監修者 | |
![]() | FP事務所マネセラ 代表 張替 愛(はりかえ あい) ファイナンシャル・プランニング技能士2級 日本FP協会認定AFP |
「Olive(オリーブ)」は、2023年3月1日からSMBCグループが提供するモバイル総合金融サービスです。Oliveアカウントを開設すると、「Oliveフレキシブルペイ」というキャッシュレス決済に便利なマルチナンバーレスカードが発行されます。
これによって、三井住友銀行の口座、クレジットカード、デビットカード、ポイント残高管理、運用資産(SBI証券口座)が1つのアプリで管理が可能です。
Oliveフレキシブルペイの特徴 | |||
---|---|---|---|
メリット | ・ポイント還元率が最大20%※ ・手数料優待サービス等の特典が豊富 ・ETCカードや家族カードの発行が可能 ・キャンペーン・特典が豊富 | ||
デメリット | ・通帳がweb通帳のみ ・必ずSMBCの口座開設とクレジットカード申し込みが必要 ・国際ブランドがVisaのみ | ||
基本のポイント還元率 | ・クレジットモード:0.5%※1 ・デビットモード:0.5%※1 ・ポイント払いモード:0.25% | ||
年会費 | ・一般:永年無料 ・ゴールド:税込5,500円(年間100万円以上の利用で翌年以降永年無料) ※デビットモード・クレジットモードでのご利用が対象です。 ※特典を受けるには一定の条件がございます。詳細は公式サイトをご確認ください。 ・プラチナプリファード:税込33,000円 |
※対象のサービスのご利用状況に応じて、対象のコンビニ・飲食店でのご利用時に、通常のポイント分を含んだ最大20%ポイントが還元されます。
※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※ポイント還元率の合算は、複数のVポイントアッププログラムの条件を達成した場合、20%を超える事がございますが、景品表示法の定めに基づき、実際にポイントアップされる還元率の上限は20%までとなります。
本記事では、Oliveの特徴やメリット・デメリット、一般・ゴールド・プラチナプリファードの比較表や申込方法などをわかりやすく解説します。Oliveフレキシブルペイを申し込もうか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
- Oliveフレキシブルペイの特徴として、さまざまな役割が一つのカードに集約され、それをアプリで一元管理ができる点などが挙げられる
- Oliveは必ず口座開設が必要で通帳はweb通帳のみだが、Oliveフレキシブルペイを利用すると手数料優遇やポイントアップなどのさまざまなメリットがある
- Oliveフレキシブルペイは、年会費やポイント還元率が異なる利用方法に応じた、3種類のアカウントランクから選べ、利用額が年間100万円以下なら「一般」、年間100万円以上なら「ゴールド」、年間300万円以上なら「プラチナリファード」がおすすめ
注記:当サイトを経由したお申し込みがあった場合、当社は提携する各企業から報酬の支払いを受けることがあります。提携や報酬の支払いの有無が、当サイト内での評価に影響を与えることのないようにしています。
Oliveフレキシブルペイとは?4つの特徴と使い方
SMBCグループが提供する「Olive(オリーブ)フレキシブルペイ」は、キャッシュカード、クレジットカード、デビットカード、ポイント払いの4つの機能が1枚に集約されたカードのことです。
Oliveフレキシブルペイのカードには「一般」「ゴールド」「プラチナプリファード」の3つのアカウントランクから選ぶことができ、以下のような特徴・使い方があります。
Oliveフレキシブルペイの特徴・使い方
4種類のカードが1枚に集約される

Oliveフレキシブルペイは、三井住友銀行のキャッシュカードであると同時に、クレジットカード・デビッドカード・ポイントカードとしての機能も備えています。
上記の4種類のカードが1枚に集約されているため、従来のキャッシュカードよりも口座管理や支払いをスムーズに行うことが可能です。また、カードを何枚も持ち歩く必要もありません。
アプリで家計状況を一元管理ができる
Oliveフレキシブルペイの管理は、三井住友銀行アプリで行います。おもに、アプリ上で管理・確認できるものは以下の通りです。
Oliveのアプリで管理・確認できるものの一例
- 三井住友銀行の口座残高・入出金履歴
- 振込・振替手続き
- 税金・各種料金の払込
- 3つの支払いモードの切り替え(クレジットモード・デビットモード・ポイント払いモード)
- 3つの支払いモードの明細
- Vポイントの残高
- SBI証券口座の資産合計
- 家計収支
- 各種変更手続き
銀行口座や支払いモードの管理のほか、ポイント管理や証券口座の管理も可能です。複数のアプリやサイトを使い分ける必要がなく、1つのアプリで家計の収支やお金の流れが確認できます。
アプリで3つの支払い機能の使い分けができる
アプリ内で支払いモードを切り替えることにより、クレジットモード・デビットモード・ポイント払いモードのキャッシュレス決済が可能です。

【比較表】Oliveフレキシブルペイ対応の決済方法 | |||
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クレジットモード | デビットモード | ポイント払いモード | |
対象年齢 | 満18歳以上(高校生除く)※1 | なし※2 | なし※2 |
支払い回数 | 一括・分割払い等 | 一括 | 一括 |
引き落とし日 | 毎月26日 | 即時 | 事前にチャージした残高から即時 |
ポイント還元率 | 0.5%※3 | 0.5%※3 | 0.25% |
※2:ゴールドおよびプラチナプリファードは、日本国内在住の満18歳以上
※3:プラチナプリファードは1.0%
※特典を受けるには一定の条件がございますので公式HPをご確認ください。
これらが1つのアプリでまとめて管理・確認ができるため家計の収支の見える化ができ、家計の健康状態の把握や節約にも役立つでしょう。
ナンバーレスカードで安心のセキュリティ

Oliveフレキシブルペイは、カード番号や有効期限、口座番号、署名欄の記載がないナンバーレスカードです。
決済時などに他人からカード情報を見られることがない分、セキュリティ面でより安心できます。カード情報が必要なときは、三井住友銀行アプリでいつでも確認可能です。
【比較表】Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)の違い
以下は、Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)の違いを比較した表です。
Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)の違い | ||
Oliveフレキシブルペイ | 三井住友カード(NL) | |
Oliveアカウントとの連携 | ○ | ○(Visaのみ) |
決済機能 | クレジットモード/デビットモード /ポイント払いモード | クレジットカード |
国際ブランド | Visa | Visa・Mastercard |
引き落とし口座 | 三井住友銀行のみ | 対応している金融機関から選べる |
最大ポイント還元率※1 | 最大20%※2 | 最大15.5% |
特典 | 旅行傷害保険 Oliveの基本特典 Oliveの選べる特典 | 旅行傷害保険 |
※1:Oliveフレキシブルペイについては、クレジットモードでのご利用のみ対象。また、クレジットモードに設定していたとしても、iD決済は一律デビットモード払いとなるため対象外。
※1:Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)の両カードを持ち、同一のSMBC IDで管理する場合は、三井住友カード(NL)の対象コンビニ・飲食店での利用も最大20%のポイント還元率。
※2:対象のサービスのご利用状況に応じて、対象のコンビニ・飲食店でのご利用時に、通常のポイント分を含んだ最大20%ポイントが還元されます。
※2:商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※2:ポイント還元率の合算は、複数のVポイントアッププログラムの条件を達成した場合、20%を超える事がございますが、景品表示法の定めに基づき、実際にポイントアップされる還元率の上限は20%までとなります。
Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)の最大の違いは決済機能です。
三井住友カード(NL)がクレジットカードでの決済のみであるのに対し、Oliveフレキシブルペイはクレジット・デビッド・ポイント払いでの決済に対応しています。そのため、利用シーンに応じて、1枚で柔軟に決済機能の使い分けが可能です。
そのほか、Vポイントの最大還元率(※)や特典も、三井住友カード(NL)よりOliveフレキシブルペイのほうが充実しています。
ただし、Oliveフレキシブルペイは国際ブランドがVisaのみです。また、引き落とし口座に設定できるのは三井住友銀行のみで、Oliveフレキシブルペイを利用するには三井住友銀行の口座開設が必須となります。
※Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)の両カードを持ち、同一のSMBC IDで管理する場合は、三井住友カード(NL)の対象コンビニ・飲食店での利用も最大20%のポイント還元率。
Oliveと三井住友カードの併用は可能!2枚持ちのメリットとは
すでに発行済の三井住友カードを、Oliveフレキシブルペイに切り替えることはできませんが、Oliveフレキシブルペイと三井住友カードの併用は可能です。
「Oliveフレキシブルペイ」と「三井住友カード」の2枚持ちには、以下のメリットがあります。
「Oliveフレキシブルペイ」「三井住友カード」2枚持ちのメリット
- 三井住友カードをOliveに追加して決済方法を増やせる
- 三井住友カードに三井住友銀行以外の引き落とし口座を設定できる
- Oliveアカウントが必要なVポイントアッププログラムの条件を適用できる
- Oliveと三井住友カードの特典を両方利用できる
2枚分の発行手続きの手間はかかりますが、2枚持ちすることでOliveフレキシブルペイと三井住友カードの良いとこどりが可能です。
例えば、「Oliveフレキシブルペイ ゴールド」と「三井住友カード ゴールド(NL)」は、どちらも年間100万円の利用で1万円分のポイントがもらえます。2枚を発行し、それぞれ年間100万円ずつ利用すれば、あわせて2万ptの受け取りが可能です。
Oliveフレキシブルペイを利用する4つのメリット
Oliveフレキシブルペイの利用には、専用のOliveアカウントの開設が必要です。Oliveアカウントを開設するとお得な特典がつき、以下4つのメリットが得られます。
- メリット1. ポイント還元率が最大20%
- メリット2. 手数料優待サービス等の特典が豊富
- メリット3. ETCカードや家族カードの発行が可能
- メリット4. キャンペーン・特典が豊富
メリット1. ポイント還元率が最大20%
三井住友銀行の取引やアプリの利用、SMBCグループのサービス利用により、Vポイントが貯まります。
Oliveフレキシブルペイで支払いを行ったときのポイント還元率は、以下の通りです。
OliveフレキシブルペイのVポイント還元率 | ||||||||||
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通常 | 対象のコンビニ・飲食店の支払いで、各種条件を満たした場合※1 | |||||||||
一般 | クレジット・デビッドモード:最大0.5%ポイント付与 ポイント払いモード:0.25% | 最大20%※ | ||||||||
ゴールド | ||||||||||
プラチナプリファード | クレジット・デビッドモード:1% ポイント払いモード:0.25% |
※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※ポイント還元率の合算は、複数のVポイントアッププログラムの条件を達成した場合、20%を超える事がございますが、景品表示法の定めに基づき、実際にポイントアップされる還元率の上限は20%までとなります。
それに加え、以下の「Vポイントアッププログラム」サービスの利用や家族登録によって、対象店舗でのお買い物で最大20%のポイント還元※が受けられる点は大きなメリットと言えるでしょう。
Oliveフレキシブルペイのポイントアップ条件 | |||||
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対象サービス | 還元率 | 達成条件 | |||
Oliveアカウントの選べる特典 | +1% | Oliveアカウントの選べる特典で「Vポイントアッププログラム+1%」を選択 | |||
Oliveアカウントのご契約&アプリログイン | +1% | Oliveアカウントに契約の上、三井住友銀行アプリもしくはVpassアプリへ月1回以上ログイン | |||
Oliveアカウントのご契約&住宅ローンのご契約 | +1% | Oliveアカウントに契約の上、住宅ローンの契約があること | |||
SBI証券 | 最大+2% | SBI証券口座を保有し、SBI証券Vポイントサービスに登録のうえ、対象のお取引を実施 | |||
住友生命 | 最大+2% | 「Vitalityスマート for Vポイント」に加入のうえ、Vitality健康プログラムを実施することで、Vitalityステータスに応じてポイントアップ | |||
外貨預金 | 最大+2% | Oliveアカウントに契約のうえ、三井住友銀行で外貨のお取引を実施 | |||
SMBCモビット | 最大+3% | OliveアカウントおよびSMBCモビットを契約の上、Oliveアカウントご契約口座をお支払い方法に登録・利用(モビットカードローンをご契約の場合は、最大+1%・三井住友カード カードローン premium/plusをご契約の場合は、最大+3%) | |||
家族登録 | 最大+5% | 家族1人登録するごとに+1%ポイントを加算(最大+5%) | |||
対象店舗でのお買い物 | 最大+6.5%※1 | 対象店舗でのスマホタッチ決済でお買い物 |
※対象のサービスのご利用状況に応じて、対象のコンビニ・飲食店でのご利用時に、通常のポイント分を含んだ最大20%ポイントが還元されます。
※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※ポイント還元率の合算は、複数のVポイントアッププログラムの条件を達成した場合、20%を超える事がございますが、景品表示法の定めに基づき、実際にポイントアップされる還元率の上限は20%までとなります。
※1:iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※1:商業施設内にある店舗など一部ポイント加算対象にならない店舗があります。
※1:通常のポイント分を含んだ還元率です。
ポイント還元率がアップする対象店舗は、以下の通りです。
対象店舗 | 店舗名 | |||
---|---|---|---|---|
コンビニ | セブン-イレブン・ローソン・セイコーマート・ポプラ・ミニストップ | |||
飲食店 | マクドナルド・サイゼリヤ・ガスト・バーミヤン・しゃぶ葉・ジョナサン・夢庵・その他すかいらーくグループ飲食店・すき家・はま寿司・ココス・ドトールコーヒーショップ・エクセル シオールカフェ・かっぱ寿司・ケンタッキーフライドチキン・吉野家 |
※商業施設内にある店舗など一部ポイント加算対象にならない店舗があります。
※通常のポイント分を含んだ還元率です。
2024年10月15日より、セブン-イレブンでのスマホタッチ決済によるお買い物のポイント還元率が、最大7%から最大10%にアップしました。(詳しくはこちらをご覧ください)
詳細
①対象のコンビニ・飲食店でのスマホのタッチ決済で7%ポイント還元
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※商業施設内にある店舗など一部ポイント加算対象にならない店舗があります。
※通常のポイント分を含んだ還元率です。
➁最大10%ポイント還元にアップしました
条件達成の上で、セブン-イレブン(※1)でスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済(※2)で支払うと、最大10%(※3)ポイント還元!(※4)
※1 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※2 カード現物のタッチ決済、iD、カード差し込み、磁気取引は対象外です。
※3 「最大10%」は、「対象のコンビニ・飲食店で最大7%還元」に加えて、3%が付与された合計還元率です。
「3%」のうち0.5%は、お支払い時のセブン-イレブンアプリの会員コード提示によって付与されたセブンマイルを、Vポイントへと交換いただくことで付与されます。
※4 本サービスや10%還元の条件・詳細は、必ず三井住友カード公式HPをご確認ください。
上記の店舗を利用する機会が多い方は、Oliveフレキシブルペイのクレジット・デビッドモードを活用すれば、高い還元率でVポイントを貯められます。
貯まったポイントの管理はアプリで簡単にでき、Oliveフレキシブルペイのポイント払いに使うことが可能です。他にも、ポイントへの交換、ネットショップでの日用品の購入、ギフト券やチケットへの交換など、さまざまな用途に利用できます。

メリット2. 手数料優待サービス等の特典が豊富
Oliveアカウントを開設すると、以下4つの「基本特典」がつき、さらに毎月1つ(プラチナプリファードは2つ)選択できる特典が受けられます。


Oliveアカウントを開設するだけで、基本特典として手数料無料等の優待を受けられるのは大きなメリットと言えます。
毎月選択できる特典を変更したい場合は、アプリで簡単に設定可能です。月内であれば何度でも特典を選び直せるため、そのときの状況によってメリットの高い特典を選ぶと良いでしょう。
※特典を受けるには別途要件がある場合があります。
※給与・年金受取特典としてVポイント200pt補足:WEB通常の明細に「給与振込」「年金」と冒頭に表示される場合が原則対象です。なお、お勤め先の振込方法、もしくは企業年金等の年金種類によっては、明細の冒頭に「振込」と表示される場合がありますが、その場合は原則対象外となります。具体的な振込方法は振込先にご確認ください。

Oliveは、銀行口座管理からクレジット・デビット決済、ポイント利用まで1つのアプリで完結できる便利さが大きな魅力です。
せっかく口座を開設したら、日々アプリで残高や支出を確認し、お金の流れを「見える化」しましょう。
支出が多すぎると思ったら、原因を探って改善策を考え、実行するまでが家計改善につながるポイントです。また、毎月選べる特典も忘れずに設定し、ATM手数料無料など自分に合ったサービスを受けることで、家計管理や節約に役立ててください。
メリット3. ETCカードや家族カードの発行が可能
Oliveフレキシブルペイのクレジットモードを設定している場合は、「ETCカード」に加え、2024年4月より「家族カード」の発行も可能となりました。
ETCカード | 家族カード | |||
---|---|---|---|---|
年会費 | 税込550円 ※初年度年会費無料。1年に1回以上の利用で次年度無料 | 永年無料 | ||
機能 | クレジットモードのみ | クレジットモードのみ | ||
申し込み資格 | ー | ・生計を共にする配偶者 ・満18歳以上の子ども(高校生を除く) ・両親 | ||
ポイント還元率 | 税込200円で1ポイント | 本会員と同様 |
ETCカードは年1回以上利用すれば年会費は無料で、家族カードは条件なく無料で利用可能です。どちらもクレジット機能のみですが、利用でVポイントもたまります。
Vpassアプリから簡単に申し込みができ、アプリで家計管理も一元化できるため、家計の見える化が実現するでしょう。


メリット4. キャンペーン・特典が豊富
Oliveでは、入会や利用特典としてさまざまなキャンペーンが行われています。現在行われている最新のキャンペーンは以下の通りです。
Oliveキャンペーン一覧表 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
キャンペーン名 | キャンペーン条件 | 還元されるVポイント | キャンペーン期間 | ||||
一般 | ゴールド | プラチナプリファード | |||||
![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | |||||
Oliveアカウント入金プラン | 新規口座開設+10,000円以上の口座入金 | 1,000円相当 | 2023年3月1日~終了時期未定 | ||||
Olive夏のスタート祭り | 新規口座開設+エントリー+10万円以上の一括入金(口座開設月の翌月末日まで) | 14,000円相当 | 2025年7月1日~2025年8月31日 | ||||
Oliveにするだけキャンペーン | すでに三井住友銀行口座持っている方がOliveにアップデート+エントリー | 1,500円相当 | 2025年7月1日~2025年8月31日 | ||||
Oliveスマートタッチプラン増額キャンペーン | Oliveフレキシブルペイ(クレジットモード)に新規入会+スマホのVisaタッチ決済を1回以上利用 | 7,000円相当 | 15,000円相当 | 20,000円相当 | 2025年7月1日~2025年9月30日 | ||
Oliveスマホのタッチ決済ご利用キャンペーン | Oliveフレキシブルペイ(クレジットモード)に新規入会+入会月の1ヶ月後末までにクレジットモードでスマホのVisaタッチ決済を利用 | 最大20,000円相当(タッチ決済額の20%分のVポイントPayギフト) | 2025年7月1日~2025年8月31日 | ||||
SBI証券デビュー応援プラン①(口座開設) | 三井住友銀行経由でSBI証券口座を新規開設 | 100円相当 | 2024年1月4日〜終了時期未定 | ||||
SBI証券デビュー応援プラン②(クレカ積立) | 三井住友銀行経由でSBI証券口座を新規開設+SBIクレカ積立を設定 | 上限2,500円相当(クレカ積立利用金額の5%) | 2024年1月4日〜終了時期未定 | ||||
SBI証券デビュー応援プラン③(各種証券取引) | 三井住友銀行経由でSBI証券口座を新規開設+SBIクレカ積立を設定+対象の証券取引を行う | ・投資信託スポット:上限1,000円相当 ・国内株式(現物):上限1,000円相当 ・米国株式(現物):上限8,000円相当 ・債券(円貨建・外貨建):上限4,000円相当 ※取引金額、特典付与率など詳細はHPをご確認ください。 | 2024年7月1日〜終了時期未定(2025年8月31日まで、米国株式(現物):上限10,000円相当にアップ) | ||||
SBI証券デビュー応援プラン④(米国株式の継続お取引) | 口座開設月の3ヶ月後11日~4ヶ月後10日の間に米国株式(現物)を200USD以上取引+クレカ積立の継続 | 上限2,000円相当(クレカ積立利用金額の2%のVポイント) | 2025年6月2日~2025年8月31日 | ||||
最大ポイント数 | 62,600円相当 | 70,600円相当 | 75,600円相当 | – |
※最大75,600円相当のポイント還元は、最上位クレジットカードの利用が対象です。
※給与・年金受取特典は、明細の冒頭に「給与振込」または「年金」と記載がある場合に限ります。「振込」とだけある場合は原則対象外です。詳細は振込元にご確認ください。
※2025年8月時点の情報です。
また、他にも現在行われているポイント付与があるキャンペーンは以下の通りです。
その他のキャンペーン | |
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Oliveアカウント紹介プログラム | 紹介した方:1,000ポイント 紹介された方:1,000ポイント |
Olive会員限定のポイント付与キャンペーンもよく行われているため、キャンペーンは定期的にチェックすると良いでしょう。





Oliveのような新しい金融サービスは、キャンペーンや特典内容が頻繁に更新されます。最大限活用するためには、申込前に最新のキャンペーン情報や条件を確認することはもちろんのこと、使っている間も、定期的に特典内容を公式サイトでチェックする習慣をつけましょう。
なお、高還元率や特典条件の達成をあまり狙いすぎると、無駄な出費が増えて家計を悪化させてしまう危険があります。日常生活で無理なく活用しつつ、得られる特典は漏らさずに、賢く家計のプラスに繋げましょう。
Oliveフレキシブルペイの3つのデメリット
Oliveは便利でメリットの多いサービスですが、デメリットもあります。Oliveアカウント開設を検討中の方は、契約前に以下の3点を確認しておきましょう。
- デメリット1. 必ずSMBCの口座開設とクレジットカード申し込みが必要
- デメリット2. 通帳がweb通帳のみ
- デメリット3. 国際ブランドがVisaのみ
デメリット1. 必ずSMBCの口座開設とクレジットカード申し込みが必要
Oliveフレキシブルペイを利用するには、三井住友銀行の口座開設(※)とクレジットモードへの申し込みが必須となります。
ただし、満18歳未満(高校生含む)の方、審査の結果クレジット機能なしとなった方は、この限りではありません。
(※)残高別金利型普通預金または普通預金が対象。定期預金口座や貯蓄預金口座、当座預金口座等では申込できません。
デメリット2. 通帳がweb通帳のみ
Oliveは通帳不発行方式のサービスで紙通帳がないため、口座の残高照会や明細確認は、パソコン・スマートフォンからアプリのweb通帳を通じて行う必要があります。
そのため、紙通帳に慣れている方は、なんとなく不安を感じるかもしれません。とはいえ、使い慣れれば、24時間どこにいても利用できるweb通帳のほうが紙通帳よりも便利です。
窓口やATMに並ぶ手間や、盗難・紛失に遭う心配がないうえ、30年間さかのぼって明細を確認することもできます(※)。また、web通帳の明細に、ラベルやメモを登録することも可能です。
(※)2019年以降の明細が対象。口座を解約した場合は対象外。
デメリット3. 国際ブランドがVisaのみ
Oliveフレキシブルペイに対応している国際ブランドは「Visa」のみです。なぜなら、3つの支払いモード「クレジット・デビット・ポイント払い」をアプリで簡単に切替えられるフレキシブルペイは、Visaが開発した機能だからです。(※)
JCBやMastercardなどには対応していませんが、Visaは海外でも利用しやすく、カード現物やスマホのタッチ決済にも対応しています。
対象のコンビニ・飲食店でお買い物をする場合は、カード現物でタッチ決済を利用すると最大+1%(プラチナプリファードは+0.5%)のポイント還元が受けられ、スマホでタッチ決済を利用するとさらに+2%追加されて最大+6.5%還元となるため、ポイントをお得に貯めることができます。
(※)Visaが開発した新機能(複数の支払い方法を1つのカードに集約・決済方法選択)を使用することについて世界初(2023年1月時点/Visa調べ)
Oliveフレキシブルペイがおすすめの人
Oliveフレキシブルペイの特徴やメリット・デメリットを踏まえたうえで、おすすめの人は以下の通りです。
Oliveフレキシブルペイがおすすめの人
- 複数のカードやアプリの管理を一元化したい人
- デビット支払いやポイント支払いを活用したい人
- ポイント還元率の高い店舗をよく利用する人(対象店舗はこちら)
- ETCカードや家族カードが発行できるサービスを利用したい人
Oliveフレキシブルペイのクレジットカードの国際ブランドはVisaのみとなるため、Visa以外の国際ブランドを求める場合は別のクレジットカードを選ぶ必要があります。
また、デビット・ポイント払いが必要ない人や、現状で上手に家計管理ができている場合は、無理にOliveフレキシブルペイを利用する必要はないでしょう。
【比較表】Oliveフレキシブルペイ一般・ゴールド・プラチナプリファードの違い
Oliveフレキシブルペイのカードは、「一般」「ゴールド」「プラチナプリファード」の3種類のアカウントランクから選択できます。
Olive(オリーブ)フレキシブルペイ基本情報 | |||||||
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一般 | ゴールド | プラチナプリファード | |||||
発行ブランド | Visa | ||||||
申込対象 | 日本国内在住の個人のお客様 ※クレジットモードは満18歳以上(高校生は除く)が対象 | 日本国内在住で満18歳以上の個人のお客さま ※クレジットモードは本人に安定継続収入がある満20歳以上が対象 | |||||
年会費 | 永年無料 ※一般ランクのみ | 5,500円(税込) | 33,000円(税込) | ||||
年会費優遇 | ‐ | 年間100万円以上の利用で翌年以降永年無料 ※デビットモード・クレジットモードでのご利用が対象です。 ※特典を受けるには一定の条件がございます。詳細は公式サイトをご確認ください。 | ‐ | ||||
ポイント還元・キャッシュバック率 | クレジット | 0.5% | 0.5% | 1.0% | |||
デビッド | 0.5% | 0.5% | 1.0% | ||||
ポイント払い | 0.25% | 0.25% | 0.25% | ||||
Vポイントアッププログラム | 最大20%還元(※) | ||||||
お買物安心保険 | ‐ | 購入日および購入日の翌日から200日間300万円まで補償(1事故につき3,000円の自己負担) | 購入日および購入日の翌日から200日間500万円まで補償(1事故につき3,000円の自己負担) | ||||
不正利用補償 | 紛失・盗難の届け出日から60日前までの損害を補償 | ||||||
支払方法 | クレジット | 毎月26日に決済口座から引き落とし | |||||
デビッド | 決済口座から即時に引き落とし | ||||||
ポイント払い | 事前にチャージした残高から即時に引き落とし | ||||||
海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円利用付帯 | 最高5,000万円利用付帯 | |||||
国内旅行傷害保険 | ‐ | 最高2,000万円利用付帯 | 最高5,000万円利用付帯 | ||||
ETCカード | 年会費550円(税込) ※初年度無料(1年に1回以上ETC利用のご請求があれば次年度無料) |
※対象のサービスのご利用状況に応じて、対象のコンビニ・飲食店でのご利用時に、通常のポイント分を含んだ最大20%ポイントが還元されます。
※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※ポイント還元率の合算は、複数のVポイントアッププログラムの条件を達成した場合、20%を超える事がございますが、景品表示法の定めに基づき、実際にポイントアップされる還元率の上限は20%までとなります。
3種類のカードの主な違いは、年会費・ポイント還元率・買い物や旅行に関する保険の内容です。
「ゴールド」の年会費は税込5,500円で、年間100万円以上を利用すると翌年から永年無料になります※。その後も年間100万円以上を利用すると、継続特典として毎年10,000ptがもらえます。
※デビットモード・クレジットモードでのご利用が対象です。
※特典を受けるには一定の条件がございます。詳細は公式サイトをご確認ください。
一方、「一般」のOliveフレキシブルペイは年会費無料ですが、継続特典はありません。
「プラチナプリファード」は年会費が税込33,000円ですが、ランク特典として入会3か月後までに40万円以上利用すると40,000ptがもらえます。また、年間100万円以上の利用ごとに10,000pt(最大40,000pt)が毎年もらえます※。
※デビットモード・クレジットモードでのご利用が対象です。
※特典を受けるには一定の条件がございます。詳細は公式サイトをご確認ください。
通常ポイント還元率は、クレジット・デビッドモードは「一般」と「ゴールド」が0.5%、「プラチナプリファード」が1%で、ポイント払いモードは全カード共通で0.25%です。そのため、プラチナプリファードは、一般・ゴールドに比べてポイントが貯まりやすいメリットがあります。
買い物や旅行に関する保険の内容は、上の表のとおりアカウントランクが上がるほど手厚くなります。「一般」のOliveフレキシブルペイには、お買物安心保障や国内旅行傷害保険は付帯していません。
- 利用額が年間100万円未満なら「一般」、年間100万円以上なら「ゴールド」、年間300万円以上なら「プラチナプリファード」がおすすめ
- 特典やポイント還元率を重視したいなら、選べる特典2つ、通常ポイント還元率1%の「プラチナプリファード」がおすすめ



Oliveフレキシブルペイは、高ランクほど特典が充実しますが、年会費も発生します。ご自身の年間支出額を予想した上で、適切なランクを選ぶようにしましょう。
その際は、特典の条件などをよくご確認ください。例えば、ご利用金額には、ポイント払いや証券会社でのつみたて投資額、交通系電子マネーへのチャージ、カードの年会費や国民年金保険料の支払いなどは、含まれませんのでご注意ください。




Oliveを利用するための流れ
Oliveの申し込み方法は、口座を持っていない方と持っている方で、少し異なります。
「三井住友銀行の口座を持っていない方」は、以下に沿って進めましょう。
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「三井住友銀行の口座をお持ちの方」は、アプリからOliveアカウントの切り替え設定で申込みが可能です。
三井住友銀行の口座をお持ちの方
- ステップ1:(アプリをお持ちではない方は)三井住友銀行アプリをダウンロードし、三井住友銀行アプリTOPの「ログイン画面へ」をタップ
- ステップ2:SMBC IDを発行済の方は、SMBC ID(メールアドレス)とパスワードでログイン。SMBC ID未発行の方は、店番号口座番号とログイン暗証でログイン
- ステップ3:「Oliveアカウントに切替」からお申込み
申込みは以下のボタンから案内に沿って行ってください。
Oliveフレキシブルペイの申し込み条件
Oliveフレキシブルペイの各カードの申し込み条件は以下のとおりです。
Oliveフレキシブルペイの各カードの申し込み条件 | |||
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一般 | ゴールド | プラチナプリファード | |
クレジットモード | 満18歳以上(高校生除く) | 満20歳以上で安定継続収入のある人 | |
デビットモード | 日本国内在住の個人のお客さま | 満18歳以上 | |
ポイント払いモード |
アカウントランクにかかわらず、満18歳未満の人はデビッドモード・ポイント払いモードのみ利用でき、クレジットモードには申し込めない点に注意しましょう。
また、Oliveフレキシブルペイの審査基準は明確にされていませんが、一般的な銀行系カードの審査では以下のポイントがチェックされます。
一般的な銀行系カードの審査基準
- 本人の属性:職業・勤務先・年収など
- 信用情報:本人確認情報・借入情報・支払状況・クレジットヒストリーなど
Oliveフレキシブルペイの審査について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。


Oliveに関するよくある質問Q&A
最後に、Oliveに関するよくある質問に回答します。
- 1. すでにSMBCの銀行口座を持っていても、Oliveフレキシブルペイに申し込める?
-
申し込みできます。
三井住友銀行の口座および、クレジット一体型キャッシュカードなどをすでにお持ちの方は、三井住友銀行アプリからOliveアカウントへの切替手続きを行ってください。Oliveフレキシブルペイが発行されます。
ただし、今まで使っていたSMBCデビットは利用できなくなり、新しいカード番号のOliveフレキシブルペイが発行される点に注意しましょう。クレジット一体型キャッシュカードの場合は、解約してからOliveフレキシブルペイに申し込む必要があります。
- 2. すでにSMBCのクレジットカードを持っていても、Oliveフレキシブルペイに申し込める?
-
申し込みできます。
三井住友銀行の口座は持っておらず、単体型クレジットカードを持っている方は、三井住友銀行アプリからOliveアカウントへの切替手続きを行えば、Oliveフレキシブルペイが発行されます。
また、Oliveアカウントへの切替手続き後も、現在のクレジットカードの継続利用が可能です。
- 3. Oliveフレキシブルペイに切り替えると、口座番号は変わる?
-
Oliveフレキシブルペイに切り替えても、現在使っている口座の店番号・口座番号は変わりません。
- 4. Oliveフレキシブルペイに切り替えると、クレジットカード番号は変わる?
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単体型のクレジットカードの場合は、現在のカードと新しいカードを併用できます。
一体型クレジットカードの場合は、クレジットカードの番号が変わります。現在のカードの解約手続きとOliveアカウントへの切替手続きが完了すると、新しい番号のカードが発行されます。
- 5. 申し込みからOliveフレキシブルペイが使えるようになるまでどのくらいかかる?
-
三井住友銀行口座をお持ちでない方は、アカウントの発行までに約3営業日かかります。
- 6. 一番お得なカードの持ち方は?
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- 利用額が年間100万円未満:「Oliveフレキシブルペイの一般カード」
- 利用額が年間100万円以上200万円未満:「Oliveフレキシブルペイのゴールドカード」
- 利用額が年間200万円以上:「Oliveフレキシブルペイのゴールドカード」「三井住友カードのゴールドカード」の2枚持ち
利用額が年間100万円未満なら、年会費無料のOliveフレキシブルペイの一般カードがおすすめです。
利用額が年間100万円以上200万円未満なら、Oliveフレキシブルペイのゴールドカードを検討しましょう。初年度は年会費5,500円がかかりますが、年間100万円以上利用すればVポイント1万ptがもらえるうえ、翌年以降の年会費も永年無料になります※。
※デビットモード・クレジットモードでのご利用が対象です。
※特典を受けるには一定の条件がございます。詳細は公式サイトをご確認ください。利用額が年間200万円以上なら、Oliveフレキシブルペイのゴールドカード、三井住友カードのゴールドカードの2枚持ちがお得です。各カードで年間100万円ずつ利用すれば、それぞれVポイント1万ptがもらえますし、いずれも翌年以降の年会費が永年無料になります。
まとめ
三井住友銀行のOliveフレキシブルペイを使えば、複雑化するキャッシュレス決済を1枚のカードにまとめられます。
また、銀行口座やポイントの残高、クレジット・デビッドモードの利用金額も1つのアプリでまとめてチェックできるので、日々の資産管理がグッとラクになるでしょう。
キャッシュレス決済は面倒で難しいと感じている方、資産管理の手間を最小限にしたい方は、ぜひOliveを検討してみてください。
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FP事務所マネセラ 代表
張替 愛(はりかえ あい)
2児の母でもある保険や金融商品を販売しないお金の専門家(FP)。FP事務所マネセラ代表。24歳で結婚して家計管理や資産運用に力を入れてきた経験を活かして2017年に開業し、相談者の気持ちに寄り添いながらマネー相談を行う(年間100件前後)。 また、コラムや書籍の執筆・監修、取材、講座などの実績も合計300件以上。得意分野はライフプラン設計(教育費・住宅購入・老後資金)、資産運用、保険、ママのキャリアなど。