クレジットカードのステータスとは?高格付けカードのランキングも紹介

クレジットカードのステータスは、一般・ゴールド・プラチナ・ブラックの順に高くなっていきます。

ステータスやランクが高いカードほど、年会費は高くなり審査は厳しくなる一方、空港ラウンジの無料利用や専任のコンシェルジュサービスなど特典が充実します。

本記事では、クレジットカードのステータスの種類やハイステータスカードのおすすめを紹介。おすすめの高格付けカードも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

このコンテンツの3行まとめ
  • ステータスカード選びで迷ったときは「Marriott Bonvoy アメックス・プレミアム」「ラグジュアリーカード(Mastercard Black Card)」「アメックス・ゴールド・プリファード」ダイナースクラブカード」の4枚から選ぶのがおすすめ
  • ステータスカードを選ぶ際は、各カードの内容を比較するとともに「年収などの要件を満たせるか」「特典を活用できるか」なども踏まえて選ぶ
  • ステータス最強の高格付けクレジットカードランキング14選」から、年会費や特典の内容をチェックして自分にピッタリの1枚を見つけよう

注記:当サイトを経由したお申し込みがあった場合、当社は提携する各企業から報酬の支払いを受けることがあります。提携や報酬の支払いの有無が、当サイト内での評価に影響を与えることのないようにしています。

※本記事はすべて税込み表記です。

目次

クレジットカードのステータスの種類

クレジットカードのステータスは、一般的にカードのランクによって決まります。

クレジットカードのランクは基本的に「一般」「ゴールド」「プラチナ」「ブラック」の4種類があり、それぞれ以下のような特徴があります。

クレジットカードのステータスと主な特徴
 一般カードゴールドカードプラチナカードブラックカード
年会費の目安無料〜数千円5,500円〜30,000円程度20,000円〜60,000円程度55,000円〜数十万円
利用限度額の目安10万〜100万円50万〜300万円100万〜500万円(無制限の場合もあり)個別設定(無制限の場合もあり)
審査難易度比較的容易やや厳しい厳しい極めて厳しい(基本的に招待制)
主な利用者層・初めてクレジットカードを持つ人
・日常利用がメインの人
・国内外への出張や旅行が多い人
・支払いはクレジットカード利用がほとんどの人
・経営者や役員
・出張や接待が多く質の高いサービスを求める人
・富裕層、企業のオーナーなど、最高峰のサービスとステータスを求める人

一般カードがもっともステータスが低く、ゴールド、プラチナ、ブラックの順に高くなっていきます。 とくにブラックカードは、基本的にカード会社からの招待(インビテーション)がないと申し込めない最高ステータスのカードです。

ステータス最強の高格付けクレジットカードランキング14選

本記事でおすすめする、ステータスが高いクレジットカード14選は以下のとおりです。

スクロールできます
Marriott Bonvoy アメックス・プレミアムラグジュアリーカード(Mastercard Black Card)アメックス・ゴールド・プリファード三井住友カード プラチナプリファード楽天ブラックカードセゾンプラチナ・アメックスダイナースクラブカードOlive プラチナプリファードJCBプラチナ楽天プレミアムカードMarriott Bonvoy アメックスdカード GOLD三井住友カード ゴールド(NL)ANA アメックスカード
年会費82,500円110,000円39,600円33,000円33,000円33,000円24,200円33,000円27,500円11,000円34,100円11,000円5,500円7,700円
還元率基本1.0〜2.0%1.25%1.0〜3.0%1.0〜20%1.0〜3.0%1.0%〜1.125%0.5〜1.0%1.0〜20%0.5%〜1.0〜3.0%2%相当1.00%0.5〜7%1.00%
利用限度額一律の制限なし一律の制限なし一律の制限なし~500万円~1,000万円一律の制限なし一律の制限なし500万円150万円~300万円~300万円一律の制限なし審査により決定~200万円一律の制限なし
国際ブランドAmerican ExpressMastercardAmerican ExpressVisaVisa/Mastercard/JCB/American ExpressAmerican ExpressDiners ClubVisaJCBVisa/Mastercard/JCB/American ExpressAmerican ExpressVisa/MastercardVisa/MastercardAmerican Express
詳細ページ詳細ページ詳細ページ詳細ページ詳細ページ詳細ページ詳細ページ詳細ページ詳細ページ詳細ページ詳細ページ詳細ページ詳細ページ詳細ページ詳細ページ
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト

※年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料
※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。

各カードの特徴を詳しくみていきましょう。

1位:Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード

おすすめポイント
  • 保有するだけでゴールドエリート会員資格+年間150万円利用で50,000ポイント分の無料宿泊特典プレゼント
  • 15泊分の宿泊実績がプレゼントされるため、プラチナエリートの資格も達成しやすくなる
  • 国内空港ラウンジを同伴1名まで無料利用

Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードは、世界的ホテルグループ「Marriott Bonvoy」の上級会員資格(ゴールドエリート)が手に入るカードです。

このカードを持つだけで、ゴールドエリートの特典である「チェックイン時の空室状況により宿泊部屋のアップグレードが可能」「午後2時までのレイトチェックアウト」などが受けられます。

また、新規入会時および更新時に15泊分の宿泊実績がプレゼントされ、さらに上位の会員資格であるプラチナエリートの条件も達成しやすくなる点も特徴です。

日ごろの支払いに利用すると100円につき3ポイントのMarriott Bonvoyポイントが貯まる他、Marriott Bonvoy参加ホテル宿泊時に利用すると2倍の6ポイントが付与されます。

Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの詳細
年会費本会員:82,500円
家族カード:1枚目無料、2枚目以降1枚につき41,250円
還元率通常利用:1.0%(100円につき3ポイント)※1
Marriott Bonvoy参加ホテル利用:2.0%(100円につき6ポイント)※1
国際ブランドAmerican Express
利用可能枠一律の制限なし(会員の利用状況や支払い実績などをもとに個別に設定)
付帯保険海外旅行傷害保険:最高1億円(利用付帯)
国内旅行傷害保険:最高5,000万円(利用付帯)
スマートフォン・プロテクション など
特典・Marriott Bonvoy ゴールドエリート会員資格自動付与
・年間400万円以上の利用と継続で無料宿泊特典(75,000ポイント分まで)
・国内外の主要空港のラウンジ無料利用(本人+同伴者1名まで)
・新規入会時および更新時に15泊分の宿泊実績プレゼント
※2025年8月時点
※1) 携航空会社マイレージ交換と交換した場合の還元率。異なる交換レートの提携航空会社もある

2位:ラグジュアリーカード(Mastercard Black Card)

ラグジュアリーカード(Mastercard Black Card)は、マットブラックの重厚感あるデザインが特徴的なカードです。

表⾯はステンレス、裏⾯はカーボン素材であり、通常のクレジットカードとは異なりプラスチックは使用されていません。

Mastercard最上位カードである「ワールドエリート」が採用されており、高級レストランの優待や24時間365日対応が可能なコンシェルジュなど、上質なサービスを受けることが可能です。

ポイント還元率は1.25%と高水準で、交換する商品によっては最大4.5%に達します。

ラグジュアリーカード(Mastercard Black Card)の詳細
年会費本会員:110,000円
家族カード:27,500円
還元率1.25%※1
国際ブランドMastercard
利用可能枠一律の制限なし(会員の利用状況や支払い実績などをもとに個別に設定)
付帯保険海外旅行傷害保険:最高1.2億円
国内旅行傷害保険:最高1億円
ショッピング保険:年間最大300万円
特典・特許取得の金属製カード
・24時間365日対応のグローバル・コンシェルジュサービス
・世界1,700以上の空港ラウンジ利用可能なプライオリティ・パスを無料付帯
・「ラグジュアリーアップグレード」や「ラグジュアリーダイニング」などダイニング特典
※2025年8月時点
※1) キャッシュバック時の還元率

3位:アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードは、スタイリッシュなメタル素材のデザインが特徴的なカードです。ゴールドに加えてローズゴールドも選択できます。

特典の内容は、高級ホテルの無料宿泊特典やレストラン優待など充実しており、旅行や外食をする機会が多い人におすすめです。

通常のカード利用で100円につき1ポイントが付与され、AmazonやApple Storeなどの対象加盟店での利用では3ポイントが付与されます。

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードの詳細
年会費本会員:39,600円
家族カード:2枚まで無料・3枚目以降は1枚につき19,800円
還元率通常利用:1.0%
対象加盟店:3.0%
国際ブランドAmerican Express
利用可能枠一律の制限なし(会員の利用状況や支払い実績などをもとに個別に設定)
付帯保険海外旅行傷害保険:最高1億円(利用付帯)
国内旅行傷害保険:最高5,000万円(利用付帯)
スマートフォン・プロテクション など
特典・フリー・ステイ・ギフト:年間200万円以上の利用とカードの継続で、国内対象ホテル1泊2名分の無料宿泊券をプレゼント
・ゴールド・ダイニング by 招待日和:国内外約250店舗のレストランにて、所定のコースメニューの2名様以上のご予約・ご利用で1名様分のコース料金が無料
・10,000円分のトラベルクレジット(継続特典)
・手荷物無料宅配サービス:海外旅行の際、自宅から空港までスーツケースまたはゴルフバッグ1個を無料で配送
※2025年8月時点

4位:三井住友カード プラチナプリファード

おすすめポイント
  • 基本還元率1%、特約店の利用で最大9.0%の追加還元
  • 新規入会特典により40,000ポイント、前年100万円ごとに10,000ポイント(最大40,000ポイント)をプレゼント
  • SBI証券の投信積立で最大3.0%のVポイント付与(※特典を受けるには一定の条件がございますので、三井住友カードのHPをご確認ください。)

三井住友カード プラチナプリファードは、ポイント還元率の高さに特化したプラチナカードです。

三井住友カード(NL)のポイント還元率は通常0.5%(※)ですが、三井住友カード プラチナプリファードはその2倍の常時1.0%還元となります。

また、プリファードストア(特約店)の対象のコンビニエンスストアや百貨店、カフェ、レストランなどで利用すると還元率は最大10%です。さらに、Vポイントアッププログラムにより対象店舗での還元率が最大20%にアップ。

新規入会特典や継続特典によりポイントを獲得することも可能なため、高還元率のステータスカードを持ちたい人は三井住友カード プラチナプリファードを検討するとよいでしょう。

※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。

三井住友カード プラチナプリファードの詳細
年会費本会員:33,000円(税込)
家族会員:無料
還元率通常利用:1.0% 1
外貨ショッピング:3%
Vポイントアッププログラムにより対象店舗での還元率:最大20%
国際ブランドVisa
利用可能枠~500万円
付帯保険(選べる無料保険で選択した場合)海外・国内旅行傷害保険:最高5,000万円(利用付帯)
ショッピング保険:年間500万円 など
特典・新規入会&利用特典:入会月(切替え月)の3か月後末までに40万円以上の利用で40,000ポイント
・継続特典:年間100万円利用ごとに10,000ポイント(最大40,000ポイント)
・SBI証券でのクレカ投信積立で最大5.0%ポイント付与(条件あり)
・外貨ショッピングでの利用金額100円ごとに+2ポイントをプレゼント
※2025年8月時点
※1:プリファードストア(特約店)利用で通常還元率+1~9%
※1:ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。

5位:楽天ブラックカード

おすすめポイント
  • 招待がなくても要件を満たしていれば公式サイトから申し込みができる
  • 24時間365日利用できるコンシェルジュサービスや、世界各国1400回以上の空港ラウンジが無料で利用できるプライオリティパスの発行など充実した特典
  • 家族カード2枚無料で家族利用のコスパが高い

楽天ブラックカードは、楽天カードの中でもっともステータスが高いカードです。

他の楽天カードと同様に基本還元率は1.0%と高水準で、楽天市場での利用時は条件の達成状況により3.0〜15.5%にアップします。

高還元でありながら、コンシェルジュサービスやプライオリティパスの発行など、他のブラックカードと遜色ない特典があります。以前は招待制でしたが、2024年7月からは以下の入会条件を満たすと自身で申し込みが可能です。

楽天ブラックカードの発行条件

  • 楽天プレミアムカードを保有しており、楽天カードの定める時点で契約から12カ月以上経過している
  • 楽天カードの定める12か月間のカード請求金額が合計500万円以上

インビテーションがなくても持てる可能性がある数少ないブラックカードです。

楽天ブラックカードの詳細
年会費本会員:33,000円
家族会員:2枚まで無料
還元率通常利用:1%
楽天市場:3.0〜18.0%
国際ブランドVisa/Mastercard/JCB/American Express
利用可能枠~1,000万円
付帯保険海外旅行傷害保険:最高1億円(自動付帯)
国内旅行傷害保険:最高5,000万円
動産総合保険:最高300万円 など
特典・24時間365日対応の専用コンシェルジュサービス
・プライオリティ・パスのプレステージ会員資格無料付帯(本会員だけでなく同伴者2名まで無料)
・有名レストランで1名分が無料になる優待
・楽天関連サービス優待:楽天市場でのお買い物時に毎週火曜・木曜は4倍、楽天トラベルでポイント3.5倍、楽天証券の投信積立で2%還元など
※2025年8月時点

6位:セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード

おすすめポイント
  • 有効期限なしの「永久不滅ポイント」を獲得できる
  • 基本還元率は1.0%かつ、SAISON MILE CLUB登録でJALマイルへの交換で最大還元率1.125%
  • プライオリティ・パス(プレステージ)やコンシェルジュなどの充実した特典

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードは、ポイント還元率が1.0%と高水準で、決済金額1,000円につき2ポイントの永久不滅ポイントが付与されます。

さらに、「SAISON MILE CLUB(セゾンマイルクラブ)」に登録し、ポイントをJALマイルに交換することで還元率は1.125%にアップ。

特典の内容はプラチナカードに相応しいものとなっており、専任のコンシェルジュやプライオリティ・パスによる空港ラウンジの無料利用など充実しています。

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの詳細
年会費本会員:33,000円
家族カード:1枚につき3,300円
還元率通常利用:1.0%
JALのマイル還元率は最大1.125%
国際ブランドAmerican Express
利用可能枠一律の制限なし(会員の利用状況や支払い実績などをもとに個別に設定)
付帯保険海外旅行傷害保険:最高1億円(利用付帯)
国内旅行傷害保険:最高5,000万円(利用付帯)
ショッピング安心保険:年間最高300万円
ゴルファー保険 など
特典・24時間365日対応のコンシェルジュサービス
・ プライオリティ・パスのプレステージ会員資格無料付帯(世界1,600ヵ所以上の空港ラウンジ利用可)
・ダイニング・ホテル優待
・空港で手荷物やコートを無料で預かり
※2025年8月時点

7位:ダイナースクラブカード

おすすめポイント
  • 対象レストランで2名以上の利用で1名分が無料になるなど、ダイニング関連の特典が充実
  • 国内外1,600超の空港ラウンジが無料で利用可能
  • セブン-イレブンやマクドナルドなど対象店舗で利用するとポイントが5倍

ダイナースクラブカードは、利用限度額に一律の制限がないため、高額な決済や買い物が重なる月でも安心して利用できます。

ダイニング優待も豊富で、1名分のコース料金が無料になる「エグゼクティブダイニング」や、レストラン等で割引やサービスが受けられる「The Club Dining」などがあります。


他にも、国内外を代表するホテルグループや、予約アプリサービス(HoteLux)でロイヤルティプログラムの上級ステータスの付与、または特別な優待を受けられる「The Status Match」も魅力的なサービスです。

国際ブランドがMastercardであるコンパニオンカードも無料で発行できるため、Diners Clubに対応していない店舗での支払いも可能です。

ダイナースクラブカードの詳細
年会費本会員:24,200円※1
家族会員:5,500円
還元率0.5〜1.0%※2
国際ブランドDiners Club
利用可能枠一律の制限なし(会員の利用状況や支払い実績などをもとに個別に設定)
付帯保険海外・国内旅行傷害保険:最高1億円
ショッピングリカバリー:500万円
特典・レストランのコース料金が1名分無料や、有名ホテルのレストランや人気店で優待が受けられるなどグルメ関連の特典が充実
・国内外1,600ヵ所以上の空港ラウンジ無料利用
・プライベートレッスン割引や会員限定コンペなどゴルフに関する優待も充実
※2025年8月時点
※1)2025年11月30日までに申し込んだ方は期間限定で初年度年会費無料
※2) ANAマイレージクラブに交換した場合の還元率

\2025年9月1日~2025年11月30日の期間中に申し込むと、初年度年会費無料!さらに、入会後3か月以内に20万円以上利用かつアプリ登録で10,000円キャッシュバック!/

8位:Olive プラチナプリファード

おすすめポイント
  • 1枚でクレジット/デビット/ポイント払い/キャッシュカードの4つの役割を果たす
  • ポイント還元率は1.0%+プリファードストアの利用で最大+9.0%
  • 新規入会・利用特典で40,000ポイント。継続特典で100万円の利用ごと10,000ポイント(上限40,000ポイント)

Oliveプラチナプリファードは、1枚にクレジットカード、デビットカード、キャッシュカード、ポイント払いの機能が集約されているカードです。支払いモードは、アプリから簡単に切り替えることができます。

ポイント還元率は1.0%と一般カードの2倍です。また、プリファードストア(特約店)に指定されている店舗で支払いをすると還元率は+1〜9%にアップします。

加えて、Vポイントアッププログラムにより、条件を達成すると対象のコンビニや飲食店で支払いをしたときの還元率が最大20%にもなる点も大きな特徴です。

Oliveの毎月自由に選択できる特典は、通常1つのところ、Oliveプラチナプリファードであれば2つ指定できます。

Oliveプラチナプリファードの詳細
年会費本会員:33,000円
家族会員:無料
還元率通常利用:1.0%
特約店(プリファードストア):+1〜9%
Vポイントアッププログラムにより対象店舗での還元率:最大20%
継続特典:年間100万円利用ごとに10,000ポイント(最大40,000ポイント)
国際ブランドVisa
利用可能枠500万円
付帯保険(選べる無料保険で選択) 海外・国内旅行傷害保険:最高5,000万円(利用付帯)
お買い物安心保険:最高500万円 など
特典・三井住友カード プラチナプリファードと同等のポイント還元プログラム
・Vポイントプログラムの条件達成で対象店舗の還元率が最大20%に
・SBI証券のクレカ積立のポイント還元率が最大3.0%
・新規入会と40万円の利用で40,000ポイント。毎年100万円の利用ごと10,000ポイント(上限40,000ポイント)をプレゼント
・無料の選べる保険により、海外・国内旅行傷害保険の他にも、スマホ安心プランや弁護士安心プランなども選択可能
※2025年8月時点

9位:JCBプラチナ

おすすめポイント
  • 2名以上の予約で1名分が無料になるグルメ・ベネフィットなどグルメ関連の優待が充実
  • プライオリティ・パス付帯で世界の空港ラウンジを無料で利用可能。専任のコンシェルジュデスクも利用できる
  • 優待店の利用でポイント最大20倍、海外での利用で2倍、クレカ積立で最大1.0%還元

JCBプラチナは、日本発の国際ブランドであるJCBが提供する、コストパフォーマンスに優れたプラチナカードです。

年会費2万円台でグルメ優待や専任のコンシェルジュ、プライオリティ・パスといった上位カード特典を利用でき、コストパフォーマンスに優れた1枚といえます。

決済金額1,000円につきOki Dokiポイントが1ポイント(最大5円相当)貯まり、優待店で買い物をすると最大20倍が還元されるなど、ポイントサービスも充実しています。

JCBプラチナの詳細
年会費本会員:27,500円
家族会員:1名まで無料・2人目より1名につき3,300円
還元率通常利用:0.5%
優待店での利用で:最大20倍
国際ブランドJCB
利用可能枠150万〜300万円
付帯保険・海外・国内旅行傷害保険:最高1億円(利用付帯)
・ショッピングガード保険:年間最高500万円(90日間)
・JCBスマートフォン保険
特典・24時間365日対応のプラチナ・コンシェルジュデスク
・プライオリティ・パス無料付帯
・有名レストランのコース利用金が1名分無料になる「グルメ・ベネフィット」
・ユニバーサル・スタジオ・ジャパン内JCBラウンジ利用可
・会員情報誌「JCB THE PREMIUM」
・松井証券やSBI証券でのクレカ積立の還元率が最大1.0%
※2025年8月時点

第10位:楽天プレミアムカード

おすすめポイント
  • 基本還元率1%、楽天市場でのお買い物でポイント3〜18倍
  • プライオリティ・パスを無料で発行でき、世界1,400ヵ所以上の空港ラウンジが年間5回まで無料で利用できる
  • 楽天モバイルの利用データ量から5GB分が割引となるクーポンや楽天証券のクレカ積立の還元率1.0%にアップするなどの特典がある

楽天プレミアムカードは、楽天市場をよく利用する人や、海外へ行く機会が多い人におすすめできる1枚です。

年会費は11,000円と比較的手ごろながら、世界1,400ヵ所以上の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」を無料で発行できます。楽天プレミアムカード会員の場合、年間で5回まで無料で利用が可能です。

通常でもポイント還元率は1.0%と高水準ですが、楽天市場で利用するとSPU(スーパーポイントアッププログラム)の条件達成でポイントが3〜18倍になります。また、誕生月は楽天市場でのポイント還元率は+1倍です。

楽天プレミアムカードの詳細
年会費本会員:11,000円
家族会員:550円
還元率通常利用:1.0%
国際ブランドVisa/Mastercard/JCB/American Express
利用可能枠300万円
付帯保険海外旅行傷害保険:最高5,000万円(自動付帯4,000万円、利用付帯1,000万円)
国内旅行傷害保険:最高5,000万円(自動付帯)
動産総合保険:年間最高300万円
特典・プライオリティ・パスのプレステージ会員資格無料付帯(年間5回まで利用制限あり)
・楽天市場でお買い物をするとポイントが3〜18倍に
・楽天モバイルや楽天証券、楽天トラベルなど楽天グループサービスの優待特典も充実
※2025年8月時点

第11位:Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード

おすすめポイント
  • カードの保有で「ゴールドエリート」の会員資格を取得できる
  • 年間250万円利用+継続で最大65,000ポイント分の無料宿泊特典

Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カードは、保有するだけでホテルの上級会員資格である「ゴールドエリート」を取得できるカードです。

ゴールドエリートの会員は、ホテルのレイトチェックアウトや対象ホテル利用時・航空券購入時等でポイント還元率がアップします。

また、年間250万円以上のカード利用とカードの継続で、対象ホテルに1泊できる無料宿泊特典(65,000ポイント分)を受けることも可能です。

Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カードの詳細
年会費本会員:34,100円
家族カード:1枚目無料、2枚目以降17,050円
還元率通常利用:100円につき2ポイント(2%相当)
Marriott Bonvoy参加ホテル利用:100円につき5ポイント
国際ブランドAmerican Express
利用可能枠一律の制限なし(会員の利用状況や支払い実績などをもとに個別に設定)
付帯保険海外旅行傷害保険:3,000万円(利用付帯)
国内旅行傷害保険:2,000万円(利用付帯)
ショッピング・プロテクション:200万円
特典・Marriott Bonvoy ゴールドエリート会員資格自動付与
・年間250万円以上の利用と継続で無料宿泊特典(65,000ポイント分)
・新規入会時および更新時に5泊分の宿泊実績プレゼント
・国内主要空港およびハワイの空港ラウンジ無料利用(会員+同伴者1名)
※2025年8月時点

第12位:dカード GOLD

おすすめポイント
  • 基本還元率1.0%、ドコモ通信費の支払いで10%還元
  • 年間100万円以上の利用で10,000円相当のクーポンを付与
  • ケータイ補償(購入から3年・最大10万円)や国内外の旅行傷害保険の付帯、国内・ハワイ空港ラウンジが利用できる等の特典が豊富

dカード GOLDは、NTTドコモの携帯電話やドコモ光を利用している人にとって、メリットが大きいカードです。

基本還元率は1.0%と高水準かつ、NTTドコモの携帯電話料金とドコモ光の利用料金に対して10%のポイントが還元されます。

また、前年の年間利用額に応じてクーポンが進呈される特典があり、100万円以上の利用で10,000円相当が付与。

さらには、スマートフォンの購入から3年間、最大10万円まで補償される「ケータイ補償」も付帯しており、万が一の故障や紛失にも備えられます。

dカード GOLDの詳細
年会費本会員:11,000円
家族会員:1枚目無料・2枚目以降1枚につき1,100円
還元率1.0%
国際ブランドVisa/Mastercard
利用可能枠公式サイトに明記なし(個別の審査により決定)
付帯保険海外旅行傷害保険:最高1億円(自動付帯)
国内旅行傷害保険:最高5,000万円(利用付帯)
ケータイ補償:購入から3年間で最大10万円
お買い物安心保険:年間300万円
特典・NTTドコモ携帯電話/ドコモ光利用料金:10%還元
・年間利用額特典:100万円以上で10,000円相当のクーポン
・国内およびハワイの主要空港ラウンジ無料利用
・dポイントスーパー還元プログラム
※2025年8月時点

第13位:三井住友カード ゴールド(NL)

おすすめポイント
  • 年間100万円利用達成で翌年以降の年会費が永年無料+10,000ポイント付与
  • 対象コンビニ・飲食店でのタッチ決済でポイント還元率が7〜20%
  • 国内の主要空港とハワイホノルル空港内にあるラウンジを無料で利用できる

三井住友カード ゴールド(NL)は、カード券面にカード番号などが印字されていないナンバーレス仕様のため、他人にカード情報を盗み見られる心配がありません。

基本のポイント還元率は0.5%ですが、対象のコンビニや飲食店でタッチ決済を利用すると7〜20%にアップします。

年会費は5,500円(税込)かかりますが、カード利用額が年間100万円に達すると翌年以降の年会費が永年無料です。ほかにも、毎年100万円を利用するごとに10,000ポイントが付与されます。

初めてゴールドカードを持つ人や、できるだけコストをかけずにステータスカードを保有したい人におすすめです。

※年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料
※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。

三井住友カード ゴールド(NL)の詳細
年会費本会員:5,500円(税込)※1
家族会員:無料
還元率基本:0.5%
国際ブランドVisa/Mastercard
利用可能枠~200万円
付帯保険海外・国内旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯)
お買物安心保険:年間最高300万円
特典・年間100万円利用で10,000ポイント付与
・年間100万円の利用で翌年以降の年会費永年無料
・対象コンビニ・飲食店で最大7%還元(スマホのVisaタッチ決済/Mastercard®タッチ決済利用時)※2
・Vポイントアッププログラムの条件達成により還元率が最大20%に
・国内の主要空港とハワイホノルル空港内にあるラウンジを無料で利用が可能
※2025年8月時点
※1:年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料
※1:年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。

※2:最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)。
※2:商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※2:iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。
※2:一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。
 その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。
 上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※2:ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
※2:Google Pay™ 、Samsung Walletで、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。

第14位:ANAアメリカン・エキスプレス・カード

おすすめポイント
  • カードの利用でANAマイルと交換が可能なポイントが貯まる
  • 国内主要空港・ハワイの空港ラウンジ(同伴1名無料)、手荷物無料宅配(帰国時1個まで)など旅行に関する特典が充実
  • 海外・国内旅行傷害保険付帯

ANAアメリカン・エキスプレス・カードは、利用金額100円につき1ポイントが貯まり、ANAの航空券購入や機内販売で利用するとポイントが1.5倍となります。

また、入会時や毎年のカード継続時にはボーナスマイルが付与され、獲得したポイントはANAマイルに交換が可能です。

「ポイント移行コース」に登録すると、ポイントの有効期限が無期限になるため、自分のペースでマイルを貯められます。

他にも、国内の主要空港ラウンジを無料で利用できたり、海外旅行からの帰国時にスーツケース1個を無料で配送してもらえたりと、旅行を快適にする特典も付帯します。

ANAアメリカン・エキスプレス・カードの詳細
年会費本会員:7,700円
家族カード:2,750円
還元率1.0%
国際ブランドAmerican Express
利用可能枠一律の制限なし(会員の利用状況や支払い実績などをもとに個別に設定)
付帯保険海外旅行傷害保険:最高3,000万円(利用付帯)
国内旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯)
ショッピングプロテクション:年間最高200万円
特典・ANAマイルが貯まりやすい(ANAグループ利用でポイント1.5倍)
・入会時・継続時ボーナスマイル付与
・国内主要空港およびハワイの空港ラウンジ無料利用(同伴者1名まで)
・海外旅行からの帰国時、手荷物無料宅配サービス
・ANA FESTAでの5%割引
※2025年8月時点

ランク別・格付けの高いおすすめクレジットカード一覧

クレジットカードをランク別に分け、それぞれの特徴とおすすめのカードを紹介します。

ブラックカードにおすすめのクレジットカード(希少な一流ステータスカード)

ブラックカードは、最上位のステータスがあるカードです。年会費が高額である代わりに、利用限度額がなく補償が手厚いなど特典が充実しています。

おすすめのブラックカード
楽天ブラックカードラグジュアリーカード(Mastercard Black Card)
年会費33,000円110,000円
還元率1.0〜3,0%1.25%
利用限度額~1,000万円一律の制限なし
付帯保険海外旅行傷害保険:最高1億円
国内旅行傷害保険:最高5,000万円
動産総合保険:最高300万円
海外旅行傷害保険:最高1.2億円
国内旅行傷害保険:最高1億円
ショッピング保険:年間最大300万円 など
詳細ページ詳細ページ詳細ページ
公式サイト公式サイト公式サイト

プラチナカードにおすすめのクレジットカード(高格付け・特別感)

プラチナカードは、ゴールドカードよりもワンランク上のステータスを持つカードです。

年会費は比較的高いですが、専任コンシェルジュサービスや、世界中の空港ラウンジを利用できるプライオリティ・パス(空港ラウンジ利用サービス)などの特典が付いていることが多いです。

おすすめのプラチナカード
三井住友カード プラチナプリファードセゾンプラチナ・アメックスJCBプラチナ
年会費33,000円初年度無料・次年度以降33,000円27,500円
還元率1.0〜20%1.0%〜1.125%0.5〜10.5%
利用限度額~500万円一律の制限なし150~300万円
付帯保険(選べる無料保険で選択)海外・国内旅行傷害保険:最高5,000万円(利用付帯)
ショッピング保険:年間最高500万円
海外旅行傷害保険:最高1億円
国内旅行傷害保険:最高5,000万円
ショッピング安心保険:年間最高300万円
ゴルファー保険 など
海外・国内旅行傷害保険:最高1億円
ショッピングガード保険:年間最高500万円(90日間)
JCBスマートフォン保険
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ゴールドカードにおすすめのクレジットカード(初めてのステータスカードにおすすめ)

ゴールドカードは年会費が比較的手ごろであり、特典やサービスは一般カードよりも充実しています。初めてステータスカードを持つ方や、クレジットカードの利用額が大きい方におすすめです。

おすすめのゴールドカード
三井住友カード ゴールド(NL)dカード GOLDアメックス・ゴールド・プリファード
年会費5,500円※111,000円39,600円
還元率0.5〜7%1.00%1.0〜3.0%
利用限度額~200万円審査により決定一律の制限なし
付帯保険海外・国内旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯)
お買物安心保険:年間最高300万円
海外旅行傷害保険:最高1億円(自動付帯)
国内旅行傷害保険:最高5,000万円(利用付帯)
ケータイ補償:購入から3年間で最大10万円
お買い物安心保険:年間300万円
海外旅行傷害保険:最高1億円(利用付帯)
国内旅行傷害保険:最高5,000万円(利用付帯)
スマートフォン・プロテクション など
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※1:年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料
※1:年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。

高級感あるデザイン・レア素材のクレジットカード

ステータスの高さは、クレジットカードのランクや付帯サービスだけでなく、券面のデザインや素材によっても表現されます。

ステータスが高いカードを持ちたい場合は、以下のような高級感のあるデザインやレア素材のクレジットカードを選ぶのもよいでしょう。

おすすめの高級感あるデザイン・レア素材のクレジットカード
ラグジュアリーカード(Mastercard Black Card)アメックス・ゴールド・プリファード
年会費110,000円39,600円
還元率1.25%1.0〜3.0%
利用限度額一律の制限なし一律の制限なし
付帯保険海外旅行傷害保険:最高1.2億円
国内旅行傷害保険:最高1億円
ショッピング保険:年間最大300万円 など
海外旅行傷害保険:最高1億円(利用付帯)
国内旅行傷害保険:最高5,000万円(利用付帯)
スマートフォン・プロテクション など
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ステータスが高く年会費が安価なクレジットカード

ステータスカードの中には、年会費を抑えて保有できるものもあります。コストをかけずにステータスカードを持ちたい人には、以下がおすすめです。

ステータスの高い年会費無料・安いクレジットカード
三井住友カード ゴールド(NL)楽天ブラックカードANA アメックスカード
年会費5,500円※133,000円7,700円
還元率0.5〜7%1.0〜3,0%1.00%
利用限度額~200万円~1,000万円一律の制限なし
付帯保険海外・国内旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯)
お買物安心保険:年間最高300万円
海外旅行傷害保険:最高1億円
国内旅行傷害保険:最高5,000万円
動産総合保険:最高300万円
海外旅行傷害保険:最高3,000万円(利用付帯)
国内旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯)
ショッピングプロテクション:年間最高200万円
詳細ページ詳細ページ詳細ページ詳細ページ
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
※1:年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料
※1:年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。

ステータス・高格付けのクレジットカードを持つには?

ステータス・高格付けのクレジットカードを持つには、以下の3通りの方法があります。

公式サイトから自身で申し込む

ゴールドカードや一部のプラチナカードは、公式サイトから直接申し込むことが可能です。

ブラックカードは数が限られますが、例えば楽天ブラックカードのように直接申し込めるケースもあります。

直接申し込みをする場合はカード会社が定める審査基準を満たす必要があり、審査の明確な基準は公開されていませんが、一般的には以下をもとに総合的に判断されます。

クレジットカードの審査で確認される項目

  • 属性情報:年収や勤務先など
  • 信用情報:これまでのクレジットカードやローンの利用履歴、延滞の有無など

一般カードを継続利用し、ランクアップする

カード会社によっては、利用金額を延滞なく支払いを続けて利用実績を積むことで、上位ランクのカードへアップグレードすることが可能です。

現在使用しているカードよりも上位ランクのカードを発行したい場合は、利用実績を着実に積むのがよいでしょう。

クレジットカード会社からのインビテーションを待つ

ブラックカードやプラチナカードを持ちたいときは、基本的にカード会社から「インビテーション(招待)」が届くのを待つ必要があります。

インビテーションが届けられる人の年収や年齢などの基準は公開されていないケースが多いですが、一般的には以下を満たすことが重要といわれます。

インビテーションを受けるための主な要件

  • ステータスカードを発行しているカード会社のカードを利用する
  • 特定のクレジットカードを継続的に利用する
  • 利用代金の支払いを延滞しない
  • 継続的に安定した収入がある

ただし、インビテーションが届いても必ず上位カードが発行されるわけではなく、審査が必要になる場合があります

ステータスの高いクレジットカードを保有するメリット

ステータスの高いクレジットカードを持つことで、以下のようなメリットがあります。

年齢や社会的地位に見合う印象を示せる

ステータスの高いクレジットカードは、審査のハードルも高い傾向にあるため、誰でも持てるわけではありません。

そのため、ハイステータスのカードを持っているだけで、支払い能力や社会的信用が高いことを証明しやすくなる点がメリットです。

とくに、クレジットカードの利用が一般的な海外では、ステータスが高いクレカが身分証明書の代わりになるといわれることもあり、より質の高いサービスを受けられる場合があります。

利用限度額が自由・非常に高い

ステータスが高いクレジットカードは、一般カードと比べて利用限度額が高く設定される傾向にあります。

実際の利用限度額はカード会社や個人の審査結果によって異なりますが、カードランクごとの利用限度額の目安は次の通りです。

カードランクごとの利用限度額の目安

  • 一般カード:10万円~100万円
  • ゴールドカード:50万円~300万円
  • プラチナカード:100万〜500万円(無制限の場合もあり)
  • ブラックカード:制限がないことが多い

ステータスカードを持っていれば、高額な買い物や旅行、出張などで支出が重なったときも、上限を気にせず利用できるでしょう。

付帯サービス・優待特典が充実している

ステータスカードには、高額な年会費に見合うだけの豪華な特典が用意されていることが多いです。

特典内容は、旅行、グルメ、エンターテイメントなど、所有者のライフスタイルをより快適にするものが多くあります。

ステータスカードに付帯されることの多い優待・特典

  • 空港ラウンジの利用:国内外の空港ラウンジを無料で利用できる
  • レストラン優待:1名分のコース料金が無料、飲食料金の割引
  • ホテル優待:宿泊割引や無料の朝食、宿泊部屋のアップグレード
  • 手荷物配送:国際線利用時に空港から自宅まで手荷物を無料配送
  • その他:会員限定のプレゼント・イベントへの招待など

カードのランクが上がるにつれて、特典の質や量は向上します。

たとえば、空港ラウンジの無料利用は、一般やゴールドでは国内の主要空港が中心ですが、プラチナやブラックになると世界中の空港が対象になることは少なくありません。

自身の趣味やライフスタイルに合わせた特典があるステータスカードを持つことで、年会費以上のメリットを感じられるでしょう。

質の高いコンシェルジュサービスを利用できる

プラチナカードやブラックカードの多くには、コンシェルジュサービスが付帯しています。

これは、専任のコンシェルジュが秘書のように会員のさまざまな要望に応えてくれるサービスです。多くのコンシェルジュサービスでは、24時間365日、電話やメールなどでいつでも相談できます。

コンシェルジュが応じてくれる主な内容は、以下のとおりです。

コンシェルジュサービスで依頼できることの一例

  • 旅行関連の手配:航空券や新幹線の手配、ホテルの予約、旅行プランの提案
  • レストラン等の予約:記念日や接待など、シーンに応じた店の提案と予約
  • チケット手配:コンサートやライブ、スポーツ観戦、映画のチケット手配
  • プレゼントの手配:贈り物選びの相談から購入、配送の手配までサポート

コンシェルジュサービスがあるカードを持っていれば、専任のコンシェルジュが食事の予約やチケットの手配だけでなく、旅行やプレゼントの相談など幅広くサポートしてくれるでしょう。

保険や補償制度が他ランクよりも手厚い

ステータスの高いクレジットカードは、旅行中のケガや死亡などを補償する旅行傷害保険の補償内容が手厚い傾向にあります。

たとえば、プラチナ以上のカードであれば、旅行傷害保険の死亡・後遺障害保険金額が1億円に設定されるケースが少なくありません。

また、購入した商品の損害に備えられる「お買物安心保険(動産総合保険)」や、航空機の遅延・欠航・運休による費用を補償する「航空機遅延保険」などが付帯することもあります。

ステータスが高く補償が充実したクレジットカードを持っていれば、旅行や出張、お買物などで生じるトラブルに幅広く備えられるでしょう。

ステータスの高いクレジットカードの選び方

ステータスの高いクレジットカードにはさまざまな種類があります。どれに申し込むべきか迷うときは、以下の選び方を参考にしてください。

年齢や年収など取得要件を満たしているカードを選ぶ

ステータスの高いクレジットカードを手に入れるためには、各カード会社が定める申し込みの要件を満たしていなければなりません。

厳しい要件を設けているケースも少なくないため、申し込む前に各カード会社の公式サイトで年齢や年収などの要件をよく確認しましょう。

自分が活用できる特典・サービスのあるカードを選ぶ

クレジットカードに付帯される特典がどれほど豪華であっても、それを利用する機会がなければ高額な年会費に見合うだけのメリットが得られないかもしれません。

ステータスカードを選ぶ際は、特典やサービスの内容が自身に合っているか、自身が本当に利用するものかを考えることが大切です。

旅行や出張の頻度、外食をする回数、自身の趣味などを振り返り、充分に活用できる特典が付帯されたクレジットカードを選びましょう。

各ライフスタイル別の便利な特典の例
海外旅行が趣味である人や海外出張をする機会が多い人・世界中の空港ラウンジを無料で利用できるプライオリティ・パス
・補償が手厚い海外旅行保険
・航空機遅延保険
・手荷物宅配サービス
・日本語サポートデスク
ホテルで宿泊する機会が比較的多い人・高級ホテルの上級会員資格
・無料宿泊特典
・客室のアップグレード
高級レストランで食事をすることが多い人・2名以上のコース料理で1名分が無料になるダイニング優待  
多忙でスケジュール管理や手配を人に任せたいビジネスパーソン・24時間対応のコンシェルジュサービス
エンタメを楽しむ機会が多い人・コンサートやスポーツイベントの先行予約・特別枠チケットの手配

年会費とポイント還元率のバランスを考えて選ぶ

ステータスが高いクレジットカードの年会費は、カードのランクやカード会社などで大きく異なりますが、数万円や十数万円と高額なものが多いです。

「ポイント還元や特典等が年会費に見合うだけのメリットがあるか」「毎年無理なく支払えるか」をよく検討し、クレジットカードを選びましょう。

【Q&A】ステータスの高いクレジットカードに関するよくある質問

最後に、ステータスの高いクレジットに関するよくある質問に回答します。

ブラックカードは直接申し込めますか?

多くのブラックカードはカード会社の公式Webサイトから直接申し込むことができず、インビテーションが届くのを待つ必要があります

一方で、「楽天ブラックカード」のように直接申し込みが可能なブラックカードもあります。

発行を検討しているブラックカードがある場合は、カード会社の公式サイトで直接申し込みの可否や要件などを確認してみましょう。

ゴールドカードとプラチナカードはどちらを選ぶべき?

ゴールドカードとプラチナカードのどちらを選ぶべきかは一概には言えません。

自身がクレジットカードを持つ目的や年会費、利用する可能性がある特典などを踏まえて総合的に判断することが大切です。

一般的には、ゴールドカードよりもプラチナカードのほうが、年会費が高額である代わりに特典内容が充実している傾向にあります。

そのため、以下を判断基準の1つとしてゴールドカードとプラチナカードのどちらが自身にあっているのかをよく検討してみると良いでしょう。

ゴールドカードが向いている人の特徴

  • 年会費を抑えつつ、空港ラウンジの無料利用や旅行傷害保険などの基本的な特典を利用したい人
  • 日常生活の決済で効率的にポイントを貯めることを重視したい人
  • 初めてステータスカードを持ちたいと考えている人
  • 旅行や出張は年に数回程度で、過度なサービスは必要としない人

プラチナカードが向いている人の特徴

  • 専用コンシェルジュやグルメ優待など手厚い特典を活用したい人
  • 海外旅行や出張が多く、世界中の空港ラウンジの無料利用や高額な補償の海外旅行傷害保険があるクレジットカードを持ちたい人
  • 接待や記念日などでレストラン優待を利用したい人
  • 「ステータス」や「信用力」を重視してクレジットカードを選びたい人

まとめ

ステータスが高いクレジットカードは、利用限度額が高く設定されており、ブラックカードでは無制限となる場合もあります。

また、空港ラウンジの無料利用やレストラン優待、充実した補償の旅行傷害保険、コンシェルジュサービスなど、さまざまな充実した特典を受けることが可能です。

一方、実際の利用限度額や年会費、特典・サービス内容は、カードによって大きく異なります。発行するカードを検討する際は、各カードの内容を比較するとともに「年収などの要件を満たせるか」「特典を活用できるか」なども踏まえて選びましょう。

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オカネコマガジン編集部

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