審査なしで発行できるクレジットカードはある? 申し込みやすいカード一覧と代替手段は?

審査なしのクレジットカードは実在する? 申し込みやすいカード一覧と代替手段を紹介します

クレジットカードを作ろうとして調べるなかで、「審査なし」という言葉を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

特に、過去にクレジットカードの審査に落ちた経験がある方や、信用情報に不安がある方にとって、審査なしで作れるクレジットカードは魅力的に感じられるかもしれません。

しかし、結論からお伝えすると、審査なしで発行できるクレジットカードは存在しません。これは日本の法律により、クレジットカードを発行する際に審査を行うことが義務付けられているためです。

原則として、クレジットカードの審査基準は公表されておらず、発行会社ごとに異なります。一方で、審査に不安がある方でも、比較的申し込みやすいとされるクレジットカードが存在するのも事実です。

本記事では、クレジットカードの申し込み時に必ず審査が行われる理由を整理したうえで、審査に不安がある方でも検討しやすいクレジットカードや、現実的な代替手段について解説します。

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目次

審査なしのクレジットカードは存在しない

審査なしのクレジットカード」と検索されている背景には、いくつかの誤解があります。

「審査なしのクレジットカード」が検索される主な理由

  • 「審査が甘い」と「審査なし」が混同されている
  • 「即日発行」や「アプリカード」が誤解を生んでいる
  • ブラックや無職の方でもクレジットカードを作れたという体験談が誤解を助長している

特に多いのが、「審査が甘い」と「審査がない」という2つの意味が混同されている点、即日発行が可能なクレジットカードやアプリ上でカード番号を確認できる「デジタルカード」などの仕組みが誤解を招いている点です。

審査基準が比較的ゆるやかであったり、申し込み後すぐにクレジットカードが発行されたりするケースは確かに存在しますが、審査という手続き自体が省略されているわけではありません。

また、インターネット上では「ブラックでも作れた」「無職でも持てた」といった体験談を見かけますが、実際には「家族カード」や「デビットカード」など、クレジットカードとは仕組みが異なる決済手段を指しているケースが多くあります。

こうした要因が重なり、「審査なしで作れるクレジットカードが存在する」という誤解が広がっていると考えられます。

クレジットカードに必ず審査がある理由

クレジットカードに必ず審査がある理由は、クレジットカードが「後払い=信用取引」の仕組みで成り立っている点に加え、日本の「割賦販売法」で支払い能力の確認が義務付けられているためです。

通常、クレジットカードを利用すると、次のような流れで決済が行われます。

クレジットカード利用の流れ

  • 利用者が店舗でクレジットカードを使って支払いを行う
  • 利用者が店舗に支払う代金を、カード会社が立て替えて支払う
  • 後日、カード会社が立て替えた分の代金を利用者に請求する

クレジットカードで決済を行う場合、カード会社は利用者が「必ず後で支払ってくれる」と信用したうえで、一時的に代金を立て替えています。

このように、カード会社が後から回収できると利用者を信用して代金を立て替える仕組みのため、クレジットカードを発行する際には、利用者の支払い能力を事前に確認する必要があります。

また、クレジットカードは後払いという仕組み上、カード会社が利用者の支払い能力を確認せずに発行すると、過度な利用や延滞につながるおそれも生じます。

そのため、日本の割賦販売法では、クレジットカードを発行する際に申込者の年収や借入状況、これまでの支払い状況など、信用情報機関の情報をもとに、無理なく支払えるかどうかの審査を行うことが義務付けられています。

つまり、クレジットカードの審査は、カード会社の貸し倒れを防ぐ目的だけで必要なわけではなく、利用者が返済できない負債を抱えないようにするための利用者保護の面もあり、カード会社と利用者の双方を守るために欠かせない仕組みだといえます。

比較的、審査に通りやすいカードはある

クレジットカードは数多くの種類がありますが、すべてのクレジットカードがまったく同じ基準で審査されているわけではありません。

クレジットカード会社ごとに審査の考え方や重視するポイントは異なり、その違いによって、相対的に申し込みを検討しやすいカードがあるためです。

実際に、比較的申し込みしやすい傾向が見られるカードには、次のような特徴があります。

審査に通りやすい傾向にあるカードの特徴
信販系・流通系のクレジットカード銀行系カードと比べて独自の審査基準を採用しており、年収や勤務先の条件が厳しすぎない傾向がある
消費者金融系のクレジットカード年収の多さよりも、現在の返済能力や信用情報を重視するため、年収に不安がある人でも検討しやすい場合がある
属性特化型のクレジットカード学生や若年層、初めてカードを持つ人向けなどに特化して設計されており、対象条件に合えば一般カードより通過しやすいケースがある
申し込み条件が比較的ゆるやかなクレジットカード正社員でなくても申し込めるなど、主婦(夫)やパート、アルバイトも対象としているクレジットカードがある

また、利用限度額を低めに設定することで、高額利用を前提としないためにカード会社側のリスクを抑えつつ、結果的に初回審査のハードルが下がりやすいクレジットカードも存在します。

これらの特徴があるクレジットカードなら、ご自身の信用情報に不安がある方や、過去にクレジットカードの審査に落ちた経験がある方でも利用しやすいといえるでしょう。

比較的申し込みやすいおすすめクレジットカード4選

先述のとおり、審査なしで申し込めるクレジットカードは存在しませんが、比較的申し込みやすいクレジットカードは存在します。

この項目では、数あるクレジットカードのなかで、比較的申し込みやすいおすすめのサービスとして、以下の4種類を紹介します。

プロミスVisaカードモビットVISA-WPayPayカードリクルートカード
年会費永年無料永年無料永年無料永年無料
基本ポイント還元率0.5%0.5%1.0%1.2%
貯まるポイントVポイントVポイントPayPayポイントリクルートポイント
国際ブランドVisaVisaVisa/Mastercard/JCBVisa/Mastercard/JCB
発行スピード約5営業日約4〜14日※2最短2分※1最短5分※3
詳細詳細詳細詳細詳細
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト

2025年9月26日時点
※1)デジタルカードの場合
※2)モビットカードのみ三井住友銀行発券機にて発行可能となります。
※3)JCBモバ即を利用した場合

これらのクレジットカードは、いずれも年収や勤務先の規模などの条件を重視して判断するのではなく、現在の支払い能力や利用状況を重視する点が共通しています。

カード会社ごとの審査方針やカード設計の違いによって、相対的に申し込みを検討しやすいカードは存在します。審査なしのクレジットカードを探している方はこれらのカードを検討してみてください。

審査なし!クレジットカード以外の代替手段

クレジットカードは現金を持ち歩かずに支払いができ、オンライン決済や定期決済にも対応する便利な手段です。

一方、クレジットカードにこだわらなければ、審査条件がゆるい・審査なしで利用可能なキャッシュレス決済はほかにも存在します。たとえば、以下の代替手段が挙げられます。

審査なし!クレジットカード以外の代替手段

これらの代替手段は、用途によってはクレジットカードと同様の使い方が可能なので、日常の支払いやネット決済にも利用できます。

この項目では、各代替手段の仕組みやメリット・デメリット、向いている人の特徴を詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

デビットカード・プリペイドカード

デビットカードは、支払いと同時に銀行口座から代金が引き落とされる即時決済型のカード、プリペイドカードは、あらかじめチャージした金額の範囲内でのみ利用できる前払い型の決済手段です。

いずれもカード会社が代金を立て替える「後払い」ではなく、原則として審査なしで発行・利用できることから、審査に不安がある方や、これからキャッシュレス決済を使いたいと考えている方に向いています。

デビットカードやプリペイドカードのメリットとして、お金の使いすぎを防ぎやすく、家計管理をしやすい点が挙げられます。

また、クレジットカードと同様にVisaやMastercard加盟店で使えるサービスが数多く存在し、オンライン決済や実店舗での決済にも対応しています。

一方、分割払いやリボ払いが使えないこと、一部で利用できない加盟店が存在するなど、いくつかのデメリットがある点には注意が必要です。

後払いアプリ

後払いアプリは、スマートフォンがあれば決済可能で、商品購入後にまとめて代金を支払う仕組みを提供するサービスです。

クレジットカードのように「後払い」が可能ですが、なかには審査なしですぐに利用可能なサービスも存在するため、クレジットカードの審査に不安がある方でも利用しやすい点が特徴です。

代表例として、チャージと後払い(ポチっとチャージ)を組み合わせられる「バンドルカード」や、アプリ上で決済管理が完結する「ワンバンク(旧:B/43)」などがあります。

スマートフォンさえあれば、クレジットカードがなくてもオンライン決済やアプリ決済を利用できること、手続きが比較的簡単で利用開始までがスピーディーなことがメリットとして挙げられます。

一方、利用上限額が低めに設定されがちな点、支払い期限を過ぎると手数料や利用停止が発生する可能性がある点などがデメリットです。

また、すべての加盟店で利用できるわけではないため、ほかの決済手段も準備しておく必要があります。

家族カード

家族カードは、本会員がすでに保有しているクレジットカードに紐づいて発行される追加カードです。

決済の仕組み自体は通常のクレジットカードと同じで、店舗やオンラインで支払うとカード会社が代金を立て替え、後日まとめて本会員へ請求されます。

利用者本人ではなく、本会員の信用に基づいて発行されるため、原則として家族カードの利用者に対して審査が行われることはありません。

そのため、家族カードは本人が審査に通りにくい場合でも、クレジットカード決済を利用できる点が大きなメリットです。さらに、支払い管理が本会員に集約されるため、家計管理がしやすいという利点もあります。

一方、利用限度額が本会員と共有されること、本会員に利用履歴も共有されること、トラブル時の責任が本会員に及びやすいことなど、いくつかの注意点があることを覚えておきましょう。

クレジットカードの審査で見られる情報

クレジットカードの審査では、主に「信用情報」と「属性情報」の2点が確認されます。

これらは一方だけが見られるわけではなく、両者の情報から総合的に判断して、支払い能力の有無や信用度を判断します。

それぞれの内容について詳しく解説するので、審査に不安がある方は参考にしてください。

信用情報(CIC・JICCなど)

信用情報とは、クレジットカードやローンなどの利用履歴をまとめた記録のことです。

日本では、主にCICやJICCといった指定信用情報機関がこの情報を管理しており、カード会社は審査の際に必ず照会を行います。

照会される信用情報の内容は、これまでの支払い状況、延滞や未払いの有無、現在の借入件数や残高などです。単に「いくら借りているか」だけでなく、「約束どおりに支払ってきたか」が重視されます。

そのため、過去に長期延滞や強制解約の記録がある場合は、一定期間はクレジットカードの審査で不利になる可能性が考えられます。

なお、延滞がなく安定して支払いを続けていれば、収入が高くなくても評価されやすいのが特徴です。一方、クレジットカードやローンを一度も利用したことがない場合は、判断材料が少なく慎重に判断される場合もあります。

属性情報(年収・職業・勤続年数など)

属性情報とは、申込者の現在の生活状況や収入の安定性を示す基本情報のことです。

具体的には、年収や職業、雇用形態、勤続年数、住居形態などが該当し、申し込みフォームに記載した内容がそのまま審査の対象になります。

属性情報として重視されるのは「金額の多さ」よりも、継続的に収入が見込めるかという安定性です。

先述のとおり、クレジットカードは後払いの仕組みで成立しているため、審査では「立て替えたお金を確実に返済できる能力があるか」が厳しく問われます。

たとえば、年収が高くても転職直後で勤続年数が極端に短い場合は、不安定と判断されやすくなります。

一方、収入がそれほど高くない場合や正社員でない場合でも、長期間同じ職場で働いていれば評価が安定しやすい傾向にあります。

クレジットカードの審査を通過できない理由

クレジットカードの審査を通過できない場合、必ずしも理由はひとつとは限りません。審査を通過できない場合の代表的な理由として、以下が挙げられます。

先述のとおり、カード会社は信用情報と属性情報から審査を行い、申込者の信用度を総合的に判断しています。

通過できない場合の理由について詳しく解説するので、ご自身の状況と照らし合わせながら冷静に整理し、該当する項目を解消することに努めましょう。

収入が不安定

クレジットカードの審査では、「どれだけ稼いでいるか」という金額面だけでなく、継続的な収入が見込めるかどうかが重視されます。

そのため、転職したばかりで勤続年数が短い人、フリーランスや業務委託で毎月の収入にばらつきがある人、短期アルバイトを転々としている人など、収入が不安定と判断されると審査に通りにくくなる場合があります。

一方、同じ仕事を長く続けているなど、継続的な収入があると判断されれば、収入額が高くなくても審査を通過できる可能性は格段に上がります。

カード会社は「毎月きちんと支払ってもらえるか」を確認したいので、収入の安定性を慎重に見ます。クレジットカードを申し込む際は、収入が不安定だと感じている場合でも、働き方や収入の状況を正確に伝えることが大切です。

収入に対し、多額の借り入れがある

クレジットカードの審査では、現在の収入だけでなく、すでに抱えている借り入れの金額や返済状況も重く見られます。

収入に対してカードローンや分割払い、リボ払いなどの残高が大きいと毎月の返済負担が重くなり、クレジットカードの利用分まで無理なく支払えるかが疑問視されるため、慎重に審査が行われる傾向にあります。

これは「借りすぎている人を排除する」という理由ではなく、返済が回らなくなる事態を防ぐための判断です。そのため、借入額が多くても滞りなく計画的に返済が続いていれば、評価に大きく影響しないケースも考えられます。

一般的に、返済金額は手取り収入の20〜30%以内に抑えるのが理想とされています。借り入れが多いと感じる方は、まずは現在の返済状況を整理するところから始めていきましょう。

延滞など、信用情報に問題がある

過去に支払いの遅れや滞納があった場合、クレジットカードの審査では「今後も同じことが起きる可能性がある」と見なされやすくなります。

カード会社にとって重要なのは、立て替えた分の代金を利用者が毎月確実に支払えるかどうかであり、延滞の履歴はその判断を慎重にさせる要因となってしまいます。

特に、複数回の延滞や長期間に及ぶ未払いがあった場合、CICやJICCなどの信用情報機関に記録が残ってしまうため、一定期間にわたって審査に影響が出やすくなります。

ただし、過去の延滞や滞納履歴は永久に残るわけではありません。その後に支払いを滞りなく続けていれば、時間の経過とともに評価は徐々に回復していきます。

「もう通らない」と諦めるのではなく、まずは現在の支払いを確実に守ることを最優先し、過去の滞納分がある場合は速やかに支払いを済ませ、信用情報の回復に努めましょう。

クレジットヒストリーが全くない

クレジットヒストリーとは、クレジットカードやローンを利用し、きちんと支払ってきた履歴のことです。

クレジットヒストリーがないとカード会社は申込者の返済実績を確認できないため、慎重に判断されてしまい、収入に問題がなくても審査を通過しにくくなります

一方、少額でも継続的に利用して遅れなく支払うことで、クレジットヒストリーは着実に積み上げられていきます。

これから初めてクレジットカードに申し込む方は、まずは年会費無料や限度額が低めのクレジットカードを利用して、焦らず着実に履歴を積み重ねていくことに取り組みましょう。

短期間に複数カードに申し込んでいる

短期間に複数のクレジットカードへ多重申し込みを行うと、審査で不利に働くことがあります。

カード会社から見ると「急に資金需要が高まっているのではないか=お金に困っているのではないか」と慎重に判断されやすくなるためです。

クレジットカードの申し込み履歴は信用情報に一定期間残るため、直近で何件も申し込んでいるとリスクが高い利用者と見なされてしまいます。

特に、審査に落ちた直後に別のクレジットカードへ連続して申し込むと評価がさらに下がりやすくなります。

クレジットカードに申し込む際は、どれだけ多くとも1か月に1〜2枚程度に留めることを意識しましょう。

申し込み情報に不足・虚偽がある

クレジットカードの審査は、申し込みフォームに記載された情報を前提に進められます。

そのため、年収や勤務先、住居形態、連絡先などに記入漏れがあったり、事実と異なる内容を書いてしまったりすると、審査が止まったり不利に判断されたりすることがあります。

カード会社から見ると、情報に不備がある申し込みは「正確に状況を把握できない」「信頼できる利用者か判断できない」状態になるためです。

特に、収入や雇用形態を実態より良く見せようとした虚偽申告は、発覚した時点で審査否決につながりやすくなります

うっかりしたミスや勘違いによる記入漏れであれば、修正や追加提出で対応できる場合もありますが、入力内容や記入内容を再確認し、申し込み情報に不足や虚偽がないように努めましょう。

クレジットカードの審査に通りやすくなるには

クレジットカードの審査に通りやすくなるには、以下の3点を意識することが大切です。

クレジットカードの審査通過率を高めるために、特別な裏技は存在しません。

重要なのは、カード会社が審査で確認するポイントを理解し、ご自身の状況に合うクレジットカードに申し込むことです。

クレジットカードの審査に通りやすくなるための基礎知識を解説するので、審査に不安がある方はぜひ参考にしてください。

申し込み条件に合ったカードを選ぶ

クレジットカードの審査に通りやすくなるための基本は、ご自身の状況に合ったサービスを選ぶことです。

カード会社ごとに申し込み条件や審査で重視されるポイントは異なるため、やみくもに申し込むよりも、条件に合うクレジットカードに絞って申し込むほうが審査の通過率は高まります。

たとえば、初めてカードを作る人や収入がまだ安定していない人が、ゴールドカードやプラチナカードなどのグレードの高いカードや高額限度額を想定したカードに申し込むと、審査で不利になりやすい傾向があります。

一方、年会費が低く限度額が控えめなクレジットカードや、学生・若年層向けに設計されたサービスは、属性に応じた基準で判断されるため、審査に通りやすいと考えられます。

また、雇用形態や年収要件が明確に記載されている場合は、ご自身がその条件を満たしているかを事前に確認しておくことも大切です。

転職前に申し込む

クレジットカードの審査では、現在の収入だけでなく「どれだけ安定して働いているか」も重視されます。

転職直後は勤続年数が短く「実績がない」状態になるため、たとえ条件の良い会社への転職であっても、収入の継続性が見えにくく、審査では慎重に判断されやすくなります。

一方、現職で一定期間働いている段階であれば、収入や勤務実績が客観的に確認できるため、審査が進みやすくなります。

そのため、転職や独立の予定がある場合は、転職後よりも転職前に申し込むほうが審査に通りやすくなります。

必ずしも転職前に申し込む必要はありませんが、クレジットカードを申し込むタイミングを意識するだけでも審査の通過率が変わることを覚えておきましょう。

グレードの高いカードは避ける

クレジットカードの審査に不安がある場合は、いきなりグレードの高いカードに申し込むのは避けたほうが無難です。

ゴールドカードやプラチナカードなどは付帯特典が充実している一方で、安定した高収入や長い勤続年数、良好なクレジットヒストリーを前提としていることが多く、審査基準も相対的に厳しくなりがちです。

まずは年会費が低めに設定されており、利用限度額が控えめな一般カードに申し込み、着実にクレジットヒストリーを積み上げていきましょう。

審査なしのクレジットカードに関するよくある質問Q&A

最後に、審査なしのクレジットカードに関するよくある質問に回答します。

審査なしで作れるクレジットカードは本当にない?

審査を行わずに発行可能なクレジットカードは存在しません

クレジットカードは、利用者に代わってカード会社が一時的に代金を立て替える「後払い=信用取引」の仕組みで成り立っています。

また、「割賦販売法」により、利用者保護の観点からカード会社に対し、申込者の支払い能力の確認が義務付けられています。

「審査なし」と表現されるサービスの多くは、デビットカードやプリペイドカードなど、後払いではない決済手段を指すケースが多いので、その違いをしっかり理解しておくことが大切です。

ブラックでも通るクレジットカードはある?

審査基準はカード会社ごとに異なりますが、審査を通過できる可能性は低いと考えられます。

いわゆるブラック(ブラックリスト)とは、長期延滞や未払いなどが信用情報に記録されている状態を指します。

信用情報に重大な問題がある状態では、貸し倒れを防ぐ意味でも多くのカード会社が慎重に審査を行います。

「ブラックでも通る」とうたう情報は根拠に乏しく過信は禁物です。基本的には滞りなく計画的に返済を続け、信用情報が回復するまで代替手段を活用するのが現実的な方法です。

無職でもクレジットカードは作れる?

継続した収入がない場合、審査を通過できる可能性が低くなる場合があります。

クレジットカードの審査では、継続的な収入があるかが重要視されるため、無職の場合は審査が厳しくなる傾向にあります。

審査に落ちてしまった場合は、収入のある配偶者などの家族カードや、学生向けカードなど、無職の方でも条件次第で申し込み可能な決済手段を検討するのが良いでしょう。

クレジットカードに落ちた直後でもできる現実的な対処法は?

多重申し込みや連続申し込みを避け、代替手段を使いながら期間を空けてから再申し込みを行いましょう。

審査に落ちた直後に別のクレジットカードへ申し込むと、審査でさらに不利になる可能性があります。

申し込み履歴は信用情報に一定期間記録されるため、審査に落ちた後はしばらく期間を空けることが大切です。

その間はデビットカードや後払いアプリなどの代替手段を活用し、収入や支払い状況を安定させることが次の申し込みにつながります。

まとめ

クレジットカードには必ず審査があり、その目的はカード会社の貸し倒れ防止だけでなく、利用者が返済できない負債を抱えないための保護でもあります。

審査では「信用情報」と「属性情報」から申込者の信用度が総合的に判断されます。一般的には継続的な収入があり、過去に延滞や未払いなどのトラブルがなければ審査を通過できる可能性が高くなります。

反対に、審査に不安がある場合は、デビットカードや後払いアプリ、家族カードといった代替手段を活用し、信用情報が回復するのを待ってからクレジットカードへの再申し込みを検討するのが良いでしょう。

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