監修者 | |
![]() | 株式会社400F 林 和樹 執行役員CGO(Chief Growth Officer) |
ビットコインをはじめとする仮想通貨(暗号資産)は、投資対象として近年人気が高まっています。仮想通貨取引を始めたいけど、取引所の種類が多すぎて「どこを使うべきかわからない」と感じる方もいるでしょう。
本記事では、初心者から上級者まで利用できるおすすめの仮想通貨取引所を、ランキング形式で12選紹介します。
また、目的別のおすすめの取引所や、取引所の選び方のポイントについても解説するので、仮想通貨取引所選びに迷っている方、始め方を知りたい方はぜひ最後までご覧ください。
※仮想通貨は法定通貨ではありません。
注記:当サイトを経由したお申し込みがあった場合、当社は提携する各企業から報酬の支払いを受けることがあります。提携や報酬の支払いの有無が、当サイト内での評価に影響を与えることのないようにしています。
【比較表】おすすめの仮想通貨取引所
本記事で紹介する12の仮想通貨取引所の、手数料等を比較表にしました。
【比較表】おすすめの仮想通貨取引所12選 | ||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Coincheck | bitbank | GMOコイン | bitFlyer | SBI VCトレード | BitTrade | CoinTrade | BITPOINT | 楽天ウォレット | LINE BITMAX | OKJ | Binance Japan | |
取り扱い通貨数 | 31銘柄 | 40銘柄以上 | 28銘柄 | 38銘柄 | 38銘柄 | 42銘柄 | 18銘柄 | 28銘柄 | 9銘柄 | 7銘柄 | 44銘柄 | 50銘柄以上 |
取引手数料(販売所) | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
取引手数料(取引所) | 無料(BTCの場合) | Maker:-0.02% Taker:0.12% | Maker:-0.01%〜-0.03% Taker:0.05%〜0.09% | 0.01~0.15% | Maker:-0.01% Taker:0.05% | 無料 | ー | 無料 | Maker:-0.01% Taker:0% | Maker:-0.01% Taker:0.05% | Maker:0.02〜0.07% Taker:0.06〜0.14% | Maker:0.01〜 0.1% Taker:0.025〜0.1% |
入金手数料 | 銀行振込:無料 コンビニ入金/クイック入金:770〜1,018円 | 無料 | 無料 | 無料〜330円 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
出金手数料 | 407円 | 550〜770円 | 無料 | 3万円未満:220〜550円 3万円以上:440〜770円 | 無料 | 330円 | 550円 | 無料(月2回目以降は330円) | 300円 | 銀行振込:400円 PayPay出金:110円 | 100万円未満:400円 100万円以上:770〜1,320円 | 150円 |
スマホアプリ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇(LINEアプリ) | 〇 | 〇 |
レバレッジ取引 | ー | 最大2倍 | 最大2倍 | 最大2倍 | 最大2倍 | 最大2倍 | ー | ー | 最大2倍 | 最大2倍 | ー | ー |
最低取引数量 | 0.001 BTC以上かつ500円以上 | 0.0001BTC | 0.00001BTC | 0.00000001BTC | 0.00000001BTC | 0.0001BTC | 0.00005BTC | 0.00000001BTC | 100円 | 0.00000001BTC | 0.00005BTC | 0.000001BTC |
詳細ページ | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
※2025年2月3日時点の情報
※手数料はすべて税込み
仮想通貨取引所のおすすめランキング12選
当メディアがおすすめする12種類の仮想通貨取引所を、ランキング順に紹介します。
- Coincheck:スマホアプリのユーザー数が業界トップクラス
- bitbank:手数料の低さや銘柄の豊富さなど、全体的にバランスの良い取引所
- GMOコイン:初心者から上級者まで使えるサービスやツールが優秀
- bitFlyer:ビットコイン(BTC)の取引量が9年連続で国内No.1
※ 国内暗号資産交換業者における2016 年~2024 年の差金決済および先物取引を含んだ年間出来高。
(日本暗号資産取引業協会が公表する統計情報および国内暗号資産交換業者各社が公表する取引データに基づき当社にて集計。日本暗号資産取引業協会の統計情報については2018年以降分を参照) - SBI VCトレード:手数料無料で1,000円から出金できる
- BitTrade:日本円で買える銘柄数が豊富
- CoinTrade:スマホアプリがシンプルで操作しやすい
- BITPOINT:入金・取引・出金において手数料がかからない
- 楽天ウォレット:楽天ポイントで気軽に銘柄を買える
- LINE BITMAX:LINEアプリで手軽に仮想通貨取引ができる
- OKJ:仮想通貨(暗号資産)を預けて高い報酬が期待できる「FlashDeals」が魅力的
- Binance Japan:国内でダントツに取り扱い銘柄数が多い

仮想通貨の取引をするためには、暗号資産交換業者が提供する取引所(もしくは販売所)にて専用の口座を開設する必要があります。
日本国内の取引所については、金融庁のホームページ「暗号資産交換業者一覧」で確認ができ、2024年11月30日時点で、29社の取引所が登録されています。
本ページでご紹介する各取引所の詳細などを参考にして、自分にあった仮想通貨取引所を見つけましょう。
Coincheck
Coincheck
- 販売所:無料
- 取引所:無料(BTCの場合)
- 入金:
【銀行振込】無料
【コンビニ入金】3万円未満「770円」、3万円以上30万円以下「1,018円」
【クイック入金】3万円未満「770円」、3万円以上50万円未満「1,018円」、50万円以上「入金額×0.11%+495円」 - 出金:407円
- 取引所方式の手数料が無料の銘柄が多い
- 「Coincheck NFT」でNFT取引にも挑戦できる
- アプリのダウンロード数が国内No.1の実績がある
- 電気代やガス代の支払いでビットコイン割引や還元を受けられる
- 出金手数料がかかる
- レバレッジ取引ができない
- 銀行振込以外の入金手数料が高い
取り扱い通貨数 | 31銘柄 |
スマホアプリ | 〇 |
レバレッジ取引 | ー |
最低取引数量 | 0.001BTC以上かつ、500円以上 |
運営会社 | コインチェック株式会社 |
2025年1月18日時点
bitbank
bitbank
- 販売所:無料
- 取引所:Maker「−0.02%」、Taker「0.12%」
- 入金:無料
- 出金:3万円未満「550円」、3万円以上「770円」
- 1,000円から出金できる手軽さ
- 24時間365日リアルタイムで入出金が可能
- 日本円で買える銘柄数が豊富(40銘柄以上)
- 堅牢なセキュリティ対策(創業以来ハッキングゼロ件)
- レンディングの年間利率は最大5%と高水準
- 出金手数料が高い
- レンディングを途中でやめると5%の手数料がかかる
取り扱い通貨数 | 40銘柄以上 |
スマホアプリ | 〇 |
レバレッジ取引 | 最大2倍 |
最低取引数量 | 取引所:0.0001BTC、販売所:0.00000001BTC |
運営会社 | ビットバンク株式会社 |
2025年1月18日時点
GMOコイン
GMOコイン
- 販売所:無料
- 取引所:Maker「−0.01%〜−0.03%」、Taker「0.05%〜0.09%」
- 入金:無料
- 出金:無料
- 入出金に手数料がかからない
- 最短10分で取引を始められる
- 500円から仮想通貨(暗号資産)の積立購入ができる
- 豊富な取引ツールで初心者から上級者まで取引に困らない
- 利用できるサービスが多い(レンディング、ステーキング、取引の自動化など)
- スマホアプリだとチャートが見にくい
- 1万円未満の出金は全額出金しか選択できない
- 定期メンテナンスで利用できない時間帯がある(毎週土曜日の9:00〜11:00)
取り扱い通貨数 | 28銘柄 |
スマホアプリ | 〇 |
レバレッジ取引 | 最大2倍 |
最低取引数量 | 0.00001BTC |
運営会社 | GMOコイン株式会社 |
2025年1月18日時点
bitFlyer
bitFlyer
- 販売所:無料
- 取引所:0.01~0.15%
- 入金:住信SBIネット銀行からの入金「無料」、住信SBIネット銀行以外からの入金「330 円」
- 出金:
【三井住友銀行への出金】3万円未満「220 円」、3万円以上「440 円」
【三井住友銀行以外への出金】3万円未満「550 円」、3万円以上「770 円」
- 1円から仮想通貨(暗号資産)を買える
- ビットコインの取引量が9年連続国内No.1
- T-POINTをビットコインに交換できる
- 高いセキュリティで創業以来ハッキング被害ゼロを誇る
- クレジットカードでビットコインが貯まる
- 指定の金融機関以外は入出金手数料が高い
- 暴落時に緊急メンテナンスが多く、損切りがしにくい
- ビットコイン以外はレバレッジ取引に対応していない
取り扱い通貨数 | 38銘柄 |
スマホアプリ | 〇 |
レバレッジ取引 | 最大2倍 |
最低取引数量 | 0.00000001BTC |
運営会社 | 株式会社 bitFlyer |
2025年1月18日時点
SBI VCトレード
SBI VCトレード
- 販売所:無料
- 取引所:Maker「−0.01%」、Taker「0.05%」
- 入金:無料
- 出金:無料
- 1,000円から出金できる
- 入出金に手数料がかからない
- 大手企業によるセキュリティ対策で安心して利用できる
- レバレッジ取引に対応している銘柄が多い(13銘柄以上)
- 「SBI Web3ウォレット」を使って日本円でNFTを取引できる
- アプリに毎回ログインする必要がある
- 他の銘柄数の多い取引所に比べると、取り扱っている銘柄数が物足りなく感じる
- メンテナンスにより取引できない時間帯が多い
取り扱い通貨数 | 38銘柄 |
スマホアプリ | 〇 |
レバレッジ取引 | 最大2倍 |
最低取引数量 | 0.00000001BTC |
運営会社 | SBI VCトレード株式会社 |
2025年1月18日時点
BitTrade
BitTrade
- 販売所:無料
- 取引所:無料
- 入金:無料
- 出金:330円
- 世界最高水準のセキュリティ
- 初心者でも使いやすいスマホアプリ
- 販売所、取引所ともに取引手数料が無料
- 仮想通貨(暗号資産)のプレゼントキャンペーンが豊富
- 日本円で買える銘柄数が国内トップクラス(42銘柄)
- 出金に手数料がかかる
- 流動性が低く取引が成立しにくい
- レバレッジ取引ができるのはビットコインのみ
取り扱い通貨数 | 42銘柄 |
スマホアプリ | 〇 |
レバレッジ取引 | 最大2倍 |
最低取引数量 | 0.0001BTC |
運営会社 | ビットトレード株式会社 |
2025年1月18日時点
CoinTrade
CoinTrade
- 販売所:無料
- 取引所:ー
- 入金:無料
- 出金:550円
- 1円から仮想通貨(暗号資産)を購入できる
- 初心者でもステーキングに挑戦しやすい
- 徹底したセキュリティ対策で安心して利用できる
- スマホアプリの表示がシンプルで直感的に操作できる
- 連携しているポイントサイトで仮想通貨(暗号資産)に交換できる
- レバレッジ取引ができない
- 取引所方式で取引できない
- 取り扱っている銘柄数が少ない
- メンテナンスの時間が長い(毎週水曜12:00〜18:00)
取り扱い通貨数 | 18銘柄 |
スマホアプリ | 〇 |
レバレッジ取引 | ー |
最低取引数量 | 0.00005BTC |
運営会社 | 株式会社マーキュリー |
2025年1月18日時点
BITPOINT
BITPOINT
- 販売所:無料
- 取引所:無料
- 入金:無料
- 出金:無料(月2回目以降は330円)
- ステーキング利率の高い銘柄が多い
- 500円から仮想通貨取引を始められる
- TradingViewで高度なチャート分析ができる
- 入金、取引、出金などで手数料がかからない
- 金融大手の「SBIグループ」が運営していて信頼感がある
- レバレッジ取引ができない
- アプリでは取引所方式を利用できない
- 5,000円からの積立サービスは導入ハードルが高い
取り扱い通貨数 | 28銘柄 |
スマホアプリ | 〇 |
レバレッジ取引 | ー |
最低取引数量 | 0.00000001BTC |
運営会社 | 株式会社ビットポイントジャパン |
2025年1月18日時点
楽天ウォレット
楽天ウォレット
- 販売所:無料
- 取引所:Maker「−0.01%」、Taker「0%」、建玉管理料「0.04%(ポジションを翌日に持ち越す手数料)」
- 入金:無料
- 出金:300円
- 楽天ポイントで仮想通貨(暗号資産)を買える
- 楽天会員は最短即日で取引を始められる
- 土日祝日でもリアルタイムに入出金ができる
- 仮想通貨(暗号資産)を楽天キャッシュにチャージできる
- 厳重なセキュリティ対策で安心して利用できる(コールドウォレット、信託保全、分別管理、2段階認証など)
- 取り扱い銘柄数が少ない
- メンテナンスの頻度が多い
- ポイント交換の対象銘柄が限られている(ビットコイン:BTC、イーサリアム:ETH、ビットコインキャッシュ:BCH)
取り扱い通貨数 | 9銘柄 |
スマホアプリ | 〇 |
レバレッジ取引 | 最大2倍 |
最低取引数量 | 100円 |
運営会社 | 楽天ウォレット株式会社 |
2025年1月18日時点
LINE BITMAX
LINE BITMAX
- 販売所:無料
- 取引所:Maker「−0.01%」、Taker「0.05%」
- 入金:無料
- 出金:銀行振込「400円」、PayPay出金「110円」
- LINEアプリで取引ができる
- 1円相当から仮想通貨(暗号資産)を買える
- PayPayと連携して入出金ができる
- 急な値動きが起こったら通知が届く
- 独自トークン「KAIA」を取り扱っている
- PCで利用できない
- 取り扱っている銘柄が少ない
- 取引ツールがシンプルすぎて上級者には不向き
取り扱い通貨数 | 7銘柄 |
スマホアプリ | 〇(LINEアプリ) |
レバレッジ取引 | 最大2倍 |
最低取引数量 | 0.00000001BTC |
運営会社 | LINE Xenesis株式会社 |
2025年1月18日時点
OKJ
OKJ
- 販売所:無料
- 取引所:Maker「0.02〜0.07%」、Taker「0.06〜0.14%」
- 入金:無料
- 出金:100万円未満「400円」、100万円以上1,000万円未満「770円」、1,000万円以上「1,320円」
- 1,000円から積立購入ができる
- 取り扱い銘柄数が国内トップクラス
- 狭いスプレッドで取引コストが抑えられる
- 24時間365日リアルタイムで入出金ができる
- 仮想通貨(暗号資産)を預ける「FlashDeals」で高い報酬が狙える
- 出金手数料が高い
- レバレッジ取引ができない
- 取引所方式の取引手数料が高い
取り扱い通貨数 | 44銘柄 |
スマホアプリ | 〇 |
レバレッジ取引 | ー |
最低取引数量 | 0.00005BTC |
運営会社 | オーケーコイン・ジャパン株式会社 |
2025年1月18日時点
Binance Japan
Binance Japan
- 販売所:無料
- 取引所:Maker「0.01〜0.1%」、Taker「0.025〜0.1%」
- 入金:無料
- 出金:150円
- 出金手数料が低い
- 高い流動性で取引が成立しやすい
- 国内取引所のなかで銘柄数がダントツに多い
- 独自トークンBNBで取引手数料が割引される
- NFT取引や積立、ステーキングなど豊富なサービスがある
- レバレッジ取引ができない
- 日本円で買える仮想通貨(暗号資産)が限られている
- トラベルルールにより、ほかの国内取引所に送金できない
取り扱い通貨数 | 50銘柄以上 |
スマホアプリ | 〇 |
レバレッジ取引 | ー |
最低取引数量 | 0.000001BTC |
運営会社 | Binance Japan株式会社 |
2025年1月18日時点
【目的別】おすすめの仮想通貨取引所
12の仮想通貨取引所を紹介しましたが、「自分はどの取引所が向いているのか」と判断に迷うときもあるでしょう。利用目的に応じておすすめの仮想通貨取引所を紹介します。
初心者の方におすすめ:bitbank
「bitbank」は、手数料の低さや銘柄の豊富さなど、全体的にバランスの良い取引所で、仮想通貨取引の初心者の方におすすめです。
手数料の低さを求める方におすすめ:SBI VCトレード
仮想通貨取引所を「手数料の低さ」で選ぶなら、「SBI VCトレード」がおすすめです。
SBI VCトレードは、口座開設・入出金・送金・販売所方式での取引時に手数料がかかりません。
取引所方式では取引手数料がかかるものの、Maker側(新たに希望金額を提示する注文)で取引すれば、逆に0.01%分の仮想通貨(暗号資産)がもらえます。
「BITPOINT」も各種手数料が無料の取引所ですが、SBI VCトレードの方がスプレッドが狭いケースが多いです。
SBI VCトレードは500円からの少額投資にも対応しているので、取引コストを抑えたい方は検討してみると良いでしょう。
多様な種類の仮想通貨取引をしたい方におすすめ:Binance Japan
アルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨(暗号資産))取引を検討している方は、「Binance Japan」を利用しましょう。
Binance Japanでは約60種類の仮想通貨(暗号資産)を取り扱っており、国内取引所のなかでも銘柄数が圧倒的に多いです。
日本円を利用できる「国内取引所」と豊富な銘柄を取引できる「海外取引所」の良い所をあわせ持つBinance Japanを利用すれば、手軽に幅広く投資を楽しめます。
ただし、日本円で買える通貨の数は16種類ほどです。日本円で買える通貨で取引をしたい方は、約40銘柄取り扱う「BitTrade」もおすすめです。
仮想通貨取引所を選ぶときの7つのポイント
仮想通貨取引所を選ぶときは、以下の7つのポイントをチェックしましょう。
手数料が低いか
手数料の低い仮想通貨取引所を選ぶことで、得た利益を最大限活用できます。
一般的に、仮想通貨取引にかかる手数料は、以下のとおりです。
- 口座開設手数料
- 入金手数料
- 出金手数料
- 送金手数料
- 取引手数料(販売所、取引所)
- スプレッド(売値と買値の差額)
「口座開設手数料」や「販売所方式での取引手数料」は無料の取引所が多いですが、その他は手数料が発生するケースは少なくありません。
具体的な「スプレッド」にかかる費用はほとんどの取引所が公表しておらず、自身で取引所の「買値」と「売値」をチェックする必要があります。
また、通貨ごとに手数料が異なるケースもあるため、希望する銘柄の取引時にかかる手数料を確認しながら取引所を選ぶのがおすすめです。
- SBI VCトレード:取引手数料(販売所)、入出金手数料が無料
- BITPOINT:取引手数料(販売所/取引所)、入出金手数料(出金は月1回まで)が無料
銘柄数が豊富か
取り扱っている銘柄数が少ないと欲しい銘柄が買えない可能性があるため、銘柄数の多さも取引所選びのチェックポイントです。
取引に慣れてくると、ほかの通貨への投資欲が高まりやすいです。さまざまな銘柄を購入する可能性がある方は、できるだけ銘柄数の多い取引所を選ぶと良いでしょう。



仮想通貨と聞くとビッドコインを浮かべる人が多いことでしょう。
取引所ではビットコイン以外の仮想通貨、いわゆるアルトコインも取引できます。これらも見逃せない投資先です。
まずは、目当ての仮想通貨を取り扱っているかを確認をして、その上で、なるべく多くの仮想通貨を扱っている取引所を選んでおくと、将来取引の幅が広がるかもしれません。
- Binance Japan:50銘柄以上
- BitTrade:42銘柄(日本円で買える銘柄数が国内トップクラス)
- bitbank:40銘柄以上(日本円で買える銘柄数が国内トップクラス)
セキュリティが高いか
仮想通貨(暗号資産)は、詐欺やハッキングの事例が多く報告されている市場です。取引所が実施しているセキュリティ対策についても確認しましょう。
主に以下のようなセキュリティ対策を行っている取引所を利用すると安心です。
主なセキュリティ対策 | |||
---|---|---|---|
SSL対応 | 取引や資産などの情報通信を暗号化するシステム | ||
分別管理 | ユーザーの資産と仮想通貨取引所の保有する資産を別々に管理 | ||
2段階認証 | 専用アプリやSMSで認証を求めるログイン方法 | ||
第三者機関 | 企業や取引所のセキュリティ対策を第三者機関の審査により管理 | ||
マルチシグ | 仮想通貨(暗号資産)を取引・送金するときに、複数の署名を必要とするシステム | ||
コールドウォレット | ハッキング対策のためにオフラインで仮想通貨(暗号資産)を管理 |
とはいえ、今はほとんどの国内取引所が複数のセキュリティ対策を実施しています。
不安な方は、過去のハッキング事例やそれによりどのような対策を行っているのか等も確認すると良いでしょう。



仮想通貨のハッキングなどのニュースを見て、仮想通貨に対して危険なイメージを持っている方も少なくないことでしょう。
確かに、仮想通貨の不正流出やそれに伴う仮想通貨関連企業の破産などは過去に実際に起こっています。
しかし、仮想通貨に対する規制やセキュリティの強化は日々行われ、対策が進んでいます。
金融庁の認可を受けているか
許可なく日本人向けに仮想通貨(暗号資産)サービスを提供している違法業者を利用した場合、金融庁から警告を受けて突然取引所が閉鎖になってしまう可能性があります。
資産が盗まれたり、引き出せなくなってしまう可能性があるため、「暗号資産交換業者」として金融庁に登録されている取引所を利用しましょう。
金融庁に登録されている業者は、金融庁のサイトから確認ができます。本記事で紹介している仮想通貨取引所は、すべて金融庁に登録されている取引所です。
取引量が多くて流動性が高いか
取引量が多く流動性の高い取引所は、希望の金額で取引が成立しやすくおすすめです。
取引量が少ない取引所を選ぶと、取引しているユーザーが少ないため注文を出してもなかなか成立しない可能性があります。
CoinMarketCapやCoinGeckoなどでは、取引所ごとに流動性をチェックできます。



取引所は、仮想通貨を売りたい人と買いたい人がマッチングする場です。
そのため、売り手と買い手の数が多い取引所は取引が成立しやすく、「売りたい時に売れる、買いたい時に買える」可能性が高いと言えます。
取引所を選ぶ上で、登録人数の多い取引所を選ぶことは重要です。
- bitFlyer:ビットコインの取引量が9年連続国内No.1
※ 国内暗号資産交換業者における2016 年~2024 年の差金決済および先物取引を含んだ年間出来高。
(日本暗号資産取引業協会が公表する統計情報および国内暗号資産交換業者各社が公表する取引データに基づき当社にて集計。日本暗号資産取引業協会の統計情報については2018年以降分を参照)
サポート体制が充実しているか
初心者の方やネット上での取引が不安な方は、しっかりサポート体制がある取引所を選ぶのがおすすめです。
発生しやすい仮想通貨取引における疑問点
- 注文がなかなか成立しない
- 本人確認のやり方がわからない
- 入金の手続きをしたのに反映されていない
- アカウントのパスワードを忘れてログインできない
このような不明点・疑問点が発生したときのために、電話やメール、チャットで個別に相談ができる取引所を選ぶと安心です。
取引を始める前に、公式サイトでサポート体制をチェックしましょう。
取引ツールやアプリが使いやすいか
取引ツールやアプリの使いやすさも、仮想通貨(暗号資産)で利益を狙うために欠かせないポイントです。
以下を参考に、自身に合った取引所を選びましょう。
- 初心者の方:機能がシンプルで操作しやすいか(「CoinTrade」など)
- 上級者の方:高機能のチャートや注文方法の選択ができるか(「GMOコイン」など)
事前に公式サイトでツールを確認したり、アプリのレビューをチェックすれば、ある程度使いやすさが判断できるでしょう。
仮想通貨取引所を選ぶときの3つの注意点
利用する仮想通貨取引所を選ぶときは、以下の3つに注意しましょう。
複数の取引所を利用してもよい
登録する仮想通貨取引所は、1つに絞らなければいけないわけではありません。
むしろ、複数の仮想通貨取引所を併用した方が、利用している取引所が破綻したときのリスクヘッジになります。
また、取引所ごとにそれぞれ異なる強みがあるので、目的ごとに取引所を使い分けるのもおすすめです。
- レバレッジ取引ができる取引所
- 高度な分析ツールが使える取引所
- マイナーな通貨を取り扱っている取引所
- 取引したい通貨の各種手数料が低い取引所
- ステーキングやレンディングの利率が高い取引所
ただし、利用する取引所の数が多すぎると、資産管理が複雑になります。
まずは、ひとつの取引所で仮想通貨(暗号資産)を取引し、自身の投資戦略が見えてきたタイミングでほかの取引所を検討するのがおすすめです。
取引所ごとに通貨の価格が異なる
仮想通貨(暗号資産)の取引価格は、取引所ごとに異なるケースがほとんどです。
たとえば、取引所間での価格差を利用した投資戦略として、「アービトラージ」という投資方法があります。
アービトラージの仕組み
- 価格が安い取引所Aでビットコインを購入する
- 購入したビットコインを、取引所Aよりも価格が高い取引所Bで売却する
- AとBの価格差(各種手数料を除く)が利益となる


狙っている通貨の価格がほかの取引所と比べて高すぎないか、事前に確認することが大切です。もし通貨の価格が高い場合は、価格の低い取引所で購入するか、価格が下がった段階で購入するなどの対策を検討しましょう。
見えない手数料「スプレッド」に注意する
仮想通貨(暗号資産)の取引では、取引手数料だけでなく「スプレッド」と呼ばれる見えない手数料が発生します。スプレッドとは、取引する通貨の売値と買値の差額で、取引時に自動で差し引かれるものです。
たとえば、1BTC(ビットコイン)が「売値15,600,000/買値16,700,000」のレートの場合、1BTCあたり約110万円の差があります。
0.00005BTCを取引するときは、約55円(110万円×0.00005BTC)のスプレッドが差し引かれるということです。
買いたい通貨が決まっているときは、登録前に通貨のレートをチェックしてスプレッドを確認すれば、お得に仮想通貨(暗号資産)を取引できるでしょう。



買い値と売り値の差であるスプレッドは取引所に支払う手数料の一つです。
なるべくスプレッドの小さい取引所を選びたいところです。
また、スプレッド以外にも入金や送金、レバレッジ取引などで手数料がかかることがありますので、それらも事前に確認しておきましょう。
仮想通貨取引所で利用できる5つのおすすめサービス
仮想通貨取引所では、さまざまな通貨の取引方法があります。取引所で利用できるおすすめのサービスは、以下の5つです。
- 取引所:ユーザー同士が直接取引するので、販売所方式より取引相場が低い
- ステーキング:特定のネットワークに仮想通貨(暗号資産)を預けて報酬をもらう
- レンディング:仮想通貨取引所に仮想通貨(暗号資産)を貸して利息をもらう
- 積立サービス:タイミングと通貨の種類を指定して自動で仮想通貨(暗号資産)を買い続ける
- NFTマーケットプレイス:オンラインプラットフォームでデジタルアートやゲームアイテムなどのNFTを売買する



取引所では、通常の売買以外にも、ステーキングやレンディング、積立、レバレッジ取引などのサービスを提供しています。
自分に合った投資方法を見つけるためにも、様々なサービスを提供している取引所を選びましょう。
また、仮想通貨を長期保有する場合には不要ですが、短期で取引をするなら取引所が提供している多機能ツールの使い勝手も重要になってきます。
取引所
仮想通貨取引所では基本的に、「販売所方式」と「取引所方式」の2つの取引方法があります。


それぞれの概要とメリット、デメリットを以下の表にまとめました。
販売所・取引所の違い | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
販売所方式 | 取引所方式 | |||||
概要 | 仮想通貨取引所に対して、仮想通貨(暗号資産)の取引を行う | 仮想通貨取引所が提供するプラットフォームを通じて、ユーザー同士が直接取引を行う | ||||
メリット | ・操作がシンプル ・取引が成立しやすい ・取引できる銘柄数が多い | ・販売所方式より手数料が低い傾向にある ・レバレッジ取引で一気に資産を増やせる可能性がある | ||||
デメリット | ・取引所方式より高い値段での購入になりやすい ・レバレッジ取引ができない | ・取引が成立しない場合がある ・初心者は操作が難しく感じやすい ・取引できる銘柄数が少ない |
スマホアプリでは「取引所方式」を利用できない取引所も多いです。取引所方式で取引を希望する場合、WebブラウザやPCでの操作が必要になることを念頭に置いておきましょう。



取引所と販売所では、取引相手や手数料、取り引きできる仮想通貨の種類が異なります。
取引所と販売所はどちらが良いということはなく、それぞれの特徴を踏まえて使い分けることが大切です。
株式投資やFXに慣れている人は取引所でも問題ありませんが、初めて投資をする人は販売所の方がわかりやすく安心かもしれません。
ステーキング
ステーキングとは、保有している仮想通貨(暗号資産)を指定のブロックチェーンネットワークに預け、報酬をもらうサービスです。


預けるだけで仮想通貨(暗号資産)がもらえれば、相場の値下がり中でも資産を増やせる可能性があります。
注意点として、設定した預入期間中は入出金や売却ができません。ステーキング中に通貨が値下がりすると、資産が減る可能性があるということです。
それでもほったらかしで仮想通貨(暗号資産)の運用ができるため、長期での運用を考えているときや分散投資の一つの方法として、ステーキングを活用すると良いでしょう。
レンディング
レンディングとは、保有している仮想通貨(暗号資産)を取引所に貸し出し、期間や数量に応じて報酬を受け取れるサービスです。


普段、取引に使っていない通貨を預けておけば、ほったらかしで資産を増やせる可能性があります。
ただし、期間中は預けている仮想通貨(暗号資産)は利用できず、途中で解約すると別途手数料がかかるケースがある点がデメリットです。
また、レンディング中に取引所が倒産した場合、預けている通貨は保証の対象外となることが多いため、初めは少額から挑戦してみると良いでしょう。
積立サービス
積立サービスは、毎日・毎週・毎月などの自分が決めたタイミングで、自動的に仮想通貨(暗号資産)を買い続けられるサービスです。
同じ金額を一定期間で買い続ければ、価格変動リスクが抑えられコツコツ資産を積立できます。
1円単位で金額を設定できる取引所もあるので、積立投資の一つの選択肢として検討すると良いでしょう。
NFTマーケットプレイス
仮想通貨取引所によっては、NFTマーケットプレイスを提供しています。NFTとは、唯一無二の価値が証明されているデジタルデータです。ゲームアイテムやアート作品、音楽などがNFTとして出品されます。
NFTは仮想通貨(暗号資産)で売買されており、珍しいアイテムや有名なアート作品を取引すれば利益を狙うことが可能です。
取引所がNFTマーケットプレイスを提供していれば、NFT取引にも挑戦できるでしょう。
仮想通貨取引所の口座を開設する4つのステップ
利用する仮想通貨取引所が決まったら、以下の4ステップで口座を開設しましょう。
まずは、仮想通貨取引所にアカウントを登録します。必要な情報は、基本的に以下の2つです。
- メールアドレス/電話番号
- パスワード(新規作成)
登録したメールアドレスやSMS宛に、取引所からURL付きのメッセージが送られます。
サイトにアクセスしたら個人情報の入力を求められるので、氏名や住所、勤務先などの情報を入力して仮登録を完了させましょう。
電話番号、またはメールアドレスを入力したら、取引所から認証メッセージが届くので、記載されているURLにアクセスしましょう。
認証用の番号やコードが送られてきた場合は、記載されているコードを公式サイトの登録画面に入力します。
以上で、仮想通貨取引所のアカウント登録は完了です。取引チャートや会員用コラムなど、取引所の一部の機能が利用できます。
2017年の法改正により、仮想通貨取引所の口座開設には「本人確認の実施」が義務付けられました。本人確認書類を提出しなければ、仮想通貨(暗号資産)の取引サービスを利用できません。
郵送でも書類の提出はできますが、早く取引を始めたいときは、スマホで本人確認書類を撮影してアップロードする方法がおすすめです。
利用できる本人確認書類には、以下の種類があります。
- パスポート
- 運転免許証/運転経歴証明書
- 在留カード/特別永住者証明書 (外国籍の方)
- マイナンバーカード/住民基本台帳カード(顔写真付き)
「住民票のコピー」や「印鑑登録証明書」も利用できますが、複数の証明書とあわせての提出が求められる場合が多いです。
また、取引所によっては、スマホのカメラで「本人確認書類」と「自分の顔」を撮影して認証する方法もあります。ネットで完結させれば、最短で即日に取引を始められます。
本人確認が完了したら、取引所から「登録完了のお知らせ」がメールで届きます。
公式サイトやアプリを起動し、登録したメールアドレスとパスワードを入力して取引所にログインしましょう。
また、仮想通貨(暗号資産)を取引するには、以下の方法で日本円を入金する必要があります。
- 銀行振込
- コンビニ入金
- 電子マネー入金
多くの取引所はリアルタイムで入金できるので、取引所の口座に日本円が反映されたら、さっそく仮想通貨(暗号資産)を買ってみましょう。
なかには、ポイントで仮想通貨(暗号資産)を買える取引所もあるので、現金を使うのに抵抗があるときは利用してみてください。
海外の仮想通貨取引所がおすすめできない5つの理由
海外の仮想通貨取引所には、最大125倍のレバレッジ取引や、3,000種類以上の仮想通貨(暗号資産)を取り扱っている取引所もあり、国内の取引所より魅力を感じやすいです。
しかし、海外の仮想通貨取引所の利用があまりおすすめできない理由として、以下の5つが挙げられます。
保証が受けられない
詐欺やハッキング、取引所の倒産が起きた場合、海外取引所を利用していると保証が受けられない可能性があります。
本記事で紹介した12の国内取引所はすべて金融庁からの認可を受けており、認可のための基準の一つに自社の資金と顧客の資金を分けて管理する「分別管理」の義務があります。
つまり、国内取引所を利用中にトラブルが起きても「信託保証」によって、ユーザーの資産が保証される可能性が高いということです。
しかし、海外取引所には日本人向けの保証制度がないため、完全に自己責任で利用することになります。
日本円で仮想通貨(暗号資産)を買えない
海外取引所は日本人向けのサービスではないため、日本円の入金や取引ができません。
一般的に、海外取引所で仮想通貨(暗号資産)を買う手順は、以下のとおりです。
- 国内取引所で仮想通貨(暗号資産)を購入する
- 購入した仮想通貨(暗号資産)を海外取引所に送金
- 送金された仮想通貨(暗号資産)で、海外取引所で取引をする
目的の通貨を購入するまでにひと手間増えます。
なかには、クレジットカードを利用すれば、日本円で仮想通貨(暗号資産)を買える海外取引所もありますが、クレジットカードでの購入は通常の取引より手数料が高めに設定されているケースが多いので注意しましょう。
ハッキングや詐欺のリスクが高い
単純に、海外の方が日本よりも取引所の数が多く、違法業者やセキュリティ対策が不十分な取引所も多いです。
実際に、過去にハッキング被害を受けた有名な取引所を、以下の表にまとめました。
過去にハッキングを受けた取引所の一例 | ||
---|---|---|
取引所 | 時期 | 被害総額 |
BitMart | 2021年 | 約1億9,600万ドル |
FTX | 2022年 | 約4億ドル |
Binance | 2022年 | 約5億7,000万ドル |
国内でもハッキング被害にあった取引所はあるものの、今では「分別管理」が義務化されており、ユーザーの資産は保証される可能性が高いです。
海外取引所は保証制度がないため、ハッキング等で資産が流出すれば、自身の資産は戻ってこない可能性が高いでしょう。
高レバレッジで損失が膨らみやすい
国内取引所が提供するレバレッジ取引は、金融庁の規制により「2倍まで」と決められています。
一方で、海外取引所はレバレッジ倍率の規制が緩く、なかには最大125倍のレバレッジ取引ができる取引所もあります。
高いレバレッジでの取引は狙える利益が大きい反面、損失も膨らみやすくハイリスクです。
知識やリスクをしっかり理解したうえで利用する必要があり、特に初心者の方は利用しないのが無難でしょう。
日本語に対応していない場合がある
基本的に、海外取引所は日本語に対応していない場合があり、以下のような場面で困ってしまう可能性があります。
- 取引ツールの表示を日本語に設定できない
- 取引所のQ&Aサイトが不自然な日本語で読みにくい
- メールやチャットでのサポートが日本語に対応していない
取引に慣れていない方は、仮想通貨取引を楽しめないだけでなく損失につながる恐れもあるため注意しましょう。
仮想通貨取引所に関するよくある質問Q&A
最後に、仮想通貨取引所に関するよくある質問に回答します。
- ビットコイン(BTC)は、どこで買うべきですか?
-
ビットコイン投資を始めるなら、おすすめの仮想通貨取引所として bitFlyer や Coincheck があります。
bitFlyer は、ビットコインの取引量が9年連続国内No.1※1で、CMなどを通じた高い認知度を誇ります。また、売買手数料も低く設定されており、多くの投資家に利用されています。
ビットコインをメインに取引する場合、取引所ごとのスプレッドの差はそれほど大きくないため、自分に合った取引所を選べば問題ありません。
一方、ビットコインを送金目的で購入する場合 は、送金手数料が無料の GMOコイン などを検討するとよいでしょう。取引の目的に応じて、最適な取引所を選ぶことが重要です。
※1 国内暗号資産交換業者における2016 年~2024 年の差金決済および先物取引を含んだ年間出来高。
(日本暗号資産取引業協会が公表する統計情報および国内暗号資産交換業者各社が公表する取引データに基づき当社にて集計。日本暗号資産取引業協会の統計情報については2018年以降分を参照) - 販売所と取引所の違いはなんですか?
-
販売所と取引所のおもな違いは、取引の相手です。
- 販売所:「CoinTrade」や「GMOコイン」などの仮想通貨取引所と取引する
- 取引所:仮想通貨取引所のプラットフォームでユーザー同士が直接取引する
「販売所方式」は、操作がシンプルなうえに取引が成立しやすいメリットがあり、初心者でも簡単に仮想通貨(暗号資産)を購入できます。
一方で「取引所方式」は、販売所方式より安く仮想通貨(暗号資産)を購入しやすいので、最小限の取引コストで効率よく資産を増やせる可能性がある点がメリットです。
詳しくは、先述したこちらの章を参考にしてみてください。
- スプレッドが低い取引所はどこですか?
-
スプレッドが狭く、取引コストが低い取引所は、おもに以下の4つです。
- OKJ
- bitbank
- BitTrade
- SBI VCトレード
ただし、スプレッドは通貨の種類やタイミングによって取引所ごとに異なります。
取引する銘柄が決まっているときは、2〜3の取引所で「売値」と「買値」をチェックし、スプレッドが狭い取引所を見つけましょう。
- 初心者におすすめの仮想通貨(暗号資産)はどれですか?
-
初めて仮想通貨(暗号資産)を取引するときは、できるだけ流通量が多く、時価総額が高い銘柄を選ぶと良いでしょう。
- ビットコイン(BTC):代表的な仮想通貨(暗号資産)で歴史が最も長い
- イーサリアム(ETH):NFT取引に利用される
- リップル(XRP):送金手数料が低い
bitbankやBitTradeでは、約40種類の仮想通貨(暗号資産)を日本円で購入できます。
まずは、少額から代表的な銘柄を買ってみて、取引に慣れたらマイナーな銘柄に挑戦するのがおすすめです。
- 学生や未成年でも仮想通貨(暗号資産)を取引できますか?
-
原則として、未成年は仮想通貨取引所を利用できませんが、学生でも18歳以上であれば、取引所の口座開設から仮想通貨取引まで利用できます。
今回は紹介していませんが「BTCBOX」という取引所では、未成年でも口座開設が可能です。
ただし、口座開設や取引は親権者が行うのが条件です。基本的に、未成年の方は仮想通貨(暗号資産)を取引できないと理解しておきましょう。
- 仮想通貨(暗号資産)の積立におすすめの取引所はどこですか?
-
仮想通貨(暗号資産)の積立サービスを提供しているおすすめの取引所は、以下の3つです。
bitFlyerなら、1円から仮想通貨(暗号資産)の積立ができます。
「忙しくてチャートを追い続けられない」「買うタイミングを見極められない」という方でも、コツコツ積立投資ができます。
- 国内の仮想通貨取引所を利用するメリットはありますか?
-
国内の仮想通貨取引所を利用するメリットは、以下のとおりです。
- 日本円で仮想通貨(暗号資産)を購入できる
- 詐欺コインのリスクが低い
- 日本語でサポートが受けられる
- アプリやツールの使い勝手が良い
- 適切なレバレッジ倍率で損失が膨らみにくい
- ハッキングや取引所の破綻が起きても資産が保証されやすい
本記事で紹介した12種類の仮想通貨取引所は、すべて金融庁から認可を受けています。
詐欺やハッキングで資産を失わないためにも、安心して取引に専念できる国内取引所の利用がおすすめです。
- 仮想通貨(暗号資産)で20万円の利益が出たら税金はいくらかかりますか?
-
会社員の場合、仮想通貨(暗号資産)で生じた利益が20万円以下※であれば、確定申告は不要です。つまり、20万円の利益が出ていても税金はかかりません。
仮想通貨(暗号資産)の利益は「雑所得」として課税されます。収入に応じて税率が変わる「累進課税」が適用されるため、所得税(復興所得税を含む)と住民税を合わせると、仮想通貨(暗号資産)の利益にかかる税率は約15〜55%です。
また、仮想通貨(暗号資産)の課税対象は、取引の利益だけではありません。「サービスの決済」や「仮想通貨(暗号資産)同士の交換」なども課税対象になるので、取引記録はしっかり管理しておきましょう。
※給与所得と退職所得以外の所得金額がないと仮定した場合
- 仮想通貨(暗号資産)を取引する上でリスクや気を付けることはありますか?
-
国内の取引所を利用しても、仮想通貨取引には以下のようなリスクが伴います。
- 値下がりで損失が生じる
- レバレッジ取引で損失が膨らむ
- 仮想通貨(暗号資産)の交換や決済も課税対象になる
- パスワードを忘れると資産を取り戻せない
- 不正コインや勧誘で詐欺に遭う可能性がある
- ハッキングや倒産で資産がなくなる可能性がある
- 余剰資金を超える投資は生活に支障が出る可能性がある
株や投資信託と比べて、仮想通貨(暗号資産)は値動きが大きい傾向にあります。
大きな利益が狙える一方でリスクも高いので、必ず生活に支障のない余裕資金での投資を心がけましょう。
まとめ
この記事では、日本で利用できるおすすめの12の仮想通貨取引所を紹介しました。
金融庁に登録されている国内の仮想通貨取引所は約30社※あり、サービス内容や手数料など、それぞれ特徴が異なります。
仮想通貨取引で失敗しないためにも、取引所を選ぶときは以下のポイントをおさえましょう。
- 手数料が低いか
- 銘柄数が豊富か
- セキュリティが高いか
- 金融庁の認可を受けているか
- 取引量が多くて流動性が高いか
- サポート体制が充実しているか
- 取引ツールやアプリが使いやすいか
とくに、CoinTradeは初心者でも操作に迷わない、シンプルなアプリ表示が魅力の取引所です。
ステーキングやレンディングなど、ほったらかしで資産を増やすためのサービスも充実しているので、売買以外でも仮想通貨(暗号資産)を楽しめます。
「ビットコインやイーサリアムなど、有名な仮想通貨(暗号資産)を買ってみたい」と考えているときは、CoinTradeで仮想通貨取引デビューをしてみてください。
※参照元:金融庁|暗号資産交換業者登録一覧(2024年11月30日時点)
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