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この記事ではオカネコに登録する多数のお金のプロの中から1名をピックアップして、アドバイザーの経歴や考え方などをご紹介。
今回は、小町 亮太 さんの『マイストーリー』をご紹介します。
小町さんのストーリー
- 2021年4月:新卒で不動産会社に就職したものの、新設した保険部門に配属される。とまどいながらも保険業をやっていくと決意した矢先に、保険部門の廃止が決定。保険業界への転職を考える
- 2021年12月: 住友生命保険相互会社 ウェルズ開発部に入社
- 2022年:住友生命保険相互会社において最年少でMDRT入賞
※MDRT:世界中の生命保険・金融サービス業界における成績優秀者 - 2023年:MDRT 2年連続入賞
とまどいながら始めた保険の仕事。一生続けたいという思いで保険会社に転職
ー小町さんは元々不動産の営業職志望だったそうですね。それが、入社早々に保険部門に配属されたと。
元々は投資用不動産の営業職で内定をいただいていました。ところが入社早々、保険代理店の新設に伴い保険部門に配属されたんです(笑)
正直、それまで保険業界には良いイメージがなく、就職のときも避けていた業界でした。まさか不動産会社で保険営業をすることになるとは思ってもみなかったので、始めはとまどいが大きかったですね。
ーいざ保険の仕事を始めてみてどうでしたか?
実際に仕事を始めてみると、いかにお客様の人生に大きな影響を与える仕事なのかがわかるようになりました。
大切な家族に万が一の事態が起きたとき、その人生を元通りにできるか、それとも最悪の人生に転じてしまうかは、保険の加入状況によって変わります。それこそ人生の岐路を見守る、非常に意義のある仕事だと思うようになりました。
ところが、今後も保険の仕事を続けていこうと決めた矢先に、保険部門の廃止が決定してしまったんです。担当としてずっとお客様をサポートしていく覚悟だったので、結果としてお客様を裏切るような形になってしまい、非常に残念でした。
ーそれで保険会社に転職を決めたんですか?
そうです。「ずっと続けられる場所でこの仕事を本気でやろう」と思い、周囲にも相談しました。
そうしたら、最初に保険の仕事を教えてくれた外部講師の方が、今の会社を紹介してくれたんです。転職してもう3年目になりますね。
ー入社後、MDRTに2年連続入賞されているそうですが、そもそもMDRTとはどのような組織なんでしょうか?
国内外の保険募集人が会社や国の垣根を越えてともに活動する、保険・金融プロフェッショナルの組織です。
この業界を引っ張る者としてどうあるべきか、お客様の役に立つためにはどういうことをしているのかを会員同士で共有し、お互いを高め合う集まりです。
ただし、MDRT会員になるには毎年一定基準目標を達成する必要があり、日本では119万人(一般社団法人生命保険協会「2023年版 生命保険の動向」より)ほどの募集人がいる中で、会員は9,000人弱(2024年4月22日現在)となっています。
狭き門ですが、僕は保険を生涯の仕事とするうえでMDRT会員でありたいと思っていますし、頑張ってしがみつきたいと思っています(笑)
ー現在対応されている相談内容について教えてください。
生命保険・損害保険含めて保険全般の相談はもちろん、家計の見直しや資産形成、運用のご相談も受けています。最近は、税金対策についてご相談いただく機会も増えていますね。
基本的には、後悔しないための保険の入り方についてお伝えさせていただいています。
ー後悔しないための保険、ですか。
はい。保険って、入りすぎても良くないですが、入りすぎなくても良くないんですよ。
じゃあ、どういう風に備えておけば安心なのか?大切な人生を守れるのか?
こういう、保険加入における絶対的なラインをお伝えすることを大切にしています。私が、1番やりがいを感じていることでもあります。
押し売りは一切しない。お客様自身の最良を自ら選んでもらうことがモットー
ーお客様への提案の際に、心がけていることはありますか?
良い話ばかりしない、1つの選択肢だけを提示しないということは、常に心がけています。
何事にもリスクやデメリットはあるので、そこはしっかりと説明しています。
また、「おすすめはこの方法ですが、逆にこういう意見や考え方もあるんですよ」と、あえて相反する意見も伝えたうえで、提案に偏りが出ないよう工夫したりとか。
ー複数の意見・考え方がある中から、どのようにお客様に適したものを導き出すんですか?
「どういう方法が好みに合っていますか?」「ご自身の考えと照らし合わせてしっくりきますか?」というのを聞いて、そこから調整するようにしています。
だから、押し売りも一切しません。
ー押し付けるのではなく、お客様自身に選択していただくことを大切にしていると。
はい。押し付けは、結局その方にとってのベストではないと思っているので。
数字上はベストなシミュレーションが、その方にとって「最良」かどうかはわからないですから。
ーとはいえ、有名人の言葉に影響されたり、周囲の意見に流されたりする人もいると思います。さまざまな影響で自分自身の選択ができなくなっている人には、どう保険の大切さを伝えていますか?
実際に、保険が必要な方もいれば不要な方もいます。私は不要な方に保険をおすすめしようとは思いません。
ただ、ご自身にとって保険が必要なのか、必要でないのかは、その方の生活状況や必要保障額によって変わります。
きちんと情報を確認して精査しないと判断できないことなので、簡単に必要・不要と言えるものではありません。だから、まずは「必要性を確認してみませんか?」とお伝えしています。
何も調べない状態で必要ないと決める前に、いろいろ調べたうえで必要ないことを確認できれば、本当の意味で安心できるのではないでしょうか。
ー最後に、この記事を読んでいる方に一言メッセージをお願いします。
この記事を読んでいただき、ありがとうございます。
仕事柄、いろんな方の人生の一部を見させていただいています。そこで日々感じているのは、幸せの定義は人それぞれ違うものの、「幸せになりたいという思い」や、「幸せを叶えるためにはお金のバランスが重要」という点は皆さん同じだということです。
お金をただ増やすだけではなく、何か大きな出来事があっても減らない守りの体制を作ること。この攻めと守りのバランスを常に意識していただきたいですね。
そして最後に。保険は担当選びが1番大切です。
少しでも今の保険に不安があったり、相談できる人がいなかったり、あるいは「なんで担当がそんなに大切なのか」と疑問に思ったりした人は、お気軽にご相談ください。
どんなことでもOK!スマホで無料チャット相談できます
小町さんへの相談は「オカネコ」から直接チャット相談ができます。
どう相談したらいいかわからないという人は「自己紹介記事読みました」とチャットしてみてください。FPからメッセージが届きます。チャット相談は匿名かつずっと無料で利用できるので気軽に利用してみてくださいね。
小町 亮太 さん
趣味は?
映画鑑賞やカラオケ、サウナです。冬はスノーボードに行くこともあります。今、月に1回は映画館に行って映画を見ると決めていて、いろんなジャンルを開拓中です。
自身の資産形成はどうしている?
新NISAのつみたて投資枠や日米の個別株、ドル建て保険や変額保険も活用しています。運用部分の割合でいえば、保険が5割、個別株が3割、投資信託が2割というイメージですね。
今後の目標は?
長期の目標としては、できる限り長くこの会社に居続けることですね。お客様が保障を使うときまでこの仕事を続けていたいですね。直近の目標としては、MDRTに10回入賞して終身会員になることです。