電気代の節約方法12選!料金を抑える節電方法を分かりやすく解説します

2022年の電気代の平均は15,807円(東京都23区)と一気に上がり、2023年以降も高くなることが予想されます。

電気代が高くなる原因は、石油や天然ガスがウクライナ紛争や輸送費増加によって値上がりしたことや、東日本大震災以降に各地の原子力発電所が停止され国内電力不足になったことが主です。

今後も上昇するであろう電気代を抑えるには、電気の節約方法を理解することが大切です。本記事では、計12の電気代の節約方法をご紹介しますので、自分にあった電気節約方法を見つけて実践してみてくださいね。

このコンテンツの3行まとめ
  • 直近の電気料金は2022年に一気に上がり、2023年も高くなることが予想される。家電の中でもエアコン電気代の半分以上を占めており、とくに夏と冬はエアコンの利用が増えるため電気代が高くなる
  • こまめな節電つけっ放し・開けっ放しによる無駄な電力消費に気をつけるだけでなく、エアコンの温度設定や洗濯機のすすぐ回数など家電を正しく利用することで電気代を抑えることができる
  • 室内の断熱対策をしたり、省エネ家電へ買い換えることも電気代を抑えることにつながる。最新の省エネ家電に買い換えるとエアコンは約17%冷蔵庫は約40〜47%の節電効果が期待できる

電気代以外の節約術について知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

目次

9年間の電気代の平均推移

総務省統計局の小売物価統計調査(動向編)」によると、東京都23区の電気料金は直近8年間で次のように推移しています。

電気代の推移

参照:小売物価統計調査(動向編)|総務省統計局

2015年から2021年までは多少変動があるものの横ばい状態でしたが、2022年に一気に上がっていることがわかります。

2023年も夏の暑い日が続いたことで、引き続き今後も電気代は高くなることが予想されるでしょう。

夏と冬は電気代が高くなる

夏と冬は冷房や暖房の利用回数が増えるため、電気代が高くなります。とくに冬は在宅時間が長くなること、日が短く照明をつけている時間が長いこともあり、電気代が高くなりがちです。

東京都23区の2022年の電気料金は次の表のように推移しています。

東京都23区の2022年の電気料金
電気料金
1月14,084円
2月14,644円
3月15,125円
4月15,319円
5月15,566円
6月15,668円
7月16,188円
8月16,607円
9月16,620円
10月16,620円
11月16,620円
12月16,620円
参照:小売物価統計調査(動向編)|総務省統計局

1月~6月にかけては15,000円前後ですが、夏場にさしかかる7月以降は16,000円を超える電気代がかかっていることがわかります。

エアコンは電気代が上がりやすい

使う家電によって電気代は大きく変わります。経済産業省の「省エネ家庭用性能カタログ2021年版」をもとに、家電ごとに電気代の占める割合を表にまとめました。

家電別年間の電気代
家電年間の電気料金(目安)電気代全体に占める割合
1位:エアコン15,900円~97,400円59%
2位:冷凍庫3,560円~16,800円10%
3位:電気冷蔵庫2,650円~16,200円10%
4位:テレビ860円~15,300円9%
5位:電気便座1,570円~9,800円6%
6位:照明器具120円~4,810円3%
7位:炊飯器1,000円~3,890円2%
8位:電子レンジ1,530円~2,140円1%
※電気代の最大金額で順位・割合を算出
参照:省エネ家庭用性能カタログ2021年版 P16~P148|経済産業省

表のとおり電気代の半分以上をエアコン使用料が占めています。2位の電気冷蔵庫も電気代は高いですが、エアコンの5分の1以下です。電気代の節約には、エアコンの使い方を見直すことが1番の近道と言えるでしょう。

とはいえ、電気代の使用状況は家庭によってさまざまです。ご自宅の広さや家族構成などによっても、節約すべきポイントは異なります。

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電気代が高くなる原因

電気代が高くなる主な原因は、無駄に電気を利用してしまっていたり、省エネではない古い家電を使っていることなどが挙げられます。

電気代が高くなる原因を詳しくみていきましょう。

生活様式の変化

生活様式の変化により、十数年前にはなかった携帯電話の充電器やWiFi、ストリーミングデバイス、ウォーターサーバーなどさまざまな電化製品が増えています。しかも、これらの家電は常に電源が入っている状態であり電力を消費しています。

今後も新しい家電の登場で電気を使うものが増えていくことが予想され、電気の使用量は増えていくことでしょう。家庭の多くの電化製品に対しては、可能な限り使っていない家電の電源を切る、太陽光発電を導入するなどの節約方法が考えられます。

無駄な電力の消費

普段の生活で、無駄に電力を消費してしまっている行動はありませんか?

  • 観ていないテレビをつけたままにしている
  • 冷蔵庫を頻繁に開け閉めする
  • 使っていない部屋の電気やエアコンをしばらくつけている
  • 使わない電化製品のコンセントを差しっぱなしにしている
  • エアコンの設定温度が必要以上に低い(高い)

「電気代が高いな」と感じる方は、普段の生活で小さなことを心がけるだけでも電気代の節約に繋がります。

家電を正しく利用できていない

家電を正しく利用することで、電気代を抑えることができます。

例えば、エアコンは室内温度と設定温度に差があると、稼働時間が長くなり電気の消費量が増えるため、夏場は28℃冬場は20℃を目安に設定すると良いでしょう。

他にも、エアコンや掃除機のフィルターを掃除する、照明やテレビの明るさを調整するなど、適切に家電を利用することで使用電力を抑えられます。

古い家電を利用している

新しい家電は省エネを意識して作られているので、古い家電を利用するよりも消費電力を抑えられます

特にエアコンや冷蔵庫は消費電力が多いため、調子が良くなければ長い目で考えると、最新の家電に買い替えることで節電に繋がるでしょう。

<家電別 > 電気代の節約方法

家電の使い方によって電気代は増減します。家電ごとに節電に繋がる使い方を確認していきましょう。

家庭内でよく使う、以下の家電の節約方法をご紹介します。

家電別の電気代の節約方法
エアコン・季節や室内温度にあわせて設定温度を調整する
テレビ・明るさを調整する
冷蔵庫・設定温度を「弱」にする
・物を詰め込みすぎない
洗濯機・すすぐ回数を減らす
・洗濯物の入れる順番を工夫する
照明機器・白熱電球からLEDランプに取り替える
電気温水器・給湯温度を低めに設定する
・追い焚き機能の使用回数を減らす
・節水効果のあるシャワーヘッドに取り換える
トイレ・こまめに便座の蓋をする
・便座の設定温度を低くする
パソコン・休憩時間はスリープモードを利用する
・画面の明るさを抑えたり省エネモードを活用する
・周辺機器も含め、使わない時は電源を切りコンセントも抜く
・排熱口を掃除する
番外編:待機電力の削減・常に電源を入れる必要がある家電以外は、こまめにコンセントを抜く
・長期間家を空ける際はブレーカーを落とす

一つずつ詳しく説明していきます。

エアコンの節約方法

エアコンは適切な設定温度に調整することが大切です。室内温度と設定温度を近づけるとエアコンの稼働時間が短くなり、電気代を抑えることができます。

また、エアコンは設定温度を1℃変更するだけで、電気代が10〜13%変化するといわれており、例えば夏のエアコンの設定温度を25℃から28℃に変更すれば、30~39%の節電に繋がります。

  • 夏のエアコンの設定温度を1℃上げる(※1):年間約940円の節約
  • 冬のエアコンの設定温度を1℃下げる(※2):年間約1,650円の節約

    参照:経済産業省 省エネルギー政策について
    ※1:外気温度31℃の時、エアコン(2.2kW)の冷房設定温度を27℃から1℃上げた場合(使用時間:9時間/日)
    ※2:外気温度6℃の時、エアコン(2.2kW)の暖房設定温度を21℃から20℃にした場合(使用時間:9時間/日)

エアコンを利用するときは、室内温度を確認しながら適度な温度に設定しましょう。

テレビの節約方法

テレビの電気代を抑えるなら、明るさを「最大」から「中間」に変えるのがおすすめです。

ただし、テレビの位置によっては光の関係で画面が暗くなってしまう場合もあるかと思いますので、そのときはテレビを移動させるなども一つの手です。

冷蔵庫の節約方法

冷蔵庫は設定温度を「弱」にすると電気代の節約に繋がります。

冷蔵庫にほとんどものを入れていないときは「弱」に変えたり、たくさん食品がある場合は「強」にするなど適宜調整すると良いでしょう。食品と食品の間を空けることで冷たい空気が循環しやすく、「中」や「弱」に設定しても温度が保持されます。

洗濯機の節約方法

洗濯機は以下のような節約方法があります。

  • すすぐ回数を減らす
  • 洗濯物の入れる順番を工夫する

洗濯機はドラムの奥にある動力でドラム回転させているため、シーツなど重い洗濯物を先に入れ、最後にタオルなど軽い洗濯物を入れるとドラム回転に負荷がかかりません。ドラムをスムーズに回転させることができ、電気代の節約に繋がります。

また、すすぐ回数を2回から1回に減らすことで、電気代に加えて水道代も節約できるのでおすすめです。すすぎ1回用の洗剤も市販されていますので、検討してみてください。

照明機器の節約方法

照明機器はLEDランプに取り替えると、消費電力が下がり節電につながります。

9WのLEDランプは数百円から購入できますので、白熱電球が切れるタイミングでLEDランプに変えていくとよいでしょう。

こまめに照明を消すことも節電になるので、照明については日ごろからの心がけも大切です。

電気温水器の節約方法

電気温水器(給湯器)の節約方法は、お風呂での給湯温度を低めに設定したり、追い焚き機能の使用回数を減らすなどの小さな心がけが大切です。

お風呂のお湯を冷めないようにするには、次のような方法があります。

お風呂のお湯の保温のためにできること

  • お湯を沸かしたらなるべくすぐに入浴する
  • 家族で間隔をあけずに入浴をする
  • お湯に保温シートを浮かべる

シャワーの使い方も電気温水器の節約に繋がります。シャワーをこまめに止める、節水効果のあるシャワーヘッドに交換する、シャワーの温度を下げるなど、すぐに実践できる方法ばかりなのでぜひ試してみてください。

トイレの節約方法

トイレは温水洗浄便座を適切に利用することで電気代を抑えられます。

温水洗浄便座は温度を一定に保とうとするため、蓋をしておけば温度が下がらず電気代を節約できます。また、便座の設定温度が調節できる場合は、なるべく低い温度に設定しておくと節約に繋がるでしょう。

夏場などもし保温が必要なければ、設定を解除してしまうのも一つの手です。

パソコンの節約方法

パソコンは使っていないときも電源をつけたままにしてしまいがちですが、もちろん電源が入っていれば電気を消費します。パソコンの電気代を抑える方法は、次のような方法があります。

  • 休憩時間はスリープモードを利用する
  • 画面の明るさを抑える
  • 省エネモードを活用する
  • 使わない時は電源を切りコンセントも抜く
  • 排熱口を掃除する
  • 周辺機器の電源も切る

まずは、使っていないときの電力削減を心がけましょう。

番外編:待機電力の削減方法

家電のコンセントを差したままだと待機電力が発生します。定番な節約方法ではありますが、冷蔵庫やWi-Fiルーターなど、常に電源を入れる必要がある家電以外は、こまめにコンセントを抜くことを意識しましょう。

また、旅行や帰省などで長期間家を空ける際は、冷蔵庫など一部の場所を除いてブレーカーを落としてしまうのも電気の節約に繋がります。年間の待機電力は全体の約5%を占めるといわれていますので、ブレーカーを落として電気が使用できない状態にしておけば、電気のつけっぱなしなども防げるでしょう。

節電効果がさらにアップ!より効果的な電気代の節約方法3選

家電ごとのこまめな節約も大切ですが、より効果的に節電できる方法があります。

一つずつ詳しく見ていきましょう。

省エネ対応家電に買い替える

最新の省エネ対応家電(エコ家電)に切り替えることで、年間で数千円の電気代を節約できる場合があります。

環境省の「COOL CHOICE」が発表した、最新家電に買い替えた際の節約効果は以下の通りです。

最新家電に買い替えた場合の節約効果の一例
冷蔵庫(※1)2003年(20年前)に購入した冷蔵庫を買い替えた場合:年間で約8,000〜14,000円の節約
エアコン(※2)2003年(20年前)に購入したエアコンを買い替えた場合:年間で約7,000円の節約
照明器具電球型LEDランプへの買い替え:年間で約3,000円の節約
LEDシーリングライトへの買い替え:年間で約2,000円の節約
※参照 : しんきゅうさん|COOL CHOICE|環境省
※1 : 旧機種 購入年:2003年、定格内容積:101〜150リットル、新機種 定格内容積:140リットル以下、メーカー:アイリスオーヤマ、型番:IRSN-8A-Wの場合のシミュレーション
※2 : 旧機種 購入年:2003年、冷房能力:6〜9畳、メーカー:その他(わからない)、型番:その他(わからない)、新機種 冷房能力:6〜9畳、メーカー:アイリスオーヤマ、型番:IAF-2205GFの場合のシミュレーション

壊れかけている家電や15年以上使っている家電があれば、この機会に最新の家電への買い替えも検討してみてください。

窓の断熱対策をする

窓の断熱対策をすればエアコンの効きがよくなり、電気代の節約が期待できます。窓の断熱対策は以下のようなものがあります。

  • 窓を二重サッシにする
  • 窓に断熱シートを貼る
  • 結露防止シートを貼る

窓を取り換えるのが難しい場合は、断熱シートや結露防止シートを活用しましょう。夏は涼しく、冬は暖かく室内を保つことができます。

電力会社の契約を見直す

近年では電力の自由化にともない多くの企業が電力事業に参画しており、電力会社を変更するだけで毎月の電気代を節約できる可能性が高いです。

また、電気やガスなどを同じ会社にするとセット割が適用されてお得になることもあるので、一度契約プランを見直してご家庭にあったものを見つけると良いでしょう。

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※1 : エネチェンジ電力比較診断の3人世帯を選択したシミュレーション結果で、電気代節約額1位に表示されたプランの年間節約額の平均値です。節約額はギフト券などの特典金額も含まれています(シミュレーション期間/2022年1月1日~2022年12月31日)

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まとめ

燃料費調整額が上昇したことや、各地の原子力発電所が停止され国内電力不足になったことにより、電気代は上昇しています。電気代は今後も上がる可能性が高く、これ以上家計を圧迫させないためにも無駄な電気代は早いうちから積極的になくしていきたいところです。

本記事でご紹介した電気代の節約方法を参考に、ご家庭でできることから実践していきましょう。とくにエアコンは年間の電気代が多くかかっているため、設定温度の見直しや無駄に利用しないことを意識してみてください。

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オカネコマガジン編集部

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