家計診断・相談サービス『オカネコ』を運営する株式会社400F(フォーハンドレッド・エフ、本社:東京都中央区、代表取締役社長CEO:中村 仁、以下「当社」)は、全国の『オカネコ』ユーザー360人を対象に「オカネコ 投資ポートフォリオに関する調査」を実施しました。
2024年からの新NISA制度開始に加え、歴史的な円安の進行など、投資環境は大きく変化しています。本調査は、こうした状況における個人投資家のポートフォリオの実態と、日本株および外国株に対する考え方を明らかにすることを目的とします。
アンケートの調査概要 | ||
調査名 | オカネコ 投資ポートフォリオに関する調査 | |
調査方法 | WEBアンケート | |
調査期間 | 2025年10月10日(金)~2025年10月13日(月) | |
回答者 | 全国の『オカネコ』ユーザー360人 | |
回答者の年齢 | 30代以下:16.7% 40代:26.3% 50代:33.1% 60代以上:23.9% | |
回答者の世帯年収 | 400万円未満:28.6% 400万円以上600万円未満:20.8% 600万円以上800万円未満:12.8% 800万円以上1,000万円未満:12.2% 1,000万円以上1,200万円未満:6.1% 1,200万円以上:11.7% わからない:7.8% | |
調査元 | 株式会社400F |
「投資ポートフォリオに関する調査」結果サマリー
- 7割が「現在投資をしている」と回答
- 投資ポートフォリオの現状は日本株が中心、外国株も併用する「ハイブリッド型」が主流
- 日本株投資は「高配当・株主優待」、外国株投資は「高いリターン」と「分散効果」を期待
- 円安は「投資先選定に影響あり」64.3%
- 新NISAの成長投資枠では「日本株(個別株)」が人気
7割が「現在投資をしている」と回答
今回の調査対象者(360名)のうち71.7%(258名)が現在投資を行っていると回答しました。
これは、オカネコユーザーの高い資産形成意識を示しています。

投資ポートフォリオの現状は日本株が中心、外国株も併用する「ハイブリッド型」が主流
投資を行っている回答者のうち、92.3%が日本株を保有しており、外国株保有者76.4%を15.9ポイント上回る結果となりました。
また、日本株と外国株の平均資産配分比率を比較すると、日本株が49.5%に対し、外国株37.6%と、日本株の方が高い結果となりました。
このことから、多くの個人投資家が、日本株を主軸としつつ、外国株も取り入れる「ハイブリッド型」のポートフォリオを構築している実態が明らかになりました。

日本株投資は「高配当・株主優待」、外国株投資は「高いリターン」と「分散効果」を期待
日本株に投資する理由として最も多かったのは「高配当や株主優待を期待」で、58.4%が選択しました。
次いで「企業の成長性を期待」が33.2%、「為替変動の影響を受けない」と「馴染みのある企業に投資したい」がともに27.2%でした。
この結果から、個人投資家は日本株に、安定的なインカムゲイン(配当や優待)を強く求めていることが分かります。

一方、外国株に投資する主な理由は「日本株よりも高いリターンが見込める」が51.4%で最多 となりました。
次いで「資産分散効果を期待」37.9%、「企業の成長性を期待」36.2%と続き、リターンとリスク分散の双方を重視する姿勢が明らかになりました。
これは、日本株でインカムゲインを狙いつつ、外国株で高いキャピタルゲイン(値上がり益)を追求するという、異なる目的で両方の市場を活用する投資家の戦略を示唆しています。

円安は「投資先選定に影響あり」64.3%
「現在の「円安」は、あなたの投資先の選定にどの程度影響を与えていますか?」という質問に対し、64.3%(「非常に影響を与えている」18.2%と「ある程度影響を与えている」46.1%の合計)の投資家が円安の影響を受けていると回答しました。

新NISAの成長投資枠では「日本株(個別株)」が人気
新NISAの成長投資枠を利用している投資家のうち、「日本株(個別株)」に投資している人が47.6%にのぼり、最も多い結果となりました 。
次いで「外国株(投資信託)」(41.6%)、「投資信託「S&P500」」(37.3%)、「投資信託「オルカン」」(36.8%)と続き、成長投資枠では投資信託だけでなく、個別株投資への関心も高いことが明らかになりました。

今回の調査で、新NISAや円安に対応する個人投資家の合理的かつ戦略的な実態として、日本株で安定的なインカムゲインを狙い、外国株で高いキャピタルゲインと資産分散を追求する「ハイブリッド型」のポートフォリオが主流であることが分かりました。
当社では、株初心者向けの投資や、日々の生活に潜むお金の疑問や不安について、専門家監修のメディア『オカネコ マガジン』でも、分かりやすく解説しています。

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アンケート結果の利用について
調査結果データの引用、転載に際しては必ず『オカネコ 投資ポートフォリオに関する調査』または『家計診断・相談サービス「オカネコ」調べ』と記載してください。
また、Web媒体の場合はプレスリリース、もしくはオカネコマガジン、オカネコいずれかへのリンクをお願いいたします。
出典の記載例
- 出典 : 「オカネコ 投資ポートフォリオに関する調査」| 家計診断・相談サービス「オカネコ」調べ
調査結果は、そのままの形で正確に引用してください。結果の改変や歪曲はおやめください。
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