家計診断・相談サービス『オカネコ』を運営する株式会社400F(フォーハンドレッド・エフ、本社:東京都中央区、代表取締役社長CEO:中村 仁、以下「当社」)は、全国の『オカネコ』ユーザー362人を対象に「オカネコクレジットカードに関する調査」を実施しました。
2024年の新NISA制度開始に加え、PayPayとOliveの連携、MUFGの新ブランド「エムット」の始動など、金融サービス間の「経済圏」競争が激化しています。本調査は、こうした状況下でのクレジットカードの保有状況、利用シーン、そして主要な経済圏への関心度を明らかにすることを目的とします。
| アンケートの調査概要 | ||
| 調査名 | オカネコ クレジットカードに関する調査 | |
| 調査方法 | WEBアンケート | |
| 調査期間 | 2025年10月18日(土)~2025年10月19日(日) | |
| 回答者 | 全国の『オカネコ』ユーザー362人 | |
| 回答者の年齢 | 30代以下:16.1% 40代:26.8% 50代:34.5% 60代以上:22.6% | |
| 回答者の世帯年収 | 400万円未満:27.3% 400万円以上600万円未満:19.1% 600万円以上800万円未満:16.0% 800万円以上1,000万円未満:13.0% 1,000万円以上1,200万円未満:6.6% 1,200万円以上:9.7% わからない:8.3% | |
| 調査元 | 株式会社400F | |
「オカネコ クレジットカードに関する調査」結果サマリー
- 保有率92.3%、5枚以上保有が34.0%、カード使い分けが定着か
- 「楽天経済圏」46.1%で圧倒的なトップ、メインカードも「楽天系カード」が35.0%で首位
- 利用シーンは「オンラインショッピング」82.0%、3割以上が「投資信託の積立・決済」にも利用
- 重視基準は「ポイント還元率の高さ」76.9%、「年会費の安さ」66.2%
保有率92.3%、5枚以上保有が34.0%、カード使い分けが定着か
今回の調査対象者(362名)のうち92.3%(334名)がクレジットカードを保有していると回答しました。
クレジットカードの保有枚数は、「5枚以上」が最多の34.0%に上りました。1枚のみの保有者は11.9%に留まっており、複数のカードを戦略的に使い分ける「カード使い分け」のスタイルが定着していることが分かりました。

「楽天経済圏」46.1%で圧倒的なトップ、メインカードも「楽天系カード」が35.0%で首位
最も利用している経済圏として「楽天経済圏」が46.1%で圧倒的なトップとなりました。また、「MUFG経済圏(エムットなど)」を最も利用している回答者は0.6%に留まる結果となりました。

メインカードとしての利用状況でも、「楽天系カード」が35.0%で首位を獲得。次いで「三井住友系カード」は16.8%のシェアを獲得し、「PayPay系カード」6.9%や「dカード」6.9%といった他の経済圏のカードを大きく上回る2番目に高いシェアを獲得しています 。
これは、OliveやVポイント経済圏が高い支持を集めていることを示唆しています。

利用シーンは「オンラインショッピング」82.0%、3割以上が「投資信託の積立・決済」にも利用
利用率トップは「オンラインショッピング」82.0%、「日常の買い物(食料品、スーパー、コンビニなど)」77.5%となりました 。また、「公共料金・携帯料金」での利用率も60.5%と、生活インフラの支払い手段としても定着しています。
さらに、「投資信託の積立・決済」にクレジットカードを利用しているユーザーは33.5%に上る結果となっており 、クレジットカードが「決済ツール」から「資産形成ツール」へと役割を広げていることも明らかになりました。

重視基準は「ポイント還元率の高さ」76.9%、「年会費の安さ」66.2%
クレジットカード選択の二大基準は、「ポイント還元率の高さ」76.9%と「年会費の安さ」66.2%です。
一方で、「セキュリティ・安全性(ナンバーレスなど)」を重視する回答は26.6%と、無視できない水準を占めています。

今回の調査で、日本のクレジットカード利用者が、単なる決済の利便性だけでなく、経済圏の戦略的な使い分けと資産形成への活用という、高度な視点でカードを選択・利用している実態が浮き彫りになりました。
「楽天経済圏」の人気は高いですが、「Olive経済圏」や「MUFG経済圏(エムット)」といった新たな動きにより、競争はさらに激化すると予想されます。メインカード利用率で三井住友系カードが2番目に高いシェアを獲得したことは、Olive戦略がユーザーの選択に影響を与えている証拠と言えるでしょう。
特に「投資信託の積立・決済」にクレジットカードを利用するユーザーが3割を超えたことは、クレジットカードが「決済ツール」から「資産形成ツール」へと役割を広げていることを示しています。
今後、ユーザーは「どの経済圏が最もポイント還元が高いか」だけでなく、「どの経済圏のカードが、最も効率的に投資信託の積立まで含めた資産形成に貢献するか」という視点でカードを選択するようになり、クレジットカードの価値は、その多機能性によって測られていくと考えられます。
当社では、クレジットカードに関するお悩みから、日々の生活に潜むお金の疑問や不安について、専門家監修のメディア『オカネコ マガジン』でも、分かりやすく解説しています。
『オカネコ』は、FP(ファイナンシャルプランナー)やIFA(金融商品仲介業者)等のお金のプロに気軽に相談できる環境を整え、多様なライフスタイルに合わせた個別相談を通じて、ユーザーの皆様が「お金の不安」から解放され、「自分らしい豊かな人生」を送れるよう、今後もユーザー満足度向上を目指してまいります。
アンケート結果の利用について
調査結果データの引用、転載に際しては必ず『オカネコ クレジットカードに関する調査』または『家計診断・相談サービス「オカネコ」調べ』と記載してください。
また、Web媒体の場合はプレスリリース、もしくはオカネコマガジン、オカネコいずれかへのリンクをお願いいたします。
出典の記載例
- 出典 : 「オカネコ クレジットカードに関する調査」| 家計診断・相談サービス「オカネコ」調べ
調査結果は、そのままの形で正確に引用してください。結果の改変や歪曲はおやめください。
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