込価格です。適用金利は申込内容や審査結果等によって変わる場合があります。

イオン銀行の住宅ローンの団信には、金利上乗せなしで全疾病保障が付帯されています。死亡・高度障害状態になったときのローン完済はもちろん、ケガや病気で15日超の就業不能状態となった場合にも、回復まで毎月のローン返済額を保障してもらえるので安心です。

さらにイオングループでの買い物が毎日5%OFFになる特典もあるので、よくイオングループ店舗で買い物する方は、イオン銀行の住宅ローンを検討してみてはいかがでしょうか。

三菱UFJ銀行:固定金利が低く電子手続きで手数料などがお得に

三菱UFJ銀行
変動金利(借り換え)年0.345%~0.425%(変動金利タイプ)
固定金利(借り換え)固定10年:年1.060%~1.140%
固定20年:年1.890%~1.970%
(固定金利タイプ・最初に大きな優遇コース)
フラット35(借り換え)取扱いなし
事務手数料借入金額×2.2%
繰り上げ返済手数料一部繰り上げ返済 :無料(インターネットの場合)
全額繰り上げ返済: 16,500円(インターネットの場合)
団体信用生命保険/同時加入できる保険ワイド団信(+0.3%)・7大疾病保障付(+0.3%)
おすすめポイント・インターネット手続きで一部繰り上げ手数料・金利変更手数料が無料になる
・電子契約を利用すれば印紙代が無料になる
・pontaポイントが毎月貯まる
2024年5月1日時点。手数料はすべて税込価格です。適用金利は申込内容や審査結果等によって変わる場合があります。

三菱UFJ銀行の住宅ローンは、固定金利が他行と比べて低いため、固定金利タイプでの住宅ローン契約を考えている方におすすめです。

インターネットから手続きすれば一部繰り上げ返済手数料や金利変更手数料も無料になるので、借入後の費用も抑えられます。

また、住宅ローン借入中はpontaポイントが毎月50ポイント貯まるのも嬉しいポイントです。

住宅ローンの借り換え先は「モゲチェック」で簡単に比較が可能!

住宅ローン借り換えを検討する際は、無料の住宅ローン比較サービス「モゲチェック」を活用すると簡単に比較が可能です。

モゲチェックとは

モゲチェックでできること

  • ランキング形式で住宅ローンを比較できる
  • AIからおすすめの住宅ローンを個別に提案してもらえる
  • AIから住宅ローンを借入できる確率を教えてもらえる
  • 金融機関出身のアドバイザーにチャットで相談できる
  • 住宅ローンの毎月の返済額や借り換えメリット額をシミュレーションできる
  • 気になる住宅ローンがあれば事前審査を申し込める

モゲチェックでは、上記のサービスをすべて無料で利用できます。また、メガバンクや地方銀行からネット銀行まで提携金融機関が幅広く、最安では年0.2%台(2024年3月時点)の金利の住宅ローンも紹介可能です。

なお、モゲチェックは実店舗がないため、個別相談はチャットのみとなります。対面相談はできないものの、住宅ローンの選び方がわからない方、自分で住宅ローンの比較検討をしたい方が情報収集するサービスとしてメリットが多いです。

モゲチェックを利用するには、まずは「モゲレコ」に登録しましょう。メールでの会員登録と約5分の情報入力が終われば、すぐにサービスを利用できます。新規の借入か借り換えかにかかわらず、ぜひモゲチェックを利用して効率よく住宅ローンの比較検討を行ってください。

\ 無料で借り換えにおすすめの銀行がわかる! /

そもそも住宅ローンを借り換えるとどうなる?

「住宅ローンの借り換え」とは、現在借入している住宅ローンよりも金利が低いなどメリットが得られる金融機関で住宅ローンを借入し、現在借入している住宅ローンの残金を一括返済することです。

※金利は一例です。借り換えには手数料等がかかります

住宅ローンを借り換えると、金利・返済期間・金利タイプ・団体信用生命保険の見直しができ、以下のような効果が得られます。

住宅ローン借り換えによる効果の例

  • 今よりも金利の低い住宅ローンに借り換える:利息負担の軽減により返済額が減る
  • 今よりも短い返済期間の住宅ローンに借り換える:返済期間が短縮される
  • 金利タイプを変動金利から固定金利に借り換える:金利上昇時も返済額が増えない
  • 違う団体信用生命保険に入り直す:団体信用生命保険の保障を見直せる

住宅ローンはほかのローンに比べて返済期間が長いので、返済中に金利の変動や家計収支の増減、子どもの誕生や自立といった変化が起こることは十分にあり得ます。

住宅ローンの借り換えには費用と手間がかかりますが、それ以上のメリットが得られるのであれば、借り換えを積極的に検討するのがおすすめです。

2024年2月現在の住宅ローンは低金利が続いているものの、景気動向などによっては日銀が政策金利の引き上げを行い、それに伴って住宅ローン金利が上昇する可能性もあります。住宅ローンを返済中の方は、いざというときにスムーズに借り換えを検討できるよう、普段から金利動向を注視しておきましょう。

クチコミ満足度4.8
あなたのお金の悩みをプロが解決

全国対応のオンライン相談
無料のライフプランシミュレーションで返済計画が見える化
気になる同世代の平均年収・貯蓄もわかる

\持ち家・賃貸どちらにすべき?いくらの家が買えるの?

※オカネコに寄せられたクチコミの平均点(集計期間:2019/11/09 ~ 2023/12/13)

住宅ローン借り換えのメリット

住宅ローン借り換えで得られるメリットは主に3つです。

各メリットを詳しく解説するので、住宅ローン借り換えを考えている方は参考にしてください。

総支払額が減らせる可能性がある

現在の住宅ローンよりも金利の低い住宅ローンに借り換えれば、利息負担の軽減により総支払額を減らせる可能性があります。

例えば、残高2,000万円、残り返済期間15年、変動金利2.4%の住宅ローンから変動金利0.4%の住宅ローンに借り換えると、総支払額は約240万円も軽減されます(※)

住宅ローン借り換えによる減額の一例

モゲチェック 借り換えメリット額シミュレーションにて試算

団体信用生命保険の保障内容を見直せる

住宅ローンを借り換える場合は、現在の団体信用生命保険も解約して新しいものへ加入することになります。

団体信用生命保険とは

団体信用生命保険は中途解約できないため、借り換えによって保障内容を見直す機会が得られるのは大きなメリットです。

最近は、金利の上乗せなしで一般団信の保障(死亡・高度障害時の保障)に加え、がん保障全疾病保障が付帯する団体信用生命保険もあります。できるだけ保障の手厚い団体信用生命保険の住宅ローンを選び、現在加入中の保険を見直せば、家計の節約にも繋がるでしょう。

金利タイプの変更が可能

固定金利から変動金利へ、あるいは変動金利から固定金利へと金利タイプを変更できる点も、住宅ローン借り換えのメリットです。

もちろん借入先の銀行を変えずに金利タイプだけ変更できる場合もありますが、住宅ローン借り換えを選択したほうが、より低い金利で借入できる可能性があります。なぜなら、同じ金利タイプでも銀行によって金利に大きな差があるためです。

住宅ローンの比較サービスを使い、希望の金利タイプの金利相場を調べたうえで、銀行を変えずに金利タイプだけ変更するのか、住宅ローン借り換えを行うのか決めましょう。

\ 減らせる額とおすすめの銀行がわかる!プロにも相談可能 /

住宅ローン借り換えのデメリット・注意点

住宅ローン借り換えには、以下のデメリットや注意点もあります。

住宅ローンの借り換えは、デメリットを上回るメリットがあるかを試算したうえで判断する必要があります。

事務手数料等の諸費用がかかる

住宅ローンを借り換える際は、以下の諸費用がかかります。

借り換え時にかかる諸費用

  • 借り換え前の金融機関で発生する手数料:全額繰り上げ返済手数料・保証会社事務手数料
  • 借り換え先の金融機関で発生する手数料:事務手数料・保証料・印紙税
  • 抵当権の変更費用:登録免許税・印紙税・司法書士報酬など

特に、借り換え先の金融機関で発生する事務手数料や保証料は金額が大きくなりやすいです。金融機関によっては、事務手数料が定額のところや保証料が無料のところもあるので、金利とあわせて確認しましょう。

金利変動により必ずしも総支払額が減らせるとは限らない

一般的に住宅ローンの金利は、固定金利よりも変動金利のほうが低い傾向にあります。ただ、固定金利から変動金利の住宅ローンに借り換えても、金利の上昇リスクがあるため、必ずしも総支払額が減らせるとは限りません。

逆に、変動金利から固定金利の住宅ローンに借り換えた場合は、金利上昇リスクには備えられますが、足元の金利は高くなってしまうでしょう。また、現在の低金利が続けば、変動金利を選んだ場合に比べて総支払額が多くなるため注意が必要です。

住宅ローン控除が受けられない可能性がある

住宅ローン控除を受けるには、返済期間が10年以上残っていることが要件です。

住宅ローン借り換えによって返済期間を短縮する場合は、住宅ローン控除を受けられなくなる可能性があるので注意しましょう。

手続きが煩雑

住宅ローンを借り換える場合、借り換え先の金融機関で再度審査や契約を行わなくてはなりません。また、現在契約している住宅ローンの完済手続きや、抵当権の抹消・設定手続きも必要です。

煩雑な手続きの手間に見合うだけのメリットが借り換えによって得られるか、よく見極めましょう。

同一銀行での借り換えは難しい

原則として、同一銀行での住宅ローンの借り換えはできません。なぜなら、同一銀行での住宅ローン借り換えを認めると、金利が下がった場合に借り換え希望者が増加し、銀行側にはデメリットしかないためです。

銀行を変えずに住宅ローンの金利の見直しや返済期間の短縮、月々の返済額軽減を図りたい場合は、金利タイプの変更や繰り上げ返済を検討するとよいでしょう。

住宅ローン借り換えのタイミングの目安

住宅ローン借り換えのタイミングの目安は、金利の引き下げや金融機関の競争により、契約中の住宅ローンよりも負担金利を1%以上浮かせられる商品が見つかったときです。

ただし、住宅ローンの残高が少ない場合や残りの返済期間が短い場合は、金利差が1%以上あっても大きなメリットを得られないかもしれません。

以下の比較表を参考に、住宅ローン借り換えによりどの程度のメリットが得られるか確認してみてください。

住宅ローン借り換えメリット比較
金利差0.5%金利差1%金利差2%
残高3,000万円
返済期間30年
129万円403万円918万円
残高3,000万円
返済期間15年
メリットなし126万円372万円
残高1,000万円
返済期間30年
25万円118万円291万円
残高1,000万円
返済期間15年
メリットなし27万円110万円
モゲチェック 借り換えメリット額シミュレーションにて試算(変動金利の場合の一例)

借り換えができない場合もある

住宅ローンの借り換えを行う際は、借り換え先の金融機関で再度審査を受けなければなりません。そのため、状況によっては審査に通らず、借り換えができない場合もあります。

直近のうちに、転職や独立をした方・収入が減った方・健康状態が悪化した方・ローン支払いの延滞履歴ができた方は、審査に通らない可能性があるため注意しましょう。

また、民間の住宅ローンと公的住宅ローン(財形住宅融資・自治体融資など)間での借り換えも原則としてできません。

住宅ローンを借り換えたときのシミュレーション

住宅ローンを借り換えるとどうなるのか、成功例失敗例に分けてシミュレーション(※)を行いました。住宅ローン借り換えを迷っている方は、判断の参考にしてください。

モゲチェック 借り換えメリット額シミュレーションにて試算

成功例:総額264万円減額できたパターン

住宅ローン借り換えの成功例

現在は、変動金利なら年0.5%以下の住宅ローンも珍しくありません。

上記の例では、借り換え前後で1.6%の金利差があるため、借り換えにより総支払額を約260万円も減らせます。毎月の返済額に換算すると、1.1万円の負担軽減が可能です。

失敗例:総額7万円しか減額できなかったパターン

住宅ローン借り換えの失敗例

借り換え前後で1%以上の金利差があっても、住宅ローンの残高や残り返済期間によっては、あまり大きなメリットを得られない場合もあります。

上記の例では、借り換え前後で1.4%の金利差がありますが、総支払額からは7万円、毎月の返済額からは1,000円程度の軽減メリットしかありません。

手続きの手間や手数料を考えると、住宅ローン借り換えを実行するか微妙なラインです。これ以上金利差が小さくなる場合は、借り換えは見送るほうがよいでしょう。

借り換えする住宅ローンの選び方・確認すべきポイント

住宅ローン借り換えで失敗しないために、借り換え先を選ぶ際は以下のポイントを確認してください。

手数料を含む総支払額はどのくらい減少するか

住宅ローンの借り換えにより金利が低くなる場合でも、手数料を含む総支払額で比較すると、思ったようなメリットを得られない可能性があります。

事務手数料や保証料の設定は金融機関によって異なるため、比較の際は必ず手数料を含む総支払額を試算したうえで、どのくらい負担が軽減されるかの見極めが必要です。

返済期間を短縮した場合の毎月の返済額は許容範囲か

住宅ローンを借り換えて返済期間を短縮する場合は、毎月の返済額に無理がないかを必ず確認しましょう。総支払額が減っても、毎月の返済額が多すぎると家計がまわらなくなる可能性があるからです。

もし住宅ローンの返済が滞れば、最悪の場合は家を手放さなくてはならなくなるため慎重な判断が求められます。

借り換え以外に「繰り上げ返済」も検討しよう

住宅ローンの利息を軽減し、総支払額を減らす方法としては、借り換え以外に「繰り上げ返済」も有効です。

住宅ローンの繰り上げ返済とは、住宅ローンの元金を予定よりも早く繰り上げて返済することをいいます。繰り上げ返済の方法は「返済期間短縮型」「返済額軽減型」の2種類です。

繰り上げ返済の種類

  • 返済期間短縮型:月々の住宅ローン返済額は現状のままで、返済期間を短縮する方法
  • 返済額軽減型:住宅ローンの返済期間は現状のままで、月々の返済額を軽減する方法
返済期間短縮型とは
返済額軽減型とは

住宅ローンの繰り上げ返済は、早い時期に行うほど利息の軽減効果が高まります。ただし、住宅ローンの金利が0.7%より低い場合は、繰り上げ返済を行わず住宅ローン控除を受けたほうがお得です。

住宅ローン借り換えによるメリットが少ない方、繰り上げ返済にまわせる十分な余剰資金がある方は、繰り上げ返済も選択肢の1つとして検討するとよいでしょう。

まとめ

目安として、借り換え前後の金利差が1%以上あるときは、住宅ローン借り換えによりメリットを得られる可能性があります。

現在は変動金利なら年0.5%以下の住宅ローンも多いので、契約中の住宅ローンの金利が1.5%以上の方は一度借り換えのシミュレーションをしてみるのがおすすめです。

オカネコ」では、「住宅ローンを借り換えるべきか」「家計に負担がかかっているところはどこか」「老後資金をどのように準備すべきか」など、お金の不安をプロに相談することができます。

オンラインで気軽に相談でき、チャットは何度でも無料です。まずは以下のリンクから無料で家計診断ができますので、家計状況から確認してみましょう。

クチコミ満足度4.8
あなたのお金の悩みをプロが解決

全国対応のオンライン相談
無料のライフプランシミュレーションで返済計画が見える化
気になる同世代の平均年収・貯蓄もわかる

\持ち家・賃貸どちらにすべき?いくらの家が買えるの?

※オカネコに寄せられたクチコミの平均点(集計期間:2019/11/09 ~ 2023/12/13)

オカネコマガジン編集部

オカネコマガジンは、お金の悩みを抱えるユーザーとお金の悩みを解決する専門家をマッチングするサービス「オカネコ」を運営する株式会社400F(フォーハンドレッド・エフ、本社:東京都中央区、代表取締役社長:中村 仁)が運営する、みんなのお金のことが分かるオウンドメディアです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次