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「積立貯金」は、無理なく資産形成したい方、貯金の成功率を上げたい方におすすめです。先に月々の貯金額と積立日を決め、機械的に積立貯金を行うと、簡単に貯蓄の習慣を身につけられます。この記事では、積立貯金の種類や定期預金との違いを解説します。
積立貯金を始める際は、使い込み防止のために貯金専用の口座を開設しましょう。今回ご紹介する「積立貯金におすすめの銀行口座7選」は以下の通りです。(該当のページはこちらから確認いただけます)
SBI新生銀行 | UI銀行 | イオン銀行 | 楽天銀行 | ソニー銀行 | SBJ銀行 | ゆうちょ銀行 | |
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おすすめ商品 | 積立投信等の投資商品 | 定期預金 | 積立式定期預金 | 定期預金 | 積み立て定期預金 | ベスト積金 | 自動積立定額貯金 |
の金利 おすすめ商品 | ー | 0.2% | 0.01% | 0.02% | 0.02~0.05% | 0.03~0.15% | 0.002% |
口座の金利 普通預金 | 0.001~0.003% | 0.1% | 0.001~0.1% | (楽天証券口座連携で0.1%) 0.02% | 0.001% | 0.02% | 0.001% |
おすすめの人 | 低リスクの投資商品で積立がしたい方 | 高金利で貯金がしたい方 | 満期日や積立金額を柔軟に設定したい方 | 将来的にNISA等での運用を考えている方 | ATMや振り込みの利用が多い方 | 長期で引き出す予定がないお金を預けたい方 | 積立日を自由に設定したい方 |
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※2023年5月時点の情報
※金利は税引き前
- 積立貯金とは一定額を積立形式で預け入れる方法で、自然に貯蓄の習慣が身につき、まとまった資金のない方もすぐに始められることがメリット
- 積立貯金の種類には、「銀行の積立定期預金」や「社内預金」など元本割れの心配のない商品のほか、多少リスクを取りながら資産の増加を目指す「財形貯蓄」「持ち株会」「投信積立(NISAやiDeCoなど)」などがある
- 積立貯金口座を選ぶポイントは、生活費用口座とは別の、金利が高く自動振替機能のある口座など、積立に便利な貯金専用口座を用意すること
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積立貯金とは?

積立貯金(積立預金・積立定期預金)は、毎月一定額を積み立て、満期日まで定期預金へ預け入れる金融商品を指すのが一般的です。ただし、この記事では、「積立貯金=毎月決まった額を積み立てる資産形成のやり方」として解説します。
積立貯金のメリットは、毎月一定額を積み立てることで、自然に貯蓄の習慣を身につけられることです。また、少額からコツコツと資産形成に取り組めるので、まとまった資金のない方もすぐに始められます。
ここでは以下の2つについて解説します。

一口に「積立貯金」と言ってもさまざまな方法があるため、自分のリスク許容度に合わせて選択することが大切です。積立貯金は時間をかけることで効果を大きくすることができるため、まずは継続していくことが可能な金額から始めることをおすすめします。
また「何歳でいくら貯蓄したいのか」という目標から毎月の積立額を逆算することでも、資金計画が立てやすくなりますので、参考にしてみてください。
積立貯金の主な種類
積立貯金に利用できる金融商品や制度はいろいろありますが、ここでは参考として、5つの積立貯金の特徴を表にまとめました。
積立貯金の主な種類と特徴 | |||||
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積立貯金の種類 | 特徴 | 元本割れリスク | |||
銀行の積立預金 | 毎月一定額を自動的に定期預金へ預け入れる金融商品。銀行によって積立金額や積立方法が異なる。 普通預金よりも金利が高い傾向にあるが、積立期間中や満期日前に解約すると金利が下がるため注意。 | なし | |||
社内預金 | 給与天引きにより、毎月一定額を貯蓄として会社が預かる制度。 社内預金の金利の下限は年0.5%(2023年5月時点)と労働基準法で決められているため、銀行預金よりも高い利率で貯蓄でき、預金は好きなときに引き出せるが、会社が倒産した場合は返還されないリスクがある。 | なし | |||
財形貯蓄 | 給与天引きにより、毎月一定額を会社経由で金融機関の財形商品に積み立てる制度。一般財形貯蓄・財形年金貯蓄・財形住宅貯蓄の3つがある。 財形年金貯蓄・財形住宅貯蓄は使途に制限があるが、利子等に対する非課税措置が適用されるのがメリット。選ぶ財形商品によっては元本割れリスクがある。 | あり | |||
従業員持株制度(持株会) | 従業員が会社の株を一定額ずつ積立購入できる制度。会社によっては拠出額に応じた奨励金が支給される場合もある。 少額から株式投資ができるのがメリットだが、タイムリーな取引はできないため注意が必要で、株価の下落による元本割れリスクもある。 | あり | |||
投信積立 | 毎月一定額の投資信託を積立購入する資産運用の方法。 金融機関によって取扱商品や積立方法、最低積立額などが異なり、商品によって購入時や運用中の手数料も異なるため、購入前に確認が必要。商品の運用成績によっては元本割れするリスクがある。 | あり |
銀行の積立預金や社内預金は、もらえる利子は多くありませんが、運用によって元本割れする心配がないため、確実にお金を貯めたい方に向いています。社内預金は銀行の積立預金よりも金利が高く、引き出しの制限もないので、会社に社内預金制度がある方はぜひ活用しましょう。
リスクを取りつつ、運用で積極的に資産を増やしていきたい方は、財形貯蓄・持株会・投信積立などを使った積立投資も検討してみてください。投信積立を行う際は、NISAやiDeCoといった税制優遇制度を上手に利用しましょう。




積立貯金と定期預金の違い
銀行の積立貯金(積立預金・積立定期預金)と定期預金の違いが気になる方もいるでしょう。積立貯金と定期預金の一番の違いは預入方法です。積立貯金は「毎月1万円」など一定額を積立形式で預け入れるのに対し、定期預金は一度にまとまった金額を預け入れます。
また、金利や引き出し・解約ルールなどは商品によって異なるものの、以下のような傾向の違いがあります。


上記の傾向から、積立貯金は毎月少額ずつコツコツ貯蓄したい方、途中でお金を引き出す可能性がある方に向く商品です。
すでにまとまった資金があり、満期日までお金を引き出す予定のない方は、積立貯金よりも金利が高い傾向の定期預金も選択肢に入れるとよいでしょう。
積立貯金口座を選ぶ際の3つのポイント
積立貯金を始める際は、使い込み防止のために、生活費用口座とは別の貯金専用口座を用意するのがおすすめです。積立貯金に使う口座を選ぶ際は、以下のポイントに注目しましょう。
預金金利が高い銀行を選ぶ


(※)利息は税引き前の金額です。
積立貯金口座を選ぶ際は、預金金利が高い銀行を選ぶほうが、受け取れる利息が多くなるのでおすすめです。
上記の図のように100万を1年間預けた場合、金利によって受け取れる利息は大きく異なります。メガバンクよりもネット銀行の普通預金や定期預金の方が、金利は高く設定されていることが多いです。
銀行によっては、一定の条件クリアによる優遇金利や期間限定の金利上乗せキャンペーンを行っているところもありますので、各銀行の預金金利を確認し、比較したうえで口座を選びましょう。



預金金利が低いとは言っても、銀行によって金利はさまざまです。利便性はもちろんですが、少しでも金利が高い銀行を選ぶことで将来は大きな差がでます。
一定期間引き出しができなくなることに不安を感じられる方は、普通預金口座への積立ができるサービスも検討してみましょう。
自動積立貯金機能を活用する
自動積立貯金機能(自動振替機能)を利用できる銀行なら、積立定期預金を使わずとも、普通預金口座への積立貯金が可能です。
積立定期預金や定期預金と違い、普通預金口座には満期日がないため、好きなタイミングでお金を引き出せます。また、1回あたりの積立額や積立タイミングを気軽に変更できる点も、自動積立貯金機能のメリットです。
自動積立貯金機能を使える銀行は、住信SBIネット銀行・GMOあおぞらネット銀行・auじぶん銀行などがあります。
最低積立金額を確認する
商品によっては、最低積立金額が設定されている場合があります。例えば、イオン銀行の積立式定期預金の最低積立金額は500円、ゆうちょ銀行の自動積立定期貯金の最低積立金額は1,000円となり、銀行によって異なります。
少額から積立貯金を始めたい方は、自分にとって無理のない最低積立金額の商品を選びましょう。
積立貯金におすすめの銀行口座7選
最後に、積立貯金におすすめの銀行口座7選を紹介します。積立貯金用の銀行口座開設を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
SBI新生銀行 | UI銀行 | イオン銀行 | 楽天銀行 | ソニー銀行 | SBJ銀行 | ゆうちょ銀行 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
おすすめ商品 | 積立投信等の投資商品 | 定期預金 | 積立式定期預金 | 定期預金 | 積み立て定期預金 | ベスト積金 | 自動積立定額貯金 |
の金利 おすすめ商品 | ー | 0.2% | 0.01% | 0.02% | 0.02~0.05% | 0.03~0.15% | 0.002% |
口座の金利 普通預金 | 0.001~0.003% | 0.1% | 0.001~0.1% | (楽天証券口座連携で0.1%) 0.02% | 0.001% | 0.02% | 0.001% |
おすすめの人 | 低リスクの投資商品で積立がしたい方 | 高金利で貯金がしたい方 | 満期日や積立金額を柔軟に設定したい方 | 将来的にNISA等での運用を考えている方 | ATMや振り込みの利用が多い方 | 長期で引き出す予定がないお金を預けたい方 | 積立日を自由に設定したい方 |
URL | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
※2023年5月時点の情報
※金利は税引き前
1. SBI新生銀行:投資商品の積立がしたい方におすすめ
SBI新生銀行は、積立定期預金の取り扱いはないものの、積立投信・SBIラップ・NISA・ロボアドバイザー・外貨積立に対応しています。そのため、投資商品で積立を行いたい方におすすめです。
ほかにも、新規口座開設から3か月目まで限定で利用できる「スタートアップ円定期預金」もあり、3か月もの円定期預金の金利は1.0%、1年もの円定期預金の金利は0.3%と高金利で定期預金が利用できます。
SBI新生銀行の概要 | ||
普通預金の金利 | パワーフレックス円普通預金:0.001~0.003%(税引き前) | |
積み立てにおすすめ商品の金利 | ー | |
ATM利用手数料 | 入金:無料 出金:110円(2024年3月31日までは特定のATM利用の場合は無料、以降ランクによって5回/月または回数無制限で無料) | |
振込手数料 | SBI新生銀行本支店宛:新生パワーダイレクト(インターネット)利用の場合は無料 他行宛:新生パワーダイレクト(インターネット)利用の場合はランクによって1~50回/月まで無料(無料回数以上は75円~) | |
貯金に有利な特典 | ・2週間満期の定期預金がある ・新規で口座開設した方限定の高金利な定期預金がある ・ランクによってATM手数料や振込手数料が無料になる | |
取引可能なATM | セブン銀行・イオン銀行・ゆうちょ銀行・イーネットほか |
NISAや積立投信など、投資商品で積立を行いたい方におすすめ!
(※)セブン銀行ATM・イーネットATM・ローソン銀行ATM・イオン銀行ATM・PatSat(パッとサッと)・VIEW ALTTE(ビューアルッテ)をご利用の場合のみ。ゆうちょ銀行ATM(ファミリーマートに設置のATMも含む)・全都市銀行ATM・三菱UFJ信託銀行ATM・三井住友信託銀行ATM・商工中金ATMをご利用の場合、1回あたり110円(税込)です。
2. UI銀行:高金利の商品で貯金がしたい方におすすめ
UI銀行は自動積立機能のある商品はないため、自分で毎月貯金額を口座に移す作業が発生しますが、UI銀行の魅力はなんといっても金利の高さです。条件なしで普通預金金利が年0.1%(税引き前)、定期預金の金利は0.2%(税引き前)と、他の銀行よりも圧倒的に高く設定されています。
また、ATMでの入金手数料が無料のため、自分で入金作業を行いながら積立貯金したい方に向いています。スマホアプリをダウンロードすると、キャッシュカードがなくてもセブン銀行ATMから現金を引き出せるのも便利なポイント。
セブン銀行ATMの出金手数料や他銀行宛の振込手数料は、総預金の1か月平均残高に応じて決定されるステージに応じて、無料回数が増えていきます。そのため、貯めたお金を引き出すときの出金手数料で、せっかくの利息を吹き飛ばしてしまう心配がありません。
そのほかにも、UI銀行では価値観や環境などから自分が大切にしたいと思っている資産を診断できる「わたし資産診断」や、アプリ内で個人だけでなく夫婦・カップルで一緒に家計管理ができる「お金の管理 by OsidOri」というコンテンツも提供。UI銀行は、積立貯金でパートナーとの共有資産を作りたい方に特におすすめです。
UI銀行の概要 | ||
普通預金の金利 | 0.1%(税引き前) | |
積み立てにおすすめ商品の金利 | 定期預金:0.2%(税引き前) | |
ATM利用手数料 | 入金:無料 出金:ランクによって1~20回/月まで無料(無料回数以上は110円)※ | |
振込手数料 | UI銀行・きらぼし銀行宛:無料 他行宛:ランクによって2~20回/月まで無料(無料回数以上は86円) | |
貯金に有利な特典 | ・普通預金、定期預金の金利が高い ・アプリのダウンロードでカードレスで引き出しが可能 ・アプリで夫婦やカップルでも資産管理の共有ができる | |
取引可能なATM | きらぼし銀行・セブン銀行 |
普通預金・定期預金のどちらも高金利なのが魅力!
3. イオン銀行:月500円から始められる積立式定期預金あり
イオン銀行は、積立貯金に便利な「積立式定期預金」を取り扱っています。イオン銀行の積立式定期預金の主な特徴は以下の通りです。
- 満期日:口座開設日から6か月~40年後に設定可能
- 最低積立金額:500円
- 年6回まで指定月の増額設定が可能
- 金利0.01%/年(税引き前)
このようにイオン銀行の積立式定期預金は、満期日や積立金額設定の自由度の高さが魅力。短期から長期まで、月500円から50万円までの目的に応じた積立貯金が可能です。
またイオン銀行は、外貨預金・投資信託・ロボアドバイザーでの積立や、NISA・iDeCoでの資産形成にも対応しています。さらに普通預金金利がイオン銀行Myステージに応じて最大年0.1%(税引き前)になり、イオン銀行ATM入出金が終日無料である点も、イオン銀行のメリットです。
イオン銀行の概要 | ||
---|---|---|
普通預金の金利 | 0.001~0.1%(税引き前) | |
積み立てにおすすめ商品の金利 | 積立式定期預金:0.01%(税引き前) | |
ATM利用手数料 | イオン銀行ATM 入出金無料 | |
振込手数料 | インターネットバンキング:イオン銀行宛 無料/他行宛 110円(※) ATM(各種カード):イオン銀行宛 無料/他行宛 132円(※) ATM(現金):イオン銀行宛 220~440円/他行宛 374~550円 | |
貯金に有利な特典 | ・普通預金金利が最大0.1%(税引き前)と高い ・月500円から積立定期預金できる ・イオン銀行ATMの入出金手数料が無料 | |
取引可能なATM | イオン銀行・ゆうちょ銀行・みずほ銀行ほか |
4. 楽天銀行:年利0.02%の定期預金の積立購入が1,000円から可能
楽天銀行の定期預金は、月1,000円からの積立購入に対応しており、積立貯金に活用できます。楽天銀行の定期預金の特徴は以下の通りです。
- 預入期間:7日~10年
- 最低積立金額:1,000円
- 指定月の増額設定が可能
- 金利0.02%/年(税引き前)
楽天銀行を貯金用口座として使うなら、楽天証券の口座と連携させる「マネーブリッジ」をぜひ設定しましょう。楽天証券を利用しなくても、マネーブリッジを設定するだけで、楽天銀行の普通預金金利が年0.1%(税引き前)にアップします。
普通預金や定期預金での積立貯金に慣れてきたら、楽天証券での投信積立やNISA、iDeCoなどにも挑戦してみてはいかがでしょうか。
楽天銀行の概要 | ||
---|---|---|
普通預金の金利 | 0.02%(税引き前) マネーブリッジ設定で0.1%(税引き前) | |
積み立てにおすすめ商品の金利 | 定期預金:0.02%(税引き前) | |
ATM利用手数料 | 入金:3万円未満は220円~/3万円以上は無料 出金:220円~ | |
振込手数料 | 楽天銀行宛:無料 他行宛:145円 | |
貯金に有利な特典 | ・楽天銀行と楽天証券を連携させると(マネーブリッジ)、普通預金金利が0.1%に優遇 ・資産残高や対象サービス取引によって楽天ポイント獲得倍率がアップ ・条件を満たせばATM手数料が最大7回/月、振込手数料が最大3回/月まで無料・振込などの対象取引で楽天ポイントが貯まる | |
取引可能なATM | セブン銀行・イオン銀行・みずほ銀行・ゆうちょ銀行ほか |
5. ソニー銀行:3年もの積み立て定期預金が年0.05%と高金利
ソニー銀行の「積み立て定期預金」は3年ものの金利が年0.05%(税引き前)で、積立定期預金のなかでは比較的高金利なのが魅力です。積立金額は1,000円から1,000円単位で設定できるため、無理なく積立貯金を始められます。
ソニー銀行の積み立て定期預金の特徴は以下の通りです。
- 預入期間:1年・2年・3年
- 最低積立金額:1,000円
- 年2回まで指定月の増額設定が可能
- 金利0.02~0.05%/年(税引き前)
ソニー銀行は、各種手数料がほかの銀行に比べ割安で、ATM手数料は入金が無料、出金も月4回までは無料で、5回目以降は110円/回です。振込手数料はソニー銀行宛が無料、他行宛も月1回までは無料で、2回目以降は110円/回となっています。
取扱可能なATMもセブン銀行やイオン銀行など多数あり、全国各地どこに住んでいても利用しやすいのがソニー銀行のメリットです。
Visaデビット付きのキャッシュカード(Sony Bank WALLET)も選択ができ、世界200以上の国と地域のVisa加盟店でショッピングができます。ご利用代金は円または外貨口座から即時引き落とされ、海外ATMでも現地通貨で引き出しが可能なため、海外旅行にも便利です。
ソニー銀行の概要 | ||
---|---|---|
普通預金の金利 | 0.001%(税引き前) | |
積み立てにおすすめ商品の金利 | 積み立て定期預金:0.02~0.05%(税引き前) | |
ATM利用手数料 | 入金:無料 出金:月4回無料/5回目以降は110円 | |
振込手数料 | ソニー銀行宛:無料 他行宛:月1回無料/2回目以降は110円 | |
貯金に有利な特典 | ・3年もの積み立て定期預金が年利0.05%と高水準 ・入金手数料無料 ・出金手数料が月4回、振込手数料が月1回無料 | |
取引可能なATM | セブン銀行・イオン銀行・ゆうちょ銀行・三菱UFJ銀行ほか |
6. SBJ銀行:積立金額や積立期間を自由に選べる「ベスト積金」がおすすめ
SBJ銀行では、積立金額や積立期間を自由に選べる「ベスト積金」という定期積立預金を取り扱っています。5年ものなら年利0.15%(税引き前)が付くので、普通預金に預けるよりも高い利息の受け取りが可能です。
また、満期後に初回契約と同内容で新たに積立を始める自動継続設定もできるため、長期間の積立貯金がしたい方にもおすすめ。SBJ銀行のベスト積金(定期積金)の特徴は以下の通りです。
- 預入期間:6か月・1年・2年・3年・5年
- 最低積立金額:1,000円
- 満期後の自動継続設定も可能
- 金利0.03~0.15%/年(税引き前)
ATM手数料・振込手数料の無料回数が無条件でついてくる点も、SBJ銀行の大きなメリット。積立貯金だけでなく、普段使い用の口座としても使い勝手の良い銀行です。
SBJ銀行の概要 | ||
普通預金の金利 | 0.02%(税引き前) | |
積み立てにおすすめ商品の金利 | ベスト積金:0.03~0.15%(税引き前) | |
ATM利用手数料 | セブン銀行・イオン銀行・イーネット:入出金合計10回/月まで無料 ゆうちょ銀行・みずほ銀行:入出金合計3回/月まで無料 | |
振込手数料 | SBJ銀行宛:無料 他行宛:インターネット・スマートフォンバンキング(SBJダイレクト)最大5回/月まで無料(窓口利用・インターネットバンキング利用の場合は330円) | |
貯金に有利な特典 | ・ATM手数料・振込手数料の無料回数が無条件でついている ・定期預金の金利が高い(預入期間が5年の場合は金利が0.2%) | |
取引可能なATM | セブン銀行・イオン銀行・イーネット・ゆうちょ銀行・みずほ銀行 |
7. ゆうちょ銀行:自由に積立日を設定でき特別月の積立設定も可能
ゆうちょ銀行の自動積立定額貯金を使うと、月1,000円から最長6年間の積立貯金が可能です。
また、ほかの銀行では積立日が指定されている場合が多いですが、ゆうちょ銀行の自動積立定額貯金は自分の好きな日を積立日に設定できます。積立日を給料日直後にすれば、貯金にまわすべきお金をうっかり使い込む心配がありません。
ゆうちょ銀行の自動積立定額貯金の特徴は以下の通りです。
- 預入期間:3か月・6か月・1年・2年・3年・4年・5年
- 最低積立金額:1,000円
- 毎月の積立以外に特別月(年6回以内)の積立設定が可能
- 金利0.002%/年(税引き前)
ゆうちょ銀行で積立貯金をするときは、ゆうちょ通帳アプリをダウンロードするのがおすすめです。スマートフォンでいつでも現在高を見られるので、わざわざATMに行かなくても、積立貯金の進み具合をタイムリーにチェックできます。
何か困りごとがあった場合、多くの支店があるため直接窓口で相談しやすいところは安心材料となりそうです。
ゆうちょ銀行の概要 | ||
普通預金の金利 | 0.001%(税引き前) | |
積み立てにおすすめ商品の金利 | 自動積立定期貯金:0.002%(税引き前) | |
ATM利用手数料 | ゆうちょ銀行・郵便局内ゆうちょATM:無料 その他ゆうちょATM:0~110円 その他銀行ATM:110~330円 | |
振込手数料 | ゆうちょ銀行宛:0~146円 他行宛:165~880円 | |
貯金に有利な特典 | ・自動積立定期貯金では、毎月の積立日を自由に設定できる ・ゆうちょ通帳アプリを使えば、スマートフォンで現在高・入出金明細の確認や送金ができる | |
取引可能なATM | セブン銀行・イオン銀行・みずほ銀行ほか |
まとめ
貯金を成功させるには、意識せずとも継続的にお金が貯まる仕組みを作ることが大切です。「積立貯金は数年後、数十年後の自分へのプレゼント」だと考え、目標に向かって楽しく貯金を進めていきましょう。
積立貯金の種類は、銀行の積立定期預金や社内預金、財形貯蓄、積立投信などいろいろあります。それぞれメリットやデメリットが異なるため、自分に合う積立貯金の方法を選びましょう。今回ご紹介した7つの銀行は以下の通りです。
貯金に関する疑問や不安がある方は、一度当サイトの「オカネコ」をご利用ください。
オカネコは、FPなどお金のプロに無料かつ匿名でチャット相談できるサービス。チャット形式なので自分のタイミングで相談することができ、わざわざ外出する必要もありません。ぜひ気軽に利用してみてくださいね!



自動で積み立てられるため、無理なく資産形成ができる点が積立貯金のメリットです。社内預金やNISA、iDeCoなどの制度をうまく活用し、効率的に資産形成をしていきましょう。
なかなか貯金ができない、運用を始めてみたいけれども不安がある、という方が一歩踏み出すのにはとても有効です。

