国内最大級(※1)の家計診断・相談サービス「オカネコ」を運営する株式会社400F(フォーハンドレッド・エフ、本社:東京都中央区、代表取締役社長:中村 仁、以下「当社」)は、2024年1月より開始された新NISAに関して、認知度や利用率の実態を探るべく、全国の『オカネコ』ユーザーの男女919人を対象に「オカネコ 新NISAの利用意向調査2024年7月」を実施しました。なお、新NISAに関する調査は制度開始の1月から3ヶ月に1度のペースで実施し、継続的に状況を調査しております。
※1:現時点での当社データベース及び他社公開情報の比較調査による
※2024年1月実施調査の詳細はこちら ※2024年4月実施の詳細はこちら
アンケートの調査概要 | ||
調査名 | オカネコ iDeCoの利用意向調査 | |
調査方法 | WEBアンケート | |
調査期間 | 2024年7月1日(月)~2024年7月2日(火) | |
回答者 | 全国の『オカネコ』ユーザー919人 | |
回答者の年齢 | 20代以下:4.4% 30代:17.3% 40代:26.7% 50代:30.6% 60代以上:21.0% | |
回答者の年収 | 400万円未満:24.8% 400万円以上600万円未満:21.1% 600万円以上800万円未満:16.4% 800万円以上1,000万円未満:12.0% 1,000万円以上1,200万円未満:6.3% 1,200万円以上:9.4% 分からない:10.0% | |
調査元 | 株式会社400F |
調査サマリー
「オカネコ 新NISAの利用意向調査2024年7月」結果サマリー
- 「新NISA制度の導入を知っている」91.0%。制度開始から半年経過したが約3割が「制度が導入されたことは知っているものの内容を把握できていない」
- 新NISAの利用率は52.6%、うち成長投資枠77.4%、つみたて投資枠85.7%
- 新NISA、“つみたて投資枠“での毎月の積立平均金額は65,411円。”成長投資枠“での平均金額は1,161,484円
- 人気の投資先ランキングは?地域別1位アメリカ株、タイプ別1位成長株、投資信託・ETFのタイプ1位インデックスファンド(投資信託)
- 投資・資産運用しない理由1位「知識がなく分からない」手続きや情報面でのサポート不足により行動に移せない人多数
「オカネコ 新NISAの利用意向調査2024年7月」の主な結果
「新NISA制度の導入を知っている」91.0%。制度開始から半年経過したが約3割は「制度が導入されたことは知っているものの内容を把握できていない」
「2024年1月から新しいNISA制度が導入されたことを知っていますか?」という質問に対して「知っている」と回答した方は91.0%となっており、「知らない(アンケートで初めて知った)」と回答した方が9.0%という結果になりました。
今年の1月実施の調査(※)では「知っている」は86.6%であった為、約半年で認知率は4.4ポイントアップした結果となりました。
さらに、新しいNISA制度が導入されたことを知っていると回答した方に「新しく導入されたNISA制度についてご自身の状況に最も当てはまるものはどれですか?」と質問したところ28.2%の人が「内容について把握していない」と回答(1月調査は32.4%)しており、制度開始から約半年経過し、4.2ポイント減少したものの、相変わらず約3人に1人は新NISA制度が導入されたことは知っていても内容までは把握出来ていないことが分かりました。
新NISAの利用率は52.6%、うち成長投資枠77.4%、つみたて投資枠85.7%
「2024年1月から始まった新NISAを利用していますか?」という質問に対して前回調査と比較すると、「利用している」は1月調査37.8%から14.8ポイントアップして52.6%、「利用を検討している」は1月調査20.0%から13.8ポイントダウンして6.2%、「利用していない」は1月調査42.2%から1ポイントダウンして41.2%という結果となりました。
更に今回調査では投資枠についても質問したところ、「成長投資枠を利用している」77.4%、「つみたて投資枠を利用している」85.7%という結果になり、どちらも利用している人が多い結果になりました。
新NISA“つみたて投資枠“での毎月の積立平均金額は65,411円。”成長投資枠“での平均金額は1,161,484円
新NISAを利用していると回答した方に、「新NISAではつみたて投資枠の年間非課税投資枠が40万円(月3.3万円)から120万円(月10万円)になりましたが、毎月の積立金額を教えてください。」という質問に対し「9万円以上~10万円未満」と回答した人が50.2%と最も多く、毎月の積立平均額は65,411円となりました。
年代別で平均積立額を比較したところ、20代以下は54,048円、30代は61,495円、40代は66,709円、50代は65,614円、60代以上は72,231円と、年代が上がるほど積立額も高い傾向となりました。
20代以下 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代以上 |
54,048円 | 61,495円 | 66,709円 | 65,614円 | 72,231円 |
また、「新NISAでは成長投資枠の年間非課税投資枠は240万円になりましたが、実際に今年(2024年1月~6月)投資した金額を教えてください。」という質問に対しては、「220万円以上~240万円以下」と回答した人が26.2%と最も多く、平均額は1,161,484円となりました。
現時点での投資額の分布は、上限に対して控えめな額を選択する方と、上限枠に近い額を選択する方の二極化の傾向が見られました。
年代別で平均額を比較したところ、20代以下は575,625円、30代は1,043,846円、40代は1,187,149円、50代は1,184,202円、60代以上は1,348,819円と、年代が上がるほど投資額も高い傾向となりました。
20代以下 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代以上 |
575,625円 | 1,043,846円 | 1,187,149円 | 1,184,202円 | 1,348,819円 |
人気の投資先ランキングは? 地域別1位アメリカ株、タイプ別1位成長株、投資信託ETF
新NISAを活用して投資している対象について、地域別、タイプ別、投資信託ETFのタイプ別で質問したところ、地域別1位は「アメリカ株」62.7%、タイプ別1位は「成長株」55.0%、投資信託ETFのタイプ1位は「インデックスファンド(投資信託)」86.3%という結果になりました。
投資・資産運用しない理由1位「知識がなく分からない」手続きや情報面でのサポート不足により行動に移せない人が多数
投資・資産運用をしていないと回答した方に「していない理由を教えてください。」という質問に対し、「資産運用の知識がなくやり方がわからない」42.0%と最も多い回答となりました。
1月実施の調査では44.7%、4月実施での調査では39.5%と、いずれも最も多い回答結果となっており、半年間での大きな変化は出ない結果となりました。
投資・資産運用について手続きや情報面でのサポート不足により行動に移すことができないことが分かりました。
※2024年1月実施調査の詳細はこちら ※2024年4月実施の詳細はこちら
アンケート結果の利用について
調査結果データの引用、転載に際しては必ず『オカネコ 新NISAの利用意向調査 2024年7月』『株式会社400F「オカネコ」調べ』と記載してください。
また、Web媒体の場合はプレスリリース、もしくはオカネコマガジン、オカネコいずれかへのリンクをお願いいたします。
出典の記載例
- 出典 : 「オカネコ 新NISAの利用意向調査 2024年7月」| 株式会社400F「オカネコ」調べ
調査結果は、そのままの形で正確に引用してください。結果の改変や歪曲はおやめください。
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※2024年6月24日当社データベースより概算(オカネコサービスすべての実績総数)