moomoo証券と楽天証券は、それぞれに独自の強みがあります。各証券会社の特徴を理解して上手く使い分けながら、時には両者を併用することで効率良く資産運用に取り組めます。
本記事では、moomoo証券と楽天証券を全4項目で徹底比較し、それぞれの証券会社がおすすめの人の特徴と、おすすめの使い分け方法を解説します。
資産運用に興味がある方で証券会社選びに迷っている方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
※当記事に記載している手数料はすべて税込みです
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始めるなら今! moomoo証券と楽天証券の口座開設キャンペーン一覧
現在、moomoo証券と楽天証券では以下のキャンペーンを実施中です。各社のキャンペーン情報と内容について簡単にご紹介します。
どちらの証券会社も無料で口座開設ができるので、まずはキャンペーンを活用して口座開設を行うところから始めてみましょう。
moomoo証券の口座開設キャンペーン一覧 | ||
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キャンペーン特典 | 実施期間 | |
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MooFest Japan 2025投資フェス 事前応募で米国株取引手数料10年無料(上限あり)などの特典が抽選で当たる | 2025年4月14日〜2025年6月7日 | |
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【JPX日本株デモ取引コンテスト2025】開催中! デモ取引口座の利益率に基づいて豪華特典がもらえる | 2025年4月28日〜2025年5月23日 | |
moomoo証券ご紹介プログラム 1名紹介につき最大25,000円分のAmazonギフトカードがもらえる | 2024年4月10日〜終了時期未定 | |
株式入庫で最大250万円の特典が必ずもらえる! 株式移管で最大250万円相当の特典がもらえる | 2025年4月10日〜終了時期未定 | |
初めての株式移管で最大10万円相当の人気株! 口座開設&株式移管で最大10万円相当がもらえる | 2025年4月1日〜終了時期未定 | |
米株取引デビュー応援プログラム 初めての米国株取引で現金500円相当のキャッシュバック | 2024年11月1日〜終了時期未定 | |
初めての日本株取引応援プログラム 初めての日本株取引で現金500円相当のキャッシュバック | 2024年11月1日〜終了時期未定 |
※キャンペーンの参加にはエントリーが必要な場合があります。詳細は各公式HPでご確認ください。
参照:キャンペーン一覧|moomoo証券
楽天証券の口座開設キャンペーン一覧 | ||
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キャンペーン特典 | 実施期間 | |
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LINEでつながるお友達紹介キャンペーン 1人紹介ごとに2,500円相当のギフトポイント(最大10名) | 2025年5月15日〜2025年7月14日 | |
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最大10万円キャッシュバック!国内株式信用取引デビュープログラム 信用取引デビューで金利・貸株料を最大10万円キャッシュバック | 終了時期未定 | |
信用取引口座の開設でもれなく200ポイントプレゼント!信用取引デビュー応援プログラム 信用取引口座開設で200ポイントプレゼント(国内・米国株式) | 終了時期未定 | |
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クイズに正解&条件達成で最大4,000円相当をプレゼント 条件達成で最大4,000円プレゼント | 2025年4月30日〜2025年6月30日 | |
【楽ラップ】10万円以上入金で1,000円プレゼントキャンペーン 楽ラップに10万円以上入金で1,000円プレゼント | 2025年4月14日〜2025年6月30日 | |
NISA成長投資枠 春のポイント開花キャンペーン!総額200万ポイント山分け! NISA成長投資枠での買付で200万ポイントを山分け | 2025年4月1日〜2025年5月30日 | |
楽天MT4CFDデビューキャンペーン!200ポイントプレゼント! MT4CFD未経験者が口座開設+取引で200ポイント | 2025年4月1日〜2025年6月30日 | |
【ウェルスナビ×R】総額300万円山分け!最大10,000円プレゼントキャンペーン ウェルスナビ×Rファンド1万円以上買付で300万円山分け | 2025年4月1日〜2025年6月30日 | |
【楽天CFD】最大500万円!楽天CFDキャッシュバックキャンペーン CFD対象銘柄の取引で1Lotごとに1円、最大500万円キャッシュバック | 2025年4月1日〜2025年6月30日 | |
Meta Trader 4 でCFDをお取引いただくと最大300万円キャッシュバック! MT4CFD取引で1Lotごとにキャッシュバック、最大300万円 | 2025年4月1日〜2025年6月30日 | |
楽天FX 口座開設プログラム 楽天FX口座開設+取引で最大165万円キャッシュバック | 終了時期未定 | |
楽天証券NISA 春の新生活応援キャンペーン NISA口座開設完了で抽選2,000ポイント(1,000名) | 2025年3月13日〜2025年5月30日 | |
もれなく2,000ポイント!NISAクレカ積立デビュー応援キャンペーン 初めて楽天カードで4万円以上のNISA投信積立+条件達成で2,000ポイント | 2025年3月13日〜2025年6月12日 | |
MAX500万円!!FX取引キャッシュバックキャンペーン! FX新規取引で1万通貨ごとに1円、最大500万円キャッシュバック | 2025年3月3日〜2025年5月30日 | |
最大10万円キャッシュバック&200ポイントプレゼント!先物・オプション取引デビュー応援プログラム 先物・オプション初取引で200ポイント+手数料50%キャッシュバック(上限10万円) | 終了時期未定 | |
米国株取引手数料無料プログラム! 新規証券口座開設者は米国株の取引手数料実質無料(2カ月) | 終了時期未定 | |
ポイント投資でポイント最大+1倍 投資信託+米国株ポイント投資(所定の金額以上)で楽天市場ポイント+1倍 | 終了時期未定 | |
ご家族・お友達紹介プログラム 家族・友人紹介で双方にポイントプレゼント(総合/NISA/iDeCo) | 終了時期未定 |
※キャンペーンの参加にはエントリーが必要な場合があります。詳細は各公式HPでご確認ください。
参照:現在実施中のキャンペーン|楽天証券
moomoo証券と楽天証券のスペック比較
moomoo証券と楽天証券の特徴を、以下の17項目に分けて一覧表にまとめました。まずは両者のスペックからご覧ください。
moomoo証券と楽天証券のスペック比較 | ||
---|---|---|
moomoo証券 | 楽天証券 | |
取扱商品 | 日本株/米国株/投資信託/外貨建てMMF | 日本株/米国株/中国・アセアン株/投資信託/FX/債券/金・プラチナ・銀/ロボアドバイザー/CFD/先物・オプション/バイナリーオプションなど |
国内株式取引所 | 東京証券取引所 | 東京証券取引所/名古屋証券取引所 |
国内株式取引方法 | 現物取引 | 現物取引/信用取引/IPO/PTS/貸株など |
国内株式手数料 | 無料 | 無料(所定の条件を満たす場合) |
単元未満株 | ◯ | ◯ |
米国株式銘柄数 | 5,741 | 4,504 |
米国ETF銘柄数 | 541 | 466 |
米国株信用取引銘柄数 | 1,155 | 1,031 |
米国株式手数料(税込) | 約定代金の0.132%※1 | 約定代金の0.495%※2 |
投資信託銘柄数 | 460 | 2,571 |
NISA銘柄数 | つみたて投資枠:128 成長投資枠:387 | つみたて投資枠:267 成長投資枠:1,349 |
ポイントサービス | moomooポイント | 楽天ポイント |
ポイント投資 | × | ◯ |
クレカ積立 | × | ◯ |
iDeCo | × | ◯ |
取引アプリ | ◯ | ◯ |
デモ取引 | ◯ | ◯ |
※1:ベーシックコースの場合。手数料は最低0.01米ドルです
※2:約定代金が2.22米ドル以下の場合は最低手数料0ドルを適用します
上記のスペック比較表を見ると、取扱商品の種類は楽天証券が圧倒的に多いことが分かります。
また、ポイント投資やクレカ積立、iDeCo対応など、資産運用に取り組む上でお得な制度が多いことから、これから初めて資産運用に取り組む方は楽天証券を選ぶのがおすすめです。
一方、moomoo証券はもともと米国株取引に強みを持つ証券会社で、全世界で2,500万人(2024年12月31日時点)ものユーザーが利用しています。
比較表を見てもわかるとおり、米国株取引においては取扱銘柄数や取引手数料など、楽天証券よりもmoomoo証券のほうが優れています。
2024年3月18日からは日本株の取引も行えるようになり、NISA対応の投資信託も取り揃えるほか、単元未満株の取引も行える点が特徴です。
次の項目では、moomoo証券と楽天証券のこれらのスペックを踏まえた上で、以下の取引をする際に、どちらの証券会社を利用すべきかを解説していきます。
日本株を取引する場合 : 目的に応じて使い分け
moomoo証券と楽天証券の「日本株」を深堀りしたスペック比較表は、次のとおりです。
【日本株】moomoo証券と楽天証券のスペック比較 | ||
---|---|---|
moomoo証券 | 楽天証券 | |
国内株式取引所 | 東京証券取引所 | 東京証券取引所/名古屋証券取引所 |
売買手数料(単元株) | 無料 | 無料(所定の条件を満たす場合) |
売買手数料(単元未満株) | 無料 | 無料 |
信用取引 | × | ◯ |
IPO | × | ◯ |
PTS | × | ◯ |
貸株 | × | ◯ |
ポイント投資 | × | ◯ |
両者ともに取引手数料は無料ですが、東京証券取引所と名古屋証券取引所の両方に対応する楽天証券のほうが、取扱銘柄数はやや多めです。
さらに、楽天証券は信用取引やPTS(夜間)取引、特殊注文(逆指値・IOC・OCO)も利用可能で、IPO(新規公開株)にも対応しています。
一方、moomoo証券は現物取引が中心で、信用取引やIPO、PTS取引には対応していません。その代わりに、moomoo証券が提供するスマホアプリ「moomoo」は、取引を行う上で非常に高機能なツールとなっています。
アプリの分析機能はmoomoo証券が充実しており、楽天証券は取引機能の幅が広い点が特徴です。
これらを踏まえると、取引銘柄や注文方法の多様性を求めるなら楽天証券、シンプルかつ分析重視ならmoomoo証券を選ぶのが良いでしょう。

米国株を取引する場合 : moomoo証券
moomoo証券と楽天証券の「米国株」に着目したスペック比較表は、次のとおりです。
【米国株】moomoo証券と楽天証券のスペック比較 | ||
---|---|---|
moomoo証券 | 楽天証券 | |
現物取引対応銘柄数 | 5,741 | 4,504 |
24時間取引可能銘柄数 | 5,277 | × |
現物取引売買手数料(税込) | 約定代金の0.132%※1 | 約定代金の0.495%※2 |
為替取引手数料 | 0.25円/1米ドル | 無料※3 |
信用取引対応銘柄数 | 1,155 | 1,031 |
信用取引手数料(税込) | 約定代金の0.132%※1 | 約定代金の0.33%※4 |
取引手数料のポイント還元 | × | ◯(1〜2%) |
貸株 | × | ◯ |
IPO | × | ◯ |
デモ取引 | ◯ | ◯ |
※1:ベーシックコースの場合。手数料は最低0.01米ドルです
※2:約定代金が2.22米ドル以下の場合は最低手数料0ドルを適用します
※3:リアルタイム為替取引(米ドルのみ)の場合の手数料です。定時取引(10時〜14時)の場合は0.25円/1米ドルです
※4:約定代金が3.33米ドル以下の場合は最低手数料0ドルを適用します
米国株の取扱銘柄数を比較すると、楽天証券が約5,500銘柄であるのに対し、moomoo証券は約7,000銘柄と圧倒的な差があることがわかります。
また、米国株取引手数料を比較しても、楽天証券は約定代金の0.495%(現物取引)が発生するのに対し、moomoo証券は約定代金の0.132%と非常に低コストで取引を行える点が魅力です。
さらに、moomoo証券の一部の銘柄は24時間取引が可能なため、立会時間に関係なく、プレ・マーケットやアフター・マーケットを含む時間外取引にも対応しています。
米国株の注文機能においてもmoomoo証券は優れており、逆指値やトレーリングストップなどの高度な取引に対応している点が特徴です。
一方、楽天証券は配当管理や税制対応が簡単なので、米国株取引に興味のある投資初心者の方にも安心です。
先述の日本株取引と合わせてバランスの良い証券会社を利用したい方は楽天証券、コスト重視や機能性重視で積極的に米国株取引を行いたい方はmoomoo証券を選ぶのが良いでしょう。

NISAをする場合 : 楽天証券
効率良く資産運用に取り組むなら、「NISA(少額投資非課税制度)」を積極的に活用するのがおすすめです。
moomoo証券と楽天証券の両者において、NISA関連のスペック比較表は、次のとおりです。
【NISA】moomoo証券と楽天証券のスペック比較 | ||
---|---|---|
moomoo証券 | 楽天証券 | |
取扱商品 | 日本株/米国株/投資信託 | 日本株/外国株/投資信託・海外ETFなど |
取引手数料 | 買付・売却時無料 | 買付・売却時無料 |
つみたて投資枠 | 128 | 267 |
成長投資枠 | 387 | 1,349 |
積立頻度 | 毎日、毎週、隔週、毎月 | 毎日(カード不可)、毎月 |
最低積立額 | 100円〜 | 100円〜 |
クレカ積立 | × | ◯ |
NISAの取扱銘柄数を比較すると、つみたて投資枠・成長投資枠のどちらにおいても、楽天証券のほうが選択の幅は広いことが分かります。
特に、楽天証券では楽天カードを使ったクレカ積立に対応しており、積立額(決済額)に応じて楽天ポイントが最大2%も貯められます。
貯めたポイントを利用するポイント投資も可能なので、NISA制度を広く柔軟に活用するなら楽天証券のほうが圧倒的に有利といえるでしょう。
一方のmoomoo証券は、先述のとおり米国株取引に強みを持つ証券会社なので、NISAの非課税枠を活用しながら積極的に米国株取引を行いたい場合はmoomoo証券を選ぶのがおすすめです。
投資信託を取引する場合 : 楽天証券
moomoo証券と楽天証券の2社において、「投資信託」に絞ったスペック比較表は、次のとおりです。
【投資信託】moomoo証券と楽天証券のスペック比較 | ||
---|---|---|
moomoo証券 | 楽天証券 | |
対応銘柄数 | 460 | 2,571 |
売買手数料※1 | 無料 | 無料 |
ポイント投資 | × | ◯ |
ポイント還元サービス | × | ◯ |
クレカ積立 | × | ◯ |
※1:別途、信託報酬が発生します
投資信託の対応銘柄数は楽天証券のほうが圧倒的に優れています。
さらに、楽天証券はポイント投資に加え、投資信託の保有残高に応じて楽天ポイントが還元される「投信残高ポイントプログラム」を実施中です。
長期間継続して積立投資を行う場合やポイント活用を考える場合は、楽天証券を選んだほうが効率良く資産運用に取り組めます。
一方、moomoo証券は日本でのサービス開始が2022年からと比較的新しい証券会社なので、今後のサービス拡充に期待しましょう。
moomoo証券と楽天証券がおすすめな人
moomoo証券と楽天証券のスペックを踏まえた上で、それぞれの証券会社が向いている人の特徴は、次のとおりです。
moomoo証券と楽天証券がおすすめな人 | |
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moomoo証券が向いている人 | 楽天証券が向いている人 |
・米国株を低コストで売買したい ・高機能な分析アプリで株式を見極めたい ・スポット購入で売買したい ・成長投資枠で株式投資に集中したい | ・NISAを活用したい ・投資信託を中心に長期運用したい ・ポイント投資をしたい ・サポート体制・安心感を重視する ・IPOや幅広い金融商品の選択肢を求める |
moomoo証券は、日本の数ある証券会社の中でも特に米国株に強みを持つ証券会社です。日本円よりも金利の高い米ドルで積極的に取引を行いたい人にはmoomoo証券が向いています。
また、moomoo証券のスマホアプリ「moomoo」は、お手持ちのスマホで手軽に高機能な分析機能を利用できる便利なツールです。
それ以外にも、投資信託のスポット購入で売買したい人や、NISAの成長投資枠で株式投資に集中したい人はmoomoo証券を選ぶのが良いでしょう。
一方、楽天証券は総合的にバランスの良い証券会社で、取扱商品が豊富で、ポイント投資やクレカ積立などの投資家にとって嬉しいサービスが充実しています。
NISAや投資信託を中心に長期運用を考えている人や、サポート体制・安心感を重視したい人には楽天証券がおすすめです。
moomoo証券と楽天証券の上手な使い分け方
冒頭でもお伝えしたとおり、moomoo証券と楽天証券は、どちらも無料で口座開設ができます。
また、ここまで解説したように両者はそれぞれ異なる強みを持つ証券会社なので、moomoo証券と楽天証券を上手く併用することで、効率良く資産運用に取り組めるでしょう。
moomoo証券と楽天証券は、以下のイメージで使い分けるのがおすすめです。
moomoo証券と楽天証券の使い分け方
- moomoo証券:米国株+個別株分析用
- 楽天証券:投資信託・積立・NISAなど長期運用中心
moomoo証券と楽天証券の両方で口座開設をする場合、クレカ積立やNISAなどの長期運用を行いたいなら、取扱商品数が多く、バランスの良い楽天証券を利用するのがおすすめです。
一方で、moomoo証券は数ある証券会社の中でも米国株に秀でており、手軽に利用できるスマホアプリが高機能で個別株を分析するのに大いに役立ちます。
ですので、米国株中心に投資をしたい方はmoomoo証券がおすすめです。楽天証券は投資信託・積立・NISAなど長期運用中心とすることで、それぞれのメリットを最大化しやすいでしょう。
まとめ
本記事では、これから資産運用に取り組む方に向けて、「moomoo証券」と「楽天証券」を様々な項目ごとに比較しながら、各証券会社の特徴を解説してきました。
最後に、moomoo証券と楽天証券の特徴をおさらいしておきましょう。
moomoo証券と楽天証券のスペック比較 | ||
---|---|---|
moomoo証券 | 楽天証券 | |
取扱商品 | 日本株/米国株/投資信託/外貨建てMMF | 日本株/米国株/中国・アセアン株/投資信託/FX/債券/金・プラチナ・銀/ロボアドバイザー/CFD/先物・オプション/バイナリーオプションなど |
国内株式取引所 | 東京証券取引所 | 東京証券取引所/名古屋証券取引所 |
国内株式取引方法 | 現物取引 | 現物取引/信用取引/IPO/PTS/貸株など |
国内株式手数料 | 無料 | 無料(所定の条件を満たす場合) |
単元未満株 | ◯ | ◯ |
米国株式銘柄数 | 5,741 | 4,504 |
米国ETF銘柄数 | 541 | 466 |
米国株信用取引銘柄数 | 1,155 | 1,031 |
米国株式手数料(税込) | 約定代金の0.132%※1 | 約定代金の0.495%※2 |
投資信託銘柄数 | 460 | 2,571 |
NISA銘柄数 | つみたて投資枠:128 成長投資枠:387 | つみたて投資枠:267 成長投資枠:1,349 |
ポイントサービス | moomooポイント | 楽天ポイント |
ポイント投資 | × | ◯ |
クレカ積立 | × | ◯ |
iDeCo | × | ◯ |
取引アプリ | ◯ | ◯ |
デモ取引 | ◯ | ◯ |
※1:ベーシックコースの場合。手数料は最低0.01米ドルです
※2:約定代金が2.22米ドル以下の場合は最低手数料0ドルを適用します
上記のスペック比較表を見てもわかるように、総合的なバランスの良さは楽天証券に軍配が上がります。
一方、moomoo証券は米国株に強みを持つ証券会社なため、日本円よりも金利の高い米国株で積極的な取引を行いたい人におすすめです。
それぞれの証券会社の強みを把握して、moomoo証券と楽天証券を適宜使い分けながら、効率良く資産運用に取り組んでみてください。