おすすめのデビットカード8選|メリット・デメリットや選び方・作り方も解説

デビットカードは、決済と同時に銀行口座から引き落としが行われるカードです。

デビットカードはクレジットカードと同じ感覚で便利に使える一方で、銀行口座の残高以上の支払いはできない仕組みのため、お金の使いすぎが心配な方も安心して使えます。さまざまな銀行がデビットカードを発行しているので、特徴を踏まえて自分に合う1枚を選びましょう。

本記事では、おすすめのデビッドカードの特徴とデビットカードのメリット・デメリット、おすすめの選び方、デビットカードの作り方の手順をお伝えします。デビットカード発行を検討中の方、まだデビットカードを使ったことがない方は、ぜひ参考にしてください。

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三井住友銀行ソニー銀行あおぞら銀行PayPay銀行auじぶん銀行楽天銀行住信SBIネット銀行イオン銀行
カード名Oliveフレキシブルペイ/VisaデビットカードSony Bank WALLET/Visaデビット付きキャッシュカードVisaデビット機能付きキャッシュカードVisaデビット機能付きキャッシュカードスマホデビットデビットカードデビットカードイオン銀行キャッシュ+デビット
国際ブランドVisaVisaVisaVisaJCBMastercard®/JCB/VisaMastercard®JCB
ポイント還元方法VポイントキャッシュバックキャッシュバックPayPayポイントなし※1楽天ポイントスマプロポイントWAON POINT
還元率0.5~1%0.5~2%
(上限20万円/月)
0.25~1%0.2%なし※11%一般:0.8%
プラチナ:1%
0.5%
申し込み年齢0歳~15歳~0歳~15歳~16歳~16歳~0歳~15歳~
スマホ決済
不正利用補償年間100万円1日の利用限度額内年間100万円全額補償(減額あり)500万円/件年間100万円年間100万円全額補償
時発行×××××××
年会費一般ランクは無料一般ランクは無料無料無料無料一般ランクは無料一般ランクは無料無料
詳細情報カード詳細カード詳細カード詳細カード詳細カード詳細カード詳細カード詳細カード詳細
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2024年11月時点の情報
※1:利用状況に応じてPontaポイント還元あり

※本記事で記載している「年会費」はすべて税込み価格です。

このコンテンツの3行まとめ
  • デビットカードは、決済と同時に紐づけた銀行口座から即時引き落としが行われ、審査なしで発行が可能。クレジットカードの審査に不安がある方や、未成年のキャッシュレス決済の手段としておすすめ
  • クレカのようにキャッシュレスでポイントを貯められる。口座残高以上の利用ができないため使いすぎを防げ、家計管理も楽にできる。またATMで現地通貨が引き出せるため海外利用にも便利
  • 利用できない店舗がある点や、支払い回数は1回払いのみで、口座にあらかじめ十分なお金を入れておかないといけない点がデメリットといえる

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目次

デビットカードとは?

デビットカードとは、決済をしたタイミングで紐づけた銀行口座から即時引き落としが行われる仕組みのカードです。

現金がなくても決済でき、かつ口座残高以上にお金を使ってしまう心配がないのが特徴で、クレジットカードと現金の中間的な決済方法として利用されています。

デビットカードは決済と同時に代金の引き落としがされるため、審査なしでの発行が可能です。そのため、クレジットカードの審査に不安がある方や未成年のキャッシュレス決済の手段としても、利用を検討するとよいでしょう。

【比較表】デビットカード・プリペイドカード・クレジットカードの違い

カード決済の種類は、「デビットカード」のほかに「プリペイドカード」や「クレジットカード」があります。以下は、3枚の違いの比較表です。

カード決済の比較表
デビットカードプリペイドカードクレジットカード
支払い方式即時銀行引き落とし前払い後払い
支払回数1回払いのみ1回払いのみ1回払い・分割払い・ボーナス払い・リボ払い
利用限度額口座残高内カード残高内審査により設定
審査の有無なしなしあり
年齢制限原則15歳以上カードによる(年齢制限なしのカードもあり)原則18歳以上(高校生不可)
※カードの種類により異なる

デビットカードは、決済と同時に銀行口座から代金が引き落としされます。そのため、原則15歳以上であれば、審査なしでの発行が可能です。ただしデビットカードは口座残高を超えての利用はできません。また、支払い回数は1回払いのみです。

プリペイドカードは事前に残高を入れておく前払い方式のカードで、図書カードのような使い切り型と、繰り返し入金して利用できるチャージ型があります。支払い回数は1回払いのみで、利用限度額はカード残高内です。プリペイドカードは審査なしで発行可能ですが、なかには「12歳以上」など年齢制限が設けられているものもあります。

クレジットカードは、各カード会社の締め日に1か月分の利用額を集計し、まとめて後払いする方式のカードです。デビットカードやプリペイドカードと違い、クレジットカードは1回払い以外の支払回数も選べます。ただし利用するには信用力が必要で、年齢が18歳以上かつ審査に通らなければクレジットカードは発行できません。また、利用限度額も審査結果に左右されます。

デビットカードもプリペイドカードもクレジットカードも、各カードの提携加盟店で利用できます。国際カードブランドのデビットカードやプリペイドカードはクレジットカードと同じ感覚で利用できるので、できるだけ幅広いお店での決済に使いたい方におすすめです。

デビットカードがおすすめな人

デビットカードがおすすめな人
  • 現金を持ち歩きたくない人
  • クレジットカードの使い過ぎが不安な人
  • クレジットカードの審査が不安な人
  • 予算を設定して計画的に買い物をしたい人
  • 家計状況を可視化したい人
  • 海外に行く機会が多い人
  • 未成年でキャッシュレス決済手段として使いたい人

デビットカードで支払いをすると、銀行口座から即時引き落としが行われるため、お金の使い過ぎが不安な人や家計管理を計画的に行いたい人におすすめです。

また、未成年でも持つことができアプリでの管理が可能なため、家庭内の支出も可視化されて家計管理がラクになるでしょう。

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デビットカードのおすすめの銀行8選

編集部が厳選したデビットカードのおすすめ銀行を紹介します。以下に記載した比較表と各銀行の特徴を参考に、自分に合うデビットカードを選んでみてください。

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三井住友銀行ソニー銀行あおぞら銀行PayPay銀行auじぶん銀行楽天銀行住信SBIネット銀行イオン銀行
カード名Oliveフレキシブルペイ/VisaデビットカードSony Bank WALLET/Visaデビット付きキャッシュカードVisaデビット機能付きキャッシュカードVisaデビット機能付きキャッシュカードスマホデビットデビットカードデビットカードイオン銀行キャッシュ+デビット
国際ブランドVisaVisaVisaVisaJCBMastercard®/JCB/VisaMastercard®JCB
ポイント還元方法VポイントキャッシュバックキャッシュバックPayPayポイントなし※1楽天ポイントスマプロポイントWAON POINT
還元率0.5~1%0.5~2%
(上限20万円/月)
0.25~1%0.2%なし※11%一般:0.8%
プラチナ:1%
0.5%
申し込み年齢0歳~15歳~0歳~15歳~16歳~16歳~0歳~15歳~
スマホ決済
不正利用補償年間100万円1日の利用限度額内年間100万円全額補償(減額あり)500万円/件年間100万円年間100万円全額補償
時発行×××××××
年会費一般ランクは無料一般ランクは無料無料無料無料一般ランクは無料一般ランクは無料無料
詳細情報カード詳細カード詳細カード詳細カード詳細カード詳細カード詳細カード詳細カード詳細
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト

2024年11月時点の情報
※1:利用状況に応じてPontaポイント還元あり

三井住友銀行(Oliveフレキシブルペイ/Visaデビットカード)

Oliveフレキシブルペイ(Visaデビットカード)

発行元:三井住友銀行

おすすめポイント
  • 1枚でデビット機能・クレジット機能・キャッシュカード、ポイント払いの機能を持つ
  • アプリで口座や支払い状況が管理でき、複数のスマホ決済に対応
  • デビットカードでの支払いで0.5%のVポイントが還元

三井住友銀行のOliveフレキシブルペイは、キャッシュカード機能とデビット・クレジット・ポイント払い・追加カードでの支払い機能が1枚にまとまった便利なカードです。

Oliveフレキシブルペイは、アプリを使って支払い方法を切り替えられる仕組みになっており、デビットモードの選択もできます。デビットモードでは、決済額の0.5%(プラチナプリファードは1%)相当のVポイントを貯めることが可能です。

Oliveフレキシブルペイの申込みは、三井住友銀行アプリから行います。即時発行はできませんが、申込から約3営業日後に届くカード発行通知メールで設定すれば、クレジットモードに先だってデビットモードを利用開始できます。

ポイント
  • 還元方法:Vポイント
  • 還元率:0.5%(プラチナプリファードは1%)
年会費
  • 一般:無料
  • ゴールド:5,500円
  • プラチナプリファード:33,000円
国際ブランドVisa
申し込み年齢0歳~
即時発行×
スマホ決済Apple Pay/Google Pay/PayPay/楽天ペイ/d払い
補償限度額不正利用補償:年間100万円
ショッピング保険:なし~500万円

▼Oliveについてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もご参考ください。

ソニー銀行(Sony Bank WALLET/Visaデビット付きキャッシュカード)

Sony Bank WALLET(Visaデビット付きキャッシュカード)

発行元:ソニー銀行

おすすめポイント
  • 利用額に応じてキャッシュバックを受けられる
  • 対応通貨の種類が豊富で海外に行く機会が多い方におすすめ

ソニー銀行のSony Bank WALLETは、国際ブランドのVisaデビットが付帯したキャッシュカードです。

月20万円を上限に、国内利用額の0.5~2%が毎月キャッシュバックされるので、いつもの買い物がお得になります。

円、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、スイスフラン、香港ドル、南アランド、スウェーデンクローナの11通貨に対応し、海外ATMでいつでも現地通貨を引き出し可能です。

カード到着まで約10日かかるので、利用予定が控えている場合は早めに申込みましょう。

ポイント
  • 還元方法:キャッシュバック
  • 還元率:0.5~2%(上限20万円/月)
年会費
  • スタンダード:無料
  • タカシマヤプラチナデビットカード:33,000円
国際ブランドVisa
申し込み年齢15歳~
即時発行×
スマホ決済Google Pay
補償限度額不正利用補償:1日あたり利用限度の範囲内
ショッピング保険:50万円
(対象期間中)

あおぞら銀行(Visaデビット機能付きキャッシュカード)

Visaデビット機能付きキャッシュカード

発行元:あおぞら銀行

おすすめポイント
  • 半年ごとに利用額に応じてキャッシュバックを受けられる
  • キャッシュバックは上限なし

あおぞら銀行のVisaデビット機能付きキャッシュカードは、無料で発行できて最大1%のキャッシュバックを受けられるのがメリットです。

キャッシュバックは半年ごとに行われ、期間中の利用金額が15万円未満の場合は0.25%、15万円以上の場合は1%の還元率が適用されます。キャッシュバックには上限がないため、普段の支払いにあおぞら銀行のVisaデビットを使えば、還元額を大きくできるでしょう。(対象期間:~2025年1月31日(金))

また、年間100万円までの不正利用補償が付いているため安心です。あおぞら銀行のVisaデビット機能付きキャッシュカードの発送は、申込から原則3営業日後となっています。

ポイント
  • 還元方法:キャッシュバック
  • 還元率:0.25~1%
年会費
  • 無料
国際ブランドVisa
申し込み年齢0歳~
即時発行×
スマホ決済PayPay/楽天ペイ/d払い
補償限度額不正利用補償:年間100万円

PayPay銀行(Visaデビットカード)

Visaデビットカード

発行元:PayPay銀行

おすすめポイント
  • 500円利用につき1円分のPayPayポイントが貯まる
  • PayPayアプリから残高管理ができPayPayユーザーにおすすめ

PayPay銀行のVisaデビットカードは年会費無料で発行でき、申込から最短5日でカードが手元に届きます

PayPay銀行のVisaデビットカードは500円利用につき1円分のPayPayポイントがもらえますが、還元率は0.2%とやや低めです。

万が一の補償は、PayPay銀行の補償制度に基づき行われます。利用者に過失があると補償の減額や補償が行われない場合もあるので、紛失や盗難に遭わないようカードの管理に気をつけましょう。

ポイント
  • 還元方法:PayPayポイント
  • 還元率:0.2%
年会費
  • 無料
国際ブランドVisa
申し込み年齢15歳~
即時発行×
スマホ決済Google Pay
補償限度額不正利用補償:全額補償(減額の場合あり)

auじぶん銀行(スマホデビット)

スマホデビット

発行元:auじぶん銀行

おすすめポイント
  • 即時発行可能ですぐ使いたい方におすすめ
  • 不正利用補償が手厚く、ショッピング保険も付帯

auじぶん銀行のスマホデビットは、最短30秒で即時発行できるカードレスのデビット払いサービスです。

じぶん銀行アプリで申込から利用まで完結するので、すぐにデビットでの支払いを利用したい方におすすめです。

ただし、auじぶん銀行のスマホデビットは、利用金額に応じた還元がありません。(※)発行スピードよりも還元率を重視したい場合は、別のデビットカードを選ぶほうがよいでしょう。

ポイント
  • なし
    ※利用状況に応じてPontaポイント還元あり
年会費
  • 無料
国際ブランドJCB
申し込み年齢16歳~
即時発行
スマホ決済Apple Pay/Google Pay
補償限度額不正利用補償:500万円/件
ショッピング保険:年間50万円

楽天銀行(デビットカード)

楽天銀行デビットカード

発行元:楽天銀行

おすすめポイント
  • 国際ブランドが3種類から選べる
  • 100円の利用につき楽天ポイントが1ポイント付与

楽天銀行のデビットカードは、国際ブランドをMastercard®、JCB、Visaから選べるのがメリットです。

また、ポイント還元率が1%と高く、年会費無料の一般カードでも利用額100円につき楽天ポイントが1ポイント貯まります。

年会費はかかりますが、シルバーだとショッピング保険が、ゴールドだとショッピング保険と国内・国外旅行傷害保険が付帯します。また、シルバー・ゴールドともに空港宅配の割引などの特典が付くので、必要に応じて検討するとよいでしょう。

楽天銀行のデビットカードの到着までの日数目安は、申込から1週間~10日ほどです。

ポイント
  • 還元方法:楽天ポイント
  • 還元率:1%
年会費
  • 一般:無料
  • シルバー:2,200円
  • ゴールド:5,500円
国際ブランドMastercard®/JCB/Visa
申し込み年齢16歳~
即時発行×
スマホ決済楽天ペイ/メルペイ/d払い/FamiPay/モバイルSuica
補償限度額不正利用補償:年間100万円
ショッピング補償:30万円
(シルバー・ゴールドのみ)

住信SBIネット銀行(デビットカード)

デビットカード

発行元:住信SBIネット銀行

おすすめポイント
  • 利用額に応じてスマプロポイントが付与され、現金やJALマイルに交換可能

住信SBIネット銀行のデビットカードは、Apple Pay・Google Pay™に対応しているのが特徴のデビットカードです。あらかじめ設定しておけば、Apple PayやGoogle Pay™を使用してカードレスでの支払いができます

また、月間の利用額合計に対して1,000円ごとに8ポイント(プラチナは10ポイント)のスマプロポイントが付与され、貯まったポイントは現金やJALマイルに交換可能です。

住信SBIネット銀行のデビットカードは、口座開設完了のお知らせメールが届いてから到着まで1週間~10日ほどかかるので、早めに申込みましょう。

ポイント
  • 還元方法:スマプロポイント
  • 還元率:一般0.8%/プラチナ1%
年会費
  • 一般:無料
  • プラチナ:11,000円
国際ブランドMastercard®
申し込み年齢0歳~
即時発行×
スマホ決済Apple Pay/Google Pay
補償限度額不正利用補償:年間100万円
ショッピング保険:100万円
(プラチナのみ)

※スマホデビット(Mastercard®)発行後、Visaブランドのデビットカード(ポイント還元率0.6%、スマホ決済非対応)に申込み可能

イオン銀行(イオン銀行キャッシュ+デビット)

イオン銀行キャッシュ+デビット

発行元:イオン銀行

おすすめポイント
  • 200円の利用につきWAON POINTが1ポイント貯まる
  • イオングループの店舗でお得に買い物できる
  • 電子マネーのWAONも搭載

イオン銀行のイオン銀行キャッシュ+デビットは、200円の利用につきWAON POINTが1ポイント貯まるほか、豊富な特典が付帯しています。

イオングループの対象店舗での買い物はWAON POINTの還元率が2倍になり、さらに毎月20日・30日のお客様感謝デーなら5%OFFが適用されます。ほかにもイオンシネマの割引や、イオン銀行の普通預金金利の優遇などがあるので、イオングループのサービスを利用している人におすすめの1枚です。

カード到着まで約2週間かかりますが年会費は無料なので、特典が充実しているデビットカードを探している方は、発行を検討してみてください。

ポイント
  • 還元方法:WAON POINT
  • 還元率:0.5%
年会費
  • 無料
国際ブランドJCB
申し込み年齢15歳~
即時発行×
スマホ決済AEON Pay/PayPay/d払い/メルペイ/pring/au PAY/TOYOTA Wallet/UNIQLO Pay/B43/Coke ON Wallet/everiwa wallet/にゃんPay/みきゃんアプリ/SU-PAY/カメガヤ電子マネー/アクアコイン/ANA Pay/楽天ペイ/J-Coin Pay/COIN+
補償限度額不正利用補償:全額補償
ショッピング保険:年間50万円

デビットカードのメリット・デメリット

デビットカードを発行する前に、デビットカードのメリットデメリットを確認しておきましょう。

デビットカードのメリット

メリット
  • 審査が不要で学生や主婦も使いやすい
  • 現金を持ち歩かなくて済む
  • 利用額に応じてポイントがもらえる
  • 補償が付帯されている
  • 口座残高以上は利用できないので使いすぎを防げる
  • 家計簿アプリとの連携が可能
  • 海外で現金を引き出せる

デビットカードは審査なしで発行可能なため、クレジットカードが作れない学生や主婦も使いやすいです。クレジットカードと同じ感覚で使えて現金を持ち歩かずに済み、利用額に応じてポイントがもらえたり、盗難や不正利用に対する補償が付帯されていたりと、多くのメリットを得られます。

また、デビットカードは口座残高以上の利用ができないため、ついお金を使いすぎてしまい、引き落としに困る心配がありません。銀行によっては家計簿アプリとの連携もできるので、現金に比べて楽に家計管理できるでしょう。

さらに、デビットカードがあれば海外でも現金を引き出せます。旅行や留学の際にデビットカードを携帯すると、両替所を探さなくてもATMで現地通貨の引き出しが可能なため便利です。

デビットカードのデメリット

デメリット
  • 利用できるサービスが限られている
  • 口座にお金を入れておく必要がある
  • 分割払いができない

デビットカードは利用できるサービスが限られており、提携加盟店であっても利用できないことがあります。例えば、月額料金の支払いやガソリンスタンドでの決済には、デビットカードを使えない場合があるため注意が必要です。

また、デビットカードは口座残高以上の利用ができないため、あらかじめ十分なお金を口座に入金しておかなくてはなりません。

そのほか支払い回数は1回払いのみで、クレジットカードのように分割払いやボーナス払いができないところもデビットカードのデメリットと言えます。

目的別デビットカードのおすすめの選び方

デビットカードは銀行によって特徴が異なるため、発行の際は用途に適したものを選びましょう。以下の目的別におすすめのデビットカードを紹介するので、ぜひ参考にしてください。

目的別のおすすめのデビットカード
目的おすすめのデビットカード
利用の幅が広いデビットカード三井住友銀行
スマホ決済やタッチ決済に対応しているデビットカード三井住友銀行、auじぶん銀行、住信SBIネット銀行
ポイント還元率の高いデビットカードあおぞら銀行、楽天銀行
海外で使いやすいデビットカードソニー銀行

利用の幅が広いデビットカード

利用の幅が広いデビットカードを探している方には、三井住友銀行のOliveフレキシブルペイがおすすめです。

三井住友銀行のOliveフレキシブルペイは、デビット払いのほかにクレジット・ポイント払い・追加カードでの支払いにも対応しています。支払い方法はアプリで簡単に切り替えられるので、シーンに応じて多彩な決済が可能です。

スマホ決済やタッチ決済に対応しているデビットカード

スマホ決済やタッチ決済に対応しているデビットカードを探している方には、三井住友銀行のOliveフレキシブルペイauじぶん銀行(スマホデビット)住信SBIネット銀行のデビットカードがおすすめです。

この3つのデビットカードはApple Pay・Google Pay™に対応しているので、あらかじめ設定しておけばカードレスでの支払いができます。

ポイント還元率の高いデビットカード

ポイント還元率の高いデビットカードを探している方には、あおぞら銀行のVisaデビット機能付きキャッシュカードがおすすめです。

あおぞら銀行のVisaデビット機能付きキャッシュカードは、半年間の利用金額が15万円以上の場合は1%の還元率でキャッシュバックが行われます。

そのほか楽天銀行のデビットカードも、年会費無料で発行できて還元率1%で楽天ポイントが付与されるのでおすすめです。

海外で使いやすいデビットカード

海外で使いやすいデビットカードを探している方には、ソニー銀行のSony Bank WALLETがおすすめです。

ソニー銀行のSony Bank WALLETは、円、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、スイスフラン、香港ドル、南アランド、スウェーデンクローナの11通貨に対応しています。海外旅行や留学の際に携帯すれば、海外ATMから現地通貨を引き出せるので便利です。

デビットカードの作り方

一般的なデビットカードの作り方の手順は以下のとおりです。

STEP
デビットカードを選ぶ

さまざまな銀行のデビットカードがあるので、まずは発行したいデビットカードを選びましょう。

デビットカードの引き落とし口座は、カードを発行している銀行の口座になります。そのため、デビットカードの機能と併せて、銀行口座が使いやすいかどうかもチェックしておくと安心です。

STEP
デビットカードの発行手続きをする

デビットカードを選んだら、カードの発行手続きをします。

手続き方法は銀行によって異なりますが、Web・アプリ・郵送・窓口での手続きに対応しているケースが多いです。

銀行口座を持っていない場合は、デビットカードの発行と同時に口座開設にも申込みましょう。

STEP
デビッドカードが届く

デビットカードの発行手続き後、1~2週間を目安にカードが届きます。

多くの場合は転送不要の簡易書留郵便で送られてくるため、玄関先での対面受け取りが必要です。

到着後は必ずカードの裏面に署名をして、必要に応じて会員サイトの登録やアプリダウンロードを行いましょう。

デビットカードに関するよくある質問

最後に、デビットカードに関するよくある質問に回答します。

1. 年会費はかかるの?

ほとんどのデビットカードは年会費無料で作れます。

ただし、シルバーやゴールドなどランクの高いデビットカードは、数千円から数万円の年会費がかかるのが一般的です。

2. 即日発行されるデビットカードはある?

一般的にデビットカードの発行には1~2週間を要しますが、なかには即日発行できる銀行もあります。

例えば、auじぶん銀行のスマホデビットはカードレスタイプのため、アプリを使って最短30秒で即時発行が可能です。

参照:じぶん銀行スマホデビット=アプリの中のデビットカード|auじぶん銀行

3. デビットカードは安全?

デビットカードはクレジットカードと同様に、盗難や不正利用被害のリスクがあります。カードの紛失や盗難に注意する、カード情報を他人に知られないようにする、不審なサイトにカード情報を入力しないなどの対策が必要です。

また、月に1回は利用状況を確認し、不正利用があった場合はすぐに発行元に連絡して利用停止手続きを行いましょう。

まとめ

審査なしで原則15歳以上から発行できるデビットカードは、クレジットカードの審査に通るか不安な方や高校生以上の学生が使うキャッシュレス決済の手段としておすすめです。

また、口座残高以上の利用ができないため、お金の使いすぎが心配な方もデビットカードの利用を検討するとよいでしょう。

デビットカードはクレジットカードと同じ感覚で便利に使えるだけでなく、ポイントが貯まったり、補償が付帯していたり、海外で現金を引き出せたりとメリットも多いです。

どのデビットカードがいいか迷う場合は、本記事で紹介したおすすめの銀行を参考に、自分に合う1枚を選んでみてください。

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※2024年6月24日当社データベースより概算(オカネコサービスすべての実績総数)

オカネコマガジン編集部

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