【2025年10月】仮想通貨の時価総額ランキングトップ10!銘柄選びのポイントも解説

時価総額は、簡単に言えばその仮想通貨(暗号資産)の規模や価値を示すものです。

時価総額が高い銘柄ほど、急な価格変動が起きにくく希望する価格で取引しやすい傾向があります。

本記事では、仮想通貨(暗号資産)の時価総額ランキングや、銘柄を選ぶ際に確認すべきポイントなどを解説。これから仮想通貨投資を始める方、銘柄選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

このコンテンツの3行まとめ
  • 時価総額は、仮想通貨(暗号資産)の規模や市場からの評価を客観的に知ることができ、多くの投資家が投資判断をする際の指標としている
  • ビットコインを始めとする時価総額が高い銘柄は、爆発的な成長は期待しにくいものの、価格が急変しにくく希望の価格で取引しやすい等の特徴がある
  • ただし投資先選びは時価総額による現時点の評価だけでなく、仮想通貨(暗号資産)の使用用途・開発目的等から予測される将来性についても確認することが大切

※仮想通貨(暗号資産)は法定通貨ではありません。

注記:当サイトを経由したお申し込みがあった場合、当社は提携する各企業から報酬の支払いを受けることがあります。提携や報酬の支払いの有無が、当サイト内での評価に影響を与えることのないようにしています。

目次

【2025年10月最新】仮想通貨の時価総額ランキング TOP10

2025年10月16日時点の時価総額ランキングは以下のとおりです。

仮想通貨(暗号資産)の時価総額ランキング
仮想通貨(暗号資産)時価総額
1位ビットコイン (BTC)約334兆円
2位イーサリアム (ETH)約73兆円
3位テザー (USDT)約27兆円
4位バイナンスコイン (BNB)約25兆円
5位リップル (XRP)約22兆円
6位ソラナ (SOL)約16兆円
7位USDコイン (USDC)約11兆円
8位トロン (TRX)約4.6兆円
9位ドージコイン (DOGE)約4.5兆円
10位カルダノ (ADA)約3.6兆円
※2025年10月16日時点

2025年10月の仮想通貨(暗号資産)市場は、全体の時価総額が約4.38兆ドル(約657兆円)、ビットコインの価格は史上最高の12万6,000ドル(約1,890万円)超を記録するなど、活況を呈していました。

しかし、同月10日に米国トランプ大統領が対中関税を100%上乗せする考えを明らかにし、米中摩擦への懸念が再燃したことで、仮想通貨(暗号資産)の価格は一転して急落。

その後、価格は一部回復しているものの、投資家は慎重な姿勢を示しています。

このような状況の中、各銘柄の時価総額や価格の動きについて、特徴とあわせて解説します。

仮想通貨(暗号資産)の「時価総額」の基礎知識

時価総額は、投資対象となる仮想通貨(暗号資産)の規模や市場からの評価を客観的に知るための基本的な指標です。計算方法は以下のとおりです。

時価総額の計算方法

時価総額 = 1枚あたりの価格 × 市場流通量

たとえば、1枚100円の仮想通貨(暗号資産)が市場に1億枚流通していれば、時価総額は100億円となります。

時価総額が大きい仮想通貨(暗号資産)は、それだけ多くの投資家から資金が集まっていることを意味します。

爆発的な成長率は期待しにくいものの価格が急変動しにくい傾向にあり、比較的リスクを抑えた取引が可能です。

取引量が多く流動性も高いため、希望に近い価格で売買がしやすくなる点も特徴的です。

このように、時価総額を見ることで投資対象の信頼度やリスクの大きさなどを客観的に判断できるため、多くの投資家が投資判断をする際の重要な指標としています。

時価総額が高い銘柄の特徴
  • 価格が急変しにくい傾向があり、リスクを抑えやすい
  • 爆発的な成長は期待しにくい
  • 流動性が高いため希望の価格で取引しやすい

仮想通貨選びで時価総額のほかに重視すべきポイント

時価総額は銘柄選びにおける重要な要素であるものの、それだけで決めるのはおすすめできません。以下の点も踏まえて投資先を総合的に選ぶことが大切です。

国内取引所での取り扱いの有無

世界には無数の仮想通貨(暗号資産)が存在しており、中には詐欺的なプロジェクトも少なくありません。そのため、国内取引所で取り扱われている銘柄である「ホワイトリスト」の中から投資先を選ぶのが安心です。

まず、日本で仮想通貨取引所を運営できるのは、以下の要件を満たして「暗号資産交換業者」として金融庁に登録された業者のみです。

暗号資産交換業者として金融庁に登録されるための要件

  • 株式会社であること、または国内に営業所を設置していること
  • 資本金額は1,000万円以上であること、債務超過でないこと
  • 利用者財産の分別管理が行われていること
  • 利用者情報の適切な管理がされていること
  • サイバーセキュリティ対策が施されていること など

また、暗号資産交換業者は金融庁の監督下にある「日本暗号資産取引業協会(JVCEA)」の、厳しい基準を通過した銘柄しか取り扱えません。

審査では、技術的な安全性やプロジェクトの継続性などがチェックされるため、国内取引所で取り扱われている銘柄は一定の信頼性があると言えます。

1日の売買代金(流動性)が多い

流動性とは、1日にどれだけ取引されているのかを示す指標のことです。

取引所における取引量や売買注文の量が多い銘柄は、流動性が高く「買いたい」「売りたい」と考えたときに希望する価格ですぐに取引が成立(約定)しやすくなります。

一方、流動性が低い銘柄の場合、買い注文や売り注文が少なく、取引が成立するまでに時間がかかる場合があります。

仮想通貨(暗号資産)を取引する際は、CoinMarketCapCoinGeckoといったデータアグリゲーターサイトや、各取引所が提供する情報で流動性を確認するとよいでしょう。

仮想通貨の使用用途・開発目的

仮想通貨(暗号資産)の使用用途・開発目的を知ることで、長期的に価値の上昇が見込める銘柄を判断しやすくなります

主な仮想通貨(暗号資産)の開発目的・用途
ビットコイン(BTC)国や銀行などの管理者を介さずに、インターネットを用いて当事者間でデジタル通貨の送金を可能にすること
イーサリアム(ETH)スマートコントラクトという機能により、DApps(分散型アプリケーション)の構築や実行を可能にすること
リップル(XRP)国際送金の高速化とコスト削減
ソラナ(SOL)高速・低コストなブロックチェーンによるDApps(分散型アプリケーション)の開発環境を提供すること
トロン(TRX)音楽や動画などのデジタルコンテンツを、中央の企業を介さずに個人が直接やり取りできるようにする
カルダノ(ADA)学術的な研究などをもとに、長く安定して使用できるブロックチェーンプラットフォームの作成

投資先を選ぶ際は、各仮想通貨(暗号資産)の設計書にあたる「ホワイトペーパー」でプロジェクトが解決しようとする課題、技術的な仕様などを確認し、将来性を判断すると良いでしょう。

プラットフォームとしての需要

仮想通貨(暗号資産)の中には、イーサリアムやソラナのように、アプリケーションやサービスなどを動かすための「プラットフォーム」としての役割を持つものがあります。

このような銘柄の価値は、そのプラットフォーム上で活動する開発者やユーザー、アプリケーションが増えるほど高まる傾向にあります。

プラットフォームとしての役割がある主な仮想通貨(暗号資産)
イーサリアム (ETH)スマートコントラクトを世界で初めて実装し、DApps開発プラットフォームとして圧倒的なシェアを誇り、DeFiやNFT市場の中心的存在
ソラナ (SOL)独自のコンセンサスアルゴリズム「Proof of History (PoH)」により、毎秒数千件という高い処理能力と低い手数料を実現
トロン (TRX)イーサリアムとの互換性を持ちつつ、高速・低コストな処理を特徴とし、特にエンターテインメント分野やステーブルコインの発行で高いシェアを持つ
アバランチ (AVAX)独自の「アバランチ・コンセンサス」という仕組みにより、1秒間に数千件の取引を処理できる性能を持つ
ポルカドット (DOT)異なるブロックチェーン同士を相互に接続し、データや資産をやり取りできる「相互運用性」の実現を目指す

投資する際は、プロジェクトの注目度やコミュニティの活発さ、開発チームの経歴や実績などを確認し、プラットフォームの将来性を考えることも重要です。

仮想通貨(暗号資産)投資におすすめの国内取引所

以下は、仮想通貨投資におすすめの国内の取引所12選です。

スクロールできます
【比較表】おすすめの仮想通貨取引所12選
CoincheckSBI VCトレードGMOコインbitFlyerbitbankLINE BITMAXBitTradeCoinTradeBITPOINT楽天ウォレットOKJBinance Japan
取扱通貨数34銘柄36銘柄21銘柄程38銘柄程40銘柄以上7銘柄程40銘柄以上25銘柄程30銘柄程14銘柄程40銘柄以上60銘柄以上
取引手数料(販売所)無料無料無料無料無料無料無料無料無料無料無料無料
取引手数料(取引所)無料(BTCの場合)Maker:-0.01%
Taker:0.05%
Maker:-0.01%〜-0.03%
Taker:0.05%〜0.09%
0.01~0.15%Maker:-0.02%
Taker:0.12%
Maker:-0.01%
Taker:0.05%
無料取扱なし無料Maker:-0.01%
Taker:0%
Maker:0.02〜0.07%
Taker:0.06〜0.14%
Maker:0.01〜
0.1%

Taker:0.025〜0.1%
入金手数料銀行振込:無料
コンビニ入金/クイック入金:770円〜
無料無料0〜330円無料無料無料無料無料無料無料無料
出金手数料407円無料無料3万円未満:220〜550円
3万円以上:440〜770円
550〜770円銀行振込:400円
PayPay:110円
330円550円無料(月2回目以降は330円)300円100万円未満:400円
100万円以上:770〜1,320円
150円
アプリ〇(LINE)
レバレッジ取引最大2倍最大2倍最大2倍最大2倍最大2倍最大2倍最大2倍
ステーキング×××××
レンディング×
積立(日/月)(日/週/月)(日/週/月)(日/週/隔週/月)×(日/週/月)(日/週/隔週/月)(日/月)(月)×(日/週/隔週/月)(日/週/隔週/月)
最低取引数量(販売所)0.001BTC以上かつ500円以上0.00000001BTC0.00001BTC0.00000001BTC0.00000001BTC0.00000001BTC0.0001BTC0.00005BTC0.00000001BTC100円0.00005BTC0.000001BTC
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
2025年10月27日時点の情報。手数料はすべて税込み

12選の中から、目的別におすすめの取引所を紹介します。投資目的や投資スタイル等に応じて、選んでみてください。

手数料が低いおすすめの仮想通貨取引所3選

SBI VCトレード

\ 手数料無料で1,000円から出金できる /

取引手数料
  • 販売所:無料
  • 取引所:Maker「−0.01%」、Taker「0.05%」
入金・出金手数料
  • 入金:無料
  • 出金:無料
メリット
  • 1,000円から出金できる
  • 入出金に手数料がかからない
  • 大手企業によるセキュリティ対策で安心して利用できる
  • レバレッジ取引に対応している銘柄が多い(13銘柄以上)
  • 「SBI Web3ウォレット」を使って日本円でNFTを取引できる
デメリット
  • アプリに毎回ログインする必要がある
  • メンテナンスにより取引できない時間帯が多い
取り扱い通貨数36銘柄
スマホアプリ
最低取引数量0.00000001BTC
提供サービスレバレッジ取引:〇(最大2倍)
ステーキング:〇
レンディング:〇
積立:〇(500円~)
運営会社SBI VCトレード株式会社

2025年10月15日時点

積立投資におすすめの仮想通貨取引所3選

bitFlyer

\ ビットコイン(BTC)の取引量が多く取引しやすい /

取引手数料
  • 販売所:無料
  • 取引所:0.01~0.15%(単位:BTC)
入金・出金手数料
  • 入金:住信SBIネット銀行からの入金「無料」、住信SBIネット銀行以外からの入金「330 円」
    • コンビニからの入金:330円
  • 出金:
    【三井住友銀行への出金】3万円未満「220 円」、3万円以上「440 円」
    【三井住友銀行以外への出金】3万円未満「550 円」、3万円以上「770 円」
メリット
  • 1円から仮想通貨(暗号資産)を買える
  • ビットコインの取引量が9年連続国内No.1
  • T-POINTをビットコインに交換できる
  • 高いセキュリティで創業以来ハッキング被害ゼロを誇る
  • クレジットカードでビットコインが貯まる

    ※ 国内暗号資産交換業者における2016 年~2024 年の差金決済および先物取引を含んだ年間出来高。(bitFlyer調べ)
    (日本暗号資産取引業協会が公表する統計情報および国内暗号資産交換業者各社が公表する取引データに基づきbitFlyerにて集計。日本暗号資産取引業協会の統計情報については2018年以降分を参照)
デメリット
  • 指定の金融機関以外は入出金手数料が高い
  • 暴落時に緊急メンテナンスが多く、損切りがしにくい
  • ビットコイン以外はレバレッジ取引に対応していない
取り扱い通貨数38銘柄程
スマホアプリ
最低取引数量0.00000001BTC
提供サービスレバレッジ取引:〇(最大2倍)
ステーキング:×
レンディング:〇
積立:〇(1円~)
運営会社株式会社 bitFlyer

2025年10月15日時点

流動性が高いおすすめの仮想通貨取引所2選

bitFlyer

\ ビットコイン(BTC)の取引量が多く取引しやすい /

取引手数料
  • 販売所:無料
  • 取引所:0.01~0.15%(単位:BTC)
入金・出金手数料
  • 入金:住信SBIネット銀行からの入金「無料」、住信SBIネット銀行以外からの入金「330 円」
    • コンビニからの入金:330円
  • 出金:
    【三井住友銀行への出金】3万円未満「220 円」、3万円以上「440 円」
    【三井住友銀行以外への出金】3万円未満「550 円」、3万円以上「770 円」
メリット
  • 1円から仮想通貨(暗号資産)を買える
  • ビットコインの取引量が9年連続国内No.1
  • T-POINTをビットコインに交換できる
  • 高いセキュリティで創業以来ハッキング被害ゼロを誇る
  • クレジットカードでビットコインが貯まる

    ※ 国内暗号資産交換業者における2016 年~2024 年の差金決済および先物取引を含んだ年間出来高。(bitFlyer調べ)
    (日本暗号資産取引業協会が公表する統計情報および国内暗号資産交換業者各社が公表する取引データに基づきbitFlyerにて集計。日本暗号資産取引業協会の統計情報については2018年以降分を参照)
デメリット
  • 指定の金融機関以外は入出金手数料が高い
  • 暴落時に緊急メンテナンスが多く、損切りがしにくい
  • ビットコイン以外はレバレッジ取引に対応していない
取り扱い通貨数38銘柄程
スマホアプリ
最低取引数量0.00000001BTC
提供サービスレバレッジ取引:〇(最大2倍)
ステーキング:×
レンディング:〇
積立:〇(1円~)
運営会社株式会社 bitFlyer

2025年10月15日時点

少額から投資ができるおすすめの仮想通貨取引所3選

SBI VCトレード

\ 手数料無料で1,000円から出金できる /

取引手数料
  • 販売所:無料
  • 取引所:Maker「−0.01%」、Taker「0.05%」
入金・出金手数料
  • 入金:無料
  • 出金:無料
メリット
  • 1,000円から出金できる
  • 入出金に手数料がかからない
  • 大手企業によるセキュリティ対策で安心して利用できる
  • レバレッジ取引に対応している銘柄が多い(13銘柄以上)
  • 「SBI Web3ウォレット」を使って日本円でNFTを取引できる
デメリット
  • アプリに毎回ログインする必要がある
  • メンテナンスにより取引できない時間帯が多い
取り扱い通貨数36銘柄
スマホアプリ
最低取引数量0.00000001BTC
提供サービスレバレッジ取引:〇(最大2倍)
ステーキング:〇
レンディング:〇
積立:〇(500円~)
運営会社SBI VCトレード株式会社

2025年10月15日時点

仮想通貨投資の注意点

仮想通貨投資は大きな利益が期待できる一方で、以下の注意点があることを理解しておきましょう。

ボラティリティが激しい

ボラティリティとは価格変動の度合いのことです。仮想通貨(暗号資産)は、ほかの金融商品と比較してもボラティリティが高く、価格変動が激しいという特徴があります。

1日で価格が数10%上下することも珍しくなく、大きな利益が期待できる反面、多額の損失を被るリスクも大きいです。

仮想通貨(暗号資産)への投資は、失っても生活に支障がでない「余剰資金」で行いましょう。

詐欺プロジェクトもある

仮想通貨(暗号資産)の中には、「必ず儲かる」「月利10%を保証」などの魅力的な言葉で投資を誘う詐欺プロジェクトも少なからず存在します。

実態のないプロジェクトで資金を集めて開発者が消えてしまう手口や、有名人の名前を無断で使って信用させようとするケースもあります。

詐欺の被害に遭わないためには、投資する前にプロジェクトの内容を確認し、将来性があるか、信頼できる銘柄であるか等をしっかり判断することが大切です。

誤送金すると仮想通貨(暗号資産)を取り戻せない

仮想通貨(暗号資産)を別の口座やウォレット等へ送金する際、送金先のアドレスを1文字でも間違ったまま送金してしまうと、二度と戻ってくることはありません。

銀行送金であれば、誤送金をしたときは「組戻し」をして資産を取り戻すことができる場合がありますが、仮想通貨(暗号資産)にはそのような制度は存在しないのです。

送付先のアドレスは長く複雑な英数字の並びで構成されているため、送金ミスを防ぐためには次のような対策を行う必要があります。

仮想通貨(暗号資産)の誤送金を防ぐ方法

  • 少額を送って着金を確認するテスト送金を行う
  • アドレスは手入力せず、コピー&ペーストを使用する
  • ペースト後にアドレスの最初と最後の数文字を確認する
  • よく使う送金先を取引所のホワイトリストやアドレス帳に登録する など

※ホワイトリストに登録された送金先のみ実行が許可され、不正なプログラムの実行防止に繋がる

送金時はより注意が必要になるでしょう。

取引所のハッキングリスク

仮想通貨取引所は多額の資産を保有しているため、ハッカーの標的になりやすいです。

過去には、以下のように取引所のハッキングによる、大規模な暗号資産の流出事件が発生しています。

仮想通貨取引所の主なハッキング被害

  • マウントゴックス事件(2014年):世界最大級の取引所であったマウントゴックスがハッキングされ、約490億円の被害が発生
  • Coincheckのハッキング被害(2018年):国内取引所のCoincheckがハッキングにより、暗号資産NEMのうち約580億円相当が不正に外部に送金
  • Bybitのハッキング被害(2025年): ドバイを拠点とする大手取引所Bybitから、約15億ドル相当のイーサリアムが盗難された

※被害額は当時のレートで換算

取引所が攻撃を受けると、自身の資産の流出や取引停止などが起こる可能性があります。

各取引所でもハッキング対策を行っていますが、「金融庁に登録された国内取引所を利用する」「二段階認証を設定する」「資産をハードウェアウォレットに保管する」など、自身でも対策を講じることが大切です。

【Q&A】仮想通貨の時価総額等に関するよくある質問

最後に、仮想通貨投資を始める人の多くが抱える疑問に回答します。

どの仮想通貨に投資すべきですか?

どの銘柄に投資をすべきか一概には言えませんが、判断に迷う場合は時価総額が高いビットコインまたはイーサリアムを選ぶとよいでしょう。

取引量が多く、仮想通貨(暗号資産)の中では価格変動リスクも比較的低いため、初心者でも運用しやすいと言えます。

多くの仮想通貨取引所では、1円や500円といった少額からビットコインやイーサリアムに投資が可能です。

また、毎月など決まったタイミングで一定金額の仮想通貨(暗号資産)を購入して積立をするサービスを利用できる取引所もあります。

ビットコイン・イーサリアムが1円から積立できる!

bitFlyer

  • 取引量が多く流動性が高い
  • 安心のセキュリティ対策
販売所取引所
ステーキング×レンディング
レバレッジ取引積立
時価総額が高い銘柄に投資をすれば間違いありませんか?

時価総額が高いからといって、必ずしも利益を得られるわけではありません。以下の点も踏まえて総合的に投資する銘柄を選びましょう。

海外取引所は利用してもよい?

海外の仮想通貨取引所は、あまりおすすめできません。その主な理由は以下のとおりです。

海外の取引所をおすすめできない理由

  • 詐欺やハッキング、取引所の倒産が起きても資産が保護されない可能性が高い
  • 日本円の入出金や取引ができない
  • 日本の取引所よりもハッキングや詐欺のリスクが高い傾向にある
  • 高レバレッジ取引が可能なため、利用する場合より多額の損失が発生する可能性がある
  • 取引ツールやサポートなどが日本語に対応していない場合がある

日本の金融庁の認可を受けていない海外の取引所は、ハッキングの被害にあっても保護やサポートを受けられない可能性があります。

また、運営元の透明性が低く、突然のサービス停止や倒産が起こるケースも。

仮想通貨投資に慣れており、国内ではまだ承認されていない銘柄に投資したい等で海外取引所の利用を希望する場合は、上記のリスクを踏まえたうえで投資すべきか判断しましょう。

まとめ

ビットコインの時価総額は330兆円を超えており、仮想通貨(暗号資産)の中でも圧倒的な規模の大きさを誇ります。

時価総額が高い銘柄には、以下の特徴があります。

時価総額が高い銘柄の特徴
  • 価格が急変しにくい傾向があり、リスクを抑えやすい
  • 爆発的な成長は期待しにくい
  • 流動性が高いため希望の価格で取引しやすい

ただし、時価総額は銘柄選びにおける判断基準の一つにすぎません。国内取引所の取扱い状況や日々の流動性、プロジェクトの用途・目的なども踏まえて、投資先を選びましょう。

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