ネット証券の手数料を徹底比較【おすすめ証券会社5社の一覧表付】

ネット証券の手数料を
一覧表で徹底比較!

▼ネット証券の手数料比較表

現物取引/1約定ごとの手数料
証券会社名取引金額公式サイト
~10万円~20万円~30万円~40万円~50万円~100万円
SBI証券0円0円0円0円0円0円公式サイト
楽天証券0円0円0円0円0円0円公式サイト
松井証券公式サイト
マネックス証券99円115円275円275円275円535円公式サイト
PayPay証券基準価格×0.5%基準価格×0.5%基準価格×0.5%基準価格×0.5%基準価格×0.5%基準価格×0.5%公式サイト
※松井証券は、1日の約定代金合計で手数料が決まるボックスレートを採用しているため1約定ごとの手数料はありません
※PayPay銀行は、株式会社東京証券取引所からPayPay証券が指定する情報配信ベンダーを通じて配信される気配基準値を参考に、合理的かつ適正な方法で算出した「基準価格」を元に手数料が計算されます
※2024年8月1日時点

※手数料は税込表記
参考:手数料|SBI証券
参考:手数料|楽天証券
参考:手数料|松井証券
参考:マネックス証券の手数料・費用|マネックス証券
参考:取引手数料・その他費用について|PayPay証券
目次

ネット証券の株取引の手数料はどこがお得?

ネット証券の手数料の特徴まとめ

  • SBI証券
    「ゼロ革命」で国内株式売買手数料は無料。2024年からのNISAも0円で取引可能
  • 楽天証券
    国内株式取引手数料が0円の「ゼロコース」が大人気。単元未満株の取引も手数料無料
  • 松井証券
    1日あたり約定代金50万円までは手数料0円!25歳以下なら1億円超えの取引でも手数料無料
  • マネックス証券
    1日定額コースなら現物・信用取引の合算で約定金額が計算される
  • PayPay証券
    単元未満の少額取引なら他社と同水準。金額が大きい場合や取引回数が多い場合は割高に

ネット証券で株取引を行う際は、1約定ごと、または1日の約定代金の合計金額に対して一定の手数料が発生します。

手数料は証券会社ごとで異なり、一部のネット証券では2023年頃から株式売買手数料の無料化が進んでいます。

この項目では、日本国内で人気の高いネット証券5社の手数料とそれぞれの特徴について解説していきます。

手数料重視で証券会社を選びたい方は、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

SBI証券は「ゼロ革命」で国内株式をどれだけ取引しても手数料無料

現物取引の手数料
取引金額~10万円~20万円~30万円~40万円~50万円~100万円
1約定0円0円0円0円0円0円
1日定額0円0円0円0円0円0円
※2024年8月1日時点
参考:手数料|SBI証券
信用取引の手数料
取引金額~10万円~20万円~30万円~40万円~50万円~100万円
1約定0円0円0円0円0円0円
1日定額0円0円0円0円0円0円
※2024年8月1日時点
参考:手数料|SBI証券

ネット証券の中で高い人気を誇る「SBI証券」では、2023年9月30日に国内株式売買手数料が無料になる「ゼロ革命」をスタートしました。

ゼロ革命の対象になるためには、以下の条件を満たす必要があります。

SBI証券のゼロ革命の対象条件

なお、国内株式の売買手数料無料は、インターネット取引以外(ダイレクト、IFA、対面コース)は対象外となります。

また、一部のインターネットコースにおいても無料対象外となる例外事例や、信用取引を行う際には諸費用(金利・貸株料など)が発生するため、取引を行う際の手数料が完全に0円になるわけではないことを覚えておきましょう。

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手数料だけじゃない!SBI証券のおすすめポイント

SBI証券はこんなメリットもある!

  • 株式や投資信託、債券、FXなどの幅広い金融商品を取り扱っている
  • 新NISA対応で、取扱銘柄数は2024年8月現在で2,570件と業界内最多水準
  • 高機能な取引ツールが充実しており、投資判断に役立つ情報提供にも積極的
  • IPOの取り扱いが多く、新規公開株への投資機会も豊富
  • dポイントやPontaポイント、PayPayなど数多くのポイントサービスと提携中
  • クレジットカードを利用した「クレカ積立」で最大5.0%のポイント還元(2024年10月買付分まで)

SBI証券は、数あるネット証券の中でも取引手数料が最安水準で、多種多様な金融商品を取り扱っていることが特徴です。

2024年から始まった新NISAにも対応しており、対象ファンド数は業界内最多水準を誇ります。IPOの取り扱いも多く、新規公開株への投資に興味がある方に向いています。

また、多種多様なポイントサービスとも提携しており、投資信託の保有やSBIラップのおまかせ運用でお得にポイントを貯めることができ、一部のサービスはポイント投資にも対応しています。

さらに、三井住友カードを使ったクレカ積立では、クレジットカードの種類に応じて積立金額の最大5.0%がポイント還元されます(2024年10月買付分まで)。

SBI証券の詳細
売買手数料【国内株】0円
【外国株】0円
インターネットコースのインターネット取引が対象
NISA対応
投資信託2,559本(2024/8/29現在)
夜間取引
IPO取扱実績91本(2023年実績)
取引所東証、名証、福証、札証
外国株米国、中国、韓国、ロシア、ベトナム、インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシア
スマホアプリSBI証券 株アプリ
かんたん積立 アプリ
SBI証券 米国株 アプリ
SBI証券 FXアプリ
SBI証券 先物・オプションアプリ
取引所CFD アプリ -くりっく株365
SBI証券 スマートアプリ
ポイントVポイント、PayPayポイント、Pontaポイント、dポイント、JALマイレージ

╲初心者~上級者までおすすめ!/

SBI証券の評判・口コミはこちら

楽天証券は「ゼロコース」で国内株式の売買手数料が0円

現物取引の手数料
取引金額~10万円~20万円~30万円~40万円~50万円~100万円
1約定0円0円0円0円0円0円
1日定額0円0円0円0円0円0円
※2024年8月1日時点参考:手数料|楽天証券
信用取引の手数料
取引金額~10万円~20万円~30万円~40万円~50万円~100万円
1約定0円0円0円0円0円0円
1日定額0円0円0円0円0円0円
※2024年8月1日時点参考:手数料|楽天証券

2023年10月2日約定分より、楽天証券では国内株式(現物・信用)の取引手数料が無料になる「ゼロコース」を新設しました。約定代金にかかわらず取引手数料を0円に抑えられるので、手数料重視で証券会社を選びたい方におすすめです。

手数料“ゼロコース”を利用するには、楽天証券メンバーページにログイン後、お客様情報の確認・変更→現在の手数料コースから変更手続きを行う必要があります。

╲ 楽天経済圏の方におすすめ! /

手数料だけじゃない!楽天証券のおすすめポイント

楽天証券はこんなメリットもある!

  • 資産運用で楽天ポイントが貯まる
  • 楽天ポイントを使って投資信託や国内株式、米国株式を購入できる
  • 楽天カードを利用した「クレカ積立」で最大1%の楽天ポイントが還元される
  • 楽天銀行と連携(マネーブリッジ)すると振込手数料無料で証券口座に入金できる
  • 新NISAやiDeCoにも対応
  • セミナー情報や動画セミナーなどの情報提供にも積極的

楽天証券は、SBI証券と並ぶ高い人気度を誇るネット証券です。

楽天グループが運営している証券会社で、資産運用に取り組みながら効率良く楽天ポイントを貯められます。

日頃から貯めている楽天ポイントを使ったポイント投資も可能で、楽天カードを利用したクレカ積立で積立金額の最大1%がポイント還元されるなど、他の楽天サービスとの連携で様々なメリットがあることが特徴です。

日頃から楽天ポイントを貯めている方や楽天サービスを利用する機会が多い方は、楽天証券で口座開設を申し込むのが良いでしょう。

楽天証券の詳細
売買手数料【国内株】0円
【外国株】
米国:約定代金×0.495%
(最低手数料0米ドル、手数料上限22米ドル)
中国:約定代金×0.275%
(最低手数料550円、手数料上限5,500円)
アセアン:約定代金×1.1%
(最低手数料550円)
NISA対応
投資信託2,559本(2024年2月現在)
夜間取引
IPO取扱実績61本(2023年度実績)
取引所東証、名証
外国株米国株式、中国株式、アセアン株
スマホアプリiSPEED
ポイント楽天ポイント
※適用には手数料コース「ゼロコース」の選択が必要。手数料は税込み表記。外国株は1取引あたりの手数料。アセアンは現地手数料・現地諸費用なし

╲楽天ユーザーにおすすめ!/

楽天証券の評判・口コミはこちら

松井証券は1日ごとの約定代金の合計で手数料が決まる

現物取引の手数料
取引金額~10万円~20万円~30万円~40万円~50万円~100万円
1約定
1日定額0円0円0円0円0円1,100円
※松井証券は、1日の約定代金合計で手数料が決まるボックスレートを採用しています
※2024年8月1日時点参考:手数料|松井証券
信用取引の手数料
取引金額~10万円~20万円~30万円~40万円~50万円~100万円
1約定
1日定額0円0円0円0円0円1,100円
※松井証券は、1日の約定代金合計で手数料が決まるボックスレートを採用しています
※2024年8月1日時点参考:手数料|松井証券

松井証券では、現物取引・信用取引の1日あたりの約定代金合計で手数料が決まる「ボックスレート」を採用しています。

26歳以上の方は50万円までなら取引手数料が無料となり、25歳以下の方なら1日の約定代金合計が1億円を超える場合でも売買手数料は無料となります。

ただし、単元未満株の取引を行う際は、1約定ごとに約定代金×0.5%(税込0.55%)の手数料が必要(インターネット経由、かつNISA・ジュニアNISA口座の場合は無料)です。

╲ 100年以上の老舗証券 /

手数料だけじゃない!松井証券のおすすめポイント

松井証券はこんなメリットもある!

  • 最大1%貯まる投信残高ポイントサービス
  • 貯まった松井証券ポイントを利用してポイント投資が可能
  • IPOの取扱数も多く、1人1票の平等抽選で個人投資家も新規公開株の当選が期待できる
  • 松井証券ポイントはdポイントやPayPayポイントへの交換もできる
  • シンプルで扱いやすいツールやアプリを数多く提供中
  • 新NISAやiDeCoにも対応

松井証券では、投資信託を保有しながら毎月エントリーをするだけで、年間最大1%の松井証券ポイントが貯まる「投信残高ポイントサービス」を提供しています。

数多くの投資家から人気を博している「eMAXIS Slimシリーズ」など、インデックス型を含む全銘柄が対象で、業界内でも最高水準のポイント還元率を実現しています。

貯まった松井証券ポイントは、dポイントやPayPayポイントと交換できるほか、松井証券ポイントでそのままポイント投資に充てることも可能です。

シンプルで扱いやすいツールやアプリも数多く提供中で、投資初心者にとっても利用しやすい証券会社といえます。

松井証券の詳細
売買手数料【国内株】
25歳以下:0円
26歳以上:0円~110,000円
【外国株】約定代金×0.495%
(最低手数料0米ドル、手数料上限22米ドル)
NISA対応
投資信託1,810本(2023/12/05現在)
夜間取引
IPO取扱実績70本(2023年度実績)
取引所東証、名証、福証、札証
外国株米国株式
スマホアプリ日本株アプリ
米国株アプリ
投信アプリ
FXアプリ
先物OPアプリ
株touch
ポイント松井証券ポイント
※手数料は税込み表記

╲老舗証券で安心・サポートも充実!/

松井証券の評判・口コミはこちら

マネックス証券は1日の約定代金が50万円〜100万円以内なら割安

現物取引の手数料
取引金額~10万円~20万円~30万円~40万円~50万円~100万円
1約定99円115円275円275円275円535円
1日定額550円550円550円550円550円550円
※2024年8月1日時点参考:マネックス証券の手数料・費用|マネックス証券
信用取引の手数料
取引金額~10万円~20万円~30万円~40万円~50万円~100万円
1約定99円148円198円198円198円385円
1日定額550円550円550円550円550円550円
※2024年8月1日時点参考:マネックス証券の手数料・費用|マネックス証券

マネックス証券では、SBI証券や楽天証券のような手数料無料コースが存在しません。

NISA口座を利用した国内株式取引手数料や投資信託申込手数料は0円ですが、通常の株式取引や信用取引を行う際には、ネット証券の中で平均的な金額の手数料が発生します。

一方、1日定額コースは約定代金合計が100万円までなら一律550円(税込)の手数料で済むため、1日あたりの取引回数が多い方におすすめです。

╲ クレカ買付のポイント還元がお得 /

手数料だけじゃない!マネックス証券のおすすめポイント

マネックス証券はこんなメリットもある!

  • 投資信託のクレカ積立で最大1.1%のポイント還元率を実現可能
  • 米国株や中国株の取扱数が業界内でトップクラス
  • IPOの取扱数が多く、完全平等抽選で投資資金が少ない方でも当選が期待できる
  • 投資一任型の「ON COMPASS」やアドバイス型の「マネックスアドバイザー」など、ロボアドバイザーも充実
  • マネックスビットコインなどの暗号資産の取り扱いもある

マネックス証券は、マネックスカードを使ったクレカ積立で最大1.1%のポイント還元になることが特徴です。

積立額に応じてポイント還元率が変動するものの、仮に月10万円のクレカ積立をした場合、合計730ptのマネックスポイントが付与されます。

付与されたマネックスポイントは投資信託の買付や株式手数料に充当できるほか、dポイントやPontaポイント、WAONポイントなどの提携ポイントサービスとの交換が可能です。

ポイント還元率が高いことに加え、米国株や中国株の取扱数が業界内でもトップクラスを誇り、外国株式への投資に興味がある方に向いている証券会社といえます。

マネックス証券の詳細
売買手数料【国内株】
取引毎手数料:55円~1,070円
一日定額手数料:550円~2,750円
【外国株】
米国:約定代金×0.495%
(最低手数料0米ドル、手数料上限22米ドル)
中国:約定代金×0.275%
(最低手数料49.5香港ドル、手数料上限495香港ドル)
NISA対応
投資信託1,722本(2023/12/05現在)
夜間取引×
IPO取扱実績53本(2023年度実績)
取引所東証、名証、福証、札証
外国株米国株式、中国株式
スマホアプリ銘柄スカウター
マーケットボード
マネックス証券アプリ
マネックストレーダー株式 スマートフォン
マネックストレーダー先物 スマートフォン
マネックストレーダーFX スマートフォン
トレードステーション米国株 スマートフォン
MONEX TRADER CRYPTO スマートフォン
SNS型投資アプリ「ferci」
MONEX VISION
ポイントマネックスポイント
※手数料は税込表記

╲米国株投資に特化したい方に!/

マネックス証券の評判・口コミはこちら

PayPay証券は独自の計算方式で手数料が決まる。取引金額や回数によっては割高に

現物取引の手数料
取引金額~10万円~20万円~30万円~40万円~50万円~100万円
1約定基準価格×0.5%基準価格×0.5%基準価格×0.5%基準価格×0.5%基準価格×0.5%基準価格×0.5%
1日定額
※PayPay銀行は、株式会社東京証券取引所からPayPay証券が指定する情報配信ベンダーを通じて配信される気配基準値を参考に、合理的かつ適正な方法で算出した「基準価格」を元に手数料が計算されます
※2024年8月1日時点
参考:取引手数料・その他費用について|PayPay証券
信用取引の手数料
取引金額~10万円~20万円~30万円~40万円~50万円~100万円
1約定
1日定額
※PayPay証券では信用取引ができません
※2024年8月1日時点
参考:取引手数料・その他費用について|PayPay証券

他の証券会社とは異なり、PayPay証券では約定代金ごとに手数料が決められているわけではありません。

株式会社東京証券取引所から情報配信ベンダーを通じて取得した気配基準値を参考とし、独自の方法で算出した基準価格を元にして手数料が計算されます。

また、PayPay証券では約定ごとに手数料が発生するため、取引金額が大きい場合や取引回数が多い場合は、他社に比べて割高な手数料を負担する可能性があります。

手数料だけじゃない!PayPay証券のおすすめポイント

PayPay証券はこんなメリットもある!

  • わかりやすさ重視で誰でも手軽にアプリで取引可能
  • 最低100円からの少額投資を始められる
  • 1,000円の少額から国内株式を購入できる
  • PayPayポイントを使ってポイント投資ができる
  • 米国株は少額投資に対応で365日24時間いつでも取引が可能

PayPay証券は、わかりやすさ重視で誰でも手軽にスマートフォンのアプリから手軽に投資を始められることが特徴です。

最低100円からの少額投資ができるほか、PayPayとの連携でPayPayポイントを使ったポイント投資にも対応しています。

国内株や外国株への少額投資も可能で、まとまった資金を投入するのが不安な方や投資初心者に向いている証券会社です。

一方、信用取引を利用できない点や取扱銘柄数が少ない点、他社に比べてキャンペーンが少ない点など、いくつかの注意点もあります。

まずはPayPay証券で投資そのものに慣れてから、本格的に資産運用へ取り組みたい方は他の証券会社を利用することも検討してみましょう。

証券会社の手数料を比較するときの注意点

証券会社の手数料を比較するときの注意点の注意点

証券会社の手数料を比較するときは、以下の注意点に気をつけましょう。

それぞれの注意点について解説します。

手数料を安く抑えたい場合は「ネット証券」がおすすめ

証券会社は、大きく4種類に分類できます。

証券会社の種類

  • 大手独立系:野村證券、大和証券など
  • 銀行系:みずほ証券、三菱UFJモルガン、SMBC日興証券など
  • 外資系:JPモルガン証券、BNPパリバ証券など
  • ネット証券:SBI証券、楽天証券、マネックス証券など

基本的に、オンラインで全ての手続きが完結する「ネット証券」は、他の対面証券に比べて手数料が安めに設定される傾向にあります。

取引を行う上で、手数料は切っても切れない大きな存在です。1約定あたりの金額は少額でも、長期的に資産運用を続ければ手数料として負担する金額は非常に高額となります。

長期目線で資産運用を考えている方や、手数料重視で証券会社を選びたい方は、対面証券よりもネット証券で口座開設を申し込むのがおすすめです。

手数料には様々な種類がある(1約定ごと、1日ごとなど)

ネット証券の手数料にはいくつかの種類があります。

ネット証券では手数料コースを選べるのが一般的です。大きく分けると、一度の取引成立で手数料が発生する「約定手数料制」、1日の約定代金の合計金額に対して手数料が発生する「定額手数料制」の2種類が挙げられます。

1日あたりの取引回数が少ない場合は「約定手数料制」、取引回数が多い場合は「定額手数料制」のコースを選択すると、手数料を節約できてお得です。

一部の証券会社では手数料コースを選べないケースがあるので、ご自身の投資スタイルに合わせて証券会社を選ぶことを心がけましょう。

売買手数料以外の手数料についても確認する

ネット証券を選ぶ際は、売買手数料以外に発生する費用についても確認しておくことが大切です。

たとえば、売買以外で発生する可能性がある費用の一例は以下の通りです。

売買以外で発生する可能性がある費用の一例

  • 口座開設手数料
  • 口座維持管理手数料
  • 移管(振替)手数料
  • 入出金時手数料 など

売買手数料が安くても他の項目で余計な手数料が発生してしまうケースもあり、場合によっては手数料負けでせっかくの利益がなかったことにもなりかねません。

上記以外の項目で手数料が発生するケースもあるので、手数料重視で証券会社を選びたい方は、その証券会社で取引を行う際に発生しうる手数料全般について確認しておきましょう。

まとめ

金融商品の取引を行う際に発生する売買手数料は、証券会社によって金額が大きく異なります。

一回の取引手数料がわずかであっても、長期間にわたる取引ではその小さな差額が積み重なり、最終的には大きな負担となる可能性があります。

手数料を安く抑えられる証券会社を選びたい方は、国内株式の売買手数料が無料化した「SBI証券」と「楽天証券」のどちらかを選ぶのがおすすめです。

どちらも口座開設は無料で申し込めます。複数の証券口座を使い分ければそれぞれのメリットを受けられるので、両方のネット証券に申し込むことも検討してみてください。

現物取引/1約定ごとの手数料
証券会社名取引金額公式サイト
~10万円~20万円~30万円~40万円~50万円~100万円
SBI証券0円0円0円0円0円0円公式サイト
楽天証券0円0円0円0円0円0円公式サイト
松井証券公式サイト
マネックス証券99円115円275円275円275円535円公式サイト
PayPay証券基準価格×0.5%基準価格×0.5%基準価格×0.5%基準価格×0.5%基準価格×0.5%基準価格×0.5%公式サイト
※松井証券は、1日の約定代金合計で手数料が決まるボックスレートを採用しているため1約定ごとの手数料はありません
※PayPay銀行は、株式会社東京証券取引所からPayPay証券が指定する情報配信ベンダーを通じて配信される気配基準値を参考に、合理的かつ適正な方法で算出した「基準価格」を元に手数料が計算されます
※2024年8月1日時点

※手数料は税込表記
参考:手数料|SBI証券
参考:手数料|楽天証券
参考:手数料|松井証券
参考:マネックス証券の手数料・費用|マネックス証券
参考:取引手数料・その他費用について|PayPay証券

オカネコマガジン編集部

オカネコマガジンは、お金の悩みを抱えるユーザーとお金の悩みを解決する専門家をマッチングするサービス「オカネコ」を運営する株式会社400F(フォーハンドレッド・エフ、本社:東京都中央区、代表取締役社長:中村 仁)が運営する、みんなのお金のことが分かるオウンドメディアです。

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