1,530人に聞いた! クレジットカードに関する意識調査、クレカ選びの重要ポイントと人気の1枚は?

1,530人に聞いた! クレジットカードに関する意識調査、クレカ選びの重要ポイントと人気の1枚は?
監修者
スキラージャパン株式会社 伊藤亮太スキラージャパン株式会社ファイナンシャルプランナー
伊藤 亮太
CFP(R) / DCアドバイザー / 証券外務員一種

お金の相談プラットフォーム「オカネコ」を運営する株式会社400F(フォーハンドレッド・エフ、本社:東京都中央区、代表取締役社長:中村 仁、以下「400F」)は、オカネコユーザーの男女1,530名を対象に「クレジットカード利用に関する意識調査」を実施しました。

昨今のキャッシュレス決済の発展などにより、クレジットカードの利用が一般的になり、さまざまな場面でその利便性を実感されていることと思います。

2023年度のクレジットカードの利用実態として、人気のクレジットカードや、クレジットカード選びの際に重視しているポイント、利用によるメリットなどを回答いただきました。

目次

調査サマリー

  • 所持しているクレジットカード 1位は「楽天カード」また、もっとも利用されているカードも「楽天カード」で、次点の「au PAYカード」や「三井住友カード(NL)」に大きく差をつける結果に
  • 約6割の人がクレジットカードを選ぶ際「ポイント還元率」「年会費」を重視
  • クレジットカードの所持枚数は5枚以上が最多
  • クレジットカードのもっとも多い利用シーンは「オンラインショッピング」
  • クレジットカードのもっとも大きなメリットは「ポイントが貯まる」「現金を持ち歩かなくて済む」

アンケート調査概要

クレジットカードに関する意識調査 調査概要
調査方法WEBアンケート
調査期間2023年6月14日(水)~2023年6月21日(水)
回答者お金の診断・相談サービス『オカネコ』登録ユーザー1,530名
回答者の性別男性 846人(55.29%)、女性 684人(44.71%)
回答者の年齢・20歳未満 8人(0.52%)
・20~29歳 139人(9.08%)
・30〜39歳 289人(18.89%)
・40〜49歳 396人(25.88%)
・50〜59歳 431人(28.17%)
・60〜69歳 206人(13.46%)
・70歳以上 61人(3.99%)
回答者の世帯年収​​・400万円未満 493人(32.22%)
・400万円以上600万円未満 321人(20.98%)
・600万円以上800万円未満 221人(14.44%)
・800万円以上1000万円未満 153人(10.00%)
・1000万円以上1200万円未満 75人(4.90%)
・1200万円以上 123人(8.04%)
・分からない 144人(9.41%)
調査元株式会社400F

所持しているクレジットカード 1位は「楽天カード」がもっとも多く、次点で「PayPayカード」「イオンカード」「三井住友カード(NL)」が続く

あなたが所持しているクレジットカードを以下の中から教えてください。

「あなたが所持しているクレジットカードを以下の中から教えてください。」という質問に対して、「楽天カード」がもっとも多く、1,530人の回答者のうち、実に845人(55.23%)の方が所持している結果となりました。

次点で「PayPayカード」「イオンカード」「三井住友カード(NL)」の所持枚数が多く、キャッシュレス決済との連携、買い物などでの普段使い、銀行口座との連携など、それぞれの利用シーンが垣間見える結果となっています。

また、「その他」で多くみられた回答として「Olive」などの新興カード、「ビューカード」などの鉄道系カード、「道銀カード」などの地銀系のカードが挙がっていました。

監修者

楽天カードは、還元率も高く、楽天ユーザーには必須といえるクレジットカードです。日常でも使いやすいため、また比較的審査にも通りやすいことから、所持する人が多いのではないかと考えられます。
PayPayカードやイオンカードも普段使いで使いやすいといった点が所持する方が多い理由ではないでしょうか?年会費が無料という点もメリットといえます。

メインカードとしてもっとも利用されているのも「楽天カード」次点の「au PAYカード」や「三井住友カード(NL)」に大きく差をつける結果に

所有しているクレジットカードの中で、メインカードとしての利用がもっとも多かった

所有しているクレジットカードの中で、メインカードとしての利用がもっとも多かったのも「楽天カード」でした。次点で「au PAYカード」「三井住友カード(NL)」が挙がっていますが、大きく差をつけています。

約6割の人がクレジットカードを選ぶ際「ポイント還元率」「年会費」を重視している

クレジットカードを選ぶ際にもっとも重視しているポイント

クレジットカードを選ぶ際にもっとも重視しているポイントとして、約6割の人が「ポイント還元率」「年会費」を重視していることが分かりました。

カードのステータス性や、VISA・JCB・Masterなどのカードブランドについては、カード選びの際にはそこまで重視されていないことが分かります。

その他の回答では「マイレージの貯まりやすさ」や「セキュリティや安全性」といった回答が見られました。昨今流行りのナンバーレスカードの影響などもあり、セキュリティ面での付加価値も今後価値が高まりそうです。

監修者

多くの人がポイント還元率を重視していることがわかります。同じ買い物をするのであれば、還元率が高い方がお得度も増しますよね。
年会費もステータスを重視するならば高くてもよいものの、最近では年会費無料の安さにこだわる人も多くなっています。

クレジットカードの所持枚数は5枚以上が最多、カードの使い分けが浸透し、所持枚数が増加の可能性

クレジットカードの所持枚数について

クレジットカードの所持枚数についての質問に対して、実に453人の方がカードを5枚以上所持していることが分かりました。所持枚数1枚の人は267人に留まり、多くの人がカードをシーンによって使い分けている実態が垣間見える結果となりました。

前述のクレジットカードを選ぶ際の重視ポイントが「ポイント還元率」「年会費」であることから、カードを所持するハードルが下がり、より多くのポイント還元を得るために複数枚のカード所持がスタンダードになりつつあるのかもしれません。

クレジットカードを5枚以上持っている割合は男性の方が高い傾向

クレジットカードを5枚以上持っている割合は男性の方が高い傾向

さらに深堀して、クレジットカードの所持枚数の男女別の割合を見てみると、クレジットカードを5枚以上持っている割合は、女性23.8%と比較して男性34.3%と、男性の方が多い傾向が見て取れました。

クレジットカードのもっとも多い利用シーンは「オンラインショッピング」次いで「食料品・スーパー」と日常の決済に活用

クレジットカードのもっとも多い利用シーン

クレジットカードのもっとも多い利用シーンとして「オンラインショッピング」が挙がっています。Amazonや楽天をはじめとする巨大ショッピングモールでのクレカ利用は、ポイント還元キャンペーンなども多いため相性が良さそうです。

次点では「食料品・スーパー」「公共料金・携帯料金」が続き、日々の生活の中でクレジットカードが日常使いされている状況が垣間見えます。

電気・ガス・水道やスマホなど、ライフラインに直結する公共インフラはほとんどの人が利用するため、クレジットカードでの料金引き落としで上手くポイント還元を活用できると良いですね。

その他の回答では「投資信託の決済」や「保険料の支払い」などが見られました。積立投資との相性も良さそうです。

監修者

オンラインショッピングで安全に取引することができる。これがクレジットカードの決済の良い点とも言えます。
オンラインをはじめ、様々な場面でクレジットカードを利用することで現金の持ち歩きをする必要がない、すぐに決済できるといったメリットを活かしている方が多いと感じます。
今後もオンラインショッピングをはじめ、様々な場面でクレジットカード決済を行う人が増えていくものと思われます。

クレジットカードのもっとも大きなメリット、約6割の人が「ポイントが貯まる」ことと回答。次点で「現金を持ち歩かなくて済む」

クレジットカードのもっとも大きなメリット

クレジットカードの利用で感じるもっとも大きなメリットとして、約6割(59.74%)の人が「ポイントが貯まる」ことを挙げています。ポイント還元率が高く、年会費が安いカードが人気であることとも紐づく結果となりました。

次点では「現金を持ち歩かなくて済む」という回答が多く、キャッシュレス決済が浸透したことにより、その利便性の高さから現金を持ち歩かないスタイルが浸透しつつあるのではないでしょうか。

その他の回答の中では「所持することで商品やサービスの値段が割り引かれる」「旅行時の補償」といった回答が挙がっていました。

まとめ

今回の調査では、多くのクレジットカード利用者が「ポイント還元率」「年会費」を重視してクレジットカードを選んでいることが分かりました。

また、所持枚数5枚以上の回答が一番多かったことから、多くの人がシーンによって最適なポイント還元が得られるクレジットカードを使い分けていることが伺えます。

上記の観点に沿って、ご自身のクレジットカードを見直してみるのもよい節約、家計見直しの観点になりそうです。

アンケート結果の利用について

アンケート結果の転載・引用をされる場合は、必ず出典を明記の上、Web媒体の場合は当記事、もしくはオカネコマガジン、オカネコいずれかへのリンクをお願いいたします。

出典の記載例

  • 出典 : クレジットカードに関する意識調査 | オカネコマガジン
  • 出典 : 株式会社400F「オカネコ」調べ

調査結果は、そのままの形で正確に引用してください。結果の改変や歪曲はおやめください。

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スキラージャパン株式会社 伊藤亮太

伊藤 亮太

スキラージャパン株式会社ファイナンシャルプランナー
CFP(R)/ DCアドバイザー / 証券外務員一種

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