国内最大級の家計診断・相談サービス「オカネコ」を運営する株式会社400F(フォーハンドレッド・エフ、本社:東京都中央区、代表取締役社長:中村 仁、以下「当社」)は、全国の20代以上の男女500人を対象に2024年のお金に関する実態や意識を振り返る「オカネコ お金に関する調査2024」を実施しました。
アンケートの調査概要 | ||
調査名 | オカネコ お金に関する調査 2024 | |
調査方法 | WEBアンケート | |
調査期間 | 2024年11月5日(火)~2024年11月6日(水) | |
回答者 | 全国の20代~60代の男女500人(各年代男女50人ずつ) | |
調査レポート | オカネコ 2024年のお金に関する調査 |
※調査結果データの引用、転載に際しては必ず『オカネコ お金に関する調査 2024』『家計診断・相談サービス「オカネコ」調べ』と記載してください。
調査サマリー
「オカネコ お金に関する調査2024」結果サマリー
- 昨年比で収入が減った人は19.0%、支出が増加した人は41.0%。収入増加の要因、転職よりも投資の方が多い傾向
- 「お金に関する不安」約8割、40代が最も高く9割が不安を抱えている
- 将来を見据え資産形成「している」30.4%。3人に1人は「したいと思っているができていない」
- お金の相談ハードル「ある」60.0%、自分の情報を伝えることに不安や抵抗がある人が多い一方で、約3割がそもそも「どこでどのように相談したらいいか分からない」と回答
- 2024年の金融トレンドのうち気になったもの1位「新NISA」、2位「物価高」、3位「円安」
→その他調査結果詳細はこちらから
「オカネコ お金に関する調査2024」の主な結果
昨年比で収入が減った人は19.0%、支出が増加した人は41.0%。収入増加の要因、転職よりも投資の方が多い傾向
「昨年(2023年)と今年(2024年)を比較し、 あなたの収入と支出の変化をそれぞれ教えてください。」という質問に対して、収入が「増えた」と回答した人は僅か17.4%、「変わらない」63.6%、「減った」19.0%という結果になりました。
一方、支出に関しては「増えた」41.0%、「変わらない」51.4%、「減った」7.6%という結果になりました。昨年と比較すると、収入よりも支出が増えている傾向が分かりました。
さらに、収入が増えたと回答した人へ、「その理由として当てはまるものを全て教えてください。」と質問したところ、多い順に「ベース給のアップ」56.3%、「ボーナス額のアップ」27.6%、「投資」16.1%、「転職」14.9%、「昇進」11.5%、「副業」8.0%という結果になりました。
収入を増やすことができた人は、転職や副業よりもまずは投資を選択している方が多いということが分かります。
「お金に関する不安」約8割、40代が最も高く9割が不安を抱えている
「あなたは、将来に向けてお金に関する不安を感じることはありますか。」という質問に対して、「不安を感じる」81.4%という結果になりました。さらに、年代別に結果を比較すると、40代が最も高く89.0%が「不安を感じる」と回答しています。
2024年は多くの人にとって「お金の不安」を感じる1年であったと考えられます。
将来を見据え資産形成「している」30.4%。3人に1人は「したいと思っているができていない」
「あなたは将来を見据え資産形成(保険、NISA、不動産投資、投資信託等)をしていますか。」という質問に対して、「している」30.4%、「したいと思っているが、できていない」31.0%、「しておらず、今後もする予定ない」38.6%という結果になりました。
年代別の差はほとんどなく、30代40代の資産形成層においても3人に1人は「したいと思っているが、できていない」状況であることが分かりました。
お金の相談ハードル「ある」60.0%、自分の情報を伝えることに不安や抵抗がある人が多い一方で、約3割がそもそも「どこでどのように相談したらいいか分からない」と回答
「お金に関する悩みを相談したいと思ったときに、心理的・物理的ハードルがあると感じますか」という質問に対して、「感じる」と回答した人は60.0%と半数以上の人はハードルを感じていることが分かりました。
「具体的にどのようなハードルがあると感じるか当てはまるものすべて教えてください。」という質問に対する回答として、多いものから順に「自分のお金に関する情報を開示することに抵抗感がある」65.3%、「個人情報を伝えることに不安がある」45.0%、「しつこい営業連絡やセールスを受けるのではないかという不安がある」34.0%、「どこでどのように相談したらいいか分からない」30.7%、「対面での相談窓口へ行くことが手間、難しい」22.0%、「自分の知識がないことで相談をすることが恥ずかしい」19.0%という結果になりました。
「お金の相談サービス」に対する不安や抵抗感がうかがえる回答が上位に並んでおり、安心してお金の相談ができるという環境づくりが必要であることが分かります。一方で、約3割がそもそも「どこでどのように相談したらいいか分からない」と回答している結果を見ると、お金についてプロに相談するという文化自体がまだまだ根付いていないことも伺えます。
2024年の金融トレンドのうち気になったもの1位「新NISA」、2位「物価高」、3位「円安」
「今年(2024年)の金融トレンドの中で気になったものとして当てはまるものをすべて教えてください。」という質問に対して、1位「新NISA」31.2%、2位「物価高」29.2%、3位「円安」28.8%という結果になりました。
さらに「今年(2024年)の金融トレンドのうち、不安を感じるものをすべて教えてください。」と質問したところ、1位「物価高」40.0%、2位「円安」29.8%、3位「インフレ」18.4%という結果になりました。
お金に関する話題の多かった2024年ですが、直接的に家計への影響が出る項目への関心度が高い結果となりました。
本調査ではさらに、「お金に関する悩みの相談相手に関して」「お金の知識について参考にしているものについて」など、2024年の様々なお金に関する意識調査を実施しております。詳細はこちらのレポートをご確認ください。
アンケート結果の利用について
アンケート結果の転載・引用をされる場合は、必ず出典を明記の上、Web媒体の場合は当記事、もしくはオカネコマガジン、オカネコいずれかへのリンクをお願いいたします。
出典の記載例
- 出典 : オカネコ お金に関する調査 2024 | オカネコマガジン
- 出典 : 株式会社400F「オカネコ」調べ
調査結果は、そのままの形で正確に引用してください。結果の改変や歪曲はおやめください。
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