国内最大級(※1)の家計診断・相談サービス「オカネコ」を運営する株式会社400F(フォーハンドレッド・エフ、本社:東京都中央区、代表取締役社長:中村 仁、以下「当社」)は、2024年1月より開始された新NISAに関して、認知度や利用率の実態を探るべく、全国の『オカネコ』ユーザーの男女574人を対象に「オカネコ 新NISAの利用意向調査2024年10月」を実施しました。
なお、新NISAに関する調査は制度開始の1月から3ヶ月に1度のペースで実施し、継続的に状況を調査しております。
※1:現時点での当社データベース及び他社公開情報の比較調査による
※2024年1月実施調査の詳細はこちら ※2024年4月実施の詳細はこちら ※2024年7月実施の詳細はこちら
アンケートの調査概要 | ||
調査名 | オカネコ 新NISAの利用意向調査 2024年10月 | |
調査方法 | WEBアンケート | |
調査期間 | 2024年10月1日(火)~2024年10月2日(水) | |
回答者 | 全国の『オカネコ』ユーザー574人 | |
回答者の年齢 | 20代以下:4.2% 30代:18.8% 40代:26.3% 50代:31.2% 60代以上:19.5% | |
回答者の世帯年収 | 400万円未満:27.0% 400万円以上600万円未満:19.1% 600万円以上800万円未満:16.4% 800万円以上1,000万円未満:11.5% 1,000万円以上1,200万円未満:7.5% 1,200万円以上:9.8% 分からない:8.7% | |
調査元 | 株式会社400F |
調査サマリー
「オカネコ 新NISA利用意向調査2024年10月」結果サマリー
- 認知率 9割超。一方で、約4人に1人は「内容把握していない」
- 新NISA利用率は約6割に。うち成長投資枠79.6%、つみたて投資枠86.2%
- 新NISA“つみたて投資枠“での毎月の積立金額は平均6万3,785円
- 人気の投資先ランキングは? 地域別1位日本株・全世界株、タイプ別1位成長株、投資信託ETFのタイプ1位インデックスファンド(投資信託)
- 過半数がNISA利用開始で「投資意欲高まった」、「投資意欲下がった」は僅か1%。「投資でより利益を追求したい」64.8%、「投資が面白い」47.0%と、NISAが投資意欲にポジティブ影響
「オカネコ 新NISAの利用意向調査2024年10月」の結果
認知率9割超。一方で、約4人に1人は「内容把握していない」
「2024年1月から新しいNISA制度が導入されたことを知っていますか?」という質問に対して「知っている」と回答した方は91.5%となっており、「知らない(アンケートで初めて知った)」と回答した方が8.5%という結果になりました。
今年の1月実施の調査では「知っている」は86.6%であった為、9カ月で認知率は4.9ポイントアップした結果となりました。

さらに、新しいNISA制度が導入されたことを知っていると回答した方へ「新しく導入されたNISA制度についてご自身の状況に最も当てはまるものはどれですか?」と質問したところ27.1%の人が「内容について把握していない」と回答(1月調査は32.4%)しており、制度開始から9カ月経過し、5.3ポイント減少したものの、相変わらず約4人に1人は新NISA制度が導入されたことは知っていても内容までは把握出来ていないことが分かりました。

新NISA利用率は約6割に。うち成長投資枠79.6%、つみたて投資枠86.2%
「2024年1月から始まった新NISAを利用していますか?」という質問に対して前回調査と比較すると、「利用している」は1月調査37.8%から20.4ポイントアップして58.2%、「利用を検討している」は1月調査20.0%から14.6ポイントダウンして5.4%、「利用していない」は1月調査42.2%から5.8ポイントダウンして36.4%という結果となりました。
更に投資枠についても質問したところ、「成長投資枠を利用している」79.6%、「つみたて投資枠を利用している」86.2%という結果になり、どちらも利用している人が多い結果になりました。

新NISA“つみたて投資枠“での毎月の積立金額は平均6万3,785円
「新NISAを利用している」「つみたて投資枠を利用している」と回答した方へ「新NISAではつみたて投資枠の年間非課税投資枠が40万円(月3.3万円)から120万円(月10万円)になりましたが、毎月の積立金額を教えてください。」と質問したところ「9万円以上~10万円未満」と回答した人が50.3%と最も多く、毎月の積立金額は平均6万3,785円となりました。

人気の投資先ランキングは? 地域別1位日本株・全世界株、タイプ別1位成長株、投資信託ETFのタイプ1位インデックスファンド(投資信託)
新NISAを活用して投資している対象について、地域別、タイプ別、投資信託ETFのタイプ別で質問したところ、地域別1位は同率で「日本株」「全世界株」59.3%、タイプ別1位は「成長株」50.3%、投資信託ETFのタイプ1位は「インデックスファンド(投資信託)」86.8%という結果になりました。

過半数がNISA利用開始で「投資意欲高まった」、「投資意欲変化なし」は僅か1%。「投資でより利益を追求したい」64.8%、「投資が面白い」47.0%とNISAが投資意欲にポジティブ影響
「旧NISAを利用していた」または「新NISAを利用している」と回答した方へ「NISAの利用開始以降、投資意欲の変化について当てはまるものを教えてください。」と質問したところ、「投資意欲が高まった」60.8%、「投資意欲の変化はない」38.1%、「投資意欲が低くなった」1.1%という結果になりました。
さらに、「投資意欲が高まった」と回答した方へ「投資意欲の変化の理由として、当てはまるものを教えてください。」と質問したところ、「投資でより利益を追求したいと思ったから」が最も多く64.8%、次いで「投資が面白いと思ったから」47.0%、「投資について自信が出てきたから」14.2%、「投資が簡単だと思ったから」13.2%という結果になり、NISAが投資意欲にポジティブに影響していることが分かりました。

過去の調査結果
2024年1月実施:【新NISAの利用意向調査】新NISAの利用率は約4割。“つみたて投資枠“での毎月の積立平均金額60,689円と高い傾向に!
2024年4月実施:新NISAの利用率は約5割!つみたて投資枠での毎月の積立平均金額58,628円
2024年7月実施:【新NISAの利用意向調査2024年7月】新NISAの利用率は52.6%つみたて投資枠平均65,411円/月、成長投資枠平均1,161,484円
アンケート結果の利用について
調査結果データの引用、転載に際しては必ず『オカネコ 新NISAの利用意向調査2024年10月』または『家計診断・相談サービス「オカネコ」調べ』と記載してください。
また、Web媒体の場合はプレスリリース、もしくはオカネコマガジン、オカネコいずれかへのリンクをお願いいたします。
出典の記載例
- 出典 : 「オカネコ 新NISAの利用意向調査2024年10月」| 家計診断・相談サービス「オカネコ」調べ
調査結果は、そのままの形で正確に引用してください。結果の改変や歪曲はおやめください。