楽天証券の詳細 | ||
---|---|---|
売買手数料※ | 【国内株】0円 【外国株】 米国:約定代金×0.495% (最低手数料0米ドル、手数料上限22米ドル) 中国:約定代金×0.275% (最低手数料550円、手数料上限5,500円) アセアン:約定代金×1.1% (最低手数料550円) | |
NISA | 対応 | |
投資信託 | 2,559本(2024年2月現在) | |
夜間取引 | ○ | |
IPO取扱実績 | 61本(2023年度実績) | |
取引所 | 東証、名証 | |
外国株 | 米国株式、中国株式、アセアン株 | |
スマホアプリ | iSPEED | |
ポイント | 楽天ポイント |
╲楽天ユーザーにおすすめ!/
楽天証券の評判や口コミは、当社(株式会社400F)が提供するサービス『オカネコ』を利用する全国のユーザー1,135人にアンケートを実施し、メイン口座として利用するネット証券を『楽天証券』と回答した216人の回答を使用しています。また、回答内容や公式サイトの掲載情報を基にオカネコ編集部が調査・比較した内容をまとめ、本記事を制作しています。
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楽天証券の総合評価【利用者の評判まとめ】
- パソコン画面の見やすさや各種ツール、セミナー・コラムが充実していて使いやすい
- 楽天銀行との連携で証券口座への入金の必要がなく、楽天ポイントも貯められて非常にお得
- ポイント制度の改悪や楽天グループの業績不振による将来性に不安を抱える人も多い
- サポートは電話対応のみで窓口も繋がりづらく、トラブル発生時の対応が遅れがち
╲ 楽天経済圏の方におすすめ! /
チェックしているネット証券
楽天証券でデメリットを感じる人
楽天証券を利用することでデメリットを感じる可能性がある人の特徴は、次の通りです。
それぞれの理由についてわかりやすく解説します。
ポイント還元率を重視してクレカ積立を始めたい人
楽天証券では、楽天カードのクレジット決済によるクレカ積立が可能です。
決済金額に応じて0.5〜1.0%の楽天ポイントが付与されるため、ポイントを貯めながら効率よく資産形成に取り組めます。
楽天証券のポイント還元率 | ||
---|---|---|
クレジットカード | 年会費(税込) | ポイント還元率 |
楽天プレミアムカード | 11,000円 | 1.0% |
楽天ゴールドカード | 2,200円 | 0.75% |
楽天カード | 無料 | 0.5% |
※代行手数料年率0.4%(税込)以上の銘柄の場合は1.0%還元に引き上げられます
参照:クレカ積立(楽天カードクレジット決済)|楽天証券
参照:Q. カードの年会費について|Rakuten Card
ただし、クレジットカードを使った積立投資は他の証券会社でも可能で、他社のほうがポイント還元率は高い場合があります。
ネット証券の中で高い人気を誇る「SBI証券」を例に挙げると、クレジットカードを使った時のポイント還元率は、次の通りです。
(参考)SBI証券のポイント還元率(三井住友カードつみたて投資) | |||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
クレジットカード | 年会費(税込) | 2024年10月買付分まで | 2024年11月買付分以降 | ||||||||||||||||||||||||
三井住友カード プラチナプリファード Olive フレキシブルペイプラチナプリファード | 33,000円 | 5.0% | 最大3.0% | ||||||||||||||||||||||||
三井住友カード ゴールド(NL) Olive フレキシブルペイゴールド | 5,500円 (年間100万円利用で翌年無料) | 1.0% | 最大1.0% | ||||||||||||||||||||||||
三井住友カード(NL) Olive フレキシブルペイ | 無料 | 0.5% | 最大0.5% |
※2024年11月買付分以降は年間カード利用額に応じてポイント還元率が変動します
参照:クレジットカード積立上限額10万円への引き上げに伴う設定可能日・ポイント付与率について|SBI証券
年会費が必要なステータスカードの場合、楽天証券よりもSBI証券のほうがポイント還元率は高くなる傾向にあります。
2024年11月買付分以降においても、年間で100万円以上のカード利用額がある場合、翌年の年会費無料+ポイント還元率1.0%を実現できる「三井住友カード ゴールド(NL)」は非常にお得です。
クレカ積立で最高効率のポイント還元率を達成したい人は、利用するクレジットカードとポイントサービスの相性を確認した上で証券会社を検討するようにしましょう。
長期に渡ってポイント制度を有効活用したい人
楽天証券では、これまで度重なるポイント制度の変更が行われてきました。
これまでのポイント制度の変更内容として、主に以下が挙げられます。
楽天証券でのポイント制度の変更内容(一例) | |||||
---|---|---|---|---|---|
変更点 | 内容 | ||||
投資信託の資産形成ポイント(ハッピープログラム) | 投資信託の残高によるポイント還元回数が毎月から初達成時に変更(実質的な減額) 例:毎月の平均残高10万円ごとに3〜10pt付与→月末時点の残高が特定金額に初めて達成した場合に付与 | ||||
楽天カードのクレジット決済によるポイント還元率 | 2022年9月分より楽天カードクレジット決済によるポイント還元率が0.2%または1.0%に変更 その後、2023年6月買付分よりカードの種類に応じて0.5〜1.0%の還元率に変更 | ||||
楽天証券のSPU(スーパーポイントアッププログラム)の条件リニューアル | 2022年3月までは500円以上のポイント投資でポイント倍率+1倍 その後、2022年4月以降はマネーブリッジの設定+当月合計30,000円以上のポイント投資(米国株式・投資信託)で+0.5倍ずつ(最大+1倍)に変更 同倍率の達成基準が500円から60,000円(120倍)の大幅アップ | ||||
SPU(スーパーポイントアッププログラム)の倍率条件 | 2023年12月からの特典内容変更に伴い、楽天プレミアムカード特典(倍率+2倍)が消滅 楽天銀行+楽天カード特典の倍率が+1倍から+0.5倍に減少 | ||||
積立投資のポイント付与対象 | 新NISAの積立投資枠が月額10万円までに変更されるのに合わせてポイント付与対象も月10万円までにアップ |
参照:投信積立での「楽天キャッシュ決済」の開始および楽天カードクレジット決済のポイント還元率の一部変更について|楽天証券
参照:楽天カードクレジット決済のポイント進呈率を引き上げます!|楽天証券
変更内容を見ると、改善されるケースもあれば逆に改悪となるケースも存在します。
これまでの経緯を見ると、今後もポイント制度の変更が行われる可能性は十分に考えられるため、ポイント制度の変更について常に確認しておく必要があります。
期間限定ポイントや他社から交換した楽天ポイントを使いたい人
楽天証券では、楽天ポイントを使ったポイント投資が可能です。
しかし、以下に該当する楽天ポイントについては、楽天証券でのポイント投資に利用することができません。
ポイント投資に利用できない楽天ポイント
- 期間限定ポイント(SPUで獲得した楽天ポイント含む)
- 他ポイントから交換した楽天ポイント(楽天証券ポイントから楽天ポイントへ手動交換したものを含む)
参照:楽天ポイントの期間限定ポイントや交換ポイントを、国内株式のポイント投資に利用することはできますか?|楽天証券
楽天グループでは、SPU(スーパーポイントアッププログラム)の特典や各種キャンペーンにより、期間限定ポイントをもらえる機会が多々あります。
残念ながら楽天証券でのポイント投資には利用できないので、期間限定ポイントが余っている方は、楽天市場や楽天ポイントカード、楽天トラベルや楽天モバイルなどの支払いに利用しましょう。
楽天経済圏をほとんど利用していない人
楽天証券の魅力的な特徴は、他の楽天関連サービスとの連携性に優れている点です。
楽天ポイントを使ったポイント投資ができることはもちろん、楽天銀行との連携(マネーブリッジ)で普通預金金利が通常の最大5倍、証券口座との自動入出金が可能になるなどのメリットがあります。
また、楽天証券と楽天銀行の連携により、通常よりもお得にポイントを貯められる「ハッピープログラム」や、ポイント倍率がアップする「SPU」などの特典があることも特徴です。
一方、証券会社としての特徴を挙げると、手数料の安さや取扱銘柄の多さといったメリットはあるものの、ネット証券の中で人気の高い「SBI証券」のほうが優れている点も多々あります。
詳細については「楽天証券はやめたほうがいい人におすすめの証券会社」で後述しますが、普段から楽天経済圏を利用していない方にとっては、わざわざ楽天証券を利用するメリットはそこまで多くありません。
IPO投資へ積極的に取り組みたい人
IPOとは「新規公開株式」を表す言葉で、未上場会社が証券会社に株式を上場し、一般投資家も自由に売買ができる状態にすることです。
基本的に抽選方式が採用されており、当選者しか購入できないものの、上場前の株式を購入できることから利益を狙いやすい投資商品とされています。
IPOの株数は、公開までの主なサポートを行う証券会社(主幹事)に対して多く割り当てられており、割当数が多いほどIPOの当選確率も高くなる仕組みです。
しかし、楽天証券は他社に比べて主幹事実績数が少なく、割当数も少ないことからIPO投資がしづらい可能性があります。
楽天証券は「100%平等抽選方式」が採用されており、楽天証券内では平等なチャンスを与えられていますが、そもそもの割当数が少ないため、IPO投資へ積極的に取り組みたい方には不向きと考えられます。
╲ 楽天経済圏の方におすすめ! /
楽天証券でメリットを感じる人
楽天証券を利用することでメリットを感じる可能性が高い人の特徴は、次の通りです。
上記のいずれかに該当する方は、他の証券会社よりも楽天証券をメインに利用するのがおすすめです。
それぞれの理由について解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
楽天経済圏の利用者で手間をかけずに投資を始めたい人
楽天証券を楽天銀行と連携(マネーブリッジ)すると、楽天証券での買い注文時、楽天銀行の預金残高から不足資金を自動入金できるようになります。
証券口座への入金手続きが不要で、余計な手数料を支払わずに済む点は、長期に渡って資産運用を続ける上で非常に大きなメリットです。
さらに、楽天銀行のハッピープログラムにより、楽天証券の取引内容に応じた楽天ポイントが付与されたり、ATM手数料の無料回数が増えたり、楽天市場でのお買い物倍率アップなど、様々な特典もついてきます。
これらの理由により、普段から楽天経済圏を利用しており、手間を掛けずに投資を始めたい人には楽天証券がおすすめです。
楽天ポイントを効率よく貯めたい・使いたい人
楽天証券では、投資信託や国内・米国株式、バイナリーオプションなど、取引内容に応じて楽天ポイントを貯めることができます。
ポイントが貯まるサービスの一覧は、次の通りです。
楽天証券で楽天ポイントが貯まるサービス | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
項目 | 達成条件 | 進呈タイミング | ||||||
SPU(投資信託) | マネーブリッジ設定 楽天ポイントコース設定 月合計30,000円以上の投資信託買付 (うち1pt以上のポイント投資) | 注文月の翌月15日頃 | ||||||
SPU(米国株式 円貨決済) | ||||||||
投信積立 (楽天カードによる楽天キャッシュチャージ) | クレジットカードからのチャージ金額に対して0.5% | チャージ月の翌月15日前後 | ||||||
投信積立 (楽天カードクレジット決済) | 決済額に応じて楽天カードより楽天ポイントを進呈 決済カードの種類により0.5〜1.0%還元 | 積立注文月の翌月15日前後 | ||||||
金・プラチナ (楽天カードクレジット決済) | 決済額に応じて楽天カードより0.5%の楽天ポイントを進呈 | 注文月の15日前後 | ||||||
取引手数料プログラム | 対象商品の手数料に対し、1%をポイント進呈 (国内株取引手数料「超割コース」を選択し、大口優遇条件を達成した場合は2%) | 月に1回最終営業日の翌日※国内株式取引手数料ゼロコース、いちにち定額コースは翌月末までに進呈 | ||||||
投信残高ポイントプログラム | 対象投資信託の月間平均保有金額に対してポイント進呈 | 残高判定月の翌々月末 | ||||||
投資信託資産形成ポイント | 毎月末時点の当社保有投資信託の残高が、2022年4月末以降にはじめて一定の金額に到達した場合にポイント進呈 | 残高判定月の翌々月第1営業日の翌日※楽天銀行「ハッピープログラム」対象の場合はハッピープログラムでポイント進呈 | ||||||
楽天銀行ハッピープログラム | 楽天証券の取引実績に応じてポイント進呈 | 毎月2日 | ||||||
ご家族・お友達紹介プログラム | 総合口座・楽天FX口座・個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)を紹介して進呈 | 不定期 | ||||||
各種キャンペーン | キャンペーンごとで異なる | 不定期 |
参照:ポイントプログラム|楽天証券
さらに、楽天証券では楽天ポイント(一部を除く)を使ったポイント投資も可能です。
また、楽天ポイントで単元未満株「かぶミニ®」の購入もできるので、まとまった資金を用意するのが難しい方でも資産運用に挑戦しやすいと言えます。
資産運用で楽天ポイントを貯めたり使ったりできるのは楽天証券だけなので、効率よくポイントを使い回したいと考えている方は、楽天証券の利用を積極的に検討してみてください。
楽天カード(通常・ゴールド・プレミアム)をメインに使用している人
日頃から楽天カードをメインに利用している人は、楽天証券でクレカ積立に取り組むのがおすすめです。
「新NISA」の積立投資枠が年間120万円に引き上げられた影響を受け、楽天証券では2024年3月10日より、クレジットカードによる積立上限額が、月5万円から月10万円にアップデートされました。
積立金額を全額クレジットカード決済による引き落としが可能で、決済金額に応じて0.5〜1.0%の楽天ポイントが付与されます。
普段から利用しているクレジットカードのまま積立投資に取り組むことができ、さらにポイント還元まで受けられるのは非常にお得です。
なお、マネーブリッジで証券口座と銀行口座を連携している場合、引き落とし方法を楽天カードの積立設定に変更する必要があるので気をつけましょう。
手数料重視で取引をしたい人
資産運用に取り組む際は、手数料の存在に注意が必要です。
取引を行うたびに手数料が発生するケースも多く、利益が得られた場合でも、取引金額によっては手数料負けで損失が出てしまうことも考えられます。
楽天証券では、約定代金にかかわらず国内株式取引(現物・信用)の手数料が誰でも無料になる「ゼロコース」を提供中です。
たとえば、100株を50万円で売却した場合、一般的な証券会社では275円(税込)の手数料が発生してしまいますが、楽天証券のゼロコースなら手数料を0円に抑えられます。
一度の取引では数百円程度の手数料で済みますが、取引回数の増加や取引年数が長くなるにつれて、その運用コストも大きくなっていきます。
手数料が無料の証券会社は意外とそこまで多くないので、この点は楽天証券を選ぶ大きなメリットと言えるでしょう。
取引関連ツールやセミナーの充実度を重視したい人
楽天証券は、取引関連ツールやセミナーの充実度を重視したい人に向いています。
パソコン・スマートフォンのどちらにおいても高機能な取引ツールを無料で利用することができ、資産運用に役立てられます。
楽天証券の取引ツール | |
---|---|
パソコン向け | ・マーケットスピード ・マーケットスピード Ⅱ ・マーケットスピード for Mac ・マーケットスピード Ⅱ RSS ・マーケットスピードFX ・楽天MT4 |
スマートフォン向け | ・iSPEED ・iSPEED FX ・iSPEED 先物OP ・iSPEED for iPad |
また、楽天証券の利用者は日経テレコン(楽天証券版)を無料で利用でき、日経新聞の朝刊・夕刊や日経産業新聞の閲覧に加え、過去1年分の新聞記事検索や日系速報ニュースの閲覧が可能です。
さらに、セミナー開催や動画コンテンツの提供にも力を入れており、初心者から上級者まで、幅広い層の投資家に向けて情報提供を行っています。
これから初めて資産運用に取り組む方や、資産形成の勉強に集中したい方にとって、楽天証券は非常におすすめの証券会社と言えるでしょう。
╲ 楽天経済圏の方におすすめ! /
楽天証券の悪い評判・口コミ
この項目では、弊社独自のアンケート調査で得られた「楽天証券の悪い評判・口コミ」について解説します。
様々な意見が見られたものの、楽天証券の悪い評判は大きく4種類に分類できました。
それぞれの内容を確認していきましょう。
楽天グループ内の業績不振による影響で今後に不安を抱える人が多い
総合評価★★
60代・男性
世帯年収:400万円未満
とにかく楽天モバイルのせいで改悪が多すぎる。メリットが殆どなくなってきている。ひどすぎる改悪が多い割に三木谷が全然責任を明確にしない。。。。。。。。。。。。。。
総合評価★★★★
40代・男性
世帯年収:600万円以上800万円未満
楽天は、今後がちょっと不安。モバイルの業績不振につられて、証券含む様々なサービスが、楽天経済圏のアドバンテージを損なっている。短期的には理解出来るが、そのウチ遠く無い未来に会社が潰れそうなのが、とても不安。特に積み立てNISAは10年単位で継続するものなのに。
アンケート結果によると、同グループのモバイル事業「楽天モバイル」の業績不振の影響により、楽天証券の今後に不安を抱えている方も少なくありません。
楽天証券が公式に声明を出しているわけではないため憶測ではありますが、これまでのポイント制度の変更はモバイル事業の影響が大きいと見る投資家も大勢います。
今後もポイント制度の改悪が続くようであれば証券会社の変更を検討する長期ユーザーも多く、「証券を含む様々なサービスに悪影響が出ている」「楽天経済圏のアドバンテージを損なっている」という厳しい声も見受けられました。
なお、証券会社は自社資産と顧客資産を区別して管理する「分別管理」の徹底が義務付けられています。
仮に証券会社が倒産しても、投資者保護基金によって1,000万円までの顧客資産は補償されていることを覚えておきましょう。
スマートフォン用の画面が見づらく、どこに何があるかが分かりづらい
総合評価★★★★
50代・女性
世帯年収:1200万円以上
スマホ用とPC用のHPがあるが、スマホ用が見づらい。しかしスマホでPC用で見るのも見づらい。楽天生活圏だということもあり、条件が改悪したとしてもそれ以外は考えていない。実際はそれが目的ではない。
総合評価★★★
40代・男性
世帯年収:400万円以上600万円未満
取り扱い商品が多過ぎて、NISAだけやりたいと思ってもどこのページに行けば購入出来るのか不明な点があった。
スマホアプリでも購入出来るのは良いが
これもどこから購入出来るのか不明な点が多かった。
楽天証券の口コミを集めた結果、スマートフォン向けの画面が見づらく、どこに何があるか分かりづらいという口コミが散見されました。
特に、楽天証券の利用者なら誰もが無料で使える取引ツールは、高機能すぎて逆に扱いづらさを感じる投資家も少なくないようです。
一方、楽天証券のユーザーインターフェースが優れており、資産の一元管理がしやすい、スマホで手軽に注文ができるなどのポジティブな意見も数多くみられます。
画面の見やすさやアプリの扱い安さは個人差が大きい部分なので、この点については実際に使用感を試してから判断するのが良いでしょう。
対面やメールでのサポートはなく、電話窓口への問い合わせのみで繋がりづらい
総合評価★★★
30代・女性
世帯年収:400万円以上600万円未満
少しイレギュラーな手続き等ではカスタマーサポートに電話することが必要。
ただ、全くつながらず、手続きが進まない。
他ネット証券ではメールで手続き・問い合わせができるため、電話だけは不便に感じる。
総合評価★★
30代・女性
世帯年収:1200万円以上
取引手数料は魅力。
一方で事務手続きは不誠実。指定の書式で提出しても受け付けられず、理由の説明も相談の余地も無い。カスタマーサポートも繋がらない。
苗字変更の手続きができないため、近くNISA口座を開設している別のネット証券に切り替える予定。
楽天証券でのカスタマーサポートは、電話窓口とチャットサポートです。
実店舗やメールでのサポートは受付しておらず、電話をかけても繋がらないといった口コミがみられました。
メールでの手続きができる証券会社も多いため、電話窓口とチャットサポートでは不便に感じる方もいるようです。
幸い、楽天証券は利用者が多いため、インターネットで検索をすると様々なレビュー記事や動画が見つかります。
場合によっては問い合わせをするより早く問題解決できる可能性があるので覚えておきましょう。
╲ 楽天経済圏の方におすすめ! /
楽天証券の良い評判・口コミ
この項目では、弊社独自のアンケート調査で得られた「楽天証券の良い評判・口コミ」について解説します。
楽天ポイントや楽天サービスとの連携性が良い
総合評価★★★★★
40代・女性
世帯年収:分からない
使いやすい、楽天ポイントが貯まる、国内株の取引手数料が無料、取扱銘柄が多い、アプリが便利などどれをとっても便利だと思います。
変な営業もなくてこれからも使い続けたいです。
総合評価★★★★★
30代・男性
世帯年収:分からない
クレジットカードで投資信託を買うだけで毎月楽天ポイントがたまるのがお得で、さらに楽天経済圏利用者に嬉しいSPU還元率アップ条件も満たすことができて便利な証券口座です。
楽天証券の良い評判として、楽天ポイントや楽天サービスとの連携性など、楽天経済圏の利用者に嬉しいメリットが多いという口コミが多数見受けられました。
楽天市場や楽天トラベルなどで貯めたポイントで投資ができるほか、資産運用で得られたポイントでその他の楽天サービスを利用できるなど、相互補完ができている点を高評価に繋がっているようです。
これらの理由から、普段から楽天市場でお買い物を楽しんでいる方、メイン利用のクレジットカードが楽天カードの方には最適の証券会社と言えるでしょう。
手数料が安い上に取扱銘柄数が多い
総合評価★★★★★
40代・男性
世帯年収:1000万円以上1200万円未満
国内株式の取引をするときに、アプリが使いやすく、売り買いが簡単にできるところ。
手数料がゼロ円となり、容易に売り買いができるところ。
国内株式の値動きが分かりやすいところ。
総合評価★★★★★
30代・男性
世帯年収:400万円未満
取扱商品数が多く、手数料無料や低額な商品を購入できるため。クレジットカードや口座振替での積立投資もできて便利だから。楽天銀行を利用しているので資金を移動しやすいため。
楽天証券の良い評判として、手数料の安さや取扱銘柄数の多さを評価する口コミも数多くみられました。
2024年2月時点における楽天証券の取扱銘柄数(投資信託)は2,559件、外国株式は6カ国に対応しています。
楽天証券の取扱商品数 | |||
---|---|---|---|
国内株式 | 東京証券取引所 名古屋証券取引所 | ||
外国株式 | 6カ国 (米国、中国、シンガポール、インドネシア、タイ、マレーシア) | ||
投資信託 | 2,559件 | ||
FX | 28通貨ペア |
※2024年2月時点
外国株式の対応国数はやや物足りなさを感じるものの、投資信託の銘柄数はネット証券の中でもトップレベルです。
また、資産運用は長期に渡って継続して取り組むものなので、証券会社を選ぶ上で手数料の安さは非常に大切な指標と言えます。
楽天証券はどちらの観点でも業界最高水準なので、初心者から上級者まで幅広い投資家におすすめです。
投資に関するセミナーやコラムが充実している
総合評価★★★★★
50代・男性
世帯年収:600万円以上800万円未満
手数料がトップクラスに安い上に、セミナーなどビギナーの投資家支援もかなり充実している。分析ツールやマイページも使いやすいと思う。会社も大手なので安心して取り引きできる。
総合評価★★★★★
30代・男性
世帯年収:1200万円以上
全体的に操作性がよく、項目がわかりやすいです。また、取扱商品数が多く、取扱手数料も安いので満足しています。投資に関する解説動画やセミナーも数多く案内してくれているので勉強になります。
アンケートの調査結果を見ると、投資に関するセミナーやコラムが充実している点を評価する口コミも寄せられました。
楽天証券では頻繁にセミナーを開催しており、資産運用に関する知識を身につけるための動画・記事コンテンツ、書籍情報の紹介なども充実しています。
楽天証券なら自分に合った方法で投資知識を学ぶことができるので、投資初心者で「何から勉強し始めればよいかわからない」という方でも安心です。
╲ 楽天経済圏の方におすすめ! /
楽天証券はやめたほうがいい人におすすめの証券会社
「楽天証券はやめたほうがいい」と聞いて、他の証券会社を探している方には「SBI証券」がおすすめです。
SBI証券は、ネット証券の中でも楽天証券と並ぶほどの高い人気を博しており、取扱銘柄数の多さや売買手数料の安さ、クレカ積立のポイント還元率など、様々な点で非常に大きなメリットがあります。
SBI証券のおすすめポイント
- 投資信託の取扱銘柄数は2,573件と業界内で最高水準(2024年2月時点)
- 売買手数料が0円の「ゼロ革命」を実施
- クレカ積立で最大5.0%(2024年10月買付分まで)の高還元率を実現
- 100円からの少額投資に加え、各種ポイント投資にも対応
╲ ネット証券口座開設数No.1 /
オカネコのアンケート調査によると、楽天証券とSBI証券を併用していると答えた人のうちの約4割が、投資信託の取引を目的としてSBI証券を併用していることもわかっています。
口座開設は無料で申し込めるので、資産運用に向けた証券会社選びで迷っている方は、数多くのメリットがある「SBI証券」を検討されてみてはいかがでしょうか。
SBI証券の詳細 | ||
---|---|---|
売買手数料 | 【国内株】0円 【外国株】0円 ※インターネットコースのインターネット取引が対象 | |
NISA | 対応 | |
投資信託 | 2,559本(2024/8/29現在) | |
夜間取引 | ○ | |
IPO取扱実績 | 91本(2023年実績) | |
取引所 | 東証、名証、福証、札証 | |
外国株 | 米国、中国、韓国、ロシア、ベトナム、インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシア | |
スマホアプリ | SBI証券 株アプリ かんたん積立 アプリ SBI証券 米国株 アプリ SBI証券 FXアプリ SBI証券 先物・オプションアプリ 取引所CFD アプリ -くりっく株365 SBI証券 スマートアプリ | |
ポイント | Vポイント、PayPayポイント、Pontaポイント、dポイント、JALマイレージ |
╲初心者~上級者までおすすめ!/
まとめ
最後に、楽天証券のメリットやデメリット、良い評判・悪い口コミの両方について改めて確認していきましょう。
楽天証券がメリットに感じる人・デメリットに感じる人 | |
---|---|
メリットに感じる人 | デメリットに感じる人 |
・楽天経済圏の利用者で手間をかけずに投資を始めたい人 ・楽天ポイントを効率よく貯めたい・使いたい人 ・楽天カード(通常・ゴールド・プレミアム)をメインに使用している人 ・手数料重視で取引をしたい人 ・取引関連ツールやセミナーの充実度を重視したい人 | ・ポイント還元率を重視してクレカ積立を始めたい人 ・長期に渡ってポイント制度を有効活用したい人 ・期間限定ポイントや他社から交換した楽天ポイントを使いたい人 ・楽天経済圏をほとんど利用していない人 ・IPO投資へ積極的に取り組みたい人 |
楽天証券の良い評判・悪い口コミ | |
---|---|
良い評判・口コミ | 悪い評判・口コミ |
・楽天ポイントや楽天サービスとの連携性が良い ・手数料が安い上に取扱銘柄数が多い ・投資に関するセミナーやコラムが充実している | ・楽天グループ内の業績不振による影響で今後に不安を抱える人が多い ・スマートフォン用の画面が見づらく、どこに何があるかが分かりづらい ・対面やメールでのサポートはなく、電話窓口への問い合わせのみで繋がりづらい |
楽天証券を利用するメリットは、楽天ポイントや他の楽天サービスとの連携性、楽天カードを使ったクレカ積立による高還元率、業界内で高水準の手数料の安さや取扱銘柄数の多さが挙げられます。
一方、クレカ積立のポイント還元率自体は他社のほうが優れているケースも多く、時には改悪と言われてしまうほどのポイント制度の変更がある点はデメリットと言えるでしょう。
楽天証券を検討中の方は、これらのメリットやデメリット、実際の利用者からの評判を参考にして、今後の資産運用に活かしていただければ幸いです。
楽天証券の詳細 | ||
---|---|---|
売買手数料※ | 【国内株】0円 【外国株】 米国:約定代金×0.495% (最低手数料0米ドル、手数料上限22米ドル) 中国:約定代金×0.275% (最低手数料550円、手数料上限5,500円) アセアン:約定代金×1.1% (最低手数料550円) | |
NISA | 対応 | |
投資信託 | 2,559本(2024年2月現在) | |
夜間取引 | ○ | |
IPO取扱実績 | 61本(2023年度実績) | |
取引所 | 東証、名証 | |
外国株 | 米国株式、中国株式、アセアン株 | |
スマホアプリ | iSPEED | |
ポイント | 楽天ポイント |
╲楽天ユーザーにおすすめ!/
ネット証券の評判・口コミ
本記事の調査概要について
楽天証券の評判や口コミは、当社が提供するサービス『オカネコ』を利用する全国のユーザー1,135人にアンケートを実施し、メイン口座として利用するネット証券を『楽天証券』と回答した216人の回答を使用しています。
また、回答内容や公式サイトの掲載情報を基にオカネコ編集部が調査・比較した内容をまとめ、本記事を制作し得ております。
アンケートの調査概要は以下のとおりです。
この記事の調査概要 | ||
---|---|---|
調査名 | ネット証券に関する意識調査 | |
調査方法 | WEBアンケート | |
調査期間 | 2024年2月26日(月)~2024年3月3日(日) | |
回答者 | 回答者 全国の『オカネコ』ユーザー1,135人 ※本記事では、メイン口座として利用するネット証券を『楽天証券』と回答した216人の回答を使用 | |
回答者の年齢 | 20歳未満:0.62% 20~29歳:5.73% 30~39歳:19.47% 40~49歳:30.57% 50~59歳:25.29% 60~69歳:13.30% 70歳以上:5.02% | |
回答者の世帯年収 | 400万円未満:29.07% 400万円以上600万円未満:20.97% 600万円以上800万円未満:16.04% 800万円以上1000万円未満:9.60% 1000万円以上1200万円未満:5.90% 1200万円以上:8.19% 分からない:10.22% |