「ウォレット」とは、仮想通貨(暗号資産)を安全に保管するためのツール・サービスです。
ハッキングや不正アクセスなどの被害から守るために、ウォレットを活用した資産管理がおすすめです。
本記事では、仮想通貨(暗号資産)のウォレットの仕組みや種類を解説します。おすすめのウォレットも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
- 仮想通貨ウォレットには、インターネットに常時接続されている「ホットウォレット」とオフラインで管理する「コールドウォレット」がある。頻繁に取引するものはホットウォレット、金額が大きいまたは長期保有するものはコールドウォレットの利用がおすすめ
- 金融庁に登録されている国内の仮想通貨取引所は、コールドウォレットで保管でき、ハッキングリスクが抑えられている
- ウォレットは取引頻度や保有金額の大きさなどで選び、資産が多い場合は複数のウォレットに分散させて管理する
※仮想通貨(暗号資産)は法定通貨ではありません。
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セキュリティ性能が高いおすすめ仮想通貨取引所4選|コールドウォレットで管理
仮想通貨(暗号資産)をハッキングや不正アクセスなどの被害から守るためには、セキュリティ性能が高い国内取引所を利用するのがおすすめです。
国内取引所は、金融庁に「暗号資産交換業者」として登録されており、顧客の資産をコールドウォレットで保管することが義務づけられています。オフラインで資産が管理されるため、ハッキングなどの被害に遭うリスクは比較的低いです。
中でも、以下の国内取引所はより高度なセキュリティ体制を構築しているため、安心して大切な資産を預けられるでしょう。
セキュリティ性能が高い仮想通貨取引所
- SBI VCトレード:金融大手のSBIグループに属し、金融事業で培われた業界最高水準のセキュリティを構築
- GMOコイン:安全対策に注力するGMOインターネットグループに属し、国内最高水準のセキュリティ体制
- bitFlyer:2014年の創業以来、ハッキングによる不正流出被害ゼロ
- bitbank:独自のセキュリティ技術により、創業以来ハッキング被害ゼロ
| SBI VCトレード | GMOコイン | bitFlyer | bitbank | |
|---|---|---|---|---|
| 取扱通貨数 | 36銘柄 | 22銘柄程 | 38銘柄程 | 40銘柄以上 |
| 取引手数料(販売所) | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
| 取引手数料(取引所) | Maker:-0.01% Taker:0.05% | Maker:-0.01%〜-0.03% Taker:0.05%〜0.09% | 0.01~0.15% | Maker:–0.02% Taker:0.12% |
| 入金手数料 | 無料 | 無料 | 0〜330円 | 無料 |
| 出金手数料 | 無料 | 無料 | 3万円未満:220〜550円 3万円以上:440〜770円 | 550〜770円 |
| アプリ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| レバレッジ取引 | 最大2倍 | 最大2倍 | 最大2倍 | 最大2倍 |
| ステーキング | 〇 | 〇 | × | × |
| レンディング | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 積立 | 〇(日/週/月) | 〇(日/週/月) | 〇(日/週/隔週/月) | × |
| 最低取引数量(販売所) | 0.00000001BTC | 0.00001BTC | 0.00000001BTC | 0.00000001BTC |
| 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
SBI VCトレード
\ 手数料無料で1,000円から出金できる /
- 販売所:無料
- 取引所:Maker「−0.01%」、Taker「0.05%」
- 入金:無料
- 出金:無料
- 1,000円から出金できる
- 入出金に手数料がかからない
- 大手企業によるセキュリティ対策で安心して利用できる
- レバレッジ取引に対応している銘柄が多い(13銘柄以上)
- 「SBI Web3ウォレット」を使って日本円でNFTを取引できる
- アプリに毎回ログインする必要がある
- メンテナンスにより取引できない時間帯が多い
| 取り扱い通貨数 | 36銘柄 |
| スマホアプリ | 〇 |
| 最低取引数量 | 0.00000001BTC |
| 提供サービス | レバレッジ取引:〇(最大2倍) ステーキング:〇 レンディング:〇 積立:〇(500円~) |
| 運営会社 | SBI VCトレード株式会社 |
2025年10月15日時点


おすすめのモバイルウォレット2選
スマートフォンのアプリで手軽に仮想通貨(暗号資産)を管理できるモバイルウォレットは、以下がおすすめです。
| おすすめのモバイルウォレット2選 | ||
|---|---|---|
| MetaMask | Ginco | |
| 対応言語 | 日本語/英語/中国語/韓国語など | 日本語/英語 |
| 会社名 | ConsenSys(コンセンシス) | 株式会社Ginco |
| 特徴 | イーサリアム系ブロックチェーンの通貨を管理でき、DeFiプラットフォームやNFTマーケットプレイスと連携しやすい | 完全日本語対応であり、初心者にも使いやすいシンプルなUI設計 |
| 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
上記のほかにも、Coincheckやbitbankなどの仮想通貨取引所が提供するモバイルウォレットを利用するのもよいでしょう。
おすすめのハードウェアウォレット2選
仮想通貨(暗号資産)をインターネットから遮断してより安全に管理できるハードウォレットを利用する場合は、以下から選ぶとよいでしょう。
| おすすめのハードウォレット2選 | ||
|---|---|---|
| Ledger(レジャー) | Trezor(トレザー) | |
| 対応言語 | 日本語/英語/中国語/韓国語など | 英語/日本語/中国語など |
| 会社名 | Ledger SAS | SatoshiLabs |
| 特徴 | パスポートやクレジットカードにも使われる「セキュアエレメント」と呼ばれる改ざん防止機能を持つマイクロチップを搭載 | ソフトウェアがすべてオープンソースで公開されており、誰でもコードを検証できる透明性の高さによって信頼性を担保 |
| 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
そもそも仮想通貨のウォレットとは?
仮想通貨ウォレットは、ブロックチェーンに記録された仮想通貨(暗号資産)のデータにアクセスするための、「鍵」を管理するためのツールやサービスを指します。
鍵は、複雑で長い文字列で構成されており、「秘密鍵」や「公開鍵」があります。
- 秘密鍵:仮想通貨(暗号資産)の所有者であることを証明するためのキー。銀行口座の暗証番号のようなものであり、他の人に知られてはならない。
- 公開鍵:秘密鍵と対になっている外部に公開されているキー。銀行の口座番号のようなもの。

秘密鍵が流出すると、仮想通貨(暗号資産)を失う可能性があります。ウォレットで秘密鍵を保管・管理することで、ハッキングや不正アクセスの被害を防ぐことが可能です。
また、ウォレットを利用することで、仮想通貨取引所でメンテナンスやシステム障害が起こったときも、仮想通貨(暗号資産)の送金や残高の確認などができます。

仮想通貨のウォレットの種類
仮想通貨ウォレットには「ホットウォレット」と「コールドウォレット」の2種類があります。
この2つのウォレットは、セキュリティの高さと使いやすさなどが異なるため、それぞれの特徴を理解して自身に合ったものを選び、必要に応じて使い分けるとよいでしょう。
ホットウォレットとは…
インターネットに常時接続されているタイプのウォレット。利便性が高いメリットがある一方で、常にオンライン状態にあるため、ハッカーによる攻撃やウイルスの感染、フィッシング詐欺などに遭うリスクが高い
| ホットウォレットの主なメリットとデメリット | |
|---|---|
| メリット | デメリット |
| ・時間や場所を問わず、残高の確認や送金・入金ができる ・DApps(分散型アプリケーション)やDeFi(分散型金融)との連携がスムーズ・多くは無料で利用できる | ・常時オンラインのためハッキングやマルウェアなどのサイバー攻撃に弱い ・取引所が提供するウォレットの場合、秘密鍵を取引所に預けるため、経営破綻や不正アクセスなどで資産を喪失するリスクがある |
ホットウォレットの主な種類
- モバイルウォレット:スマートフォンのアプリを通じて仮想通貨(暗号資産)を保管・管理
- デスクトップウォレット:PCにインストールして端末内のハードウェアに秘密鍵を格納
- Webウォレット:Webブラウザの拡張機能を通じて保有する仮想通貨(暗号資産)を管理
コールドウォレットとは…
オフライン環境で秘密鍵を管理するタイプのウォレット。ホットウォレットよりもセキュリティ性が高い一方で、取引時に手間がかかる。また、デバイスの紛失、盗難、破損等に気を付ける必要がある。
| コールドウォレットの主なメリットとデメリット | |
|---|---|
| メリット | デメリット |
| ・オフライン管理によりハッキングやマルウェア被害をほぼ完全に防げる ・秘密鍵を自分で管理するため、取引所の破綻などのリスクを回避できる ・仮想通貨(暗号資産)の長期的な保有にも適している | ・送金や利用のたびに接続・署名が必要で手間がかかる ・デバイスの紛失・盗難・破損など物理的なリスクがある ・リカバリーフレーズを紛失すると資産を永久に失う恐れがある ・専用デバイス購入の初期費用が必要 |
コールドウォレットの主な種類
- ハードウェアウォレット:USBメモリやカード型のデバイスで保管・管理
- ペーパーウォレット:秘密鍵と公開鍵を紙に印刷して保管・管理
仮想通貨ウォレットでの2つの管理方法の違い
仮想通貨ウォレットでの管理方法として、「自己管理型」と「管理委託型」の2つがあります。
| ウォレットの管理方法の種類 | 概要 | 例 |
|---|---|---|
| 自己管理型ウォレット(ノンカストディアルウォレット) | 利用者自身が秘密鍵と、それを復元するための「リカバリーフレーズ」を管理 | ハードウェアウォレット・モバイルウォレット・ペーパーウォレットなど |
| 管理委託型ウォレット:(カストディアルウォレット) | 仮想通貨取引所のような第三者が、利用者に代わって秘密鍵を保管・管理 | 国内の仮想通貨取引所の口座 |
自己管理型ウォレットは、第三者の許可なく、24時間365日いつでも資産を操作できます。取引所の都合での資産凍結や出金制限の心配がありません。
一方で、秘密鍵やそれを復元するためのリカバリーフレーズを紛失してしまった場合、その資産は永久に失われてしまうリスクがあります。
管理委託型ウォレットは、仮想通貨取引所など第三者によって管理されるため、初心者でも手軽かつ安全に売買や送金が可能です。
ただし、経営破綻やシステム障害、利用規約違反などによる、資産の凍結や出金制限を受ける「カウンターパーティリスク」があります。
万が一、取引所がハッキングの被害に遭ったり、倒産してしまったりすると、預けている資産が失われるリスクもあるでしょう。
失敗しないための仮想通貨ウォレットの選び方
仮想通貨(暗号資産)ウォレットは、以下のポイントをもとに選ぶのがおすすめです。
仮想通貨ウォレットの選び方のポイント
利用目的や取引の頻度で選ぶ
仮想通貨(暗号資産)のウォレットにはさまざまな種類があり、特徴も異なります。利用目的や取引の頻度を踏まえ、それに合ったウォレットを検討することが大切です。
目的・取引方法別おすすめのウォレットの種類
- 取引頻度が高い場合
- ホットウォレット
- セキュリティ性能が高い国内取引所の口座
- DApps(分散型アプリケーション)やDefi(分散型金融)を利用する場合
- 各サービスに対応したモバイルウォレット
- 長期保有する場合
- ハードウェアウォレット

セキュリティ性能の高さで選ぶ
ウォレットの種類や商品、アプリなどによってセキュリティの高さは異なります。ウォレットを選ぶ際は、以下の項目をもとにセキュリティ性能の高さを確認しましょう。
ウォレットのセキュリティ性能を判断する項目
- 多要素認証(MFA/2FA): パスワードに加え、スマートフォンアプリの認証コードや生体認証(指紋・顔)、物理的なセキュリティキーなどで本人確認を行う仕組みか
- 暗号化技術:秘密鍵を暗号化するアルゴリズムの種類や強固さ
- ソースコードの透明性:ソースコードが一般的に公開されているオープンソースであるか
- 第三者によるセキュリティ監査を受けているか
- セキュリティアップデートの頻度 など
オープンソースのウォレットは、世界中の専門家によってコードが検証されるため、脆弱性が発見されやすいといわれています。
対応する仮想通貨(暗号資産)で選ぶ
仮想通貨ウォレットによって、対応している銘柄やブロックチェーンは異なります。
ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)はほとんどのウォレットで取り扱いがありますが、知名度が低いアルトコインや、特定のブロックチェーン上で機能するトークンは、利用できるウォレットが限られることがあります。
保管・管理したい銘柄や将来的に投資する可能性がある銘柄に、ウォレットが対応しているかどうかも事前に確認しておきましょう。

保管する金額の大きさを考慮して選ぶ
保有する仮想通貨(暗号資産)の金額に適したウォレットを選ぶことも重要です。
たとえば、数百円や数千円など少ない金額で仮想通貨(暗号資産)に投資するのであれば、取引所のウォレットやモバイルウォレットを利用してもよいでしょう。
一方で、数十万円以上の仮想通貨(暗号資産)を保管する場合は、セキュリティ性能が高いハードウェアウォレットに移して保管すると安心です。
仮想通貨ウォレットの作り方・使い方
ウォレットを作成して利用する手順は以下のとおりです。
- ウォレットを選ぶ
- ウォレットをセットアップする
- 仮想通貨を送金する
まずは、利用目的や取引の頻度などを踏まえ、自身に合った仮想通貨(暗号資産)ウォレットを選びましょう。
利用するウォレットが決まったら、アプリやソフトをダウンロードするか、専用端末を購入するなどして用意し、セットアップします。
ハードウェアウォレットやソフトウェアウォレットの場合、セットアップの際にPINコードやパスワードなどの設定が必要です。
設定の際に、何らかの理由でウォレットにアクセスできなくなった際に必要な「リカバリーフレーズ」が表示されたときは、紙に書き写すなどして大切に管理しておきましょう。
セットアップが完了したら、指定の方法で仮想通貨(暗号資産)を送金します。
仮想通貨ウォレットのセキュリティに関する注意点
仮想通貨(暗号資産)をウォレットで管理する際は、以下の点に注意しましょう。
上記を実施すれば資産を失うリスクを大幅に減らし、より安全に保管・管理できます。
秘密鍵・リカバリーフレーズは絶対に教えない
秘密鍵やリカバリーフレーズは、ウォレットの全資産にアクセスするための「マスターキー」としての役割を果たします。
これらを他人に教えてしまうことは、銀行のキャッシュカードと暗証番号をセットで渡してしまうのと同じくらい危険な行為です。
取引所のサポート担当者などを名乗る人物から連絡があり、秘密鍵やリカバリーフレーズを尋ねられたとしても、絶対に答えてはいけません。
また、リカバリーフレーズを紛失すると、ウォレットにアクセスできなくなったときに復元ができなくなるため、紙に書き写すなどして安全な場所で厳重に保管しましょう。
フィッシング詐欺などの脅威に注意する
フィッシング詐欺は、偽のWebサイトやメールを使って個人情報を盗み取る手法です。
たとえば、仮想通貨取引所を名乗る送信元からメールが届き、偽のログインページに誘導してパスワードや秘密鍵を入力させようとする手口が代表的です。
近年のフィッシング詐欺は、手口が非常に巧妙化しており、仮想通貨取引所の偽サイトが本物と見分けが困難な場合があります。
基本的に取引所にログインするときは、不審なメールやメッセージ内のリンクはクリックせず、公式サイトから直接アクセスしましょう。
また、ニュースサイトなどで最新の詐欺の手口や被害を防ぐ方法などの情報を定期的に確認しておくことも大切です。
ハードウェアウォレットは公式サイトや正規代理店以外で購入しない
ハードウェアウォレットをフリマアプリやオークションサイト、非正規の販売店などで購入するのは避けることをおすすめします。その理由は以下のとおりです。
フリマアプリやオークションサイトなどでハードウェアウォレットを購入するリスク
- 資産やユーザー情報などを盗み取る違法なプログラムが仕込まれている可能性がある
- 売主がリカバリーフレーズを控えており、ウォレット内で保管する仮想通貨(暗号資産)が盗まれる可能性がある
ハードウェアウォレットは、必ず公式サイトまたは正規代理店から購入しましょう。
送金先のウォレットアドレスを間違えないようにする
仮想通貨(暗号資産)をウォレットに送金する際は、所定の「ウォレットアドレス」を宛先として入力します。
このウォレットアドレスは、数字とアルファベットを組み合わせた複雑な30〜40桁ほどの文字列で構成されますが、アドレスを1文字でも間違えると、送った資産が2度と取り戻せなくなる可能性があります。
また、仮想通貨(暗号資産)は、組戻し手続のある銀行振込と異なり、送金を実行すると返金を依頼することができません。
仮想通貨(暗号資産)を送金する際は、以下のポイントをもとにウォレットアドレスの入力を誤らないよう慎重に操作することが大切です。
仮想通貨(暗号資産)送金時の注意点・ポイント
- 宛先のウォレットアドレスはコピー&ペースト機能を使って入力する
- 入力されたアドレスが正しいアドレスと一致しているかを目で見て確認する
- 高額な送金をする際は、少額を送金して問題なく届くか確認する
複数のウォレットに資金を分散する
すべての資産を一つのウォレットで保管・管理すると、万が一そのウォレットが不正アクセスの被害に遭ったり紛失した場合、全資産を失うリスクがあります。
そのため、目的別に複数のウォレットに資金を分散させておくのがおすすめです。
たとえば、日常的な取引に使う資産はモバイルウォレット、長期保有する資産はハードウェアウォレットで別々に管理するなどすれば、被害を最小限に抑えられるでしょう。
仮想通貨ウォレットに関するよくある質問
仮想通貨ウォレットについてのよくある質問に回答します。
- もっとも安全なウォレットはどれですか?
-
もっとも安全性が高いのは、インターネットから完全に隔離された環境で秘密鍵を管理する「コールドウォレット」です。
インターネットに接続しない限り、ハッキングや不正アクセスなどの被害に遭う心配はほぼありません。
ただし「取引の際に手間がかかる」「紛失や破損のリスクがある」といったデメリットがあります。
利便性の高いホットウォレットと、安全性の高いコールドウォレットを必要に応じて使い分けることも検討するとよいでしょう。
- 外部ウォレットと取引所の違いはなんですか?
-
外部ウォレットと取引所のもっとも大きな違いは、「秘密鍵の管理先」です。
仮想通貨取引所の場合、利用者の代わりに事業者が秘密鍵を管理しており、利用者はIDとパスワードでログインして仮想通貨取引をします。
外部ウォレットの場合、秘密鍵を管理するのは利用者自身です。
取引所と外部ウォレットの主なメリット 取引所のメリット 外部ウォレットのメリット ・売買や入出金などが比較的簡単にできる
・問題が発生したときは、サポートに相談できる・ハッキングや不正アクセスなどのリスクが比較的小さい
・取引所のサービスの停止や出金制限により保有する資産を自由に使えなくなるリスクがない
まとめ
ウォレットは仮想通貨(暗号資産)そのものではなく、ブロックチェーンにアクセスするための「秘密鍵」を守る道具です。手軽に利用できるホットウォレットと、高いセキュリティを誇るコールドウォレットがあります。
資産を安全に管理するには、ウォレットに移すだけではなく「秘密鍵やリカバリーフレーズを他人に教えない」「送金先のアドレスをよく確認する」などを徹底することも重要です。
また、複数のウォレットを使い分けることで、より安全に管理できます。
大切な仮想通貨(暗号資産)を管理するために、利用目的や投資スタイルなどに合ったウォレットを選びましょう。
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