「三井住友カード(NL)」と「Olive(オリーブ)フレキシブルペイ」の2枚持ちは可能です。
| Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)の違い | ||
| Oliveフレキシブルペイ | 三井住友カード(NL) | |
| Oliveアカウントとの連携 | ○ | ○(Visaのみ) |
| 決済機能 | クレジットモード/デビットモード /ポイント払いモード/追加したカードでの支払い | クレジットカード |
| 国際ブランド | Visa | Visa・Mastercard |
| 引き落とし口座 | 三井住友銀行のみ | 対応している金融機関から選べる |
| 最大ポイント還元率(※1) | 最大20% | 最大7%(※2) |
| 特典 | 旅行傷害保険 Oliveの基本特典 Oliveの選べる特典 | 旅行傷害保険 |
※1:対象のサービスのご利用状況に応じて、対象のコンビニ・飲食店でのご利用時に、 通常のポイント分を含んだ最大20%ポイントが還元されます。 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※2:iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。
商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
通常のポイントを含みます。
ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
Google Pay™ 、Samsung Walletで、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。
2枚持ちをすると「複数の国際ブランドを使い分けできる」「各カードで異なる補償プランを選択できる」など、さまざまなメリットがあります。
今回は、Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)を2枚持ちするメリット・デメリットを解説。すでに三井住友カード(NL)を持っている方に、新たにOliveフレキシブルペイの作成がおすすめな理由や使い分け方のコツも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
- Oliveフレキシブルペイの方がポイント還元率や決済種類(クレジット・デビット・ポイント)の多さなどから使い勝手が良いが、2枚持ちをすることで2種類の国際ブランドの使い分けや、ポイント合算、幅広く補償を持てるなどのメリットがある
- Oliveフレキシブルペイの引き落とし口座は三井住友銀行しか選択できないため、カード利用額の引き落とし口座を1つにまとめたいときは、三井住友銀行にする必要がある
- どちらのカードも年間100万円以上の利用で毎年10,000ポイント付与されるため、年間のカード利用額が200万円以上なら、2枚を100万円ずつ利用するとお得
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「Oliveフレキシブルペイ」「三井住友カード(NL)」2枚持ちのメリット
Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)を2枚持ちするメリットは以下のとおりです。
「Oliveフレキシブルペイ」「三井住友カード(NL)」2枚持ちのメリット
複数の国際ブランドが持てる
Oliveフレキシブルペイで選べる国際ブランドはVisaのみです。一方、三井住友カード(NL)はVisaとMastercardから選択できます 。
「VisaのOliveフレキシブルペイ」と「Mastercardの三井住友カード(NL)」を持つことで、国内外の幅広い店舗でクレジットカード決済ができるでしょう。
「VisaのOliveフレキシブルペイ」「Mastercardの三井住友カード(NL)」の使い分けの例
- VisaのOliveフレキシブルペイ
- 普段の生活費の支払い(対象のコンビニや飲食店等でポイント還元率が高い)
- Mastercardの三井住友カード(NL)
- 海外旅行時の利用(国によってはMastercard加盟店が多い/カード種類によっては旅行傷害補償が充実)
- Mastercardしか使えない店舗での支払い
日本では複数の国際ブランドが使える店舗が多いですが、海外では店舗によっては取り扱う国際ブランドが少ない場合があります。
旅行や出張などで海外に行く機会が多い人は、国際ブランドが異なる2枚のカードを持っていると安心です。
2枚ともVpassアプリで管理できる
Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)は、三井住友カードの公式アプリ「Vpass(ブイパス) 」でまとめて管理できます。
それぞれの利用履歴や請求金額などを1つのアプリで確認できるため、2枚持ちでも管理しやすいでしょう。
三井住友カード(NL)とOliveフレキシブルペイの情報を、Vpassアプリに反映する方法は以下のとおりです。
Vpassの登録手順
- 「Vpass登録」より「お手続きへ進む」>「規約に同意して登録する」をタップ
- カード番号・登録している電話番号を入力
- 「SMSを送信して認証」または「電話をかけて認証」を行う
- (SMS認証の場合)SMSで届いた認証コードを入力
- (電話認証の場合)表示される電話番号に入力した電話番号から電話をかける
- 画面の案内に沿ってIDやパスワードなどを登録
ポイントの合算が可能
同じSMBC IDで紐づけられるOliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)は、それぞれの利用で貯まったVポイントが合算して管理されます。
Vポイントは交換先が豊富で利用しやすいポイントです。2枚持ちで上手に使い分ければ、ポイントの取りこぼしを防げるでしょう。
総獲得ポイント数は、Vpassアプリや三井住友銀行アプリからいつでも確認できます。
それぞれのポイント還元率詳細(2025年7月時点)
| Oliveフレキシブルペイ(一般) | 三井住友カード(NL)(一般) | |
|---|---|---|
| 基本還元率 | 0.5%※1 | 0.5% |
| 対象のコンビニ・飲食店でのスマホタッチ決済の利用 | +6.5% | +6.5% |
| 2親等以内の家族を登録(家族ポイント) | 最大+5% | 最大+5% |
| アプリログイン | +1% | |
| 選べる特典で選択 | +1% | |
| SBI証券(登録・取引) | 最大+2% | 最大+1.5% |
| 住宅ローン(契約・取引) | +1% | |
| 外貨預金(契約・取引) | 最大+2% | |
| 住友生命(サービス契約・実施) | 最大+2% | 最大+2% |
| 三井住友カード/モビットカードローン(引き落とし設定) | 最大+3% | |
| 最大還元率 | 20% | 15.5% |
還元率アップの対象店舗は以下のとおりです。
| スマホタッチ決済でポイント還元率アップ対象の店舗 | |||
|---|---|---|---|
| コンビニ | セイコーマート、セブンイレブン、ポプラ、ミニストップ、ローソン | ||
| ファストフード | マクドナルド、モスバーガー、ケンタッキーフライドチキン、吉野家、すき家 | ||
| ファミレス | サイゼリヤ、ガスト、バーミヤン、しゃぶ葉、ジョナサン、はま寿司、ココス | ||
| カフェ | ドトールコーヒー、エクセルシオールカフェ | ||
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない
【その他のポイント還元率】
▼継続特典
| Oliveフレキシブルペイ | 三井住友カード(NL) | |
|---|---|---|
| ゴールドカードの継続特典 | 年間100万円以上の利用で毎年10,000ポイント付与 | 年間100万円以上の利用で毎年10,000ポイント付与 |
| プラチナプリファードの継続特典 | 年間100万円ごとに10,000ポイント付与(最大40,000ポイント) | 年間100万円ごとに10,000ポイント付与(最大40,000ポイント) |
▼SBI証券でのクレカ積立
| Oliveフレキシブルペイ | 三井住友カード | |
|---|---|---|
| 一般 | 最大0.5% | 最大0.5% |
| ゴールド | 最大1.0% | 最大1.0% |
| プラチナプリファード | 最大3.0% | 最大3.0% |
※クレカ積立分を除く年間カードの利用額によって還元率が異なる

複数の付帯保険の利用が可能
Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)は、どちらも「選べる無料保険」が付帯されています。それぞれの補償内容は以下のとおりです。
| Oliveフレキシブルペイの選べる無料保険 | ||
|---|---|---|
| 旅行安心プラン(旅行傷害保険) | 海外・国内旅行時の病気やケガ、航空便の遅延や欠航・手荷物の配達遅延・紛失などで負担した一定の費用を補償 | |
| ゴルフ安心プラン(ゴルファー保険) | ゴルフ中の他人への賠償責任、自身のケガ、ゴルフ用品の損害、ホールインワン・アルバトロス達成時の費用などを補償 | |
| 弁護士安心プラン(弁護士保険) | 交通事故や近隣トラブルなどが発生したときの弁護士費用・法律相談費用を補償 | |
| スマホ安心プラン(動産総合保険) | スマホの破損・水濡れ・盗難による修理費用や再購入費用を補償 | |
| 日常生活安心プラン(個人賠償責任保険) | 日常生活での偶発的な事故により、他人にケガをさせたりモノを壊したりした場合の損害賠償責任を補償 | |
| ケガ安心プラン(入院保険(交通事故限定)) | 交通事故によるケガで入院した際の入院費用を補償 | |
| 持ち物安心プラン(携行品損害保険) | 外出時に持ち歩いているバッグ、時計、カメラなどが盗難・破損した際の損害を補償 | |
基本的に、クレジットカードには旅行傷害保険が付帯していることが多いですが、Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)を2枚持ちすると、異なるプランを選択できます。
たとえば、1枚は旅行傷害保険に、もう1枚は個人賠償責任保険に設定することで、海外渡航時のケガ等に加えて日常生活における賠償トラブルにも備えることが可能です。
三井住友カード(NL)のみの方にOliveフレキシブルペイの併用がおすすめな理由
三井住友カード(NL)を持っている方は、以下の理由からOliveフレキシブルペイと併用するのがおすすめです。
「三井住友カード(NL)」を持っている方が「Olive」と併用するのがおすすめな理由
ポイント還元率がアップする
三井住友カード(NL)では、対象のコンビニや飲食店などでスマホのタッチ決済利用したときのポイント還元率は最大7%です。
一方、Oliveフレキシブルペイであれば、Vポイントアッププログラムの条件達成等による最大ポイント還元率は20%と高くなります。
同じSMBC IDで管理すれば、Oliveフレキシブルペイを持っているだけでポイント還元率がアップするので、持っておくだけでも損をしないでしょう。
| ポイント還元率の比較 | ||
|---|---|---|
| Oliveフレキシブルペイ(一般) | 三井住友カード(NL)(一般) | |
| 基本還元率 | 0.5%※1 | 0.5% |
| 対象のコンビニ・飲食店でのスマホタッチ決済の利用 | +6.5% | +6.5% |
| 2親等以内の家族を登録(家族ポイント) | 最大+5% | |
| アプリログイン | +1% | |
| 選べる特典で選択 | +1% | |
| SBI証券(登録・取引) | 最大+2% | |
| 住宅ローン(契約・取引) | +1% | |
| 外貨預金(契約・取引) | 最大+2% | |
| 住友生命(サービス契約・実施) | 最大+2% | |
| 三井住友カード/モビットカードローン(引き落とし設定) | 最大+3% | |
| 最大還元率 | 20%※2 | 7%※3 |
※2:対象のサービスのご利用状況に応じて、対象のコンビニ・飲食店でのご利用時に、 通常のポイント分を含んだ最大20%ポイントが還元されます。 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※3:iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。
商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
通常のポイントを含みます。
ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
Google Pay™ 、Samsung Walletで、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。
複数の決済方法が利用できる
三井住友カード(NL)は、クレジットカード機能に特化したカードです。
一方、Oliveフレキシブルペイには以下の4つの決済機能があり、アプリからスムーズに切り替えられます。
Oliveフレキシブルペイの決済機能
- クレジットモード:通常のクレジットカードと同様の支払方法
- デビットモード:口座から即時引き落としされる支払方法
- ポイント払い:貯まったVポイントで支払う方法
- 追加カード:連携した三井住友カードや提携カードで支払う方法
すでに持っている三井住友カード(NL)を、Oliveフレキシブルペイの支払いモードに追加することも可能です。
Oliveフレキシブルペイを持っていれば、持ち歩くカードの数が減り、盗難や紛失時のリスクも抑えられるでしょう。
手数料等がお得になる
Oliveアカウントを開設すると、4つの基本特典と毎月1つ(Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファードは2つ)から選べる特典が受けられます。


Oliveフレキシブルペイの基本特典では、SMBCダイレクトの他行宛の振込手数料やATM利用手数料が優遇され、定額自動入金・送金も手数料無料です。
また、毎月選べる特典の一つに、コンビニのATM時間外手数料が月1回無料になる特典もあります。
| 三井住友銀行の各種手数料 | ||
|---|---|---|
| 通常の手数料 | Oliveアカウントの手数料 | |
| 他行宛振込手数料(SMBCダイレクト) | 3万円未満:154円/回 3万円以上:220円/回 | 月3回無料 |
| 三井住友銀行本支店ATM・三菱UFJ銀行店舗外ATM手数料 | 0~110円/回 | 無料 |
| コンビニATM手数料※1 | 0~330円/回 | 月1回無料(特典を選択した場合)※2 |
| 定額自動入金 | 利用不可 | 無料で利用可能 |
| 定額自動送金(きちんと振込) | 3万円未満:385円/回 3万円以上:550円/回 | 無料 |
※1:イーネットATM・ローソン銀行・セブン銀行ATM
※2:Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファードの場合は月最大2回まで無料
振込やATMをよく利用する方には、Oliveのアカウント開設はメリットと言えるでしょう。
アプリで家計の一元管理ができる
他のサービスでは、クレジットカードを複数持つ場合、基本的にそれぞれのアプリで管理します。
一方で、三井住友カードを持っている方がOliveフレキシブルペイを持っても1つのアプリで管理ができ、以下についてもアプリで一元管理が可能です。
アプリで管理・確認できるものの一部
- 三井住友銀行の口座残高・入出金履歴
- 振込・振替手続き
- 税金・各種料金の払込
- 各支払いモードの切り替え(クレジットモード・デビットモード・ポイント払いモード)
- 各支払いモードの取引明細
- Vポイントの残高
- SBI証券口座の資産合計
- 家計収支
- 各種変更手続き
ポイント管理や証券口座の管理もでき、複数のアプリやサイトを使い分ける必要がないことで家計管理がラクになるでしょう。
豊富なキャンペーン・特典が利用できる
Oliveフレキシブルペイでは、新規入会者や利用者を対象としたさまざまなキャンペーンが実施されています。現在行われているキャンペーンの内容は、以下のとおりです。
| Oliveキャンペーン一覧表 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| キャンペーン名 | キャンペーン条件 | 還元されるVポイント | キャンペーン期間 | ||||
| 一般 | ゴールド | プラチナプリファード | |||||
![]() | ![]() | ![]() | |||||
| Oliveアカウント入金プラン/Oliveアカウント切替プラン | 新規口座開設+10,000円以上の入金またはOliveアカウントへの切替+30,000円以上の入金 | 1,000円相当 | ~終了時期未定 | ||||
| Olive給与受取プラン | エントリー+給与受取+選べる特典で「給与・年金受取特典」 | 年間3,400円相当 | ~終了時期未定 | ||||
| Oliveスマホタッチ決済プラン | Oliveフレキシブルペイ(クレジットモード)に新規入会+スマホのVisaタッチ決済を1回以上利用 | 3,000円分VポイントPayギフト | 5,000円分VポイントPayギフト | 7,000円分VポイントPayギフト | ~終了時期未定 | ||
| 利用金額の10%のVポイントプレゼント | 新規入会&クレジットモード利用で最大2,000円相当プレゼント | 最大2,000円相当 | ~2026/1/6 | ||||
| SBI証券デビュー応援プラン①(口座開設) | 三井住友銀行経由でSBI証券口座を新規開設 | 100円相当 | 〜終了時期未定 | ||||
| SBI証券デビュー応援プラン②(クレカ積立) | 三井住友銀行経由でSBI証券口座を新規開設+SBIクレカ積立を設定 | 上限2,500円相当(クレカ積立利用金額の5%) | 〜終了時期未定 | ||||
| SBI証券デビュー応援プラン③(各種証券取引) | 三井住友銀行経由でSBI証券口座を新規開設+SBIクレカ積立を設定+対象の証券取引を行う | ・投資信託スポット:最大1,000ポイント ・国内株式(現物):最大1,000ポイント ・米国株式(現物):最大8,000ポイント ・債券(円貨建・外貨建):最大4,000ポイント ※取引金額、特典付与率など詳細はHPをご確認ください。 | 〜終了時期未定 | ||||
| 最大ポイント数 | 26,000円相当 | 28,000円相当 | 30,000円相当 | – | |||
※最大30,000円相当のポイント還元は、最上位クレジットカードの利用が対象です。
※給与・年金受取特典は、明細の冒頭に「給与振込」または「年金」と記載がある場合に限ります。「振込」とだけある場合は原則対象外です。詳細は振込元にご確認ください。
※2025年10月時点の情報です。
※本キャンペーンは10/31までです。11/1以降は三井住友銀行HPをご確認ください。
Oliveアカウントの開設や、一定の取引だけでも多くのポイントがもらえます。

「Oliveフレキシブルペイ」「三井住友カード(NL)」2枚持ちのデメリット
Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)の2枚持ちにはさまざまなメリットがある一方で、以下のようなデメリットもあります。
「Oliveフレキシブルペイ」「三井住友カード(NL)」2枚持ちのデメリット
引き落とし口座は三井住友銀行に限定
Oliveフレキシブルペイは、引き落とし口座を三井住友銀行口座しか指定できません。
2枚のカード利用額の引き落とし口座を1つにまとめたいときは、三井住友銀行にする必要があります。
給与や年金などの振込口座が他の金融機関の場合、振込や定額自動送金サービスを利用して、カードの引き落とし額が不足しないよう注意する必要があるでしょう。
SBI証券のクレカ積立設定はどちらか一方のみ
Oliveフレキシブルペイも三井住友カードも、SBI証券のクレカ積立の決済ができ、利用額に応じてVポイントが貯まります。
ただし、クレカ積立の決済に利用できるのは、Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)のどちらか1枚だけです。
投資先ごとに2枚のカードを使い分けて管理する等はできない点に注意しましょう。

Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)の2枚持ちで使い分けるコツ
Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)の2枚を使い分けるときのコツを紹介します。
Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)の2枚を使い分けるコツ
スマホのタッチ決済でポイント還元率を上げる
Oliveフレキシブルペイや三井住友カード(NL)では、対象店舗でのスマホタッチ決済で基本ポイント還元率に加えて+6.5%のポイントが付与されるため、必ずスマホタッチ決済を利用しましょう。
Oliveフレキシブルペイの対象店舗
セイコーマート(※1) ・セブン – イレブン ・ポプラ(※2) ・ミニストップ ・ローソン(※3) ・マクドナルド ・モスバーガー(※4) ・ケンタッキーフライドチキン ・吉野家 ・サイゼリヤ ・ガスト ・バーミヤン ・しゃぶ葉 ・ジョナサン ・夢庵 ・その他すかいらーくグループ飲食店(※5) ・すき家 ・はま寿司 ・ココス ・ドトールコーヒーショップ ・エクセルシオール カフェ ・かっぱ寿司
※1:タイエー、ハマナスクラブ、ハセガワストアも対象です。
※2:生活彩家も対象です。
※3: ナチュラルローソン、ローソンストア100、ローソンスリーエフも対象です。
※4:モスバーガー&カフェも対象です。
※5:ステーキガスト、から好し、むさしの森珈琲、藍屋、グラッチェガーデンズ、 魚屋路、chawan、La Ohana、とんから亭、ゆめあん食堂、桃菜、八郎そば、三〇三も対象です。 その他のすかいらーくグループ飲食店は、当サービスの対象となりません。
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※商業施設内にある店舗など一部ポイント加算対象にならない店舗があります。
※通常のポイント分を含んだ還元率です。
対象店舗であっても、カードの差し込みやカード現物のタッチ決済では、還元率は通常の0.5%です。
普段、現物カードで支払いをしている場合、ついいつもと同じ決済方法を利用してしまいがちです。
対象店舗以外でも、普段からスマホタッチ決済を利用していると、ポイント還元の取りこぼしを防ぎやすいでしょう。
200万円以上利用するならゴールドで100万円ずつ利用する
年間のカード利用額が200万円以上になる場合は、2枚を100万円ずつ利用するとお得に利用できます。
どちらのカードも、年間100万円以上の利用で以下の特典を受けられるためです。
| 「三井住友カードゴールド(NL)」「Oliveフレキシブルペイゴールド」の特典 | ||
|---|---|---|
| 年会費特典 | 年間100万円以上の利用で、年会費通常5,500円(税込)が翌年以降永年無料※ | |
| 利用特典 | 年間100万円以上の利用で毎年10,000ポイント付与 | |
※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。
同一のカードで年間200万円以上利用するのではなく、それぞれのカードで100万円ずつ利用すると、合計で20,000ポイントのVポイントを獲得できます。
また、どちらも年間100万円以上利用すると、翌年以降は年会費の負担がなくなるため、コストを抑えて2枚のゴールドカードを持つことができます。

Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)の申し込み手順
最後に、Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)を2枚持ちする手順を解説します。両カードとも持っていない場合は、Oliveフレキシブルペイを先に申し込むとよいでしょう。
Oliveフレキシブルペイの申し込み手順
Oliveフレキシブルペイは、三井住友銀行を持っている方と持っていない方で、申込方法が異なります。
三井住友銀行口座を持っている場合は、三井住友銀行アプリのホーム画面にある「Oliveアカウントに切替」から手続きが可能です。
三井住友銀行の口座を持っていない場合の手順
- 三井住友銀行アプリをダウンロードする
- 「Oliveアカウントを申し込む」から本人確認・カード申込・SMS認証を行う
- 約3営業日後に届くカード発行通知メールからアプリにログインし、フレキシブルペイの初回登録を行う(デビッドモード利用開始)
- デビッドモード利用開始と同時にクレジットモードの審査が開始する
- 審査結果メール到着後、アプリでクレジットモードの契約内容を確認し、支払いモードを選択する(クレジットモード利用開始)
- 申込から約1週間後にカードが到着する
三井住友銀行の口座を持っている場合の手順
- 三井住友銀行アプリをダウンロード・ログインする
- 「Oliveアカウントに切替」から切替手続き・カード申込を行う
- フレキシブルペイの初回登録を行う(デビッドモード利用開始)
- 審査結果メール到着後、アプリでクレジットモードの契約内容を確認し、支払いモードを選択する(クレジットモード利用開始)
- 申込から約1週間後にカードが到着する
すでに三井住友カード(NL)を持っている場合は、三井住友銀行アプリからOliveフレキシブルペイの申し込みができます。
三井住友カード(NL)の申し込み手順
Oliveフレキシブルペイを発行したあとは、「かんたん申し込み」を利用して三井住友カード(NL)を申し込むのがおすすめです。
すでに登録された情報を利用できるため、住所・電話番号や支払い口座などを入力する手間を省けます。
三井住友カード(NL)の申し込み手順(かんたん申し込み)
- 「三井住友カードの申し込みページ」にアクセスし「かんたん入力で申し込む」を選択
- Vpassにログイン
- 引き継ぎ対象のカードを選択しカード情報を入力
- SMS認証または電話にて本人認証を行う
- 必要事項を入力
- 審査結果メールが届く
- カードが到着する

まとめ
Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)の2枚持ちには、複数の国際ブランドを持てる点や異なる保険を選択できる点などさまざまなメリットがあります。
すでに三井住友カード(NL)を持っている方は、Oliveフレキシブルペイの追加発行で、Vポイントアッププログラムの最大還元率が適用されたり、手数料等の優遇も受けられます。
一方で、Oliveフレキシブルペイの引き落とし口座が三井住友銀行に限定され、SBI証券のクレカ積立設定はどちらか一方のカードしか設定できません。
自身のライフスタイルやお金の使い方をもとに、2枚を持つべきか検討しましょう。
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