SBI証券とマネックス証券はどっちがいいか徹底比較!外国株・手数料・iDeCoなど

SBI証券 vs
マネックス証券 どっちがおすすめか徹底比較!

これから資産運用に挑戦しようと考えていて、高い人気を誇るネット証券会社の「SBI証券」と「マネックス証券」のどちらにするか迷っている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、全部で14個の項目に分けて、SBI証券とマネックス証券の特徴を徹底的に比較していきます。SBI証券とマネックス証券のどちらで口座開設をするか迷っている方は、ぜひ本記事を参考にしていただけると幸いです。

※本記事に掲載されているSBI証券・マネックス証券の各社の情報は、2024年8月1日時点の情報です。

このコンテンツの3行まとめ
  • 手数料の安さ取扱銘柄数の多さ提携ポイントの利便性を重視したい方は「SBI証券」を選ぶのがおすすめ。一方でツールやアプリの種類が多く、初心者にはやや扱いづらい点が欠点としてあげられる
  • 外国株式の取扱銘柄数がSBI証券の約2.5倍と非常に多く、完全平等抽選のIPO投資に挑戦したい方は「マネックス証券」がおすすめ。ただし、取扱銘柄数や手数料の観点、クレカ積立における最高還元率はSBI証券に劣る
  • それぞれに一長一短の特徴があるため自分の考え方や投資スタイルに合わせて、適切な証券会社を選ぶことが大切。口座開設自体はどちらも無料なため、どちらか一方に決められない場合は、両方の証券口座を開設して実際に少額から投資を始めてみるのもおすすめ
目次

【項目別】SBI証券とマネックス証券を徹底比較

SBI証券とマネックス証券の特徴を、以下の14項目別に比較して、各社の特徴について解説します。

【項目別】SBI証券とマネックス証券の比較表
項目SBI証券マネックス証券
口座開設数1,300万口座262.7万口座
投資信託取引銘柄2,569件1,769件
米国株取引5,190銘柄超5,000銘柄超
中国株取引459銘柄2,000銘柄超
取引手数料0円〜※条件あり0円〜※NISA口座での取引の場合
クレカ積立可能(最大5.0%還元)※2024年10月買付分(予定)まで可能(最大1.1%還元)※積立金額に応じて変動
ポイントサービスVポイント、Pontaポイント、dポイント、JALマイル、PayPayポイントマネックスポイント
キャンペーン口座開設でのキャッシュバックキャンペーンなど口座開設でのポイント還元キャンペーンなど
IPO2024年実績:39件(2024年8月1日時点)
2023年実績:91社
2022年実績:89社
2024年実績:27件(2024年8月1日現在)
2023年実績:54件
2022年実績:62件
NISA口座開設数:476万口座
つみたて投資枠:234本
成長投資枠:1,240本
口座開設数:非公開
つみたて投資枠:232本
成長投資枠:1,164本
単元未満株対応(S株)対応(ワン株)
アプリ・ツールHYPER SBI 2などの様々なツール・アプリを利用可能マネックストレーダーなどの様々なツール・アプリを利用可能
iDeCo対応対応
ロボアドバイザー(ロボアド)対応(AIラップ含む)対応(AIラップ含む)
※2024年8月1日時点の情報を記載しています

①口座開設数:SBI証券のほうが口座開設数は圧倒的に多い

【口座開設数】SBI証券とマネックス証券の比較表
項目SBI証券マネックス証券
口座開設数1,300万口座262.7万口座
NISA口座開設数476万口座非公開
※2024年8月1日時点の情報を記載しています
参考:国内初となる証券総合口座1,300万口座達成のお知らせ~わずか5ヵ月で100万口座増加~|SBI証券
参考:【NISAやるなら!SBI証券】わずか3ヵ月間で新NISA新規口座開設件数80万口座突破~新規口座開設件数は前年同期比約2.9倍、2024年3月末時点のNISA口座数は約476万超に~|SBI証券
参考:口座数等(月次)|会社情報|マネックス証券

証券会社としての口座開設数は、SBI証券が1,300万口座、マネックス証券は262.7万口座となっており、SBI証券のほうが大差をつけて口座開設数が多い結果となりました。SBI証券は2024年から始まった新NISAの駆け込み需要に伴い、口座開設数を大幅に伸ばしています。

一方のマネックス証券の「口座数等(月次)」を確認すると、伸び率は緩やかなものの、着実に口座開設数を伸ばしつつあります。ただし、マネックス証券の総合口座開設数と比べて、SBI証券のNISA口座開設数のほうが多い結果となっており、利用者数に関してもSBI証券のほうが多いものと考えられます。

╲ ネット証券口座開設数No.1 /

②投資信託取引のおすすめ度:SBI証券のほうが取扱銘柄数は多い

投資信託取引】SBI証券とマネックス証券の比較表
項目SBI証券マネックス証券
投資信託取引銘柄2,569件1,769件
※2024年8月1日時点の情報を記載しています
参考:投資信託 パワーサーチ(2024年8月時点)|SBI証券
参考:ファンド検索・商品一覧|マネックス証券

投資信託の取扱銘柄数を比較すると、SBI証券が2,569件、マネックス証券は1,769件となっており、SBI証券のほうが商品数は多い結果となりました。

SBI証券は業界内でも豊富な商品ラインナップを取り揃えていることが特徴です。一方のマネックス証券においても約1,800件の銘柄数を取り扱っているため、どちらを選んでも商品選びで困ることは少ないでしょう。

╲ ネット証券口座開設数No.1 /

③米国株取引のおすすめ度:SBI証券とマネックス証券のどちらも5,000銘柄以上に対応

【米国株取引】SBI証券とマネックス証券の比較表
項目SBI証券マネックス証券
米国株取引5,190銘柄超5,000銘柄超
現物手数料最低0ドル〜最低0ドル〜
※2024年8月1日時点の情報を記載しています
参考:外国株式・海外ETF|SBI証券
参考:米国株(アメリカ株)|マネックス証券

米国株式の取扱銘柄数に絞って比較すると、SBI証券は5,190銘柄超、マネックス証券は5,000銘柄超となっており、どちらも数多くの米国株を取り揃えていることが分かります。

どちらの証券会社も米国の大型銘柄に加え、数多くの中小型銘柄を取り揃えているため、米国株を中心とした投資に取り組みたい方でも安心して利用できるでしょう。

④中国株取引のおすすめ度:外国株に強いマネックス証券に軍配

【中国株取引】SBI証券とマネックス証券の比較表
項目SBI証券マネックス証券
中国株取引459銘柄2,000銘柄超
約定代金×0.26%(税込0.286%)約定代金×0.25%(税込0.275%)
※2024年8月1日時点の情報を記載しています
参考:中国株式 一挙に194銘柄追加|SBI証券
参考:中国株取引|マネックス証券

中国株式の取扱銘柄数に絞って比較すると、SBI証券は459銘柄であるのに対し、マネックス証券は2,000銘柄超と膨大な数の銘柄を取り扱っていることが分かります。また、取引手数料はどちらも安い水準ですが、僅差でマネックス証券のほうが取引手数料は安い結果となりました。

中国株への投資をメインに検討中の方は、マネックス証券を利用したほうがご自身の考え方に合った資産形成に取り組めるでしょう。

╲ クレカ買付のポイント還元がお得 /

⑤取引手数料の安さ:「ゼロ革命」で手数料無料を実現したSBI証券がおすすめ

【取引手数料】SBI証券とマネックス証券の比較表
項目SBI証券マネックス証券
取引手数料0円〜※条件あり0円〜※NISA口座での取引の場合
※2024年8月1日時点の情報を記載しています
参考:手数料|SBI証券
参考:マネックス証券の手数料・費用|マネックス証券

取引手数料の安さで比較すると、2023年から開始された「ゼロ革命」で手数料無料を実現したSBI証券に軍配が上がります。

SBI証券の「ゼロ革命」の対象となるには、インターネットコース且つ電子交付サービス申込済で所定の電子交付設定を行う必要がありますが、何度取引を行っても国内株式の売買手数料が無料になるのは非常に大きなメリットです。

一方のマネックス証券は、新NISAでの取引手数料がすべて無料となりますが、一般的な株式取引や信用取引に関しては最低55円(税込)の手数料が発生します。

マネックス証券の取引手数料は業界内でも安い部類に入りますが、取引手数料の安さという観点ではSBI証券の「ゼロ革命」が勝っているといえます。

╲ ネット証券口座開設数No.1 /

⑥クレカ積立のお得度:どちらも提携クレジットカードを使えば1.0%以上の高還元率を実現可能

【クレカ積立】SBI証券とマネックス証券の比較表
項目SBI証券マネックス証券
クレカ積立可能(最大5.0%還元)※2024年10月買付分(予定)まで可能(最大1.1%還元)※積立金額に応じて変動
対象クレジットカード三井住友カード(NL)、三井住友カード ゴールド(NL)、三井住友カード プラチナプリファードなどマネックスカード
対象ポイントVポイントなどマネックスポイント
ポイント還元率0.5%、1.0%、2.0%、5.0%(2024年10月買付分まで)
0%、0.5%、0.75%、1.0%、2.0%、3.0%(2024年11月買付分以降)
0.2%、0.6%、1.1%
積立可能金額100円〜100,000円100円〜100,000円
※2024年8月1日時点の情報を記載しています
参考:クレカ積立|SBI証券
参考:クレカ積立|マネックス証券

SBI証券とマネックス証券は、どちらもクレジットカードを利用した「クレカ積立」に対応しています。

SBI証券では「三井住友カード」を利用することで、積立額の最大5.0%(2024年10月買付分まで)がポイント還元されることが特徴です。2024年11月買付分以降は、カードの種類に応じて定められた年間利用額を達成することで、最大3.0%のポイント還元率となります。

一方のマネックス証券では「マネックスカード」を利用すると、積立額の最大1.1%のポイントが還元されます。また、積立額の最大2.2%がポイント還元される期間限定キャンペーン(2024年9月30日まで)も実施中です。

⑦ポイントサービスのおすすめ度:豊富な種類に対応したSBI証券の利便性が高い

【ポイントサービス】SBI証券とマネックス証券の比較表
項目SBI証券マネックス証券
ポイントサービスVポイント、Pontaポイント、dポイント、JALマイル、PayPayポイントマネックスポイント
ポイントの利用先国内株式、投資信託、各ポイント提携先※一部ポイントは投資不可投資信託の買付、株式手数料への充当、暗号資産、他社ポイントとの交換
ポイントの貯め方手数料マイレージ、投資信託の保有、SBIラップおまかせ運用、新規口座開設など投資信託の保有、マネックスカードの利用、各種キャンペーンなど
※2024年8月1日時点の情報を記載しています
参考:SBI証券のポイントサービス|SBI証券
参考:マネックスポイント|マネックス証券

ポイントサービスのおすすめ度を比較すると、豊富なポイントサービスに対応しているSBI証券が優れています。

SBI証券では、青と黄色のVポイントJALのマイルのほか、dポイントPontaポイントPayPayポイントなど、利便性に優れたポイントサービスと提携中です。メインポイントを設定すると、投資信託の保有や国内株式手数料マイレージ、SBIラップのおまかせ運用などで自動的にポイントが付与されます。

一方のマネックス証券は、自社独自のマネックスポイントを貯めることができます。マネックスポイントは投資信託の買付や株式手数料への充当、dポイントやPontaポイント、WAONポイントなどの他社ポイントとの交換が可能です。

クレカ積立でポイントを貯められるので、普段から利用する機会の多いポイントサービスと関連性のある証券会社を選ぶのが良いでしょう。

╲ ネット証券口座開設数No.1 /

⑧キャンペーンのおすすめ度:どちらの証券会社も口座開設や対象取引でお得なキャンペーンを実施中

【キャンペーン】SBI証券とマネックス証券の比較表
項目SBI証券マネックス証券
口座開設キャンペーンありあり
キャッシュバックキャンペーンありあり
ポイント還元キャンペーンありあり
※2024年8月1日時点の情報を記載しています
参考:キャンペーン・プログラム|SBI証券
参考:キャンペーン・お得なプログラム|SBI証券

SBI証券とマネックス証券は、どちらも口座開設時や対象取引で適用されるお得なキャンペーンが充実しています。中には現金キャッシュバックや高額ポイント還元などの特典も用意されていることが特徴です。

なお、キャンペーンはその時々で内容が変わるため、申し込みをする直前に今一度キャンペーン内容を確認することを心がけましょう。

⑨IPOのおすすめ度:取扱数や実績数が豊富なSBI証券がおすすめ

【IPO】SBI証券とマネックス証券の比較表
項目SBI証券ネックス証券
IPOIPO取扱数:117件
2024年実績:39件(2024年8月1日時点)
2023年実績:91社
2022年実績:89社
IPO取扱数:2件
2024年実績:27件(2024年8月1日現在)
2023年実績:54件
2022年実績:62件
抽選方式資金比例抽選IPOチャレンジポイント完全平等抽選
事前入金必要必要
キャンセル可否可能可能
※2024年8月1日時点の情報を記載しています
参考:新規上場株式取扱実績|SBI証券
参考:新規公開株(IPO)/公募・売出株式(PO)|マネックス証券

IPO投資に関しては取扱数や実績数が豊富なSBI証券がおすすめです。

SBI証券では、IPOの抽選に外れてしまった場合に「IPOチャレンジポイント」が貯まり、そのポイントを利用することで次回の当選確率がアップする仕組みが用意されています。SBI証券でIPO抽選に参加できれば、ポイント利用でいずれはIPO銘柄を購入できる可能性が高いことが特徴といえます。

ただし、IPO抽選に応募するためには一定の事前入金が必要です。ある程度のまとまった資金がないとIPO抽選に参加することができず、IPOチャレンジポイントを貯めることもできません。

一方のマネックス証券は、コンピューターで無作為に抽選が行われる完全平等抽選なので、まとまった資金がない方や投資初心者の方でもIPO銘柄を購入できる可能性があるといえます。

╲ ネット証券口座開設数No.1 /

⑩NISA口座のおすすめ度:どちらの証券会社も銘柄数に差はなく手数料も無料

【NISA】SBI証券とマネックス証券の比較表
項目SBI証券マネックス証券
NISA口座開設数476万口座非公開
取扱商品国内株式、外国株式、S株(単元未満株)、投資信託・海外ETF、IPO国内株式、米国株/中国株、ワン株(単元未満株)、投資信託
取引手数料買付・売却時無料買付・売却時無料
つみたて投資枠の取扱銘柄数234本232件
成長投資枠の取扱銘柄数1,240本1,164件
最低積立金額100円〜100円〜
積立頻度毎日・毎週・毎月毎日・毎月
※2024年8月1日時点の情報を記載しています
参考:【NISAやるなら!SBI証券】わずか3ヵ月間で新NISA新規口座開設件数80万口座突破~新規口座開設件数は前年同期比約2.9倍、2024年3月末時点のNISA口座数は約476万超に~|SBI証券
参考:投資信託 パワーサーチ(2024年8月時点)|SBI証券
参考:NISA(少額投資非課税制度)|マネックス証券
参考:ファンド検索・商品一覧|マネックス証券

SBI証券とマネックス証券は、どちらも2024年から始まった新NISAに対応しています。新NISAは年間360万円(つみたて投資枠120万円・成長投資枠240万円)の非課税枠を利用できる少額投資非課税制度です。

従来までの非課税枠は最大800万円(つみたてNISAの場合)まででしたが、新NISAでは非課税期間が無期限化され、最大1,800万円までの資産を非課税で運用できるようになりました。

SBI証券とマネックス証券の取扱銘柄数はほとんど同じで、多くの投資家から注目を集めている「eMAXISシリーズ」も取引対象に含まれます。どちらの証券会社もNISA口座での取引手数料は無料なので、投資初心者でも安心してNISAに取り組めることが特徴です。

⑪単元未満株のおすすめ度:少額投資はSBI証券とマネックス証券のどちらを選んでもOK

【単元未満株】SBI証券とマネックス証券の比較表
項目SBI証券マネックス証券
単元未満株対応(S株)対応(ワン株)
取扱銘柄東京証券取引所東京証券取引所
売買手数料無料NISA口座の場合実質無料
スプレッドなしなし
ポイント投資可能※一部ポイントサービス限定不可※売買手数料への充当は可能
※2024年8月1日時点の情報を記載しています
参考:ワンコインであの有名企業の株が取引手数料無料で購入できる?!SBI証券の「S株」|SBI証券
参考:ワン株(単元未満株)|マネックス証券

通常、株式投資を行う際には「単元」と呼ばれる単位が用いられ、一般的な株式は100株単位で取引が行われます。そのため、株式投資を始めるには数十万円以上の初期費用が必要です。

一方、単元未満株とは1株から株式を取引できるサービスのことで、SBI証券では「S株」、マネックス証券では「ワン株」という名称で単元未満株を購入できます。

どちらの証券会社もスプレッドはありません。売買手数料はSBI証券が無料、NISA口座の場合にはマネックス証券も実質無料となります。

投資初心者で少額投資から始めてみたい方は、どちらの証券会社を選んでも問題はありません。

⑫アプリ・ツールの使い勝手:どちらも豊富なサービスを提供中。実際の使用感を確かめるのがおすすめ

【アプリ・ツール】SBI証券とマネックス証券の比較表
項目SBI証券マネックス証券
PC向けツールHYPER SBI 2
商品先物専用トレーディングツール
マネックストレーダー
銘柄スカウター など
スマホ向けアプリSBI証券 株アプリ
SBI証券 かんたん積立アプリ
SBI証券 米国株アプリ
SBI証券 FXアプリ
SBI証券 先物・オプションアプリ
SBI証券 取引所CFDアプリ-くりっく株365
SBI証券スマートアプリ(スマホ認証)
銘柄スカウター
マーケットボード
マネックス証券アプリ
マネックストレーダー株式 スマートフォン
マネックストレーダー先物 スマートフォン
マネックストレーダーFX スマートフォン
マネックス証券 米国株 スマートフォン
MONEX TRADER CRYPTO スマートフォン
SNS型投資アプリ「ferci」
MONEX VIEW
MONEX VISION
MONEX 投資力診断
※2024年8月1日時点の情報を記載しています
参考:ツール・アプリ|SBI証券
参考:マネックス証券のアプリ・ツール|マネックス証券

SBI証券とマネックス証券では、投資に役立つ様々なツールやアプリを提供しています。

これらのツールは会員であれば基本的に無料で利用できるものばかりなので、実際にツールやアプリを使って使用感を試してみることをおすすめします。

⑬iDeCoのおすすめ度:運用商品数に若干の差はあるものの、使いやすい証券会社を選べばOK

【iDeCo】SBI証券とマネックス証券の比較表
項目SBI証券マネックス証券
加入時/移管時手数料2,829円2,829円
口座管理手数料171円171円
運用商品数38本28本
コールセンター受付時間平日および土日8時〜17時
※土日は新規の問い合わせのみ
※祝日、年末年始を除く
平日9時〜20時、土曜9時〜17時
※日曜、祝日を除く
※2024年8月1日時点の情報を記載しています
※手数料は税込表記
参照:手数料・その他費用|SBI証券のiDeCo
参照:iDeCo(イデコ)の各種手数料|マネックス証券

SBI証券とマネックス証券は、どちらもiDeCo(個人型確定拠出年金)に対応しています。運用商品数自体はSBI証券のほうが多いものの、多くの投資家から高い人気を誇る「eMAXIS Slimシリーズ」はどちらの証券会社でも取り扱われています。

運用の際の費用についてはどちらも同額なので、基本的にはどちらの証券会社でiDeCo口座を開設しても問題はありません。

ロボアドのおすすめ度:最低投資金額が安いマネックス証券がおすすめ

【ロボアドバイザー(ロボアド)】SBI証券とマネックス証券の比較表
項目SBI証券マネックス証券
ロボアドバイザー対応(SBIラップ)対応(ON COMPASS)
タイプ投資一任型投資一任型
最低投資金額1万円〜1,000円〜
最低積立金額毎月1,000円〜毎月1,000円〜
投資一任手数料年率0.66%〜(AI投資コース)年率0.9775%(固定報酬型)
※投資一任手数料は税込表記
参照:SBIラップ|SBI証券
参照:ON COMPASS|マネックス証券

ロボアドバイザーは、投資家に代わってAIや機械学習によって自動的に運用が行われるサービスです。SBI証券とマネックス証券はどちらもロボアドバイザーに対応しており、基本的なサービスの内容はほぼ同等です。

最低積立金額は1,000円〜と少額なので、今までに投資に挑戦したことがない方でも取り組みやすいサービスといえます。

【結論】SBI証券とマネックス証券はどっちが良い?

ここまで、SBI証券とマネックス証券を様々な項目に分けて徹底解説してきました。この項目では、SBI証券とマネックス証券を比較した結論として、どちらの証券会社で口座開設をするのが良いかを解説します。

結論

  • 手数料の安さ、取扱商品数の多さ、貯めたポイントの利便性を重視したい方は「SBI証券」
  • 外国株取引、クレカ積立、IPO投資に挑戦したい方は「マネックス証券」

先に結論からお伝えすると、手数料の安さや取扱銘柄数の多さ、提携ポイントの利便性を重視したい方は「SBI証券」を選ぶのがおすすめです。

一方、外国株の取引をメインに考えている方や、手軽にクレカ積立でポイントを貯めたい方、完全平等抽選のIPO投資に挑戦したい方は「マネックス証券」を選ぶのが良いでしょう。

SBI証券とマネックス証券、それぞれのメリットとデメリットを比較しながら、各社のおすすめポイントについて解説していきます。

SBI証券のメリット・デメリットまとめ

マネックス証券と比較したSBI証券のメリット

  • 取扱銘柄数が圧倒的に多い
  • 「ゼロ革命」で売買手数料が無料
  • 数多くのポイントサービスに対応している

マネックス証券と比較したSBI証券のデメリット

  • 外国株式の取扱銘柄数はマネックス証券にやや劣る
  • ツールやアプリの種類が多く初心者にはやや扱いづらい
  • 一部のポイントサービスはポイント投資に非対応

マネックス証券と比較した場合のSBI証券のメリットは、取扱銘柄数が圧倒的に多いことに加え、独自サービスの「ゼロ革命」で売買手数料が無料になる点が挙げられます。

数多くのポイントサービスに対応していることも特徴的で、メインポイントに設定しておけば投資信託を保有するだけで自動的にポイントを貯められます。クレカ積立で条件を達成すれば最大5.0%のポイント還元率となり、一部のポイントサービスはポイント投資に再利用することも可能です。

証券会社として総合的なバランスの良さが特徴ですが、その一方でツールやアプリの種類が非常に多く、投資初心者の方にとって何から手を付けて良いかわからないことが欠点といえます。

SBI証券の詳細
売買手数料【国内株】0円
【外国株】0円
インターネットコースのインターネット取引が対象
NISA対応
投資信託2,559本(2024/8/29現在)
夜間取引
IPO取扱実績91本(2023年実績)
取引所東証、名証、福証、札証
外国株米国、中国、韓国、ロシア、ベトナム、インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシア
スマホアプリSBI証券 株アプリ
かんたん積立 アプリ
SBI証券 米国株 アプリ
SBI証券 FXアプリ
SBI証券 先物・オプションアプリ
取引所CFD アプリ -くりっく株365
SBI証券 スマートアプリ
ポイントVポイント、PayPayポイント、Pontaポイント、dポイント、JALマイレージ

╲初心者~上級者までおすすめ!/

SBI証券の評判・口コミはこちら

マネックス証券のメリット・デメリットまとめ

SBI証券と比較したマネックス証券のメリット

  • 外国株式の取扱銘柄数が豊富
  • IPO投資が完全平等抽選で初心者でも当選する可能性がある
  • クレカ積立は比較的ゆるめの条件で最大1.1%のポイント還元

SBI証券と比較したマネックス証券のデメリット

  • 取扱銘柄数が少ない
  • NISA口座以外での取引は原則手数料が発生する
  • クレカ積立のポイント還元率自体はSBI証券のほうが上

SBI証券と比較した場合のマネックス証券のメリットは、外国株式の取扱銘柄数が豊富な点が挙げられます。特に、中国株式の取扱銘柄数はSBI証券の約2.5倍と非常に多く、外国株式の取引をメインに考えている方に絶好の証券会社です。

また、SBI証券ではIPO抽選に外れた場合にポイントが付与され、そのポイントを利用すれば次回の当選確率をアップする仕組みが用意されています。ただし、IPO投資に挑戦するためには事前入金が必要なため、ある程度まとまった資金を持っている方が有利な制度という見方もできます。

一方、マネックス証券ではコンピューターが無作為に抽選を行う完全平等抽選方式が採用されており、まとまった資金がない方や投資初心者の方でもIPOに当選する可能性があります。

取扱銘柄数や手数料の観点、クレカ積立における最高還元率はSBI証券のほうが優れているので、両者を比較してご自身に合うと感じた証券会社を選ぶことを心がけましょう。

マネックス証券の詳細
売買手数料【国内株】
取引毎手数料:55円~1,070円
一日定額手数料:550円~2,750円
【外国株】
米国:約定代金×0.495%
(最低手数料0米ドル、手数料上限22米ドル)
中国:約定代金×0.275%
(最低手数料49.5香港ドル、手数料上限495香港ドル)
NISA対応
投資信託1,722本(2023/12/05現在)
夜間取引×
IPO取扱実績53本(2023年度実績)
取引所東証、名証、福証、札証
外国株米国株式、中国株式
スマホアプリ銘柄スカウター
マーケットボード
マネックス証券アプリ
マネックストレーダー株式 スマートフォン
マネックストレーダー先物 スマートフォン
マネックストレーダーFX スマートフォン
トレードステーション米国株 スマートフォン
MONEX TRADER CRYPTO スマートフォン
SNS型投資アプリ「ferci」
MONEX VISION
ポイントマネックスポイント
※手数料は税込表記

╲米国株投資に特化したい方に!/

マネックス証券の評判・口コミはこちら

SBI証券とマネックス証券は併用しても良い

SBI証券とマネックス証券を比較してみたものの、どちらか一方を選ぶことができずに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。SBI証券とマネックス証券には、それぞれで一長一短の特徴があります。口座開設自体はどちらも無料なので、どちらにすべきか迷ったときは、思い切って両方の証券会社で口座開設を申し込むのも選択肢です。

たとえば、国内株式の売買手数料が無料の「SBI証券」をメインにしながら、外国株の取引を行いたい場合は「マネックス証券」を利用するなど、各証券会社の利点を活かして資産運用に取り組めるようになります。

また、これから口座を開設する場合は、マイナンバーの確認ができる書類を準備する必要があります。一度に両方の証券会社へ申し込みをすれば、一石二鳥で時間と手間を最小限に抑えられるのでおすすめです。

まとめ

本記事では、これから資産運用を始めようと考えている方に向けて、ネット証券の中でも高い人気を誇る「SBI証券」と「マネックス証券」を徹底比較しながら、各証券会社の特徴を解説してきました。

最後にSBI証券とマネックス証券の特徴をおさらいしておきましょう。

【項目別】SBI証券とマネックス証券の比較表
項目SBI証券マネックス証券
口座開設数1,300万口座262.7万口座
投資信託取引銘柄2,569件1,769件
米国株取引5,190銘柄超5,000銘柄超
中国株取引459銘柄2,000銘柄超
取引手数料0円〜※条件あり0円〜※NISA口座での取引の場合
クレカ積立可能(最大5.0%還元)※2024年10月買付分(予定)まで可能(最大1.1%還元)※積立金額に応じて変動
ポイントサービスVポイント、Pontaポイント、dポイント、JALマイル、PayPayポイントマネックスポイント
キャンペーン口座開設でのキャッシュバックキャンペーンなど口座開設でのポイント還元キャンペーンなど
IPO2024年実績:39件(2024年8月1日時点)
2023年実績:91社
2022年実績:89社
2024年実績:27件(2024年8月1日現在)
2023年実績:54件
2022年実績:62件
NISA口座開設数:476万口座
つみたて投資枠:234本
成長投資枠:1,240本
口座開設数:非公開
つみたて投資枠:232本
成長投資枠:1,164本
単元未満株対応(S株)対応(ワン株)
アプリ・ツールHYPER SBI 2などの様々なツール・アプリを利用可能マネックストレーダーなどの様々なツール・アプリを利用可能
iDeCo対応対応
ロボアドバイザー(ロボアド)対応(AIラップ含む)対応(AIラップ含む)
※2024年8月1日時点の情報を記載しています

上記の比較表を見て分かるように、SBI証券とマネックス証券では、それぞれに一長一短の特徴があります。今後の投資人生において、証券会社とは長い付き合いをすることになります。ご自身の考え方や投資スタイルに合わせて、適切な証券会社を選ぶことが大切です。

どちらのネット証券も口座開設自体は無料なので、どちらか一方に決められない場合は、両方の証券口座を開設して実際に少額から投資を始めてみるのもおすすめです。本記事を参考にして、SBI証券とマネックス証券の口座開設を検討いただければ幸いです。

オカネコマガジン編集部

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