監修者 | |
![]() | 株式会社400F オンラインアドバイザー 松井 大輔 1級ファイナンシャル・プランニング技能士 / CFP® / 証券外務員一種 この専門家にチャットでお金の相談をする(チャット相談は無料診断後に可能です) |
新社会人の方は、給与受取口座は手数料の安い銀行、貯蓄用口座は金利の高い銀行、生活費用口座はデビット付きキャッシュカードが発行される銀行で開設すると、家計管理がしやすいのでおすすめです。

さらに、貯金と並行してクレジットカードや資産運用でのポイ活も行うと、より効率的に資産形成できるでしょう。
本記事では、新社会人の方におすすめの銀行口座や、上手な銀行口座の使い分け・選び方、貯金以外のお金の管理方法を紹介します。
効率よくお金を貯められる銀行や、お得になる銀行を知りたい新社会人の方は、ぜひ参考にしてください。
注記:当サイトを経由したお申し込みがあった場合、当社は提携する各企業から報酬の支払いを受けることがあります。提携や報酬の支払いの有無が、当サイト内での評価に影響を与えることのないようにしています。
新社会人・新卒におすすめの銀行口座の使い分け・選び方
新社会人・新卒の方は、上手なお金の管理方法を身に付けるために、「給与受取口座」「貯蓄用口座」「生活費用口座」の3つの目的別に銀行口座を使い分けるのがおすすめです。
少なくとも、生活費用口座と貯蓄用口座は必ず分けて管理しましょう。生活費の支払いは生活費用口座でやりくりし、貯蓄用口座のお金には手をつけないようにすれば、うっかり使いすぎてしまう心配がありません。
給与受取口座には、各種手数料が安い銀行を選ぶとコストを抑えられます。また、銀行によっては給与受取口座に指定すると特典がもらえる場合もあるので、うまく活用したいところです。
以下に、新社会人・新卒の方におすすめの銀行口座の使い分け・選び方を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
「給与受取口座」は手数料で選ぶのがおすすめ
給与受取口座はお金を動かす機会が多くなりやすいため、ATM利用手数料や振込手数料が安い銀行口座を選ぶのがおすすめです。
銀行によっては、自行のATMならいつでも無料で取引できるところや、一定回数までATM利用手数料や振込手数料を無料にしているところがあります。
1回あたりの手数料は数百円ですが、塵も積もれば山となるので、できるだけ手数料無料で使える銀行を給与受取口座に指定し、コストを最低限に抑えましょう。
手数料がお得な銀行の一例 | ||||
---|---|---|---|---|
ATM利用手数料 | 振込手数料 | |||
東京スター銀行 | 入出金合計月8回まで実質無料 | 東京スター銀行宛:ネットバンク利用で無料 他行宛:ネットバンク利用で月5回まで実質無料 | ||
UI銀行 | 入金:無料 出金:ランクによって1~20回/月まで無料 | UI銀行・きらぼし銀行宛:無料 他行宛:ランクによって月2~20回まで無料 | ||
住信SBIネット銀行 | 入金・出金:ランクによって最大月20回まで無料 | 住信SBIネット・三井住友信託銀行宛:無料 他行宛:ランクによって最大月20回まで無料 |


「貯蓄用口座」は金利の高さで選ぶのがおすすめ
貯蓄用口座は、できるだけ金利の高い銀行を選ぶと多くの利息を受け取れます。
2025年1月現在、メガバンクの普通預金金利は年0.1%ほどですが、東京スター銀行では所定の条件を1つ満たすだけで普通預金金利が年0.4%の優遇金利が適用されます。
東京スター銀行だけでなく、ネット銀行はメガバンクや地方銀行に比べて高金利な傾向です。口座開設手続きもオンラインでできて来店不要なので、忙しい新社会人の方こそネット銀行での貯蓄用口座開設をおすすめします。
金利が高い銀行の一例 | ||||
---|---|---|---|---|
普通預金金利 | 定期預金金利 | |||
東京スター銀行 | 年0.4%(スターワン円普通預金※1) | 年0.75~0.85%(スターワン円定期預金プラス インターネット限定) | ||
SBI新生銀行 | 年0.11~0.30%(パワーフレックス円普通預金) | 年0.15~1.20%(パワーダイレクト円定期預金) | ||
UI銀行 | 年0.2% | 年0.22~1.1%※2(スーパー定期預金、大口定期預金) |
※1:給与振込設定or年金受取設定をした場合の金利
※2:~2025年03月31日までの新規口座開設者限定で、1年ものの定期預金金利が1.1%になります。本キャンペーン金利は、店頭金利(1月24日時点)に上乗せ金利を加えたもの適用しており、金融情勢の変化等により適用金利が変更になる場合があります。スーパー定期(1,000万円未満) 1.00%(新規口座開設者は1.10% )大口定期(1,000万円以上)1.05%(新規口座開設者は1.10% )

「生活費用口座」はデビット付きキャッシュカードが発行される銀行がおすすめ
生活費用口座は、家賃や水道光熱費の引落し、食料品や日用品の購入費などの生活費を入れておく口座です。
デビット付きキャッシュカードであれば、食費や日用品の支払いが便利で、ポイントも貯まります。支払いのたびに銀行口座から引き落としがかかるため、口座残高以上にお金を使ってしまう心配もありません。
Visaデビット付きキャッシュカードが発行される銀行の一例 | ||
---|---|---|
Visaデビットの利用特典 | ||
Olive(三井住友銀行) | 対象サービスの利用に応じて0.5~20%のポイント還元 | |
PayPay銀行 | 利用500円につき1円分のPayPayポイントが貯まる | |
ソニー銀行(Sony Bank WALLET) | ステージに応じて0.5%~2%キャッシュバックされる |

新社会人・新卒におすすめの銀行口座7選
新社会人・新卒におすすめの銀行口座を紹介します。手数料が安い銀行や高金利な銀行で口座を開設し、賢くお金を管理しましょう。
新社会人・新卒におすすめの銀行口座7選比較表 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
三井住友銀行(Olive) | 東京スター銀行 | SBI新生銀行 | UI銀行 | 住信SBIネット銀行 | PayPay銀行 | ソニー銀行 | |
ATM利用手数料 | 預入:0-330円 引出:0-330円※1 | 預入・引出合計月8回まで実質無料※3 | 預入:0円 引出:0-110円※5 | 預入:0円 引出:0-110円※7 | 預入・引出ともに月2~20回まで無料※6 | 預入・引出ともに月1回まで無料※8 | 預入:0円 引出:月4回まで無料 |
振込手数料(他行宛/ネットバンキング利用の場合) | 月3回まで無料※2 | 月5回まで実質無料※4 | 月1~10回まで無料※6 | 月2~20回まで無料※6 | 月1~20回まで無料※6 | 145円 | 月1~11回まで無料※6 |
デビットカード | 〇(Visa) | × | 〇(J-Debit) | × | 〇(Visa) | 〇(Visa) | 〇(Visa) |
その他の追加カード | 家族カード ETCカード | – | – | – | – | – | 代理人カード(家族カード) |
普通預金金利 | 年0.1% | 年0.1-0.5% | 年0.11-0.3% | 年0.2% | 年0.1-0.11% | 年0.1% | 年0.20% |
詳細ページ | 詳細ページ | 詳細ページ | 詳細ページ | 詳細ページ | 詳細ページ | 詳細ページ | 詳細ページ |
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2025年2月3日時点の金利。手数料は税込み価格です。
※1:Oliveアカウントでは本支店ATM手数料がいつでも無料。選べる特典で選択した場合、コンビニATMの手数料も最大月2回まで無料。
※2:Oliveアカウントかつインターネットバンキング利用の場合。
※3:手数料は取引時に一度引き落としされた後、翌月の第一銀行営業日に同額をキャッシュバックされます。無料回数以上の手数料についてはこちらをご参考ください。
※4:手数料は取引時に一度引き落としされた後、翌月の第一銀行営業日に同額をキャッシュバックされます。また、スターワン口座取引明細書を「郵送しない」に設定し、インターネットバンキングを利用した場合に適用されます。
※5:シルバーステージ以上は何回でも0円、スタンダードステージは月5回まで0円
※6:ランクによって無料回数が異なる(無料回数以上は75円~214円)
※7:ランクによって無料回数が異なる(無料回数以上は110円)。ATM出金手数料の優遇はセブン銀行ATMのみ適用されます。 きらぼし銀行ATMは対象外です。きらぼし銀行ATMご利用の場合は、きらぼし銀行のATM利用手数料無料条件が適用されます。
※8:2回目以降は利用金額3万円以上は無料、3万円未満は165円~
Olive(三井住友銀行)
- 銀行・決済・証券・保険などの金融サービスを1つのアプリで一括管理・利用できる
- 手数料無料などの特典が豊富
Oliveは三井住友銀行が提供する、「キャッシュレスが見える、まとまる、使い分ける」がコンセプトの便利なパッケージサービスです。
Oliveは銀行・決済・証券・保険などの金融サービスを1つのアプリで一括管理・利用できるうえ、以下の特典を受け取れるメリットがあります。


Oliveを給与受取口座にし、毎月自由に選択できる特典で給与・年金受取特典を選べば、Vポイントを年間2,400pt貯められます。
Oliveを生活費の支払いに利用する場合は、毎月自由に選択できる特典でVポイントアッププログラム還元率+1%を選ぶと、ザクザクポイントが貯まるのでおすすめです。
- 普通預金金利:0.1%(税引き前)
- 取引可能なATM:イーネットATM・ローソン銀行ATM・セブン銀行ATM・ゆうちょ銀行ATMほか
- 本支店ATM:無料(入金・出金ともに)
- イーネット・ローソン銀行・セブン銀行ATM:選べる特典で選択をすると1回/月まで無料(無料回数以上は220円~)(入金・出金ともに)※1
- 同行宛:無料
- 他行宛:SMBCダイレクトの利用で3回/月まで無料※2
金利はすべて税引前の年利です。手数料はすべて税込みです。
※1:アカウントランクがプラチナプリファードの方は、コンビニATMでの時間外手数料や利用手数料が、月最大2回まで無料。
※2:Oliveアカウント契約口座を出金口座とする場合。振込時点でOliveアカウント契約があることが条件。
╲ 今(2025/2/3~2025/4/30)ならアプリで新規開設+各種取引で最大34,600円相当プレゼント!※ /
※特典付与には条件があり、口座開設とクレジットカード・デビットカードのお取引、証券のお取引も含みます。
※最大34,600円相当は最上位クレジットカードでのお取引が対象になります。
Oliveについてさらに知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

東京スター銀行
- ATMの入出金手数料が月8回まで実質無料
- Web上からの振り込みなら、他行宛振込手数料も月5回まで実質無料
東京スター銀行には普通預金の金利優遇プログラムがあり、以下の条件のうち1つを満たすと年0.4%、2つを満たすと年0.5%の優遇金利が適用されます。(2025年2月時点)
プログラムの適用条件
- 条件1:給与・年金受取口座指定
- 条件2:資産運用商品を300万円以上保有
- 条件3:NISA口座を保有かつ投資信託を購入
東京スター銀行を給与受取口座にすれば、それだけで普通預金金利が年0.4%になるので、貯蓄用口座として兼用するのもよいでしょう。
また、東京スター銀行は、振込手数料やATM利用手数料の実質無料回数が多く、資金移動のコストがかからないのも大きなメリットです。
東京スター銀行の手数料キャッシュバック
- 他行宛振込手数料:インターネットバンキングからの手続きで月5回分まで翌月キャッシュバック(※1)
- 提携ATMの利用手数料:月8回分まで翌月キャッシュバック(※2)
※1:スターワン口座取引明細書を「郵送しない」に設定する必要があります
※2:キャッシュバックの上限は、手数料が発生した月の預金平均残高の10%までです。
- 普通預金金利:0.40%(税引き前)※給与振込設定or年金受取設定をした場合の金利
- 取引可能なATM:セブン銀行・ゆうちょ銀行ほか
- 入出金合計月8回まで実質無料※1
- 同行宛:無料
- 他行宛:月5回まで実質無料※2
※ネットバンキング利用時
金利はすべて税引前の年利です。手数料はすべて税込みです。
※1:手数料は取引時に一度引き落としされた後、翌月の第一銀行営業日に同額をキャッシュバックされます。無料回数以上の手数料についてはこちらをご参考ください。
※2:手数料は取引時に一度引き落としされた後、翌月の第一銀行営業日に同額をキャッシュバックされます。また、スターワン口座取引明細書を「郵送しない」に設定し、インターネットバンキングを利用した場合に適用されます。
╲ 条件達成で普通預金の金利が0.40%に!手数料もお得で長く使える銀行 /
SBI新生銀行
- 定期預金金利が高いので、普段使いだけでなく貯金用口座としての活用にもおすすめ
- スタンダードステージは入出金手数料が5回まで無料、シルバー以上のステージは回数制限なく無料(※)
SBI新生銀行は定期預金金利が高いため、貯蓄用口座におすすめの銀行です。2025年2月現在の定期預金金利は以下のとおりとなっています。
SBI新生銀行の定期預金金利 | |
スタートアップ円定期預金※1 | 3か月もの:年1.20% 1年もの:年0.85% |
パワーダイレクト円定期預金30※2 | 6か月もの:年0.460% 1年もの:年0.80% 3年もの:年0.35% 5年もの:年1.20% |
※1:口座開設月を含む3か月目末日までの預入が対象
※2:インターネット取引にて30万円以上の預入が必要
例えば、スタートアップ定期預金に500万円預け入れた場合の利息は約9,961円、3年もののパワーダイレクト円定期預金に100万円預け入れた場合の利息は約10,750円です。(税引後の金額)
メガバンクの定期預金は1年もので年0.125%の金利なので、貯金を預けるならメガバンクよりもSBI新生銀行のほうが多く利息を受け取れます。
定期預金で貯蓄したいと考えているなら、ぜひSBI新生銀行の口座を活用しましょう。
- パワーフレックス円普通預金金利:0.11~0.30%(税引き前)
- 取引可能なATM:セブン銀行・イオン銀行・ゆうちょ銀行・イーネットほか
- 入金:無料
- 出金:ランク・銀行によって無料、または5回/月まで無料(無料対象外の場合は110円/回)
- 同行宛:無料
- 他行宛:ランクによって1~10回/月まで無料(無料回数以上は75円~214円)
※ネットバンキング利用時
金利はすべて税引前の年利です。手数料はすべて税込みです。
╲ 新規口座開設から3か月目まで限定で定期預金の金利が1.2%に!最大31,000円キャッシュプレゼント!/
(※)セブン銀行ATM・イーネットATM・ローソン銀行ATM・イオン銀行ATM・PatSat(パッとサッと)・VIEW ALTTE(ビューアルッテ)をご利用の場合のみ。ゆうちょ銀行ATM(ファミリーマートに設置のATMも含む)・全都市銀行ATM・三菱UFJ信託銀行ATM・三井住友信託銀行ATM・商工中金ATMをご利用の場合、1回あたり110円(税込)です。
UI銀行
- 条件なしで高い普通預金金利が適用。定期預金も高金利なので貯金用口座にも最適
- スマホアプリでATMでの入出金が可能
一般的な銀行の普通預金金利が年0.1%なのに対し、UI銀行は普通預金金利が年0.2%と高金利です。(2025年2月時点)
UI銀行以外にも条件付きで高金利を適用する銀行はありますが、UI銀行ではすべての口座開設者に年0.2%の普通預金金利が適用されます。
また、UI銀行は普通預金金利だけでなく定期預金金利も比較的高いため、高金利の銀行を探しているならUI銀行がおすすめです。
UI銀行の定期預金金利(スーパー定期預金)
- 預入期間1か月:年0.22%
- 預入期間3か月:年0.3%
- 預入期間6か月:年0.7%
- 預入期間1年:年1.1%※
- 預入期間2年:年0.45%
- 預入期間3年:年0.35%
- 預入期間5年:年0.4%
2025年2月3日時点の金利(税引前) 参照:金利|UI銀行
※~2025年03月31日までの新規口座開設者限定で、1年ものの定期預金金利が1.1%になります。本キャンペーン金利は、店頭金利(1月24日時点)に上乗せ金利を加えたもの適用しており、金融情勢の変化等により適用金利が変更になる場合があります。
スーパー定期(1,000万円未満) 1.00%(新規口座開設者は1.10% )大口定期(1,000万円以上)1.05%(新規口座開設者は1.10% )
UI銀行はスマホを活用した利便性の高いサービスも魅力です。例えば、スマホATMの設定をすれば、キャッシュカードを持ち歩かなくてもスマホアプリを使ってATMでの入出金ができます。
口座開設や残高照会、振込もスマホアプリで行えるため、わざわざ店舗へ来店する必要がなく、忙しい新社会人の方にぴったりです。
- 普通預金金利:0.2%(税引き前)
- 取引可能なATM:きらぼし銀行・セブン銀行
- 入金:無料
- 出金:ランクによって1~20回/月まで無料(無料回数以上は110円)※
- 同行・きらぼし銀行宛:無料
- 他行宛:ランクによって2~20回/月まで無料(無料回数以上は86円)
金利はすべて税引前の年利です。手数料はすべて税込みです。
※ATM出金手数料の優遇はセブン銀行ATMのみ適用されます。 きらぼし銀行ATMは対象外です。きらぼし銀行ATMご利用の場合は、きらぼし銀行のATM利用手数料無料条件が適用されます。
╲ 普通預金・定期預金のどちらも高金利なのが魅力!スマホで出金も可能! /
住信SBIネット銀行
- 無料で預金専用の目的別口座を10個まで作成できる
- ATM利用手数料と振込手数料がランクによって無料回数特典がつく
住信SBIネット銀行のメリットは、代表口座のほかに預金専用の目的別口座を10個まで作れる点です。目的別口座を利用し、貯金や年払いに回すお金を代表口座と分けて管理すれば、うっかり使ってしまう心配がありません。
また、目的別口座には便利な自動振替機能が付いています。代表口座から目的別口座へ移す金額とタイミングを設定できるため、自動的に積立貯金ができます。資金移動の手間がかからないため、お金の管理が苦手な人にもおすすめです。
住信SBIネット銀行は、ランクに応じたATM利用手数料と振込手数料の無料回数が付くため、給与受取口座として活用するのもよいでしょう。
ランクごとの無料回数 | ||
ATM利用手数料 | 振込手数料(他行宛て) | |
ランク4 | 月20回 | 月20回 |
ランク3 | 月10回 | 月10回 |
ランク2 | 月5回 | 月5回 |
ランク1 | 月2回 | 月1回 |
- 普通預金金利:0.11%(税引き前)※SBIハイブリッド預金の場合
- 取引可能なATM:セブン銀行・イオン銀行・ゆうちょ銀行・イーネットほか
- 入金:ランクによって2~20回/月まで無料(無料回数以上は110円)
- 出金:ランクによって2~20回/月まで無料(無料回数以上は110円)
- 同行・三井住友信託銀行宛:無料
- 他行宛:ランクによって1~20回/月まで無料(無料回数以上は77円)
金利はすべて税引前の年利です。手数料はすべて税込みです。
╲ 預金専用の目的別口座が作れて、貯金の管理が簡単! /
PayPay銀行
- 満15歳以上なら審査不要で口座開設でき、無料でVisaデビット付きキャッシュカードの発行が可能
- 入出金は月1回まで無料、3万円以上の入出金であれば2回目以降も何度でも無料
- 連携すればPayPayへの入出金が無料でできる
- 給与受取口座に設定すると、他行宛の振込手数料が月3回まで無料
PayPay銀行は満15歳以上なら審査不要で口座開設でき、便利なVisaデビット付きキャッシュカードを無料で発行できます。
Visaデビットとは、Visaマークのある店舗やインターネットで、クレジットカードと同じ使い方ができるカードのこと。支払いのたびに銀行口座から引き落としがかかるため、口座残高以上にお金を使ってしまう心配がなく、お金の管理に慣れていない新社会人の方も安心して使えます。
また、PayPay銀行の口座をPayPayに連携すれば、コンビニATMに行かなくても口座残高のチャージが可能です。PayPay以外にも、Google PayやLINE Pay、メルペイなどのキャッシュレス決済と連携ができます。
給与受取口座をPayPay銀行にすれば、振込手数料が月3回まで無料になり、Visaデビット付きキャッシュカードや各種キャッシュレス決済での支払いもしやすくとても便利です。
PayPay銀行の入出金は、全国にある約95,000台の提携コンビニ・銀行ATMから行えます。しかも、毎月1回目の入出金は手数料無料、2回目以降も3万円以上の入出金は何度でも無料です。
キャッシュレス決済の機会が多い方、転勤の可能性がある方は、キャッシュレス決済との相性が良く、提携ATMの数が多いPayPay銀行を使ってみてはいかがでしょうか。
- 普通預金金利:0.1%(税引き前)
- 取引可能なATM:ゆうちょ銀行・セブン銀行・イーネット・ローソン銀行ほか
- 入金・出金ともに月1回まで無料(2回目以降は利用金額3万円以上は無料、3万円未満は165円~)
- 同行宛:無料
- 他行宛:145円
※ネットバンキング利用時
金利はすべて税引前の年利です。手数料はすべて税込みです。
╲ 口座開設の翌月までにVisaデビット3回利用で1,000円分のPayPayポイントがもらえる! /
ソニー銀行(Sony Bank WALLET)
- キャッシュカードとデビットカードが一体になった、Sony Bank WALLETを無料で発行可能
- Sony Bank WALLETでお買い物をすると、ステージに応じて0.5%~2%のキャッシュバックがある
- ATMでの出金は月4回まで無料、他行宛振込手数料は月1回無料
ソニー銀行の口座を開設すると、キャッシュカードとデビットカードが一体になったSony Bank WALLETを年会費・発行手数料無料で発行できます。
Sony Bank WALLETはクレジットカードと同じ感覚で支払いでき、200か国以上の国と地域で決済可能です。また、ATMから現地通貨を引き出せるため、仕事や旅行で海外に行く可能性がある新社会人の方におすすめです。
さらに、Sony Bank WALLETを使った国内での買い物は、優遇プログラムのステージに応じて0.5%~2%のキャッシュバックがあります。Sony Bank WALLETで決済するだけで、普段の買い物でポイントを貯めることが可能です。
デビットカードの利用を考えているなら、ソニー銀行の口座を開設し、Sony Bank WALLETを発行するとよいでしょう。
- 普通預金金利:0.20%(税引き前)
- 取引可能なATM:ゆうちょ銀行・セブン銀行・イオン銀行・イーネットほか
- 入金:無料
- 出金:月4回まで無料(5回目以降は110円/回)
- 同行宛:無料
- 他行宛:ステージに応じて1~11回/月まで無料(無料回数以上は110円)
金利はすべて税引前の年利です。手数料はすべて税込みです。
【新規発行特典】Visaデビット利用で1,000円もらえる!
新規カード発行月から2か月後の末日までに、国内でVisaデビットを5回以上利用すると、利用金額に関わらずもれなく1,000円がもらえます!
╲ デビット付きキャッシュカードで家計管理がかんたん!利用額に応じたキャッシュバックも /

まずは、自分にあった銀行口座を選ぶために、住居費、通信費、食費・日用品費、交際費(サブスク含む)など毎月の支払い先をピックアップし、支払い方法も確認します。
もしキャッシュ決済が多ければ、ATM利用手数料や振込手数料の無料回数が多い銀行を選ぶなど、自身にとって使い勝手の良い銀行口座を選びやすいです。
新社会人がやるべき貯金以外のお金の管理方法
銀行預金の金利が低い現在、貯金だけでは積極的にお金を増やすことはできません。そのため、新社会人の方は貯金以外のお金の管理方法も検討するのがおすすめです。
3~6ヶ月分の生活費が貯まったら資産運用を始める
新社会人の方は貯金だけでなく、将来に向けた資産運用も並行して行いましょう。
おすすめは投資信託の積立投資です。投資には元本割れのリスクがありますが、毎月一定額を積立し長く運用を続けることでリスクが分散され、損失の可能性を減らせます。また、NISA口座を使って運用すれば、運用益が出た際の税金もかかりません。
月3万円を年5%の利回りで20年間運用できれば、元本720万円に対し約518万円の運用益が得られ、約1,238万円を資産形成できます。
※当該数値はあくまでもシミュレーションにより算出されるものであり、実際の投資結果とは異なります。また、情報の正確性・完全性及び将来の運用成果を保証するものではありません。
※税金や手数料等は考慮していません。
※本シミュレーション及びシミュレーション結果を利用することで生じるいかなる損害(直接的、間接的を問わず)についても、当社は一切の責任を負うものではありません。
※本シミュレーションに基づく参考表示による情報提供を目的としているものであり、投資勧誘を目的とするものではありません。
ただし、途中で積立を中止したり、積み立てた資産を取り崩したりせずに済むよう、資産運用は3~6ヶ月分の生活費を貯めてから始めましょう。



新社会人になり、NISAを始めてみたいと望まれる方は多くいらっしゃいます。NISA等で資産運用を考えている場合は、証券口座を連携させられる銀行口座を選ぶことで、資金移動が迅速かつ手間なく行えるのでお勧めです。
いざ銀行口座を開設して利用を始めると、別の銀行に変更したいと思っても手続きが面倒でついそのままになってしまいがちです。将来の資産形成の在り方を考慮して選ぶと良いでしょう。
口座開設と同時にクレカも作成する
新社会人の方は、開設した銀行口座と相性の良いクレジットカードも同時に作成するのがおすすめです。
一般的なクレジットカードの還元率は0.5%程度ですが、なかには条件を満たせば10%程度まで還元率が上がるお得なクレジットカードもあります。生活費をクレジットカードで決済するだけでポイントが貯まるので、家計の節約になります。
資産運用を始める新社会人の方は、投資信託の積立を決済できるクレジットカードにも注目してください。運用しながら賢くポイントを貯めて、豊かな生活を送りましょう。


おすすめの銀行口座の管理方法
一例として、おすすめの銀行口座の管理方法を紹介します。


まず、給与受取口座には「東京スター銀行」のスターワン口座を使います。これにより年0.40%の優遇金利の適用が可能です。金利が高いため、東京スター銀行の口座はそのまま貯蓄用口座として活用しても良いでしょう。
貯蓄用口座は、金利が高い「SBI新生銀行」のパワーダイレクト円定期預金がおすすめです。給与を受け取って貯金分を貯蓄口座に送金したら、生活費にまわす残りのお金を「Olive(三井住友銀行)」の口座に送金しましょう。
生活費の支払いは基本的にOliveフレキシブルペイを使い、Vポイントを貯めます。毎月自由に選択できる特典でVポイントアッププログラム還元率+1%を選ぶと、Vポイントが貯まりやすいです。
資産運用をする場合はSBI証券の口座を開設し、Oliveと連携させましょう。積立投信をOliveフレキシブルペイで決済すればポイントが貯まるうえ、NISA口座の投資信託の評価額に応じてポイント還元率もアップします。





1つの銀行に資産を集中させず、複数の銀行口座に分けて階層別に仕組みを作るというのは、給与受取口座・貯蓄用口座・生活費用口座など川上から川下へ流れていくイメージです。
生活費用の口座のみで家計管理をしているとついつい使いすぎてしまい、本来中期計画で貯めるべきお金が作れない場合があります。
お金を見えない場所に置いておくことが貯金成功の秘訣とも言われています。
給料日に自動で貯蓄口座へ移動してくれる仕組み作りもあわせて持ちたいものです。その延長線上に資産運用目的の証券口座開設ができれば中長期お金計画も完璧ですね。
新社会人が口座開設時に準備するもの・手順
銀行口座の開設には個人番号カード(マイナンバーカード)・運転免許証・パスポートなどの本人確認書類が必要です。Web口座開設ではなく、銀行に来店して口座開設する場合は、ほかに印鑑が必要な場合もあります。
また、一般的な銀行口座の開設手順は以下のとおりです。
銀行口座の開設手順
- 口座開設に必要なものを準備する
- 銀行のホームページまたは店頭で口座開設を申込む
- 必要事項の記入・本人確認書類の提出を行う
- 口座開設完了&キャッシュカードが発行される
口座開設に必要なものや手続きの手順は銀行によって異なるため、詳細は各銀行のホームページなどで確認しましょう。
まとめ
賢く家計管理したい新社会人の方は、目的によって銀行口座を使い分けるのがおすすめです。給与受取口座には手数料が安い銀行を、貯蓄用口座には高金利な銀行を選びましょう。
また、生活費の支払いや投資信託の積立をする際は、積極的にクレジットカードを使ってポイントを貯めるとお得です。
どの銀行口座がいいか迷う新社会人の方は、東京スター銀行とOliveを活用した管理方法を試してみてはいかがでしょうか。

