国内最大級の家計診断・相談サービス『オカネコ』を運営する株式会社400F(フォーハンドレッド・エフ、本社:東京都中央区、代表取締役社長:中村 仁、以下「当社」)は、全国の『オカネコ』ユーザーの男女530人を対象に「オカネコ 結婚に関する意識調査」を実施しました。
※1:現時点での当社データベース及び他社公開情報の比較調査による
アンケートの調査概要 | ||
調査名 | オカネコ 結婚に関する意識調査 | |
調査方法 | WEBアンケート | |
調査期間 | 2025年2月5日(水)~2025年2月9日(日) | |
回答者 | 全国の『オカネコ』ユーザー530人 | |
回答者の年齢 | 20代以下:4.7% 30代:17.4% 40代:27.0% 50代:31.3% 60代以上:19.6% | |
回答者の世帯年収 | 400万円未満:26.6% 400万円以上600万円未満:20.0% 600万円以上800万円未満:15.8% 800万円以上1,000万円未満:11.7% 1,000万円以上1,200万円未満:8.5% 1,200万円以上:8.3% 分からない:9.1% | |
調査元 | 株式会社400F |
調査サマリー:“結婚に対する価値観” 時代とともに大きく変化
「オカネコ 新NISA利用意向調査2025年1月」結果サマリー
- 家計の不安:41.6%が不安。令和婚夫婦が最も高く、過半数が家計に不安
- 共働き増加:令和婚夫婦の86.1%が「共働き」。平成婚夫婦は69.8%、昭和婚夫婦は44.0%と時代とともに増加
- お財布は別々:令和婚夫婦の73.0%が財布を別々にしており、昭和婚夫婦との違いが鮮明
- 収入重視の傾向:男女共に時代ごとに上昇。結婚市場において「経済的な安定」の重要度増
- 子供を持つことに対する家計の不安:令和婚夫婦の58.1%が不安。特に男性の増加傾向が顕著で令和婚男性は昭和婚の男性と比べて2倍以上多い
「オカネコ 結婚に関する意識調査」の結果
家計の不安:41.6%が不安。令和婚夫婦が最も高く、過半数が家計に不安
「結婚している」「結婚経験がある」と回答した方への「結婚を計画するにあたり、家計の状況に対して不安はあります/ありましたか?」という質問に、「不安がある/あった」と回答した割合は41.6%、「不安はない/なかった」37.2%、「考えていない/いなかった」21.2%という結果になりました。
結婚した年号毎にみると昭和婚夫婦では、「不安がある/あった」40.0%、「不安はない/なかった」36.0%、「考えていない/いなかった」24.0%。平成婚夫婦では、「不安がある/あった」39.6%、「不安はない/なかった」39.1%、「考えていない/いなかった」21.3%。令和婚夫婦では、「不安がある/あった」53.5%、「不安はない/なかった」30.2%、「考えていない/いなかった」16.3%という結果となっており、令和婚夫婦の家計の不安割合が最も高く過半数を超える結果となりました。

共働き増加:令和婚夫婦の86.1%が「共働き」。平成婚夫婦は69.8%、昭和婚夫婦は44.0%と時代とともに増加
「結婚している」「結婚経験がある」と回答した方への「夫婦の働き方(パート・アルバイト含む)について当てはまるものを教えてください。」という質問に対して、「共働き」が最も多く65.9%という結果になりました。次いで「片働き(妻、専業主婦)」27.5%、「片働き(夫、専業主夫)」4.1%と、依然として日本での「専業主夫」家庭は少ないということが分かりました。
結婚した年号毎にみると昭和婚夫婦では「共働き」44.0%、「片働き(妻、専業主婦)」41.3%、「片働き(夫、専業主夫)」8.0%。平成婚夫婦では「共働き」69.8%、「片働き(妻、専業主婦)」25.7%、「片働き(夫、専業主夫)」3.0%。令和婚夫婦では「共働き」86.1%、「片働き(妻、専業主婦)」11.6%、「片働き(夫、専業主夫)」2.3%という結果となりました。
時代と共に共働き家庭は増加しており、令和婚夫婦においては9割弱もの夫婦が共働きを選択していることから、働き方のスタンダードが大きく変化していることが分かる結果となりました。

お財布は別々に:令和婚夫婦の73.0%が財布を別々にしており、昭和婚夫婦との違いが鮮明
「共働き」と回答した方への「お金の管理について当てはまるものを教えてください。」という質問に対して「お財布は別々(二人の収入から一定の生活費をそれぞれ出し、残りは個別管理)」は54.0%、「お財布は一緒(二人の収入をすべて一つに合わせて管理している)」は42.2%と、若干「お財布は別々」が多い結果になりました。
結婚した年号毎にみると、昭和婚夫婦では「お財布は別々」45.5%、「お財布は一緒」54.5%と「お財布は一緒」の割合がやや高い結果でした。
平成婚夫婦では「お財布は別々」51.1%、「お財布は一緒」44.7%となり、「お財布は別々」が過半数を超えています。
さらに令和婚夫婦では「お財布は別々」73.0%、「お財布は一緒」21.6%と、圧倒的に「財布は別々」が多い結果となりました。
共働き増加による夫婦それぞれの経済的な自立の影響で、お財布事情のスタンダードも大きく変化したことが分かりました。

収入重視の傾向:男女共に時代ごとに上昇。結婚市場において「経済的な安定」の重要度増
「結婚相手を選ぶ際に年収を重視します/しましたか?」という質問に対し、男性は「はい」20.2%、「いいえ」79.8%と重視しない人が多く、女性は「はい」59.6%、「いいえ」40.4%とやや重視している人が多い結果となりました。相手への経済的役割への期待は女性の方が高い傾向にあります。
重視している割合(「はい」と回答した方)を結婚した年号毎に比較すると、昭和婚女性は47.4%、平成婚女性は52.0%、令和婚女性は57.9%という結果となり、時代と共に重視度が高くなっていることが分かります。
男性においても同様に、昭和婚男性12.5%、平成婚男性15.7%、令和婚男性20.8%と、女性よりはやや控えめではあるものの増加傾向になっていることが分かりました。
現代の結婚市場において「経済的な安定」の重要度は男女共に増していることを示す結果となりました。

子供を持つことに対する家計の不安:令和婚夫婦の58.1%が不安。特に男性の増加傾向が顕著で令和婚男性は昭和婚の男性と比べて2倍以上多い
「お子さんを持つことを考えるうえで、家計の状況に対して不安はあります/ありましたか?」という質問に対し、「不安がある/あった」と回答した方は、男性は47.3%、女性は53.6%という結果となりました。
「不安がある/あった」と回答した方を結婚した年号毎に比較すると、昭和婚女性は57.9%、平成婚女性は49.3%、令和婚女性は57.9%という結果となりやや増減はあるものの大きな変化は見られませんでした。
一方男性は、昭和婚男性25.0%、平成婚男性44.9%、令和婚男性58.3%と不安視する割合がそれぞれ10%以上も増加しており、昭和と令和では2倍以上も差があることから、女性に比べて増加傾向が顕著に表れる結果となりました。

調査結果のまとめ
本調査では、結婚に伴う家計の不安や経済的な自立に対する意識の変化が明確に浮き彫りになりました。特に令和婚夫婦においては、家計に対する不安の割合が過半数に達しており、共働きの増加やお財布事情の変化といった背景からも、経済的な安定や自立に対する関心が高まっています。
現代の結婚生活では、夫婦間での経済的な負担をどう分担し、将来に向けたお金の計画を立てるかが重要な課題となっています。
現代の夫婦が直面する多くの課題に対し、家計の不安を軽減する手助けとして、近年は『オカネコ』をはじめとした家計相談サービスも多く誕生しています。
昨年当社が実施した「オカネコ お金に関する調査2024」では、約3割の方がお金の悩みについて「どこでどのように相談したらいいか分からない」と回答している結果が出ており、「お金のプロへ気軽に相談する」という新しい文化の醸成は急務であるといえます。
『オカネコ』では、家計の見直しや将来設計に向けた具体的なアドバイスを提供し、夫婦間での経済的な負担を分かりやすく整理できるサポートを行っています。また、オンラインでの相談や匿名でのやり取りなど、気軽にお金のプロに相談できる環境を整えています。
当社は今後も「お金の問題を出会いで解決する」をミッションに、どんな立場の人にも有効な「お金の問題解決」の機会を提供してまいります。
アンケート結果の利用について
調査結果データの引用、転載に際しては必ず『オカネコ 結婚に関する意識調査』または『家計診断・相談サービス「オカネコ」調べ』と記載してください。
また、Web媒体の場合はプレスリリース、もしくはオカネコマガジン、オカネコいずれかへのリンクをお願いいたします。
出典の記載例
- 出典 : 「オカネコ 結婚に関する意識調査」| 家計診断・相談サービス「オカネコ」調べ
調査結果は、そのままの形で正確に引用してください。結果の改変や歪曲はおやめください。
オカネコの家計レベル診断

✓家族構成×居住エリアが同じ世帯と比較
✓あなたの家計をA~Eランクで診断
✓簡易ライフプラン表も作成できる
\簡単3分!世帯年収・貯金額・金融資産を診断/