貯金3000万円以上は約5%!年代別の平均貯金額と3000万円貯めるポイント7選

3000万円貯金するためのポイント

近年話題になった「老後2,000万問題」。これを受けて、老後に不安に感じた人もいるかもしれません。
一般的な老後の平均支出を踏まえると、3000万円以上必要になるケースもあります。

しかし、3000万円という大金、簡単には貯められないもの。
そもそも3000万円貯金している人はどのくらいいるのでしょうか?

そこで今回の記事では、

・3000万円貯金している人の割合
・【年代別】平均貯金額
・貯金3000万円を成功させるポイント7選
・セミリタイアは可能?貯金3000万円でできること


を紹介していきます。

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目次

貯金3000万円ある人はどのくらい?

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実際に3000万円貯金をしている人は、どの程度いるのでしょうか。

金融広報中央委員会が令和元年に行った 『家計と金融行動に関する世論調査』(※)の「金融商品の保有額」(金融資産非保有世帯含む)によると、単身世帯で3000万円以上の資産を保有している人はわずか5.4%でした。

年代別に貯金3000万円以上保有している人の割合を見てみましょう。 

【単身世帯で3000万以上の金融資産を保有している割合】

20代0.3%
30代0.7%
40代4.3%
50代8.6%
60代13.4%


上記の金額は預貯金だけでなく、貯蓄性のある生命保険、債券や株式、投資信託など金融商品を含めたものです。
保有資産の多い順は、預貯金、株式、投資信託、生命保険、個人年金保険

60代になると貯金3,000万円以上の割合は10%以上になりますが、退職金などまとまったお金が入ってくるタイミングでもあります。

とはいえ、退職金があるであろう60代でも3,000万円以上は全体の約13%であり、貯金3,000万以上の人はかなり少ないと言えるでしょう。

※出典:家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査] (知るぽると)

みんなの貯金はどのくらい?年代別の平均貯金額

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そもそも一般的に、どのくらい貯金をしているものなのでしょうか。

年代別の平均貯金額についても、金融広報中央委員会が令和元年に行った 『家計と金融行動に関する世論調査』の「金融商品の保有額」(金融資産非保有世帯含む)から見てみましょう。

【単身世帯の金融資産保有額】

 平均値中央値
20代106万円5万円
30代359万円77万円
40代564万円50万円
50代926万円54万円
60代1,335万円300万円


こちらも生命保険、債券や株式、投資信託など金融商品を含めたもの。

各年代とも平均値と中央値に差があり、貯金している人としていない人でかなり差があることが伺えます。 
つまり、「平均値を上げているしっかり貯金している層」がいるということなのです。

▼年代・世帯別の平均貯金額を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。 

貯金3000万を成功させるポイント7選

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調査結果から3000万円貯金するのは、かなり難易度が高いことがわかりましたね。

そこで、ここからは貯金3000万円を達成するためのポイントを紹介していきます!

①貯金3000万のポイント:先取り貯金をする

貯金をするなら、生活して余った分を貯金するのではなく、先取りで貯金をするのが原則。

人間の意志は弱いので、お金があれば使ってしまいます。残ったお金を貯金しようと思っても、ついつい使ってしまって挫折してしまうのです。

そこで、おすすめは毎月の給与日に天引きされるような「財形貯蓄」「社内預金」を活用すること。勝手に給料から引かれていくので、貯金分はなかったものとして考えることができます。

②貯金3000万のポイント:明確な目標を持ち、貯金し続ける

3000万円を貯めるために大切なのは、明確な目標を持つことです。
「いつまでに貯める」ということが明確になっていないと、モチベーションが保ちにくくなってしまいます。

特に結婚していたり子どもがいる場合には、お金を使う機会が多くなりますが、子どもの教育費や住宅の購入などでつい貯金を崩してしまうと、結局貯金3,000万がどんどん遠のいてしまうのです。

明確な目標を持つとともに、何年後にいくら必要になるのかをシミュレーションし、夫婦で共有しておくことが大切。
「子どもが小学校に入る◯年後までに◯◯円貯める」「不足分は妻がパートに出て稼ぐ」など長期的かつ具体的なマネープランを作りましょう。

最も重要なのは、できるだけ借金をしないようにすること。そして、少しペースを落としてでも構わないので貯金をし続けることです。

③貯金3000万のポイント:支出状況を把握する

無駄な出費を把握するために、支出状況を把握することは大切です。
何にどれくらい使ったかをしっかりと把握し、お金の流れがイメージできるようにしましょう。

貯金ができない人は、自分がどれだけ使っているかを分かっていないことがよくあります。
「マネーフォワード ME」や「Moneytree」など、スマホで簡単に管理できる家計簿アプリはたくさんありますので、自身の管理しやすい方法で、日々の支出を把握しましょう。

④貯金3000万のポイント:固定費を削減して少しでも多く貯金にまわす

支出状況を把握していても、「安かったのでつい買ってしまった…」なんてこともあるかもしれません。心がけだけでは無駄な出費を抑えるのは難しい場合も。

そこで、大切なのが固定費の削減です。毎月必ずかかる固定費を少しでも抑えることで、貯金にまわせるお金を増やすことができます。

主に見直したい固定費は以下の通り。

①住居費
例)少しでも家賃の安いところに住んだり、家賃の値下げ交渉を行う。住宅ローンを見直す

②通信費
例)ドコモやau、ソフトバンクなど大手キャリアを使っている人は、格安スマホに乗り換えたり、スマホとのセット割が使えるインターネット回線を検討する

③水道光熱費
例)供給会社や契約プランを変更して基本料金を下げる

④サブスクリプションサービス
例)ジムやNetflixなどの動画配信サービスなど、利用頻度の低いものは解約する

上記のほかにも、自家用車を売ってカーシェアリングを利用するのも大きな固定費の削減に繋がります。
できそうなものから見直してみましょう!

⑤貯金3000万のポイント:給料が増えても生活レベルを上げない

一度上がった生活レベルを下げるのは難しいもの。
家事代行やネット通販など便利なサービスに慣れてしまったり、外食ばかりで自炊する習慣がなくなってしまうと、また習慣づけするまでの道のりは大変です。

もし給与があがったりボーナスをもらったとしても、家賃や食費などの生活レベルを上げず、増えた分はしっかり貯金に回しましょう。
カツカツに切り詰める必要はありませんが、過度に生活レベルを上げないよう気をつけたいところです。

⑥貯金3000万のポイント:株式投資や積立投資など資産運用をする

ある程度貯金ができたら、資産運用をするのも選択肢の一つです。

今は銀行に貯金しても金利が低いため、預貯金ではお金は増えません。金利が0.001%の場合、100万円を1年間預けたときに受け取れる利息はたった10円(税引き前)。
しかし、利回り5%で運用できれば、約14年後には100万円が2倍に増えていることになります。

元本割れするリスクはあるものの、長期・分散投資を意識し、資産価格の変動を長期的視点でとらえることで、安定的なリターンが期待できる可能性は高まります。
さらに、長期投資ならほったらかしで良いので、日々の相場状況・値動きを監視し、投資のタイミングを計る必要がありません。

「まとまったお金はないけど、毎月少額で始めたい」という方は、「つみたてNISA」「確定拠出年金(企業型DC/iDeCo)」から始めてみましょう。
これらは老後資金を貯めるために国が推奨している非課税制度で、金融商品は金融庁が限定しているので投資初心者も安心して利用できるはず。

「興味はあるけど何からすればいいかわからない」「自分のポートフォリオをチェックしてほしい」など投資の不安や疑問がある人は、お金の健康診断で専門家にチャットで相談してみましょう。

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⑦貯金3000万のポイント:1日でも早く行動する

貯金3000万を達成するためのポイントを紹介しましたが、何よりも大切なことは早く動き出すこと。

例えば、60歳までに3000万円を貯めたい場合、40歳から始めた場合には月額12万5000円の貯金額ですが、50歳からだと月額25万円と金額がかなり上がってしまいます。
貯金も投資も時間が味方になりますから、1日でも早く始めることが大切。

仕事が忙しく後回しにしている人は少なくないでしょう。しかし、早く考え行動することで、将来の選択肢は広がります。
まずは支出状況を見直すだけでもOK!今日からできることを始めてみましょう。

セミリタイアは可能?貯金3000万円でできること

仮に3000万円が自由に使えるとしたら、どんなことができるでしょうか。

3000万円でできることを一つずつ解説していきます。

1億円を作れる可能性がある

3000万円あれば1億円の資産を作ることも視野に入れて良いでしょう。
例えば、3000万円を元金として年利5%複利で運用すれば、25年で1億円まで資産を増やすことができます。

1億円というと急に遠い世界の話のように思えるかもしれませんが、ヘッジファンドや不動産投資など想定利回りの高い投資商品を運用すれば現実的に狙える数字です。
もちろん、1億円も必要なければ目標額を下げることでリスクも下がり、達成率をさらに上げられます。

3000万円すべてを元金とせずに、一部だけを運用するのも良いでしょう。
ただし、資産運用はあくまでも自己責任で元本割れのリスクもあることは忘れないでください。

即金で住宅を購入できる

条件にこだわりすぎなければ、3000万円を元手に即金で住宅を購入することも可能です。
賃貸住まいで毎月の賃料が負担に感じている人は、住宅の購入も選択肢として考えても良いでしょう。

ただし、マンションであれば管理費、持ち家なら維持費などがかかるので、年金や貯蓄から支払える無理のない金額かどうか事前に確認しておくことが大切です。

不労所得を作り出せる

3000万円を元手に、毎月配当があるタイプの資産運用を行って不労所得を作り出すこともできます。

例えば、3000万円分を株式を購入して配当利回りが約2%だった場合、年間60万円(税引き前)の配当金を受けることが可能です。

月額にすると約5万円の不労所得が手に入り、老後の年金だけでは賄えない生活費を補てんできる金額として頼りになります。
ただし、配当金は年1~2回程度の間隔で支払われるため、実際には毎月お金が入ってくるわけではないことを理解しておきましょう。

また、投資商品には価格変動リスクがあるため元本割れのリスクがあります。
加えて、配当金は企業の利益から支払われるもののため、業績が悪かったり赤字の年度は配当金が下がる可能性も
万が一、投資している企業が倒産した場合は配当どころか、投資資金がすべてなくなるというリスクもあります。

できるだけローリスクローリターンの安定した複数の金融商品に投資するなど、リスク分散が大切です。

セミリタイアは可能?

3000万円貯金があれば、セミリタイアを考える人もいるでしょう。
セミリタイアとは、定年前に退職するけれど完全に仕事をしないわけではなく、余暇を楽しみながら余裕があるときに仕事をするライフスタイルのこと。

老後資金として3000万円を確保しつつセミリタイアするなら、貯金を切り崩さずに3000万円を元手に資産運用する必要があります。
仮に3000万円全額を比較的安定しているといわれる米国債(年利約3%)に投資した場合、利益はひと月あたり約7万5000円です。

月に7万5000円の不労所得があれば、セミリタイアも夢ではありませんね。
時間にゆとりのある仕事を選んだり、家賃の低い部屋を選ぶなどすれば、充分生活していけるでしょう。

しかし、配偶者や子どものいる世帯では、この金額だけで生活するのは厳しい数字。子供の教育資金は大学までと考えると、一人当たり約1,000万円が必要となります。

▼子供の学費について詳しく知りたい方はこちら

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