仮想通貨のステーキングのデメリットは?メリットと仕組み、利率一覧を紹介

預けるだけで仮想通貨(暗号資産)を増やせる可能性があるステーキング。ほったらかしでも高い利回りが期待でき、なかには「とりあえずステーキングしておこう」と考える方もいるでしょう。

しかし、ステーキングにはデメリットもあるため、知らずに始めると損をする可能性があります。

本記事では、ステーキングのデメリットとメリット、仕組み、ほかの運用方法との違いを解説。ステーキング向けのおすすめ取引所と利率一覧も紹介しているので、この記事を読めば初心者でも仮想通貨(暗号資産)で資産運用を始められるでしょう。

このコンテンツの3行まとめ
  • ステーキングのデメリットとして、売買制限や値下がりリスク、利率の変動、レンディングより対象銘柄が少ないなどが挙げられる
  • 一方で複利効果や高い利回り、ハッキングリスクの低さなど、ステーキングにはメリットも多い
  • GMOコインやBITPOINTなどの取引所はステーキング利率が高く、なかでも豊富な銘柄をステーキングできるSBI VCトレードがおすすめ

※仮想通貨(暗号資産)は法定通貨ではありません。

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目次

仮想通貨(暗号資産)ステーキングのデメリット5つ

仮想通貨(暗号資産)のステーキングには、以下の5つのデメリットがあります。

ステーキングが自分にあった運用方法なのか、デメリットを考慮したうえで検討しましょう。

対象銘柄が限られている

国内取引所でステーキングを利用できる仮想通貨(暗号資産)の種類はレンディングより少なく、対象銘柄が限られています。

国内取引所のステーキング・レンディングの対象銘柄数
ステーキング対象銘柄数レンディング対象銘柄数
BITPOINT8銘柄29銘柄
SBI VCトレード14銘柄37銘柄
GMOコイン9銘柄26銘柄
2025年5月13日時点

対象銘柄が限られている理由は、ステーキングがPoS系のコンセンサスアルゴリズムを採用している仮想通貨(暗号資産)で取り入れられている運用方法だからです。

PoWを採用しているビットコイン(BTC)はステーキングできません。

運用したい銘柄がステーキングに対応していなければ、別の運用方法を検討する必要があります。

期間中は売買や送金ができない

ステーキング中の仮想通貨(暗号資産)は、原則として売買や送金ができません。急な値下がりで売却したくても、ステーキング期間が終わるまで待つ必要があります。

取引所によっては途中で解約できる場合もありますが、別途手数料が発生したり利率が低めに設定されていたりと、報酬が減ってしまうケースがほとんどです。

ステーキングを利用する場合は、資金が一定期間ロックされても生活に影響が出ない程度の余剰資金を利用しましょう。

ただし、最近では口座内に対象銘柄を保有しているだけでステーキング報酬をもらえる取引所も増えており、その辺りも確認しながら取引所を選ぶのがおすすめです。

利益が出るまで時間がかかりやすい

仮想通貨(暗号資産)は値動きが激しいため、短期トレードでも大きな利益を狙えます。しかし、ステーキングは長期運用を前提としており、利益が発生するまでに時間がかかります。

たとえば、年率10%のステーキングでも、30日間預けた場合の利率は約0.82%(10%÷365日×30日で計算(手数料を考慮しない場合))です。

仮想通貨(暗号資産)は1日数%以上値動きすることが多いため、ステーキングでは短期間で大きな利益を狙うのは難しいでしょう。

数日〜数週間でリターンを狙いたいときは、現物取引の方が現実的と言えます。

値下がりで資産が減る可能性がある

ステーキングで保有量が増えても、仮想通貨(暗号資産)の価値が下がれば、日本円に換算した資産価値は減ってしまいます。

仮に100万円分の仮想通貨(暗号資産)をステーキングして保有割合が10%増えても、価格が50%下がれば最終的な資産価値は55万円になる計算です。

仮想通貨市場は値動きが激しく、数日で20〜30%以上変動するケースも珍しくありません。

ステーキングは損失に耐えられる余裕資金で行い、価格が回復するまで持ち続けられるかどうかを検討すべきです。

報酬(利回り)が減る可能性がある

ステーキング報酬は固定ではなく、市場やネットワークの状況で変わる可能性があります。

取引所が提示している利率は「見込み」や「過去の実績」に基づくもので、将来も同じ利率が続くとは限りません。

参加者が増えて報酬が分散されたり、取引所側の事情(運営コストの増加や規制変更など)で利率が下がったり、いきなり報酬が減るケースもあります。

取引所の表示利率を鵜呑みにせず、予想より低めの報酬で運用計画を立てると良いでしょう。

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仮想通貨(暗号資産)ステーキングのメリット4つ

仮想通貨(暗号資産)をステーキングするメリットとして、以下の4つが挙げられます。

複利の効果で効率よく利益が狙える

複利とは「元本+報酬(利息)」に対して利息が発生し、雪だるま式に資産を増やす仕組みです。

ステーキングで受け取った仮想通貨(暗号資産)を再びステーキングすれば、複利効果でより多くの利益を狙えます。

SBI VCトレードやBITPOINTなど、口座内の仮想通貨(暗号資産)に自動でステーキング報酬が付与される取引所なら、手間なく複利運用を続けられるはずです。

ほったらかしで高い利回りが見込める

ステーキングでは設定した期間が終了するまで、自動的に仮想通貨(暗号資産)が増え続けます。

また、メガバンクの普通預金金利が年0.2%程度なのに対し、ステーキングでは年5〜15%の高い報酬を得られるケースが多いです。(2025年6月時点)

ほったらかしで高利回りの運用ができるので、忙しい方や投資初心者でも続けやすいでしょう。

値動きに関係なく仮想通貨を増やせる

一般的な現物取引では、価格が下がると含み損を抱えますが、ステーキングなら市場の値動きに関係なく、一定の割合で報酬がもらえます

暴落時でも「預けた期間」に応じて保有枚数が増えるため、将来の値上がりに備えられる仕組みです。

長期的な利益を狙う方にとって、相場に左右されず仮想通貨(暗号資産)を増やせるのはステーキングの魅力の一つと言えます。

分別管理の対象でハッキングのリスクが低い

多くの国内取引所において、ステーキング中の仮想通貨(暗号資産)は「分別管理」の対象となっています。

分別管理とは「顧客の資産」と「取引所の資産」を分けて保管する制度です。

取引所はステーキング資産をオフラインの「コールドウォレット」で管理するケースが多く、ハッキングされにくい仕組みで運用しています。

一方、レンディング(貸暗号資産)は分別管理の対象外となる場合がほとんどで、取引所がハッキングされれば資産を失う可能性が高いです。

ハッキングリスクを最小限に抑えられるため、リスク管理の面でもメリットがあると言えます。

ステーキングとは|仮想通貨を預けて報酬をもらう仕組み

そもそもステーキングとは、仮想通貨(暗号資産)を預けるだけで報酬を受け取れる運用方法です。

イーサリアム(ETH)やソラナ(SOL)など、PoS(保有量に応じて取引承認権が与えられる仕組み)系のアルゴリズムを採用している銘柄で利用できます。

ブロックチェーンのセキュリティを向上させるシステムのひとつで、具体的な仕組みは以下のとおりです。

ステーキングのセキュリティ向上の仕組み

  1. ステーキングで仮想通貨(暗号資産)を取引所に預ける
  2. 取引所が複数ユーザーの資産をバリデーター(情報処理を行うシステムや運営者)に預ける
  3. バリデーターは預かった資産を「担保」に取引情報を処理する
  4. 不正をすると担保を失うため、バリデーターは正直に作業する
  5. ネットワーク全体のセキュリティが向上する
  6. 承認作業の報酬の一部がユーザーに分配される

ユーザーは仮想通貨(暗号資産)を預けるだけで、ブロックチェーンの安全性に貢献しながら報酬を得られます。

レンディングマイニングとの違いを確認してみましょう。

レンディングとの違い

レンディングは、取引所に仮想通貨(暗号資産)を貸し出して利息を得る仕組みです。

ステーキングではブロックチェーンのセキュリティ向上に貢献して報酬をもらいますが、レンディングでは取引所が顧客の資産を運用して利益を分配します。

ステーキングとレンディングの違い
ステーキングレンディング
資産の預け先ブロックチェーン取引所などの第三者
対象銘柄数少ない(PoS系のみ)多い
分別管理対象対象外
利回り約3〜17%約10〜20%
途中解約ありなし
※国内取引所ごとに異なる場合あり

柔軟かつ高いセキュリティのうえで運用したいならステーキング、幅広い銘柄を運用したいならレンディングを選ぶのがおすすめです。

マイニングとの違い

マイニングは、コンピューターの計算能力を使ってブロックチェーン上の取引情報をチェックし、新しいブロックを生成して報酬を得る仕組みです。

ビットコイン(BTC)などのPoW(情報の処理スピードを競う仕組み)を採用する仮想通貨(暗号資産)に用いられ、複雑な計算問題を最初に解いたユーザーが報酬を獲得します。

ステーキングとマイニングの違い
ステーキングマイニング
参加の難易度低い(資産を預けるだけ)高い(機材、技術、知識が必要)
必要な設備取引所の口座高性能PC/専用ソフト/専用機器(ASIC)/仮想通貨ウォレットなど
初期投資少額(仮想通貨の購入費用)多額(機器代や電気代など)
対象通貨PoS系(ETH、SOLなど)PoW系(BTC、LTCなど)
運用コスト低い(手数料のみ)高い(多額の電気代が発生)

マイニングは専門知識や高額な設備が必要なので、初心者は仮想通貨(暗号資産)を預けるだけで運用できるステーキングの方が始めやすいでしょう。

仮想通貨(暗号資産)ステーキングの始め方

仮想通貨(暗号資産)のステーキングの始め方を解説します。

操作方法は取引所ごとに異なりますが、基本的な流れは以下のとおりです。

ステーキングの始め方

  1. 仮想通貨取引所の口座を開設する
  2. 取引所の口座に日本円を入金する
  3. ステーキングに対応している仮想通貨(暗号資産)を購入する
  4. ステーキングのプラン(期間、数量、途中解約の有無など)を選択する
  5. 報酬の受け取り設定を行う

最近では、SBI VCトレードやGMOコインのように、口座内に対象の通貨があれば自動でステーキングされる取引所が多いです。

デメリットをカバーするために少額から始めるか、口座内で保有するだけで報酬がもらえる取引所を利用するのが良いでしょう。

ステーキングで利用する取引所選びの3つのポイント

ステーキングする際の取引所選びでは、以下の3つの項目をチェックしましょう。

対象となる仮想通貨の種類が多いか

ステーキングできる仮想通貨(暗号資産)の種類は、取引所ごとに異なります。自身が希望する仮想通貨(暗号資産)がステーキングの対象か確認が必要です。

たとえば、Coincheckでステーキングできるのはイーサリアム(ETH)のみですが、SBI VCトレードでは14銘柄が対象です。(2025年5月14日時点)

将来的に投資先が広がる可能性もあるので、できるだけ対象銘柄が豊富な取引所を検討すると良いでしょう。

ステーキングプランが充実しているか

取引所によっては、複数のステーキングプランを提供している場合があります。

運用期間(30日、90日、1年など)」が選べる取引所であれば、自分のリスク許容度やライフプランにあわせて運用できるでしょう。

ただし最近では、取引所の口座に仮想通貨(暗号資産)を預けるだけで、自動的にステーキング報酬がもらえる取引所も増えています。

柔軟に運用し続けたい方は、プランが豊富な取引所か、資金ロックなしで自動的に報酬がもらえる取引所を選ぶのがおすすめです。

手数料を差し引いたあとの報酬が高いか

ほとんどの取引所では、ステーキング報酬から手数料が差し引かれます。仮に表示利率が10%でも、ステーキング手数料が30%なら実質利回りは7%です。

取引所の提示している「最大年率」だけでなく、実際に受け取れる「実質利回り」も確認し、手数料体系がわかりやすくて実質利回りの高い取引所を利用しましょう。

国内取引所6社のステーキング利率一覧【2025年6月】

国内取引所6社のステーキング利率について、参考値を以下の表にまとめました。

国内取引所6社のステーキング利率
SBI VCトレードBITPOINTGMOコインCoincheckCoinTradeOKJ
イーサリアム(ETH)3.10%3.51%3.49%2.70%2.50%
ソラナ(SOL)7.30%8.51%6.59%6.00%2.28〜6.88%
アバランチ(AVAX)5.10%5.43%4.00%1.88〜5.28%
カルダノ(ADA)2.60%3.02%1.98%2.20%1.88〜2.28%
アイオーエスティー(IOST)10.57%10.00%1.88〜8.88%
ポルカドット(DOT)11.2%12.52%8.31%9.00%
コスモス(ATOM)16.80%17.51%12.13%12.00%
トロン(TRX)3.70%4.43%1.88〜3.88%
テゾス(XTZ)3.60%2.83%4.20%1.88〜5.88%
オアシス(OAS)5.80%
エックスディーシー(XDC)7.40%
フレア(FLR)6.50%
アプトス(APT)5.90%2.28〜6.28%
へデラ(HBAR)0.05%0.04%
ニアー(NEAR)8.70%6.40%
クアンタム(QTUM)1.97%
シンボル(XYM)1.92%
アスター(ASTR)7.40%2.88〜6.88%
ジリカ(ZIL)3.88〜10.88%
スイ(SUI)1.88〜4.28%
※手数料を考慮せず
※2025年6月3日時点の情報

仮想通貨(暗号資産)を預ける前に取引所のステーキング手数料を確認し、できるだけ同じ条件で利回りを比較してみてください。

ステーキングにおすすめの仮想通貨取引所3選

ステーキングにおすすめの仮想通貨取引所を3つ紹介します。

ステーキングにおすすめの仮想通貨取引所3選
SBI VCトレードBITPOINTGMOコイン
銘柄数38銘柄程29銘柄程28銘柄程
ステーキング対象銘柄数14銘柄程8銘柄程9銘柄程
取引手数料(販売所)無料無料無料
取引手数料(取引所)Maker:-0.01%
Taker:0.05%
無料Maker:-0.03〜-0.01%
Taker:0.05〜0.09%
入金手数料(銀行振込)無料無料無料
出金手数料無料無料(月2回目以降は330円)無料(大口出金は400円)
ステーキング申請不要不要不要
スマホアプリ
主な提供サービス・取引所方式
・積立
・レンディング(貸しコイン)
・NFT取引(SBI Web3ウォレット)
・取引所方式
・積立(つみたて)
・レンディング(貸して増やす)
・取引所方式
・積立(つみたて暗号資産)
・レンディング(貸暗号資産)
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
2025年6月3日時点の情報
※手数料はすべて税込み
※販売所方式の取引では別途スプレッドが発生
※銀行振込での入金手数料は無料だが、銀行側の振込手数料は自己負担

SBI VCトレード|国内最多の銘柄数を取り扱う

SBI VCトレードは、ステーキングに対応している銘柄数が国内最多です。(2025年5月時点)

さまざまな銘柄に分散したポートフォリオを組めるため、損失リスクを抑えながら運用できます。

また、対象銘柄を保有するだけで自動的にステーキング報酬を受け取れるため、申請や解約手続きなどの手間が発生しません。

ただし、利率が低い銘柄もあるため、投資先が決まっているときは手数料を差し引いた「実質利回り」を他の取引所と比較しましょう。

SBI VCトレード

取引手数料
  • 販売所:無料
  • 取引所:Maker「−0.01%」、Taker「0.05%」
入金・出金手数料
  • 入金:無料
  • 出金:無料
メリット
  • 1,000円から出金できる
  • 入出金に手数料がかからない
  • 大手企業によるセキュリティ対策で安心して利用できる
  • レバレッジ取引に対応している銘柄が多い(13銘柄以上)
  • 「SBI Web3ウォレット」を使って日本円でNFTを取引できる
デメリット
  • アプリに毎回ログインする必要がある
  • メンテナンスにより取引できない時間帯が多い
取り扱い通貨数35銘柄
スマホアプリ
レバレッジ取引最大2倍
最低取引数量0.00000001BTC
運営会社SBI VCトレード株式会社

2025年7月1日時点

BITPOINT|全銘柄を国内トップクラスの利率で運用できる

BITPOINTは、ステーキング対象の銘柄すべての年率が国内No.1の取引所です。手数料もかからないため、提示された利率で運用計画を立てられます。

イーサリアム(ETH)やソラナ(SOL)、カルダノ(ADA)などの時価総額が高い銘柄を中心に取り扱っており、初心者でも銘柄選びで迷いにくいです。

とにかく高い利回りで効率的にステーキングしたいときは、BITPOINTを利用すると良いでしょう。

※国内暗号資産交換業者の公表値比較、2025年4月30日BITPOINT調べ

BITPOINT

取引手数料
  • 販売所:無料
  • 取引所:無料
入金・出金手数料
  • 入金:無料
  • 出金:無料(月2回目以降は330円)
メリット
  • ステーキング報酬年率国内No.1が示すように、ステーキング利率の高い銘柄が多い
    ※国内暗号資産公表値比較、2025年3月11日BITPOINT社調べ
  • 500円から仮想通貨取引を始められる
  • TradingViewで高度なチャート分析ができる
  • 入金、取引、出金などで手数料がかからない
  • 金融大手の「SBIグループ」が運営していて信頼感がある
デメリット
  • レバレッジ取引ができない
  • アプリでは取引所方式を利用できない
  • 5,000円からの積立サービスは導入ハードルが高い
取り扱い通貨数30銘柄程
スマホアプリ
レバレッジ取引
最低取引数量0.00000001BTC
運営会社株式会社ビットポイントジャパン

2025年7月1日時点

GMOコイン|マイナーな銘柄を取り扱う

GMOコインは、他社では扱っていないクアンタム(QTUM)やシンボル(XYM)、アスター(ASTR)などの銘柄がステーキングで運用できます。

マイナーな銘柄をステーキングで運用しつつ、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などのメジャーな銘柄を売買すれば、効率よく利益を狙えるでしょう。

また、多くのステーキング銘柄において、手数料を差し引いた後の「実質利回り」がSBI VCトレードより高い傾向にあります。

GMOコイン

取引手数料
  • 販売所:無料
  • 取引所:Maker「−0.01%〜−0.03%」、Taker「0.05%〜0.09%」
入金・出金手数料
  • 入金:無料
  • 出金:無料
メリット
  • 入出金に手数料がかからない
  • 最短10分で取引を始められる
  • 500円から仮想通貨(暗号資産)の積立購入ができる
  • 豊富な取引ツールで初心者から上級者まで取引に困らない
  • 利用できるサービスが多い(レンディング、ステーキング、取引の自動化など)
デメリット
  • スマホアプリだとチャートが見にくい
  • 1万円未満の出金は全額出金しか選択できない
  • 定期メンテナンスで利用できない時間帯がある(毎週土曜日の9:00〜11:00)
取り扱い通貨数22銘柄程
スマホアプリ
レバレッジ取引最大2倍
最低取引数量0.00001BTC
運営会社GMOコイン株式会社

2025年7月1日時点

仮想通貨(暗号資産)ステーキングに関するよくある質問Q&A

仮想通貨(暗号資産)のステーキングに関するよくある質問に回答します。

リキッドステーキングとはなんですか?

リキッドステーキングとは、資産の流動性を保った状態で運用するステーキングです。

一般的なステーキングでは、預けた資産はロックされて売買や送金ができなくなります。

一方でリキッドステーキングでは、預けた資産の代わりに「LST」と呼ばれるトークンが配布され、ステーキング中でもLSTを売買できます。

代表例として、「Jito」と呼ばれるソラナ(SOL)のリキッドステーキングサービスを利用し、仮想通貨SOLをステーキングすると、「JitoSOL」というLSTが発行されます。

ただし、LSTの価格がステーキング前の仮想通貨(暗号資産)より下がる可能性もあるため、デメリットを理解した上で利用を検討しましょう。

ステーキングの報酬に税金はかかりますか?

ステーキング報酬には税金がかかります。

仮想通貨(暗号資産)の取引で発生した報酬は「雑所得」として課税対象となり、税率は最大で約55%(住民税を含む)です。

仮想通貨(暗号資産)の利益が年間20万円を超える場合は確定申告が必要です。

なお、20万円未満の場合でも住民税の申告は必要なので、税金で不安なときは一度税務署や税理士に相談しましょう。

ビットコインをステーキングで運用できますか?

ビットコイン(BTC)はステーキングできません。

ビットコインが採用しているPoW(プルーフ・オブ・ワーク)は、ステーキングに対応していないコンセンサスアルゴリズムだからです。

ビットコインをほったらかしで運用したい方は、積立やレンディングなどのサービスを活用しましょう。

ステーキングにおすすめの仮想通貨はどれですか?

ステーキングにおすすめの仮想通貨(暗号資産)は、以下の5つです。

  • イーサリアム(ETH)
  • ソラナ(SOL)
  • カルダノ(ADA)
  • コスモス(ATOM)
  • ポルカドット(DOT)

上記の銘柄は時価総額が高いうえに取り扱っている取引所も多く、中長期での運用に向いています。

なかでも、コスモス(ATOM)やポルカドット(DOT)は、ほかの銘柄より利率が高め(約9〜17%)です。

実際の利率はネットワーク状況により異なるため、リスクを考慮したうえで銘柄選びの参考にしてみてください。

ステーキング報酬を受け取らない方法とその場合のメリットはありますか?

ほとんどの取引所では、取引所の「マイページ」または「メニュー」のステーキング設定より、報酬受取の有無を設定できます。

報酬を受け取らない場合、ステーキングで「所得」が発生しないので税金の計算が不要です。

口座内の仮想通貨(暗号資産)が自動でステーキングされる取引所が多いため、取引頻度が減って「もう税金の計算をしたくない」という方には便利な機能でしょう。

ただし、せっかくの利益を手放してしまうため、多くの投資家にとってメリットは少ないです。

まとめ

ステーキングには複利効果や高い利回り、分別管理によるセキュリティの高さなどのメリットがあり、初心者でも魅力を感じる方は多いはずです。

しかし、ステーキングには以下のデメリットがあるため、何も考えずに始めるのはおすすめできません。

それでも、最近は口座内の仮想通貨(暗号資産)に対して、自動で報酬を付与する取引所が増えています。

実際に、SBI VCトレードは申請なしでステーキングを始められる取引所です。

ステーキング対象銘柄数も多いため、ステーキングを活用した運用を検討している方は、SBI VCトレードの利用を検討すると良いでしょう。

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オカネコマガジン編集部

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