人生の大きなイベントである結婚式において、式場選びは自分たちや親族、ゲストの満足度を左右する重要なステップです。長く思い出に残るからこそ、選び方のポイントを押さえて最高の結婚式場を予約しましょう。
本記事では、結婚式場の選び方の手順と式場見学時に見るべきポイントを解説します。また、結婚式場選びで後悔しないために考えておきたいこともお伝えします。
結婚式場の選び方の基準がわからない方、式場選びに失敗して後悔したくない方は、ぜひ参考にしてください。
- 結婚式場の選び方のファーストステップとして、まずは挙式スタイル、エリア、ゲストの人数、やりたい演出など、理想の結婚式を2人で共有すると選びやすい
- 式場探しの情報源として人気が高いのは、結婚式情報サイト(62.7%)、結婚式情報誌(56.8%)、式場の公式ホームページ(42.6%)が挙げられる
- 結婚式場の見学の際に確認すべきポイントは、対応可能な演出や料理・飲み物の種類、持ち込み可能な範囲、バリアフリー等の設備、費用の支払い方法などが挙げられる
注記:当サイトを経由したお申し込みがあった場合、当社は提携する各企業から報酬の支払いを受けることがあります。提携や報酬の支払いの有無が、当サイト内での評価に影響を与えることのないようにしています。
結婚式場の選び方6ステップ
どのような手順で結婚式場を選べばいいのか、わからない方は多いでしょう。参考として、一般的な結婚式場の選び方を6ステップに分けて解説します。
結婚式場の選び方6ステップ
- ステップ1. 理想の結婚式を2人で共有する
- ステップ2. 大体の時期を決める
- ステップ3. 結婚式の予算を決める
- ステップ4. 条件にあった式場を探す
- ステップ5. 式場の見学
- ステップ6. 式場の決定
ステップ1. 理想の結婚式を2人で共有する
結婚式場によって立地や収容人数、設備が異なるため、先にどのような式を挙げたいのかを明確にすると式場を選びやすいです。
まずは、挙式スタイル、エリア、ゲストの人数、やりたい演出など、理想の結婚式を2人で共有しましょう。
結婚式のスタイル一例 | |||
---|---|---|---|
挙式スタイル | 教会式・人前式・神前式・仏前式 | ||
エリア | 国内・海外 現住所に近いエリア・どちらかの実家に近いエリアなど | ||
ゲストの人数 | 身内のみ:~10人程度 小規模:10~40人程度 中規模:40~70人程度 大規模:70人~ | ||
やりたい演出 | フラワーシャワー・ブーケトス・バルーンリリース・ケーキ入刀・キャンドルサービス・ムービー上映など |
ステップ2. 大体の時期を決める
次に、結婚式を挙げたい時期を決めます。
9~11月、3~5月は過ごしやすい気候のため、結婚式に人気の時期です。一方、12~2月、6~8月は結婚式のオフシーズンのため、式場を予約しやすかったり、費用が安く済んだりするメリットがあります。
そのほか、大型連休や日柄、2人の記念日など、日程の希望条件があれば洗い出しておきましょう。
ステップ3. 結婚式の予算を決める
続いて、結婚式の予算を決めます。
「ゼクシィ結婚トレンド調査2023(※)」によれば、披露宴・ウエディングパーティーの総額は平均327.1万円です。ご祝儀総額の平均は197.8万円、親・親族からの援助総額は163.7万円で、結婚式費用の実質負担額の目安は約130万円となっています。
ただし、こうした金額はあくまでも平均にすぎません。ゲストの人数、親・親族の経済状況や関係性などによりご祝儀や援助の金額が変わってくることを踏まえ、無理のない結婚式の予算を立ててください。
※参照:ゼクシィ結婚トレンド調査2023 38ページ・39ページ
ステップ4. 条件にあった式場を探す
理想の結婚式、希望の時期、予算が明確になったら、条件にあう結婚式場を探します。
「ゼクシィ結婚トレンド調査2023(※)」によれば、式場探しの情報源として人気が高いのは、以下の通りです。複数の情報源をもとに式場探しをしている人が多いことがうかがえます。
結婚式情報サイトで式場探しをするなら、「トキハナ」「スマ婚」がおすすめです。自分で結婚式場を検索できるのはもちろん、プランナー・元プランナーに相談できるので理想の結婚式を実現できます。
おすすめポイント | 公式サイト | ||||
---|---|---|---|---|---|
トキハナ | ・650以上(※1)ある独自契約の式場では最低価格を約束(※2) ・持ち込み自由の式場数No.1(※3) ・経験豊富な元プランナーが式場選びをサポート(※2) ・夜22時まで対応可能なLINE無料サポートあり | トキハナを見てみる | |||
スマ婚 | ・全国500以上の結婚式場と提携(※1) ・ドレスや引き出物の持ち込み料が無料 ・いらないものを省くことで適正価格での結婚式が可能 ・結婚式を知り尽くしたプランナーが結婚式当日までサポート | スマ婚を見てみる |
※2:見学済の結婚式場は適用外
※3:2022年9月時点トキハナ調べ
ステップ5. 式場の見学
結婚式場の候補を選んだら、できるだけ実際に足を運んで会場を見学しましょう。結婚式場の雰囲気や広さ、スタッフの対応など、自分の目で見るからこそ体感できることがあるためです。
また、結婚式場によっては料理の試食イベントをやっているところもあります。料理を重視して結婚式場を選びたい場合は、ぜひ試食イベントに参加しましょう。
ちなみに「ゼクシィ結婚トレンド調査2023(※)」によれば、訪問した会場数の平均は2.6か所です。1か所目で式場を決めるカップルが28.1%と最多ではあるものの、3か所を見学するカップルも22.8%と少なくありません。
訪問した会場数 | |
---|---|
0か所 | 2.0% |
1か所 | 28.1% |
2か所 | 22.8% |
3か所 | 22.8% |
4か所 | 11.6% |
5か所以上 | 11.4% |
無回答 | 1.3% |
平均 | 2.6か所 |
※参照:ゼクシィ結婚トレンド調査2023 161ページ
最初に見学した結婚式場に決めるか迷った場合は、妥協せず複数か所を見学するほうが比較もできるのでおすすめです。
ステップ6. 式場の決定
ここまでに厳選した結婚式場候補のなかから、予約する式場を1つ決定します。
「ゼクシィ結婚トレンド調査2023(※)」によれば、結婚式場を決定する際に重視するポイントのうち、最も割合が高かったのは料理(63.7%)です。その後、会場の雰囲気が良いこと(54.2%)、交通の便が良いこと(49.8%)が続きます。
見学での印象も踏まえつつ、2人の理想に近い結婚式場を選びましょう。
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結婚式場の見学のときに見るべきポイント
結婚式場を見学する際は、以下のポイントを重点的にチェックするのがおすすめです。本予約後の自己都合での式場キャンセルはキャンセル料がかかるので、見学の段階でしっかりと確認しましょう。
結婚式場の見学のときに見るべきポイント
希望の挙式スタイルができるか
一般的な挙式スタイルは教会式・人前式・神前式の3種類です。
仏様の前で挙げる仏前式は縁のある寺院で行うのが一般的ですが、なかには仏前式に対応するホテルなどの会場もあります。
結婚式場によって対応可能な挙式スタイルが異なるため、見学時に必ず確認しておきましょう。
ゲストの収容人数
ゲストの収容人数も、結婚式場を選ぶうえで重要なポイントです。
挙式・披露宴に招待するそれぞれのゲストの人数に対して会場が狭すぎないか、逆に広すぎないか、実際に見学して確認しておきましょう。
どのような演出が可能か
結婚式でやりたい演出がある場合は、対応可能かを見学時にチェックしておくと確実です。
ムービー上映や余興などの予定がある場合は、以下も確認しましょう。
- プロジェクターのスクリーンサイズ
- 使用可能なメディア
- 音響設備
- ステージの有無 など
会場レイアウト
テーブルの種類や配置など、会場レイアウトによって結婚式の雰囲気は大きく変わります。
定番の会場レイアウトは、丸テーブル散らし型、長テーブルくし型、オーバル型です。
ゲストの人数や理想の結婚式イメージにあわせた会場レイアウトを作れるか、見学時に確認しておきましょう。
料理や飲み物の種類
結婚式の料理や飲み物は、ゲストの満足度に大きな影響を与えます。
結婚式場の見学時は、料理や飲み物の種類が招待するゲストに喜んでもらえる内容になっているかも必ず見ましょう。料理の試食ができる結婚式場なら、実際に味を確認できるのでより安心です。
持ち込み可能な範囲
結婚式場の提携サービスを使わず、自分たちで用意したドレスやブーケ、引き出物、ウェルカムグッズ、カメラマンなどを会場に持ち込むことを「持ち込み」といいます。
なかには持ち込みNGもしくは持ち込み料がかかる結婚式場もあるため、持ち込みたいものがある場合は注意が必要です。見学時はプランナーに持ち込み可能な範囲を確認しておきましょう。
バリアフリー等の設備
車椅子やベビーカーを使う人などバリアフリーを要するゲストを招待する場合は、スロープやエレベーター、多目的トイレなどの設備の有無もチェックしてください。
エントランスから会場までの動線を見学し、スムーズな移動が可能か見ておくと安心です。
スタッフの雰囲気や相性
結婚式場のスタッフの雰囲気や相性は、会場に足を運ばなければ体感できない重要なポイントです。
見学時は担当プランナーだけでなく、実際に結婚式場で働いているスタッフの様子もよく見て、気持ちよく式を挙げられそうか判断しましょう。
費用の支払い方法
結婚式の費用の支払い方法とタイミングも、見学時に質問して詳しく聞いておくのがおすすめです。結婚式場によっては振込や手渡しでの現金払いのほか、クレジットカード払いに対応しているところもあります。
支払いのタイミングは、前払い・後払い・当日払いの3パターンです。後払いや当日払いに対応している結婚式場を選ぶと、ご祝儀を支払いに充てられるメリットがあります。
結婚式場選びで後悔しないために考えておきたいこと
結婚式場選びで後悔しないためには、以下について考えておくことが大切です。
結婚式場選びで後悔しないために考えておきたいこと
雨天時のプログラム
屋外で行う演出を希望する場合は、雨天時にどうするかも考えておきましょう。
例えば、花火やバルーンリリースは雨天時の決行が難しいので、念のため別の屋内演出も用意しておく、装飾としてバルーンを利用するなどが考えられます。
見積もりをしっかり確認しておく
2人の理想を詰め込んだ結果、結婚式の費用が当初の予定よりも膨らんでしまうことはよくあります。
契約前に見積もりをしっかり見て、支払い計画に無理がないか、見積もりから削れる部分がないかを確認しましょう。
余裕をもったスケジュールにする
「ゼクシィ結婚トレンド調査2023(※)」によれば、披露宴・ウエディングパーティー会場の検討期間は平均1.8か月です。また、会場の検討開始時期は披露宴の10.6か月前、決定・申込み時期は披露宴の8.8か月前が平均となっています。
もちろん平均より遅い時期から結婚式場を選ぶことも可能ですが、落ち着いて結婚式の準備に取り組めるよう、できれば余裕をもったスケジュールで動くのがおすすめです。
※参照:ゼクシィ結婚トレンド調査2023 42ページ(東京・神奈川・千葉・埼玉の首都圏のデータ)
まとめ
一般的な結婚式場の選び方の手順は、以下の6ステップです。
結婚式場の選び方6ステップ
- ステップ1. 理想の結婚式を2人で共有する
- ステップ2. 大体の時期を決める
- ステップ3. 結婚式の予算を決める
- ステップ4. 条件にあった式場を探す
- ステップ5. 式場の見学
- ステップ6. 式場の決定
目安として、いまから1年後に結婚式を挙げるつもりのスケジュールでステップ1から取り組めば、余裕をもって準備を進められるでしょう。
結婚式場を選ぶ際は「トキハナ」「スマ婚」などの結婚式情報サイトを活用すると効率的です。気になる結婚式場があれば見学に足を運び、会場の雰囲気や広さ、スタッフの対応、料理の内容などを確認しましょう。
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