SBI新生銀行と住信SBIネット銀行は、どちらも「SBI」という名が付いているものの、属するグループが異なる別々の銀行です。
SBI新生銀行はSBIグループですが、住信SBIネット銀行はNTTドコモの子会社です。2026年8月には住信SBIネット銀行から「ドコモSMTBネット銀行」に社名変更される予定で、今後ますます別グループとして異なるサービスを展開することが予想されます。
本記事では、両行の違いやSBIグループとの関係性、目的別に銀行の選び方を紹介。SBI新生銀行と住信SBIネット銀行のどちらを利用すべきか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
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※本記事内に記載の手数料はすべて税込みです。
【比較表】SBI新生銀行と住信SBIネット銀行の違い
2026年現在、SBI新生銀行はSBIホールディングス、住信SBIネット銀行はNTTドコモの連結子会社です。両行の主な違いを以下表にまとめました。
| SBI新生銀行 | 住信SBIネット銀行 | |||
|---|---|---|---|---|
| 運営会社(親会社) | SBI新生銀行株式会社(SBIホールディングス株式会社) | 住信SBIネット銀行株式会社(株式会社NTTドコモ) | ||
| SBIグループとの関係 | 2021年にSBIグループ入り | 2025年、SBIグループを離脱。同年、NTTドコモ入り | ||
| ことら送金 | 〇 | 〇 | ||
| スマホATM対応 | × | 〇 | ||
| SBI証券との連携 | 〇(SBIハイパー預金) | 〇(SBIハイブリッド預金) | ||
| 取扱商品 | 円預金・外貨預金・投資信託・債券・住宅ローンなど | 円預金・外貨預金・住宅ローン・ロボアドバイザーなど | ||
| 会員ステージ・ランク | ステップアッププログラム(預金残高・取引状況に応じて変動。※SBIハイパー預金の利用で最上位ステージ適用) | スマプロランク(預金残高・取引状況に応じて変動) | ||
SBI新生銀行はもともと「新生銀行」として運営していましたが、2021年にSBIグループに加わり、2023年より現在の銀行名となりました。
住信SBIネット銀行は、2025年まで20年弱にわたりSBIグループのもとで成長してきたネット銀行ですが、2025年には同グループを離れてNTTドコモの連結子会社となっています。2026年現在、SBIグループとの資本関係はすでに解消されており、8月には「ドコモSMTBネット銀行」に変わる予定です。
このように、SBIという名が付いているものの、それぞれの銀行の成り立ちや特徴は大きく異なります。


SBI証券との連携の違い
SBI証券では、証券口座と銀行口座を連携して口座間の資金移動をスムーズにするサービスを提供しています。ただし、SBI新生銀行と住信SBIネット銀行では連携サービスの内容が一部異なります。
| SBI新生銀行(SBIハイパー預金) | 住信SBIネット銀行(SBIハイブリッド預金) | |||
|---|---|---|---|---|
| 資金移動 | 銀行の預金残高がSBI証券の買付余力に自動反映 | 銀行の預金残高がSBI証券の買付余力に自動反映 | ||
| 金利優遇サービス | 〇 | 〇 | ||
| その他の特典 | ・連携するだけで銀行の最上位ステージ「ダイヤモンドステージ」適用 ・信用取引の追加保証金等自動振替サービス など | ・銀行アカウントと連携すれば、銀行アプリやサイトから証券口座の残高・評価損益も確認可 など | ||
| メイン用途 | 待機資金の金利最大化 | 積立・買付の自動化・利便性向上 | ||
| 併用可否 | SBIハイブリッド預金との併用は不可 | SBIハイパー預金との併用は不可 | ||
SBI証券との連携については、現在のグループ会社であるSBI新生銀行のほうが優遇金利は高く、特典も充実しています。
また、住信SBIネット銀行はすでにSBIグループとの資本関係がないため、連携サービス内容が変更される可能性があります。
SBI証券との連携を重視するのであれば、SBI新生銀行のほうがサービスの充実・拡充を期待できるでしょう。


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【目的別】SBI新生銀行と住信SBIネット銀行の選び方
SBI新生銀行と住信SBIネット銀行のどちらを選ぶか悩んだ時は、「口座選びで何を重視するのか」を考えてみましょう。目的別の選び方を解説します。
【目的別】SBI新生銀行と住信SBIネット銀行の選び方
金利を重視:SBI新生銀行
預金金利を重視する際、現時点ではSBI新生銀行のほうが有利です。
| SBI新生銀行 | 住信SBIネット銀行 | |
|---|---|---|
| 普通預金金利 | 0.30%~0.40% | 0.30% |
| SBI証券連携時の優遇金利 | 0.50%(SBIハイパー預金金利) | 0.31%(SBIハイブリッド預金金利) |
| 円定期預金 | <スタートアップ円定期預金> 3か月:1.0% 1年:1.3% | 3か月:0.375% 6か月:0.375% 1年:0.400% |
上記比較表のとおり、SBI新生銀行では普通預金・円定期預金ともに、住信SBIネット銀行を上回る高金利を提供しています。




手数料を重視:SBI新生銀行・住信SBIネット銀行
他行宛振込手数料や入出金手数料については、状況によって有利な銀行が異なります。
- SBI証券と口座連携する場合:SBI新生銀行が有利
- スマホアプリを使う・給与受取する場合:住信SBIネット銀行が有利
SBI新生銀行は、SBI証券と口座連携すれば最上位の「ダイヤモンドステージ」が適用されるため、以下のとおり手数料が優遇されます。
SBI新生銀行の「ダイヤモンドステージ」の各種手数料
- セブン銀行など提携金融機関ATM出金手数料:無制限で0円
- 他行宛振込手数料:月10回まで無料
- 無料回数以降の他行宛振込手数料:75円
一方で、住信SBIネット銀行では「アプリでATM」に対応しており、スマホアプリを利用すれば入出金手数料が無料です。また、給与受取口座に指定すればスマプロランクが「シルバー」になり、他行宛振込手数料が月5回無料になります。
住信SBIネット銀行の各種手数料
- スマホアプリのATM入出金手数料:無制限で0円
- シルバーランクの他行宛振込手数料:月5回まで無料
- 無料回数以降の他行宛振込手数料:一律77円
利用頻度や使い方によって有利な銀行は変わるため、利用シーンにあわせて選ぶと良いでしょう。


資産管理を重視:住信SBIネット銀行
住信SBIネット銀行には目的別口座機能があり、一つの口座の中に目的ごとの仮想口座を最大10個作成できます。
「旅行用の積立口座」「緊急用の生活防衛資金口座」「子どもの教育費口座」など、目的にあわせてお金を分別でき、家計や貯蓄の管理に優れています。
さらに、SBIハイブリッド預金で口座を連携すれば、SBI証券での評価損益や残高も表示可能です。
投資と貯蓄の管理を徹底したい人におすすめです。
利用者の多さを重視:住信SBIネット銀行
利用者の多さを重視する場合は、住信SBIネット銀行のほうが有利です。それぞれの預金口座数は以下の通りです。
- SBI新生銀行:417万口座(2025年12月末時点)
- 住信SBIネット銀行:900万口座(2026年2月13日時点)
住信SBIネット銀行は約20年にわたり、SBIグループのもとで口座開設者を増やしてきた歴史があります。NTTドコモとの連携によるサービス拡充も期待されており、利用者の多さやブランドを重視する人にとって安心感のある口座です。
一方で、SBI新生銀行もSBIグループとの連携により今後の動向が期待されています。金利や手数料の充実も含め、将来性に期待してSBI新生銀行を選ぶのも一つの方法です。
キャンペーンを重視:SBI新生銀行
SBI新生銀行は新規口座開設者向けのキャンペーンを積極的に展開しており、現金プレゼントや金利上乗せといった特典があります。
近年は新規口座開設+SBI証券との連携(SBIハイパー預金の開設)によるキャンペーンに力を入れているため、SBI証券との連携口座を検討している人は良い機会です。
なお、キャンペーン内容は実施時期によって異なるため、利用の際は必ず公式サイトで最新情報を確認しましょう。


併用もアリ!SBI新生銀行と住信SBIネット銀行のおすすめの使い分け方
SBI証券との連携口座は併用できないものの、SBI新生銀行と住信SBIネット銀行の普通預金口座を両方持つことは可能です。
普通預金口座を併用すれば、両行の強みをそれぞれ活かした資産管理・資産形成ができます。「どちらの口座も魅力があって捨てがたい」と思ったら、以下のように口座を使い分ける方法も検討してみましょう。
SBI新生銀行と住信SBIネット銀行のおすすめの使い分け方
- SBI新生銀行:SBI証券との連携に活用し、資産運用のための口座として活用。投資待機中の資金はSBIハイパー預金に置くことで、比較的高金利を享受できる
- 住信SBIネット銀行:貯蓄・ポイント活用の口座として活用。今後はdポイントとの連携が予想されるため、ドコモユーザーは必見
前述のとおり、SBIハイブリッド預金とSBIハイパー預金は同時利用ができません。口座を併用して使い分けを考える際は、まずSBI証券との連携をどうするかを考えましょう。
併用する場合は、メイン銀行・サブ銀行の役割を明確にしておくと管理しやすくなります。


SBI新生銀行と住信SBIネット銀行に関するよくある質問【Q&A】
SBI新生銀行と住信SBIネット銀行に関して、よくある質問をQ&A形式で解説します。
- SBI証券との連携口座を切り替えたい場合はどうしたら良い?
-
連携口座を変更する際は、銀行または証券会社のサイトにて連携を解除する手続きが必要です。
- 「SBI新生銀行×SBI証券」の連携を解除する方法:SBI新生銀行アプリまたはSBI証券の口座サイトで手続きする
- 「住信SBIネット銀行×SBI証券」の連携を解除する方法:住信SBIネット銀行の口座サイトで手続きする
解除手続きが終わったら、改めて切り替えたい口座で連携手続きを行いましょう。
- 両方を使う場合の注意点は?
-
最大の注意点は、「SBIハイパー預金」と「SBIハイブリッド預金」は併用できないことです。
SBI証券で買付余力に反映できるのは一方の口座のみとなるため、どちらを連携させるかよく検討しましょう。
なお、住信SBIネット銀行は所属グループの変更によって、将来的にサービス内容や連携仕様が変更となる可能性があります。重要なサービス変更がないか、定期的に公式サイトで確認しておきましょう。
まとめ
SBI新生銀行は2021年よりSBIグループになった一方、住信SBIネット銀行は2025年にSBIグループを抜け、NTTドコモグループの子会社になりました。
このように入れ替わる形で資本関係が変化しており、現在はまったく別の銀行として考える必要があります。銀行としての強みも異なるため、目的に応じて口座を使い分けるのも有効な選択肢です。
各銀行の強み
- SBI新生銀行:金利や各種手数料、SBI証券との連携サービス拡充が強み
- 住信SBIネット銀行:資産管理のしやすさ、利用者の多さとNTTドコモのブランド力による将来性が強み
ただし、SBI証券との連携口座はどちらか一方しか選べない点には留意が必要です。
銀行選びで重要なことはどちらが優れているかではなく、ご自身のライフスタイルや目的に適しているかどうかです。本記事で紹介した違いや選び方を参考に、最適な口座を見つけてください。
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