国内最大級の家計診断・相談サービス「オカネコ」を運営する株式会社400F(フォーハンドレッド・エフ、本社:東京都中央区、代表取締役社長:中村 仁、以下「当社」)は、全国の『オカネコ』ユーザーの男女1020人を対象に「オカネコ 結婚と子育てに関する意識調査」を実施しました。
アンケートの調査概要 | ||
調査名 | オカネコ 結婚と子育てに関する意識調査 | |
調査方法 | WEBアンケート | |
調査期間 | 2024年2月23日(金)~2024年2月25日(日) | |
回答者 | 全国の『オカネコ』ユーザー1,020人 | |
回答者の年齢 | 20歳未満:0.2% 20~29歳:7.4% 30~39歳:17.4% 40~49歳:29.9% 50~59歳:28.1% 60~69歳:13.2% 70歳以上:3.8% | |
回答者の世帯年収 | 300万円未満:17.2% 300万円以上400万円未満:9.1% 400万円以上500万円未満:12.1% 500万円以上600万円未満:9.5% 600万円以上700万円未満:8.3% 700万円以上800万円未満:6.2% 800万円以上900万円未満:6.5% 900万円以上1,000万円未満:4.8% 1,000万円以上:16.0% 分からない:10.3% | |
調査元 | 株式会社400F |
調査サマリー
「オカネコ 結婚と子育てに関する意識調査」結果サマリー
- 20代以下の約7割が結婚を考えるうえで「お金の不安あり」。年代別比較では若い世代ほど不安傾向が高いことが明らかに
- 令和の夫婦の働き方は「共働き」62.9%!妻・専業主婦30.3%、夫・専業主夫の家庭は僅か5.9%
- 夫婦のお金の管理について、「お財布別々」49.6%、「お財布一緒」47.9%とほぼ半々の結果に
- 「お財布一緒」の理由1位は「家計収支の管理がしやすいため」74.6%。「お財布別々」の理由1位は「夫婦の生活費の分担が明確になるため」。令和の家計管理は「協力型」と「自立型」で価値観が二分化
- 未婚者に聞いた理想の世帯年収は「平均748万円」
- 結婚相手の年収「重視しない女性」が54.7%と過半数を超える結果に
- 20代以下の約6割が子どもを持つことを考えるうえで「お金の不安あり」。結婚と同様に若い世代ほど不安傾向高い
- 結婚・子育てにかかるお金の不安、約4割は「どのように不安を解消したらいいか分からない」
20代以下の約7割が結婚を考えるうえで「お金の不安あり」。年代別比較では若い世代ほど不安傾向が高いことが明らかに
「結婚している」「結婚経験がある」と回答した方への「結婚を計画するにあたり、家計の状況に対して不安はあります/ありましたか?」という質問に、「不安がある/あった」と回答した割合を年代別に比較すると、20代以下(68.8%)が最も多く、40代(51.6%)と30代(51.5%)がほぼ同程度、次いで50代(43.8%)、60代(40.0%)、70代以上(36.8%)という結果となり、若い世代ほど不安傾向が高いことが明らかになりました。

令和の夫婦の働き方は「共働き」62.9%!妻・専業主婦30.3%、夫・専業主夫の家庭は僅か5.9%
「結婚している」「結婚経験がある」と回答した方への「夫婦の働き方(パート・アルバイト含む)について当てはまるものを教えてください。」という質問に対して、「共働き」が最も多く62.9%という結果になりました。
次いで「片働き(妻、専業主婦)」(30.3%)、「片働き(夫、専業主夫)」(5.9%)と、依然として日本での「専業主夫」家庭は少ないということが分かりました。

夫婦のお金の管理について、「お財布別々」49.6%、「お財布一緒」47.9%とほぼ半々の結果に
「共働き」と回答した方への「お金の管理について当てはまるものを教えてください。」という質問に対して「お財布は別々(二人の収入から一定の生活費をそれぞれ出し、残りは個別管理)」は49.6%、「お財布は一緒(二人の収入をすべて一つに合わせて管理している)」は47.9%と、両者に大差はなくほぼ半々の結果となりました。

「お財布一緒」の理由1位は「家計収支の管理がしやすいため」74.6%。「お財布別々」の理由1位は「夫婦の生活費の分担が明確になるため」。令和の家計管理は「協力型」と「自立型」で価値観が分かれる結果に
「夫婦でお財布は一緒」と回答した方への「夫婦でお財布を一緒にしている理由として当てはまるものをすべて教えてください。」という質問に対し、最も多かったものは「家計収支の管理がしやすいため」(74.6%)となりました。
次いで「無駄遣いを防ぐことができるため」(37.3%)と、夫婦で協力して家計の管理をしていきたいという意向が読み取れる結果となりました。

「夫婦でお財布は別々」と回答した方への「夫婦でお財布を別々にしている理由として当てはまるものをすべて教えてください。」という質問に対し、最も多かったものは「夫婦の生活費の分担が明確になるため」(52.5%)となりました。
次いで「個人としての貯金がしたいため」と、夫婦それぞれで自立して家計の管理をしていきたいという意向が読み取れます。

一方で、両者同様に「パートナーが希望したため」が約10%、「特に理由はない」が約20%となっており、家計管理に関して夫婦での検討があまりなされていないような回答も少なくないことが分かりました。
未婚者に聞いた理想の世帯年収は「平均748万円」
「結婚していない」と回答した方への「理想の世帯年収を教えてください。」という質問に対し、最も多かったのは選択肢の最大値である「1,000万円以上」(25.1%)となりました。
ただ、次点として多かったのは「500万円以上600万円未満」が13.7%。回答結果から算出した平均値は「748万円」となっており、多ければ多い方が良いというよりは、それぞれの現実的なラインでの理想値を回答した結果であると分析できます。

一方で、「特にない」という回答も16.1%と少なくなく、6人に1人は結婚後の家計の理想を特に決めていないということも分かりました。
結婚相手の年収「重視しない女性」が54.7%と過半数を超える結果に
「結婚相手を選ぶ際に年収を重視します/しましたか?」という質問に対し、女性の回答結果は「はい」45.3%、「いいえ」54.7%と、「重視しない」という考えを持っている人が過半数を占める結果となりました。
男性の回答結果は「はい」15.8%、「いいえ」84.2%となり、女性の結果と比較すると「重視しない」という考えを持っている人は圧倒的に多くなっています。

20代以下の約6割が子どもを持つことを考えるうえで「お金の不安あり」。結婚と同様に若い世代ほど不安傾向高い
「お子さんを持つことを考えるうえで、家計の状況に対して不安はあります/ありましたか?」という質問に対し、「不安がある/あった」と回答した割合を年代別に比較すると20代以下(63.6%)が最も多く、40代(53.1%)、30代(51.4%)、50代(43.2%)、60代(31.9%)、70代以上(25.6%)という結果となり、若い世代ほど不安傾向が高いことが明らかになりました。

結婚・子育てにかかるお金の不安、約4割は「どのように不安を解消したらいいか分からない」
「結婚やお子さんを考えるうえで、家計の状況に対して不安がある/あった」と回答した方への「ご自身の状況として当てはまるものを教えてください。」という質問に対し、最も多かったのは「どのように不安を解消したらいいか分からない/分からなかった」(40.9%)となりました。
多くの人がお金の不安を抱えているにも関わらず、不安を解消するサポートが不足している現状が伺えます。

アンケート結果の利用について
調査結果データの引用、転載に際しては必ず『オカネコ 結婚と子育てに関する意識調査』『株式会社400F「オカネコ」調べ』と記載してください。
また、Web媒体の場合はプレスリリース、もしくはオカネコマガジン、オカネコいずれかへのリンクをお願いいたします。
出典の記載例
- 出典 : 「オカネコ 結婚と子育てに関する意識調査」| 株式会社400F「オカネコ」調べ
調査結果は、そのままの形で正確に引用してください。結果の改変や歪曲はおやめください。
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